いつものおしばいをみてきたの
先週末、我が家はまた演劇集団キャラメルボックスの公演を観に、池袋サンシャイン劇場に行ってきました。
今回の公演は、梶尾真治さんの小説「クロノス・ジョウンターの伝説」を原作とした「クロノス」と「パスファインダー」の2本が同時上演されるという内容のため、昼の部の「クロノス」、夜の部の「パスファインダー」の2本を1日の内に観てきました。
キャラメルボックスの公演ではよくタイムトラベルものが取り上げられ、今回の2本ともそのような内容なのですが、「クロノス」は切ない気持ちになるもの、「パスファインダー」は明るい気持ちになるもので、それぞれ趣が違ったものになっていました。
そして、去年からキャラメルボックスの公演では、カーテンコールの間のスマートフォンによる写真撮影が可能という試みが始まりました。
今回のカーテンコールでは、まず上演内容の1シーンが再現され、その後に役者さんたちの挨拶があるという内容でした。
カーテンコールにて、物語冒頭のダンスシーンの再現。 | その後の、役者さんたちによる挨拶 |
キャラメルボックスはかつて商業演劇としては劇団四季に次ぐ観客動員数を誇る劇団でしたが、2011年の大震災時に日本中がしばらくエンターテイメント自粛モードに入ったため、観客が激減してしまいました。
このままでは演劇のみならずエンターテイメント全体が縮小してしまうという危機を感じ、それ以降様々な新しい試みを行っていて、写真撮影可能というのもそのひとつのようです。
地道なプロモーションを行ってきたおかげか、しばらく前から、以前はあまりいなかった中高生など学生さんたちの姿を観客席に多く見かけるようになりました。
観客数も、徐々に回復しているようです。
サンシャイン劇場のロビーにある今回の劇団マスコットみき丸です。
家を出る時に急いでいたため間借り人たちを連れてくるのを忘れてしまったため、いつも大家(妻)のバッグの中に潜り込んでいるはんぺんくんが、今回のお供です。
昼の部の「クロノス」終了後、午後の部の「パスファインダー」が始まるまでの間に、サンシャイン通りにあるサイゼリヤに寄って小腹を満たしました。
久しぶりにサイゼリヤに寄って感じたことは、一人客から数人までお客さんのグループが様々だったこと、年齢層もバラエティに富んでいたことです。
定番のミラノ風ドリアが299円という値段からも、ファストフードとファミリーレストランが合わさったような感じだと思いました。
その後、再びサンシャイン劇場に戻り、午後の部「パスファインダー」を観たのですが、ここでもカーテンコールの写真撮影が可能になっていました。
カーテンコールにて、一時的なタイムトラベルを可能にする「クロノス・ジョウンター」起動シーンの再現 | その後、役者さんたちによる挨拶 |
「クロノス」と「パスファインダー」、それぞれは違う内容ですが、物語の要となる「クロノス・ジョウンター」を間において多少リンクしている部分もあり、なかなか面白かったです。
こうしてこの日は終わりました。