妊婦の御腹帯について


明主様御講話 「腹帯の御詠」 (昭和10年5月11日)

「も一つ、よく妊娠すると腹帯を頼まれますが、先刻の上領さんのお話で、歌によって天地を動かす。

歌により天地の神が感動するということを言われましたが、事実間違いないことであります。

私もよく歌を使っております。

この腹帯も白い晒布に歌が書いてあります。

それを締めるとなにごともなく安産するんであります。

一々こしらえるのは非常に面倒ですから、私のほうで布を入れ代わりも入れて、二本にして、長さ七尺五寸三分になっており、麻も入れてるし、おひねりもつけてあげます。

陣痛が起ったらすぐにこれをいただけば、非常に軽くすむんであります。


晒布の歌は、

胎(みご)もれるこれの身魂を安らかに守らせ給へ伊都能売之神

というのであります。

以前は、守らせ給へ塩釜の神と書いたものですが、塩釜さんはお観音様よりずーっと下でありますから、それはいけない。

お観音様というと、水神様とか塩釜様よりずーっと位が上ですから、それだけの御守護があるんであります。

値段は決められませぬが、思し召しでよろしいのであります。

ご親類など帯の御守りとして用意してありますから、いつでもお受けになったらいいと思います。」




明主様御垂示 「お腹帯は洗濯して使いまわしして良い」 (昭和26年10月1日)

信者の質問
「お産のとき使ったお腹帯ですが、長く使った関係上だいぶ汚れておりますので洗濯させていただいてよろしいでしょうか。あとはいかがいたしたらよろしいでしょうか」


明主様御垂示
「洗濯してもよいです。あとはしまっておけば良い。

この次お産があったとき使うと良い。

お三方にのせて、また使わせていただきますから、どうぞお願い申し上げますと言って使えばよい。」