御神体の御焼却について


明主様御垂示 「御神体の御焼却の作法」 (昭和26年11月8日)

信者の質問
「大光明如来様の信者の質問「大」の字に雨漏りがして・・・」

明主様御垂示
「それはいけないですね。」


信者の質問
「染み抜きを頼みますと、薬品を使いますが、よろしいので・・・」

明主様御垂示
「染み抜きもいけません。

文字に関係しない・・・紙なら、経師屋でも良いが、文字に関係したらもういけないです。

取り替えなければいけない。」


信者の質問
「あとはどのように・・・」

明主様御垂示
「しまっておきなさい。

いや、焼いたほうが良いですね。

よくお詫びしてね。

やっぱり、何か間違った点があるんです。」


信者の質問
「祖母が亡くなった日に、結婚式と大光明如来様の御魂祀りをさせていただき、それを見なければ死なれないと言うので・・・」

明主様御垂示
「それだね。間違っているからね。」

ですから、お詫びして焼けば良い。」 (中略)


信者の質問
「先ほどの大光明如来様は、ただ今支部にお預りしておりますが、お焼きするときはどのようにして」

明主様御垂示
「だから、お詫びして・・・御神体をお焼きしますから、どうぞお許し願います、とお断りして、巻いたままで床の間に置いて・・・。」


信者の質問
「火鉢か何かで・・・」

明主様御垂示
「庭で良いでしょう。」


信者の質問
「そのときに天津祝詞を・・・」

明主様御垂示
「いいや、祝詞は奏げなくても良い。」 (中略)


信者の質問
「先ほどお焼きしました御神体の灰は、どこに捨てましたらよろしいでしょうか」

明主様御垂示
「灰はどこに捨てても良いです。

そのときはすでに霊は抜けてます。物質ですからね。」


信者の質問
「その場合に、御書体のみ取り替えさせていただくのは、いかかでしょうか」

明主様御垂示
「そうですね。それで良いですね。表装がもったいないからね。

けれでも、なるだけなら・・・いさぎ良く・・・表装も大したものじゃないから、・・・焼いたほうが・・・そのほうが気持ちが良いです。

どのくらい経っているんですか。」


信者の質問
「まだあまり年数が経たない信者で、一ヵ月お掛けしないくらいでございます」

明主様御垂示
「それじゃ、特に惜しいから、ぴったり表装をはめないで、御書体のまわりに一つ布をやって、そうして使ったら良い。

そんなら良い。値段はどのくらいですか。」


信者の質問
「四、五千円でございます」

明主様御垂示
「それは、惜しいな。今度持って来てごらんなさい。私が見てあげます。

うまく利用のできるような方法を考えてあげますから。」




明主様御垂示 「御神体の御焼却について」 (昭和27年3月1日)

信者の質問
「前にお伺いいたしました雨漏りした御神体でございますが、信者さんと相談いたしまして、お焼きするということに・・・」

明主様御垂示
「なお結構です。良くお礼を言ってね。」


信者の質問
「支部の御神前でお礼をいたしお焼きしまして・・・」

明主様御垂示
「それで結構ですね。」