御書体の奇瑞について


明主様御垂示 「御色紙自揺す 霊の喜び」

信者の質問
「三月二十九日より奈良へ出張中、私の教導所にて四月五日午後七時頃、御浄霊室にお掛けしてあります大先生様の更生記念の“寿”の御色紙の雲版が左右に揺れました。

何か霊的なる意味が御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「吉い事である。

救われて喜んだ霊が知らしたのである。

霊によっていろんな形をして知らす。普通はローソクで知らす。

知らしたくて仕様のないもので、霊の感謝は大変なものである。」




明主様御垂示 「明主様御揮毫の色紙が動く」 (昭和24年8月21発行)

信者の質問
「先日私が奈良へ出張中、私の教導所にて、大先生様の六十一歳の寿のお色紙が左右に揺れたと申します。これはどのような意味があるのでしょうか。」

明主様御垂示
「一人の者が見たんですか。」


信者の発言
「いえ、そこにいた者がみんなそれを見ました。」

明主様御垂示
「風もなかったんでしょ。」


信者の発言
「はあ、さようでございます。」

明主様御垂示
「ええ、とにかくね、いいことなんですよ。

決して悪いことではありません。きっと救われた霊が喜んで知らせたんでしょう。

人間も勿論感謝しますけどね、霊の感謝ってたらたいへんなもんですからね。

救われた喜びを知らせたくてしかたがないんですよ。」




明主様御垂示 「御書体の横に虫になった先祖が出現した事例」

信者の質問
「電灯の光の弱い所、深夜御書体の前にて善言讃詞を唱えていると、御書体の横にトカゲのようなものが真黒になって現われ、そのフチが白く光って見えるのは何で御座居ましょうか。お教え下さい。」


明主様御垂示
「何かの虫であろうが、祖先の霊で、虫に落ちたものがあり、救ってもらいたいために来た訳である。

ただ夜の光線とすると、影で黒くなったのかもしれぬ。

いずれにしても救われに来たものである。

縁が光っているのは、大分救われて、霊からいくらか光が出るようになったのである。」




明主様御垂示 「御書体の文字の変色」 (昭和26年8月8日)

信者の質問
「真善美の御額の文字の「真」が最近墨の濃いような所が濡れたような色になり、紫色に変ってきております。

なにか深い意味がございましょうか。

一ヵ月半くらい前から気がつき、だんだん濃くなり、現在は三字ともになりました。

特に「真」の字が濃いようです」


明主様御垂示
「どういうわけですかね。紫は最高の色です。金の裏になります。

もう少しそのままにしておけば、まだ変るかも知れない。」