御神体・お光等のお浄めについて


明主様御垂示 「御神体等のお浄めの作法」 (昭和26年4月1日)

信者の質問
「御神体とお屏風の観音様のお取り扱いにつきましてお伺い申し上げます。

主人が亡くなり、家族が解らなくなって教会にお返しに来たのでございます」

明主様御垂示
「取扱いと言って・・・先方が返そうと言うんでしょう。

だからそれを、うまくやればいいでしょう。」


信者の質問
「処置につきまして・・・」

明主様御垂示
「しまっておけば良い。」


信者の質問
「永久にでございましょうか」

明主様御垂示
「いやそれは解らない。それはいただいたほうが良い。

それであなたの所にしまっておき、そのうちに急いでお祀りしたいというときに貸してやる。

ただしそれはお浄めしなければ。

お浄めする場合には資格者なら良いです。

自分の所にお祀りしてある光明如来様にお願いして、お浄めの資格をいただき「今お浄めをさせていただくから力をお与え下さい」とお願いしておけば良い。

胸から霊を入れる。それで良いです。

つまり台の上において、祝詞を奏げたほうがいいですね・・・ 天津祝詞を。

拍手して二、三分で良いですね。

そして拍手をして、お辞儀をして、そのとき「しまわせていただきますから」と言って、しまう。上に物をのせないようにね。

その家で一番清い所に置いて、箱があったら箱に入れて、そうすると中にはお祀りしたいがお金が足りないというときは出してやる。

あるいは貸さなければならない場合にね。

未信者に病人があって、将来入信する・・・入信すると言うのでなければならない・・・そういうとき、使っても良い。

返ったら戸棚にしまって、光明如来様にお礼をして・・・それで良い。

お屏風はそれ程大げさにしなくても、もっと簡単で良い。

御神前にお上げして「どうかお浄めをお願いします」と、それだけで良い。」


信者の質問
「たいへん穢れていたり、お汚しした場合は・・・」

明主様御垂示
「それはいけません・・・取り換えなければね。ただ古いのは良いが、破損しているのはいけないですね。」


信者の質問
「その処置はいかにいたしましたらよろしゅうございましょうか」

明主様御垂示
「お断りして焼いても良いでしょう。」


信者の質問
「御額の場合には・・・」

明主様御垂示
「額は御神体と違うから、ただ清い所に良いでしょう。

さもなければ、掛けても良いですよ。

光明如来様に「今度御額をお預りしたから、それを掛けさせていただきます」と言って。」


信者の質問
「明主様の御写真の場合は・・・」

明主様御垂示
「写真は、やっぱり光明如来様の台の上にのせて、「今度自分がお預りすることになったから、よろしくお願いします」と言って、きれいな紙に包んで置いておくんですね。」 (中 略)


信者の質問
「先ほど胸からとおっしゃられましたが、お守様が胸に近いからでございましょうか」


明主様御垂示
「それもありますが、そうお願いしてすれば霊をいただくから、そこを通って行く。

それはそうとうの・・・中教会長以上の人ですが、それ以下の人なら、ただ御神前にお上げして、お願いすると良い。

「どうかお浄めをお願いします」と、そうして暫く・・・二、三分で良いです。」




明主様御垂示 「お光のお浄めの方法」 (昭和29年3月1日)

信者の発言
「最近入信の信者でございますが、職場の診療所で御守様を足の甲の上に落としました。お詫び申し上げます」

明主様御垂示
「診療所でというと、診察のときに着物を脱ぐときですか。」


信者の質問
「さようでございます。更に今一つは、緯の御額が出張所の畳の上に落ちました。お詫び申し上げます。これは何かのお気づけでございましょうか」

明主様御垂示
「それは無論お気づけですが、そういうのは自分で考えてみれば分かります。」


信者の質問
「お浄めはどういたしましたらよろしゅうございましょうか」

明主様御垂示
「神様はお祀りしてあるでしょうから、よくお詫びすればよいです。

それから御守は、その支部長がお詫びしてお浄めすればよいです。

お浄めするというのは、お三方の上にのせて、神様の前にお飾りして、そうしてお詫びするのです。それでよいです。」