御神体奉斎の場所について


明主様御垂示 「御神体は一番良い部屋の床の間に奉斎する」 (昭和24年1月6日)

信者の質問
「光明如来御書体御祭りの家にて雨漏りして汚れました。どうすれば宜敷いでしょうか。」


明主様御垂示
「訳のある事がよくある。

家に相応しないのをお祭りしているとこういう事がよくある。家に相当しなくてはいけない。一番良い部屋の床へ祭らなくてはいけない。

また、家中一致してお祭りせねばいけない。反対があると反っていけない。

また病気の治らぬうちにお祭りすると早く治るなどとして祭ってはいけない。

生命に関わらぬ病気は差支えない。

生命に関わる病気は、御光が強くなるから浄化も強くなる。

衰弱しているのは、それで反って斃れる。

であるから、これなども何か訳があると思うから、査べてみよ。」




明主様御垂示 「御神体奉斎は一番良い場所」 (昭和24年8月29日)

信者の質問
「私の家は上図(省略)のようで現在八畳の床に光明如来様を奉斎して御座います。

離れの六畳は店の二階で御座敷の中二階になっております。

御座敷からわずかに高座敷になっております。

今度大光明如来様を奉斎さして戴きたく存じておりますがいずれの床がよろしいでしょうか。

六畳の方は三尺床で貧弱です。」


明主様御垂示
「一番良い所へ祭ればよい。二階家の下はいけない。それだけである。」




明主様御垂示 「御神体奉斎は客間か居間」 (昭和23年)

「光明如来様は客間か居間にお祭りするのであるが、居間にお祭りするのが本当である。

大黒様は観音様の側へ祀るのが本当である。

本当は甲子の日にお祭りするのであるが、最初は甲子にお祀りするので、後は光明如来様のお祭りの時に一緒にすればよい。」




明主様御垂示 「八畳、四半二室の時の奉斎」 (昭和25年5月2日)

信者の質問
「AH(戸主・男性・三十二歳)と申す信者で御座いますが、

本人は本年一月、妻は昨年十一月入信させて頂きこのたび御神体をお祀りさせて頂きたく存じますが、

古い農家で八畳と四畳半の室が御座いますがどちらも床の間が御座いません。

夫婦は四畳半で生活致しております。

八畳の間には三尺の押入式の仏壇に御屏風観音様をお祀りさせて頂いておりますが

あとは四方が障子と唐紙の押入のみで御座いましてそこに中風の母親が休んでおりますため

置床を造って御神体をお祀りさせて頂きたいと存じますが宜しゅう御座いましょうか。

お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「四畳半はいけない。八畳へ床の間を作る。

そしてその部屋へ寝かすと中風もよくなる。」




明主様御垂示 「御神体奉斎は一番の上座」 (昭和26年2月25日発行)

信者の質問
「光明如来様を奉斎させていただきましたが、家は床の間がなく、二世帯同居のため狭いのですが、

障子の所へ板を張り、仮床を造って祭らせていただこうと思いますが、

どの方角に向けてお祭りしたらよろしいでしょうか。お伺いいたします。」


明主様御垂示
「方角は東西南北いずれでもよろしいが、位置はその部屋の一番上座に当たる所がよろしい。」




明主様御垂示 「床の間の位置」 (昭和26年10月8日)

信者の質問
「床の間の具合は、どういう風にいたしたらよろしいでしょうか」

明主様御垂示
「座敷の形でしかるべくすると良い。」


信者の質問
「南向きでございますが」

明主様御垂示
「南向きは構いません。

ただ、座敷で一番位置が良い所ですね。

一番良いというのは、入口から一番離れたところですね。

それから、後戻りしないことですね。

座敷に入って、突き当たりか、横なら良いです。」


信者の質問
「普通は、床の間は半分違い棚、半分床の間になっておりますが、真ん中でよろしいでしょうか」

明主様御垂示
「そうです。それで良い。

それから、半分にわける場合に、入口に近いほうが違い棚、遠いほうが床の間になる。

奥のほうが床の間ですね。そうすれば良い。

おのずからどこが上座か分かりますね。」


信者の質問
「私の家は反対になっておりますが・・・」

明主様御垂示
「そういうのはたくさんありますよ。」


信者の質問
「廊下に近いところが床の間で、遠いほうが違い棚になっておりますが・・・」

明主様御垂示
「廊下じゃないんです。入口です。

入口と言っているんです。床の間のほうは廊下でも構わない。

入口が出入りするでしょう。廊下と言うのはあまり出入りはしない。

だから、入口から遠いほうですね。」


信者の質問
「家の階下の、入口の上がお祀りしてある所、と言うのは関係ありませんでしょうか」

明主様御垂示
「とにかく、二階は下と関係ないんですからね。

二階だけのことで良いんです。」




明主様御垂示 「後戻りの床の間は悪い」 (昭和26年10月8日)

「後戻りの床の間は、直すと良いんです。横とか突当たりにね。

後戻りはどうしても悪いですね。直せるでしょう。」




明主様御垂示 「逆床について」 (昭和26年11月8日)

信者の質問
「床の間が入口に近いところにあり、奥のほうは板の間になっており、屋根が低くなっております」

明主様御垂示
「まずいな。感心しないですね。直したら良い。」


信者の質問
「天井をぶち抜くので・・・」

明主様御垂示
「片っ方の良い天井にはできないですか。

いけないけれども、直すのはたいへんでしょう。

直せれば直したが良いが、直せなければ、我慢はできます。

新規に建てるならできるがね。我慢すればできます。

そう悪いわけでもないんですからね。

一番悪いのは、子供の部屋を二階に作り、親父のは下に作る。

そうすると、子供は言うことを聞かないですね。

これだけは、どうしても直さなければならない。」




主様御垂示 「床の間の壁について」 (昭和28年12月1日)

信者の質問
「信者で床の間を作りましたが、床の間は手前の壁は塗らないのが法則だそうですが、

その人はそういうのは嫌だから全部塗ってくれと言ったが塗ってくれないそうです」


明主様御垂示
「それはどっちでもよいです。そういうことは問題ではないです。

わざと塗ってありませんが、その人の気持でどっちでも差し支えないです。

それほど重要な問題ではないので、壁土の問題です。

塗ってない所の家でも、火事で焼けるときは焼けるし、災難にも遭います。」




明主様御垂示 「天井の低い場合、床の間だけ屋根を高くして御神体を奉斎してよい」 (昭和29年2月1日)

信者の質問
「昨年一月入信の信者でございますが、御神体御奉斎の希望ですが、

二階が非常に低く、端のほうで三尺ぐらいしかありませんので、

屋根を床の間の幅だけ三尺ぐらい上げて作りますのはいかがでしょうか」


明主様御垂示
「それならよいです。」




明主様御垂示 「床の間下の戸棚の撤去の要否」 (昭和24年5月9日)

信者の質問
「床の間の下方に戸棚が付いているために、大光明如来様の御神体の下方を少し巻いたままになっておりますが、差支え御座居ましょうか。右御質(たず)ね致します。」


明主様御垂示
「戸棚をとればよい。床が上になっている。」




明主様御垂示 「床の間の窓は塞ぐ」

信者の質問
「御軸を御祭り致したく思いますが、床の間の中央に窓がありますがいかが致しましたらよろしゅう御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「窓を塞ぐといい。板張って、壁をぬれ。」




明主様御垂示 「置き床も許される」 (昭和24年1月29日)

信者の質問
「現在の自分の住居は板の間を入れて五畳半で狭いため、また上が低いので御軸も御祭りさせて頂けない状態で御座居ます。

御写真と横額を御祭りさせて戴いております。

二年越しで方々探しておりますが仲々頂けませんで困っております。

何卒適当な住宅を頂けますよう御守護を御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「三尺の置床つくり光明如来様を詰めればかけられる。まだ新しい。」




明主様御垂示 「置き床も許される」 (昭和25年4月3日)

信者の質問
「床の間のない家で御神体を御奉斎いたします場合、置き床でもよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「いいでしょう。それよりか、ほかにしようがないですからね。」




明主様御垂示 「床の間の立派さも相応の理」 (昭和25年1月20日発行)

信者の質問
「まじめな一信者、あまり豊かでないのでだんだんに建て増すつもりで六坪ほどの小さい家を建てましたが、

床の間だけは立派にして、大光明如来様を御奉斎申し上げたいと申しております。よろしゅうございましょうか。」


明主様御垂示
「いいですがね。けど、つり合わないのはいけませんよ。

つり合っててしかもやや立派なほうがいいんです。

小さな床の間に大きい掛軸はいけないんです。

やっばり「相応の理」って言ってね、相応してなけりゃいけないんです。」




明主様御垂示 「御神体奉斎の形式 相応の理」

信者の質問
「初めて光明如来様を御奉斎する時の形式的要点を御教え下さい。」


明主様御垂示
「家が粗末で小さくて祭壇だけ立派なのも本当でない。立派な家でつまらぬ祭壇でも嘘である。身分に丁度よい形式でお祭りする。

すべて相応していなくてはいけない。相応しないと、お下りにならない。

形式とはそれらにおいて丁度よい所にある。」




明主様御垂示 「御神体奉斎のための床の間の工事」 (昭和26年8月8日)

信者の質問
「夫婦入信の信者で、光明如来様を奉斎させていただくのに床の間がないので、床の間のようなものを作って、というつもりで大工を呼んだところ、

その大工さんが変で、この天井の桟(さん)がいけないとか、なにがいけない。

と言うので、主人公が迷って相談を受けましたのでございますが」


明主様御垂示
「やっぱり横縦はありますがね。

突くとか言って、いけないと言いますが、そういう理由がないわけじゃないが、横に板をすれば良い。

そんな大工を信じちゃいけない。

メシヤ教が上だから、大工より神様のほうが上だから。」




明主様御垂示 「御神体奉斎家屋と神木使用」 (昭和24年7月29日)

信者の質問
「本年六月私夫婦は生保内教導所において教修を戴き同時に幽世大御神をお迎え致し、本月初め光明如来様をお祀りさせて戴きました。

教修を戴くまでは私も妻も時々発作的に頭が変になっておりましたが、教修を戴いてより殆ど平常に復させて戴きました。

私の家は約二十年前軒下に落雷し、また昨年は家の中に落雷しその時母は即死し私は倒れたまま暫く意識不明となったまま難をまぬがれました。

七年前家を増築の際、隣部落の氏神(熊野神社)の建築に使用した神木の余材を「ナゲシ」に使ってあります。

この神木はそのままでよろしゅうございましょうか。

またいかに処置すべきでございましょうか。」


明主様御垂示
「普通はいけないが光明如来様をお祭りしてあれば差支えない。ただこれだけする。

即ち熊野神社へ詣って、いつか知らずお断りなしで使ったのは申訳ないと断ればよい。断らぬから眷族が怒る。」




明主様御垂示 「二階の御神前と階段の位置」 (昭和26年12月1日)

信者の質問
「二階の階段を改造し、奥の大光明如来様をお祀りしてある部屋につけるのでございますが、床の間が戻るようになってはいけないので・・・」


明主様御垂示
「戻らないほうが良いんですね。

そういった・・・家の建て具合で、やむを得ないのはしかたがないですが、できる限りそうしないほうが良い。

横なら良いです。横なら良いが、戻るのはまずいです。

戻らない限り、どっちに行っても構わないがね。」




明主様御垂示 「御神床の裏が便所でも差支えない」 (昭和24年4月23日)

信者の質問
「床の間の裏手が便所になっている家がよくありますがいかがでしょうか。」


明主様御垂示
「差し支えないですよ。そんなことを言ってたらお祀りできやしない。

こんな家はたくさんありますからね。

便所の中はいけませんが、(笑声)壁があればいいですよ。(笑声)」




明主様御垂示 「御神床の裏が便所でも差支えない」 (昭和25年2月5日)

信者の質問
「光明如来様や大光明如来様の御霊鎮めの場合、農村には左記のごとく床裏、床脇便所のある床は勿体なく存じますが御許し願えましょうか。お伺い致します。」


明主様御垂示
「差支えない。出来ぬ事は決してお尤めはない。」




明主様御垂示 「御神床の裏が便所でも差支えない」 (昭和28年12月1日)

信者の質問
「床の間の裏側に便所があるのはいかがでございましょうか」


明主様御垂示
「構いません。そういう家が多いのですから、それを気にしていたらたいへんです。」




明主様御垂示 「御神体の方向」 (昭和24年1月28日)

信者の質問
「(一)御軸を御祭りする方向はどちらが一番宜しいでしょうか。またどちらが一番悪いでしょうか。

(二)大先生様の御写真は御軸の真前に御祭りするのが宜しいでしょうか。または横に御祭りすべきでしょうか。右御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「(一)方向は何れでもよい。臨機応変でよい。

(二)横に祭った方がよい。床の上には何にも掛けるべきでない。」




明主様御垂示 「御神体の方向」

信者の質問
「私宅では光明如来様御奉斎の向について・・・」


明主様御垂示
「何向でも差支えない。神様には東西南北などはない。

本来無東西。何処有南北という。」




明主様御垂示 「御神体の方向」 (昭和24年3月4日)

信者の質問
「御神体を(御軸)御祭りさせていただく場合、方位に適、不適がありましょうか。

(例えば未申に御祭りすれば丑寅に面するごとき)御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「こんな事はない。方角は構わぬ。」




明主様御垂示 「階下の御神体奉斎は不可」 (昭和24年6月9日)

信者の質問
「光明如来様を御祀りさせて戴きたいと申しております信徒さんの家が二階造りとなっておりますが、

田舎の農家のことでありますので二階を物置のように使用しております。

階下の床の間に御祀りさせて戴いてよろしゅう御座居ましょうか。

なお床の上は人間の行けないように囲を造らせます。」


明主様御垂示
「いけない。」




明主様御垂示 「階下の御神体奉斎は不可」 (昭和24年5月3日)

信者の質問
「ただいまお寺の一室を借り教導所といたしておりますが、

このたびそこを出ねばなりませんので親類の家の土蔵を借りて御浄霊いたしたいと存じますが、

その土蔵の二階は現在物置きで天井はありません。

階下には床の間がありますが、そこに大光明如来様をお祀りしてもよろしいでしょうか。」

明主様御垂示
「絶対いけませんよ。

人間のいる所より以下になりますからたいへんな御無礼ですよ。

こういう所はお祀りしないほうがいいんです。

だからここに御神体をおかけするんなら、物置きではどうも具合が悪いから・・・」


信者の質問
「農家などではそんな家が多うございますが、階下が張り出している場合はよろしいでしょうか。」

明主様御垂示
「張り出てても、二階のすぐ近くじゃいけません。

そうとう離れてればいいですが・・・」

この人は物置きに床の間を作り、天井をつけて直せばいい。

それだけの金がなければ一生懸命にお願いして、一心にやってれば金がちゃんと入りますよ。」




明主様御垂示 「階下の御神体奉斎は不可」 (昭和24年2月10日)

信者の質問
「昨年八月二十三日光明如来様をお祭りこみさせて頂きました。

私は現在二階建の階下だけ借りて雑貨商を営んでおります。

昨年十二月来私の家の二階を借りている人の長男が九州の炭鉱で即死しました。

その後その人の母(死亡者の母)が病気になり現在重態です。

その病状は腹部に十三も腫れ物が出来ています。

数日前その家に盗難も御座いました。

そして家主も昨年十月頃より肺を患い重症です。

どう言う原因で御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「階下の場合はお祭りしない方がよい。

罪穢があるからでそれが原因である。」




明主様御垂示 「階下の御神体奉斎は不可」 (昭和24年4月20日発行)

信者の質問
「遊廓、料理店その他で営業用に階上を使い、家族が階下に居住する場合、階下で御神体をお祭り申し上ぐることにお許しいただけることでございましょうか。」


明主様御垂示
「お祭りしないほうがよい。かえって御無礼になる。

最上のお部屋にお祭りすべきで、平家でもお祭りしてある床の間の天井裏などを物置などに使用することはいけぬ。

そんな構造の家では、上を取り片付けて、人の踏み入らぬようにし清浄に保たなければならぬ。」




明主様御垂示 「階下の御神体奉斎は不可」 (昭和23年10月8日)

信者の質問
「二階に御軸をお祀りできないとき階下にお祀りしてもよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「階下の床の間と二階の床の間が上下に重なっておればよろしいが、

そうでなく二階を人間が使っているのならかえって失礼になる。

これもさっきの鬼門の便所と同様そんな所へ住むのはその人の霊が低いからです。

御軸でも「光明如来」のほうは御神体だが、以前書いた「光明」というのは光だけで御神体ではないから御挨拶はしなくてもよろしい。」




明主様御垂示 「床の間が両階同位置の場合」 (昭和24年1月6日)

信者の質問
「有難い光明如来様を戴いてありますが、二階屋の下に住んでいるので御祭り(御霊鎮)出来ずにいます。

床の間は上も下も同じ位置にあります。

こうした一軒の家に住んでいる場合等いかにすべきで御座いましょうか。

上の人には度々事情を話したのですが駄目で御座います。

人の話によれば下に神仏を祭る時は、天上に「天」とか「雲」と書いた紙を貼ると良いと言いますがどうで御座いますか。」


明主様御垂示
「上が床の間ならいい。人間に踏まれる事はいけない。

いくらかはいいが、神様が人間以下になると神の光は出ぬ。

人間以下になると、人間の写真や画など掛けると、光が薄れる。最高の所へおく。

下へ祭るといけない。止むを得ぬ時は、時節を待つ。

必ず二階に人がおれなくなって、二階に行くようになる。」




明主様御垂示 「一階のみの借家での御神体奉斎」 (昭和24年10月8日)

信者の質問
「二階家の一階を借りている者は、已むを得なければ一階にお軸をお祭りして差支え御座いませんか。右御教示の程を御願い致します。」


明主様御垂示
「一、二階とも信者が奉斎する時は、下の方は押入などの下の方へ普通の御書体の軸をかけるのがよい。

光明如来様は御神体であり、光明の書は文字通り光を発揮するのみである。

踏まない床の下ならいい。

人間の踏む所だったら絶対いけない。

こういう人も霊界の低い所へいる故、徳積んで待てば必ず祭れる所へ移れるようなる。」




明主様御垂示 「蚕室下の御神体奉斎は不可」 (昭和24年7月26日)

信者の質問
「東濃地方(岐阜県)の農家は大抵二階が蚕室になっているため、光明如来様は階下にお祭りしてあります。

このような場合いかにさして戴いたら宜敷いでしょうか。御教示を御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「光明如来様が虫より下になるから人間より未だいけない。

御神体でない書ならよい。「光明」だけならよい。無理せぬ方がよい。」




明主様御垂示 「御神体の上で寝てはいけない」 (昭和24年4月8日発行)

信者の質問
「御神体(光明如来)の上で寝ては良くないと聞きました。ただし真上ではありません。」


明主様御垂示
「これは無論いけない。真上でなくも近くはいけない。

むしろ光明如来様をお祭りしないほうがよい。

ただし、御神体でない書体ならば差し支えない。

例えば「光明」の二字ならよろしい。

また、階上でなくても離れならばお祭りしてもよい。」




明主様御垂示 「二階の改装中であっても階下に御神体を奉斎してはならない」 (昭和27年7月1日)

信者の質問
「御神前の二階の張り変えをいたしますのに、御神体は下にお掛してはいけませんでしょうか」

明主様御垂示
「いけないです。巻いて置けば良い。」


信者の質問
「朝晩の御参拝はいかがいたしましたらよろしいでしょうか」

明主様御垂示
「二階に掛ける所はないですか。そうしたら休んでいたら良いです。」




明主様御垂示 「屋根裏への御神体奉斎は不可」 (昭和24年4月23日発行)

信者の質問
「屋根裏利用の部屋の場合、その屋根裏は天井が低く、床の間を作ることができませんが、いかがいたすべきでしょうか。」


明主様御垂示
「この屋根裏になにもない場合は、その下の床の間に御神体をお祀りしても差し支えありませんが、たいてい物置きくらいには使いますからね。

物置きに使っている場合には下の床の間にはお祀りしないほうがいいんです。

無論、屋根裏にはお祀りできないですよ。

そこは物置きですからね。

すべて床の間でも物を置いてはいけない。

ただ花いけ、香炉などは飾りだからいいですがね、物を置くと物置きになるからいけない。

だからまあ、下に御神体でない文字をかけるんですね、そしてね、その人の信仰しだいでちゃんと屋根裏のない家に住むことができるようになります。」




明主様御垂示 「二階が物置になっている場合」 (昭和28年5月1日)

信者の質問
「地方の農家では、二階はございますが、農機具、藁、ムシロなどを置いております所が多いので、

御神体様をいただくのに苦しんでおりますので、

床の間だけを二階のないほうの外に廂(ひさし)のような物を出しますのでございますが、

その場合でもすぐに二階は見えるわけでございます。

こういうことはお許しいただけますでしょうか」


明主様御垂示
「その場合に、廂をどのくらい出すか、その寸法によっては、ごく良くもないがしかたがないです。

少なくとも三尺くらい出して床の間にするのならよいです。

その間の三尺は畳を一畳敷くとかして、その先に床の間を作るのならよいです。」




明主様御垂示 「二階を使用しない場合には階下に御神体を奉斎してもよい」 (昭和24年5月10日発行)

信者の質問
「田舎の家では構造上大部分御座敷の天井裏などを物入れなどに使用いたしておりますが、

その部分さえ使用しなければ、御神体をお祭りいたしてもよろしゅうございましょうか。」


明主様御垂示
「無論上を使用せずなにも納れなければよい。

なお床の間は置物、香爐、花器以外は置かないように。

他の物を置くと、床の間が物置となり、御神体の御光りが薄くなる。

総じて神様は、人間の御扱い方、想念によって御力が異なってくる。」




明主様御垂示 「二階を使用しない場合には階下に御神体を奉斎してもよい」 (昭和28年6月1日)

信者の質問
「先月御垂示いただきました二階のある農家での御神体の御奉斎につきまして、二階を絶対に使わない場合はいかがでございましょうか」


明主様御垂示
「それなら構いません。何にもなければよいです。

物を置けば神様が物以下ということになり、

また人間がそこにはいっていると、人間が神様を踏むことになるから、それがいけないのです。

そういった点がなければ差し支えありません。

それなら屋根と同じことになりますからよいです。」




明主様御垂示 「二階を使用しない場合には階下に御神体を奉斎してもよい」 (昭和24年3月16日)

信者の質問
「私の分会は北海道特有の建物で光明如来を御祭りするため都合の悪い事が多いのですが、左記の場合いかにしたらよいでしょうか。御教示願います。

(イ)仏壇がなくて光明如来を祭る床の間に位牌や御厨子等が置いる時。新たに仏壇を作る場所もない家があります。

(ロ)屋根裏利用の二階があるため、階下の床の間は不適当と思われますが、階上は天井が低くて御掛軸がかからず、また床の間を作る余地がないような時。」


明主様御垂示
「(イ)こういうのは光明如来様の横へ祀る。向って右へ台をしてその上へ仏壇を載せる。

すべて神様の事は、余儀ない場合はそれで許される。無理などは神様は思われぬ。

(ロ)屋根裏に何もなければよい。物置を使うとすると下はいけない。お祭りせぬ方がよい。二階屋根裏は天井が低いからお祭り出来ぬ。

床の間でも物を置いてはいけない。そうすると物置になる。花活けなどは装飾品であるからよろしい。

こういう所に祀ると御光が鈍る。

御神体でない文字をかける外はない。

その人の信仰次第で屋根裏でない所へ住めるようになる。」




明主様御垂示 「上階が物置になっている場合」

信者の質問
「私の家は農家で中二階(物置)に藁や薪が入れてあります。

しかし光明如来様をお祭りしてある床の間の上には乗せてありませんがよろしいでしょうか。御伺い致します。」


明主様御垂示
「一時はいいが考える要がある。あまり近くてはいけない。離れていればよい。」




明主様御垂示 「二階が物置になっている場合」 (昭和24年4月22日)

信者の質問
「九州の農家では二階物置または天井裏に藁、薪その他道具等を置いていますが、

その下の座敷に御神体をお祀りしては御無礼になりましょうか。

御無礼になるとすれば、どうしたらよいでしょうか。」


明主様御垂示
「二、三間以上離れている所ならいい。

物置の下になるから反ってお祭りせぬ方がよい。

こういう所へ掛けるための御神体ではない。御書体がある。

但し普通の床より光がズーッと薄くなる。」




明主様御垂示 「二階物置の家庭 月一回の御神体奉斎」 (昭和24年10月26日)

信者の質問
「私は大光明如来をお祭りさせて頂いておりましたが、

二階が物置となっていますため一時御巻きさせて頂いていますが、

月に一度の月並祭の際に当日は絶対に二階に上らないように気をつけて御祭に掛けさせて頂く事は御許し願えますでしょうか。」


明主様御垂示
「これからお祭りの時だけお許し願って下へ祭らして戴きたいと申し上げ、床の間へ物を置くのはいけない。物置きになる。

花活けとか置物、楽器類等は構わぬ。」




明主様御垂示 「堤防より低い家屋での御神体奉斎は問題ない」 (昭和25年2月25日)

信者の質問
「私の関係しています信徒の方で光明如来様を奉斎したいのですが、家が川端にて道となっている堤防より低いため不敬になりはしないかと心配しています。

奉斎してもよろしいでしょうか。御伺い致します。」


明主様御垂示
「差支えない。

家の中ではないから極よくはないがこの位の事は差支えない。

御奉斎してよい。」




明主様御垂示 「二階の土蔵を改造して御神体を奉斎してよい」 (昭和25年2月18日)

信者の質問
「信者の家でございますが、床の間がなく押入にお仏壇をお祀りしております。

雪国のために、二階を土蔵のように使用致しておりますが、光明如来様御奉斎させて頂きたいと存じますが、いかように致しましたら宜しゅうございましょうか。」


明主様御垂示
「いけない。二階を座敷にして床を作るならいい。」




明主様御垂示 「見晴しのよい二階の蚕室を改造して御神体を奉斎してよい」 (昭和26年10月8日)

信者の質問
「田舎の家で、二階に御神体をお祀りさせていただくために、蚕室(さんしつ)になっておりますが、

見晴らしが良いので、そこを改造いたしたいと思いますが、いかかでございましょうか」


明主様御垂示
「結構です。」




明主様御垂示 「離座敷に御神体を奉斎してもよい場合」 (昭和24年6月3日)

信者の質問
「光明如来様をお祀りする場合、同じように二階があってはいけないとお聞きしましたが、

田舎では客間やお座敷は二階がありませんが裏の方では必ず二階を作り、人が住んだり物置にしています。

大きな家でも棟は一つになっており殆ど光明如来様をお祀り出来ません。

全部おはずし致しまして御書体にすべきでしょうか。(例省略)」


明主様御垂示
「こういう場合下へお祭りしては絶対いけない。

その座敷を離れた隣座敷ならよい。極よくはない。」




明主様御垂示 「柔道場に御神体を奉斎してもよい」 (昭和29年4月1日)

信者の質問
「信者の柔道の道場で、普通鹿島、香取の軸でございますが、光明如来様の御神体を奉斎いたしましてよろしいでしょうか」


明主様御垂示
「良いです。柔道といっても、昔は武術に使ったが、あれは大いに体を練るためにやるのだから、平和的の意味です。

おまけに柔道は、私もやったことがあるが、人を殺(あや)めるというのではなくて、防御です。

暴力に対する一つの防御だから、当然のことです。

ところが、柔道は身を守る護身術ということになってますが、それを喧嘩の道具にするというのですから間違ってます。

喧嘩の道具も、先からやってくれば、自分を擁護しなければならないから、それはしかたがないので、大いに擁護してよいですが、

それが反対になって、あいつはシャクに障るからやっつけてやれということになると、それは防御の範囲を越えるからいけないのです。

そういうことは柔道の先生はよく言いますが、それを若い連中はなかなか守れないです。」




明主様御垂示 「社務所兼住居に御神体を奉斎してもよい」 (昭和24年11月8日)

信者の質問
「二十二才の人妻、五月十八日女子出産以来浄化中で先生方の浄霊を頂き、私もしておりましたが一進一退で昨今は遂に就寝したきりとなりました。

病状は咳が甚しく白泡状の痰を吐き、胃が圧迫されて苦しみ熱があり食欲は一回一杯位です。

本人の姉は無信仰者で目下結核にて入院中で、父は脳溢血で他界しております。

霊的因縁があるでしょうか。また御浄霊法を御教え願います。

なお私は田舎の神職にて社務所兼住居に大光明如来様を御祭りしておりますが、氏神様は御喜びと思いますがどうで御座いましょうか、御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「危い。請合わぬ方がよい。

見当違いをやっているのではないか。

急所を発見し、そこだけやればズンズン快くなる。背中に塊がある。

氏神は勿論お喜びで、寧ろ氏神がお迎えしているのかもしれない。

光明如来様は、神様にもなられる。」




明主様御垂示 「お寺の境内内の自宅を明主様信仰の教会にしてもよいとされた事例」 (昭和25年2月28日)

信者の質問
「私の家は寺でございますが、自宅を教会にしてもよろしいでしょうか。

なお、寺の宗旨は曹洞宗で御本尊は十一面観音で、明主様の御開眼をいただいております。」


明主様御垂示
「差し支えありませんがね、・・・結構ですけどね、

しかしいつかは違う所へ行くようになるかもしれませんよ。それだけ承知してておやんなさい。」




参考 明主様御垂示 「寺の本堂に御書体をかけてよい」 (昭和24年4月23日)

信者の質問
「寺院の本堂に御額をかけさせていただいてよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「ああ、これは結構ですね。」




明主様御垂示 「アパートでの御神体奉斎は不可」

信者の質問
「アパートにおきまして、下の方にお祭りさせて頂く場合、御神体はどういたしたら宜しいでしょうか。」


明主様御垂示
「お祭りしない方がよい。人間が踏むから光が出ない。

お守をかけるだけで時節を待つ。

いずれ独立してお祭り出来る家が見つかる事になる。」




明主様御垂示 「他宗教の神のお祀りしてある部屋での御神体奉斎は不可」 (昭和25年5月11日)

信者の質問
「私は神戸に居住致します信者で御座います。

私と妻はお導き頂きまして毎日感謝の生活をさせて戴いておりますが、母と兄はどうしてもわかってくれません。

母は以前金光教信者でただ今は「人の道」の熱心な信者で御座いますが、あの手この手と何とかして私達を引き込もうと致します。

現在一軒の家に住みながら種々の事情が御座いまして部屋を分けて住い、別世帯になっております。

御写真、御神体もお祀りさせて頂いておりますが、私達の部屋には床の間が無くお祀りする事が出来ませず、兄、母の部屋には床の間が御座います。

現在そちらにお祀りさせて頂き、少しでも母、兄が浄まりお話がわかってくれればと考えておりますが、益々反対で困っております。

他家にお祀り致しているような感じが致しますが、このままお祀りさせて戴きましても差支え御座いませんでしょうか。御教えをお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「外の神様の祭ってある部屋はいけない。争いは決していけない。

自分の部屋へ祭ればいい。

時期を待てば神様がうまくやってくれる。」