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官房長官訪沖 返還式に出席
3月末に日本側に返還されたアメリカ軍キャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区で、4日、菅官房長官や翁長知事らが出席して記念の式典が開かれました。
宜野湾市にあるキャンプ瑞慶覧西普天間住宅地区のおよそ51ヘクタールは、おととし4月の日米両政府の合意に基づいて、先月末、日本側に返還され、4日午後、現地で記念の式典が開かれました。
式典には、沖縄県の翁長知事や地元の宜野湾市長のほか、沖縄の基地負担軽減担当大臣を兼務する菅官房長官も出席しました。
菅官房長官は、「西普天間住宅地区の返還があらたな沖縄の発展のモデルケースとなるよう、前に進めていく」として、政府として、沖縄の基地負担の軽減や跡地利用に取り組んでいく考えを示した上で、「市街地にある普天間基地の危険性を1日も早く除去し、その固定化は絶対に避けなければならない」と述べました。
一方、翁長知事は、「円滑な跡地利用には、国による徹底した汚染の除去などが不可欠で、政府にも、いっそうの支援をお願いしたい」とあいさつしました。
西普天間住宅地区について、沖縄防衛局は、住宅の撤去作業に加えて、土壌が汚染されていないかなど、調査を行う必要があるとして、実際に跡地を利用できるようになるまでには2年から3年かかるという見通しを示しています。
翁長知事と菅官房長官は、5日、初めて会談し、政府と沖縄県との間で対立が続く普天間基地の移設計画などについて、意見を交わすことにしています。
04月04日 18時57分