【高陽聯合ニュース】韓国最大級の自動車展示会、ソウルモーターショーが3日、ソウル近郊の京畿道・一山の韓国国際展示場(KINTEX)で開幕した。
「技術に出会う、芸術を感じる(Experience the Technology,Feel the Artistry)」をテーマに12日まで開催される。
開幕式には産業通商資源部の尹相直(ユン・サンジク)長官や京畿道の南景弼(ナム・ギョンピル)知事のほか、韓国自動車メーカーの社長など約400人が出席した。
またリッパート駐韓米国大使が来賓として出席。開幕式後に尹長官と韓国GMのブースを訪れ、小型車「シボレー・スパーク」の次世代モデルに試乗して注目された。組織委員会によると、リッパート氏がソウルで襲撃を受けた先月5日以降、多くの人が集まる大規模行事に参加するのは初めてという。
組織委員会関係者は「平日のため来場者数はそれほど多くはなかった。ただ、事前販売チケットが2年前に開かれたモーターショーより50%以上増えたことを考えると、週末から来場者が増えると期待している」と説明した。組織委員会は、予想来場者数を2013年より5万人多い65万人程度と予想している。
今回のモーターショーには国内外の完成車メーカーから32のブランドが出展。新車57台を含む約370台が展示される。
第2展示場は「チューニング・自動車生活文化」をテーマにした展示スペースで、エコカーの試乗や安全運転体験、自動車歴史映像などを楽しめる。期間中は自動車デザインに関する国際会議や、自動車の先端技術の動向を知ることができるセミナーも開かれる。
ソウルモーターショーは、韓国自動車産業協会と韓国輸入自動車協会、韓国自動車産業協同組合の共催で1995年から2年に一度開かれている。
開場時間は平日午前10時30分から午後7時30分、週末は午前10時から午後7時まで。 現地での入場券販売価格は一般と大学生は1万ウォン(約1100円)、小・中・高校生は7千ウォン。