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中国の国立大学が東京校を開校
4月1日 21時01分

中国のことばや文化に通じた人材の育成に結びつけたいと、中国の国立大学が今年度から日本でも授業を行うことになり、1日都内で開校の式典が行われました。
新たに東京校を開いたのは、中国・北京にある文科系の国立大学、「北京語言大学」です。
東京校には中国語と英語、それにビジネスの基本を学ぶコースが設けられ、
日本にいながら中国の大学の卒業資格を得ることが可能だということです。
1日は東京・池袋の校舎前で開校の式典が行われ、程永華駐日大使が「グローバルな人材が育ち、中日両国の友好がさらに深まることを期待しています」とあいさつしました。続いて新入生44人を迎えての入学式が行われました。
新入生の中には、すでに日本に滞在中の外国人留学生もいるということです。北京語言大学は留学生の受け入れに積極的で、北京のキャンパスには1年間に世界140か国からおよそ1万人の留学生が学びに来ています。中国国外でも中国のことばや文化に通じた人材の育成を図りたいと、タイ・バンコクに続き2校目となる海外分校を開いたということです。
入学した男子学生の1人は「大気汚染の問題もあるので、日本にいながら中国の大学に通えるのはメリットだと思う。大学では語学を身につけられるようしっかりと頑張りたい」と話していました。

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