取材をめぐる倫理的な問題や不手際があったとして論議を呼んでいた、イ・ヨンドン・プロデューサーが制作したJTBC(総合編成チャンネル)の番組2本が、結局終了することになった。JTBCは2日「論議を呼んだことで暫定的に中止していた『イ・ヨンドン・プロデューサーが行く』と『エブリバディー』の2本の番組を終了することを最終的に決定した」と発表した。
イ・プロデューサーは、健康食品として人気を呼んでいる「ギリシャ・ヨーグルト」を取り上げた先月15日の放送で、韓国国内で販売されているギリシャ・ヨーグルトを批判したが、自らがライバル会社のヨーグルトのイメージキャラクターとして活動していたことが明らかになり、批判を浴びた。また、ギリシャ・ヨーグルトの取材をした際にも、重要な部分をカットするなど、不適切な取材をめぐって論議を呼び、放送中に謝罪する羽目になった。イ・プロデューサーをイメージキャラクターに起用していたロッテフード・パスツールの関係者は「イ・プロデューサーを引き続きイメージキャラクターとするか否かについては検討中だ」と説明した。