カジノ法案:稲田政調会長 提出前に公明党と協議の方針

毎日新聞 2015年04月02日 21時53分

 自民党の稲田朋美政調会長は2日、「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)について「提出するときは友党である公明党にお話しする」と述べ、事前に与党間で手続きを踏む考えを強調した。国会内で記者団に語った。カジノ解禁に慎重な公明党に配慮を示した。

 カジノ法案は、超党派の「国際観光産業振興議員連盟」(会長・細田博之自民党幹事長代行)がまとめた。カジノ依存症への懸念が根強くあるため、議連は日本人に入場規制を課すよう法案を修正。公明党は「修正したなら手続きが必要だ」として、与党間で改めて協議するよう求めていた。【高本耕太】

最新写真特集