御神体の再奉斎について
明主様御垂示 「旧御神体の処置」 (昭和27年3月10日発行)
信者の質問
「光明如来様をいただき、次に大光明如来様を御奉斎させていただきましたが、光明如来様はいかに・・・」
明主様御垂示
「それは、たたんでしまっておいたら良いでしょう。」
明主様御垂示 「旧御神体に対する御礼」 (昭和24年4月23日)
信者の質問
「御軸のお祀り替えをさせていただきますとき、いままでお祀り申し上げた御軸に、お供え物をいたし、お祀りし、御礼を申し上げるべきと存じますがいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「それはそうですね、いままでの御礼をしなければいけませんよ。」
明主様御垂示 「旧御神体の染み抜き」 (昭和26年8月8日)
信者の質問
「大光明如来様をいただきまして、光明如来様をおしまいする場合に染抜きをしておしまいすべきでしょうか」
明主様御垂示
「それは、染抜きをしたが良い。」
明主様御垂示 「御神体の再表装」 (昭和28年6月1日)
信者の質問
「御神体の表装を立派な物にしたいという場合はいたしましてもよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「たいていはよいですが、場所は前の所と同じですか。」
信者の説明
「さようでございます」
明主様御垂示
「前の表装は紙ですか布ですか。」
信者の説明
「紙でございます」
明主様御垂示
「それは布のに取り替えてよいです。その場合によくお断りするのです。
「縁がお粗末で申し訳ないから、もっと上等なのに取り替えたいから」とお断りしてすればよいです。」
信者の質問
「その場合新しく御神体をいただくということはいかがでございましょうか」
明主様御垂示
「構いません。そうして前のは大事にしまっておいて、親戚で拝みたいのがあったときはお貸ししてもよいです。」
明主様御垂示 「大光明如来から光明如来への変更」 (昭和29年2月1日)
信者の質問
「最初から大光明如来様をお祀りいたしておりました信者でございますが、
この度本人より光明如来様をという希望がありましたが、お許しいただけますでしょうか」
明主様御垂示
「よいです。
大光明如来様はしまっておけばよいです。
そうして、いずれ大光明如来様をお掛けする時期が来たらそうすればよいです。」
信者の質問
「他にもそういう者がおりますが」
明主様御垂示
「そうしたらあなたが注意したらよいです。」
明主様御垂示 「他人に貸した御神体の奉斎」 (昭和29年4月1日)
信者の質問
「光明如来様を奉斎いたしておりましたが、大光明如来様を拝受いたしましたので、光明如来様を信者に貸しておりました。
最近大光明如来様の紙の白いほうにお花のシミができたりし表装直しをいたしますについて、
前の光明如来様が帰っておりますので、これを奉斎いたしたいと思いますが、
一旦人に貸したものをそのまま奉斎することはいかがでございましょうか」
明主様御垂示
「それは構わないです。貸したものは返すのが当たり前です。
あげたものはいけませんが、貸したものならよいです。」
明主様御垂示 「他人から譲り受けた御神体は本当ではない」 (昭和29年3月1日)
信者の質問
「現在御奉斎の光明如来様は人から譲り受けたものでございますが、最近精神的に気掛りになりますので、新しくお受けいたしたいと・・・」
明主様御垂示
「本当はそのほうがよいです。
こういうことを知っておかなければならないのです。
以前はよかったが、これからはいけないことがあるのです。
すなわち、神様のほうは厳しくなったのです。
というのは、和光同塵と言って、以前は神様はたいていなことは許されたのです。
それが時期が進むに従ってすべてがはっきりしてくるのです。
そうすると以前は許されたことも、これからは許されなくなるということがずいぶんあるのです。
だからこれからはだんだん、物事を几帳面にはっきりしてゆくということが肝腎なのです。」