御神体奉斎と罪について
明主様御垂示 「御神体奉斎と不倫の罪」 (昭和27年3月16日)
信者の質問
「SH子(十六歳・女子)小学校に入学の時身体検査で心臓弁膜症と言われ、
運動を避けるように言われ、体操などは休んでおりましたが、通学には差し支えございませんでした。
一年の時先天性心臓弁膜症にて治療方法も薬もぜんぜんないから、安静を保つようにと言われ、その通りにいたしましたが変化はございませんでした。
昭和二十三年お道を知り、私(母)とH子が入信させていただきました。
翌月にわかに高熱が出、頭痛、腹痛があり、御浄霊させていただき、熱は下がり痛みも楽になり、平らな道は歩けるようになりましたが、
少しの坂道でも息切れが激しく、歩行困難となり、顔、唇は紫色に変わります。
最近特に激しく、平らな道でも右様になります。
本年二月十一日にわかに全身が浮腫み、息切れ激しく、胸部より下腹部にかけて膨満はなはだしく、心臓背部に卵大の固結がございます。
食欲はあまりなく、一日に茶碗二杯くらいでございます。
小便は一日に四、五回ございますが、量は少ないようでございます。
両頬、唇は紫色になり、手足は常に冷えております。
私は後妻でございますが、先妻は心臓病で苦しみ、大正十三年三十三歳にて、産後二十二日目に死亡しております。
子供は四人ございましたが、最初の子は生後三日目に、二番目は二十日目に他界し、三人目が現在御浄化をいただいております、H子でございます。
四人目は生後三カ月目に急性肺炎で死亡いたしております。
主人は反対はいたしませんが、入信する気持ちはなく、女道楽にて妾があるようでございます。
H子の妊娠中医師より、先の子供が二人とも生後間もなく死亡しておりますので、サルバルサンを射つように言われ、六本射っております。
この御浄化は霊的でございましょうか。
御浄霊の急所につき御教示のほどお願い申し上げます。
なお、光明如来様を御奉斎申し上ぐべくお願いいたしております。」
明主様御垂示
「これは、信仰雑話に書いてあるでしょう。
不純な男女の罪は、子供の命に来るということは、信仰雑話にあるでしょう。その通りです。
だから、婦人に対する不純関係ですね。
その罪は子供に来るんだから、やっぱり、どうしても死にますよ、御主人が改心しなければね。
そこで、現在のH子というのも、やはりそれが関係してますから、浄霊しても治りが悪いんですよ。
これは、光明如来様をお祀りして良くお願いするんです。
そういった、いろんなややこしい罪穢をお許しを願って、そうして一家が天国になるように・・・そういうことをお願いする。
そうして、H子という人の病気は、大体背中の固まりですね。
これを溶かす。誰が浄霊しているんですか。」
信者の発言
「本人の母がいたしております」
明主様御垂示
「そうしたら、力を入れないようにね。力を入れちゃ駄目ですよ。
力をうんと抜けば、固まりが溶けますよ。
これが溶ければ・・・これが因だから・・・大丈夫です。」
明主様御垂示 「流産の原因」 (昭和24年7月30日発行)
信者の質問
「最近入信したある婦人(三五)、妊娠するたび流産いたし、いままでに五人流産しました。
なにか祖霊の戒告でしょうか、また安産させていただくにはいかにしたらよいでしょうか。」
明主様御垂示
「信仰に入れば安産する。
この人に霊的の罪あり子供が許されない。
子供は神様からいただくのである。
妊娠したら浄霊してもらい光明如来様をお祀りして、人助けするように心掛ければ安産するようになる。
また肉体的に言えば腹部に固結あり、腎臓にも毒結あって、妊娠すると子宮が膨張する場合、両方の毒結に挟まれて子宮が横へ拡がらぬため、胎児は下降し流産するのである。」
明主様御垂示 「子育たぬ家屋」
信者の質問
「私の今住んでおります家は前住者も子供が育たず二人なくなっております。
私が住むようになってからも五人もの子供が生れては直に死んでおります。どうしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「信仰に入ればいいのであるが、非常に罪や因縁のあった場合簡単にはゆかぬ。
そういう家に入る事も霊的にその人が悪いし、そういう悪因縁の・・・。
光明如来様をお祭りし、一人でも多くの人を助ける。
するとその家が良くなるか、その家を離れる事となる。
自分自身の霊的状態をよくするのが根本である。」
明主様御垂示 「自殺した娘が線香で蛇の頭を焼く夢」
罪や祟りある家庭、盗癖の娘、殺した蛇の転生
信者の質問
「家庭の不幸が多いため、勝手に今までの神様のお札を河に流しました。
その夜夢で蛇があらわれ私の手にまきつき、その時死んだ娘が線香を持って来て蛇の頭を真赤に焼きましたが、蛇の尾に白いものが見えました。
娘が鉄道自殺した時、手に包帯をしてあげた時の事を思い出し、娘が蛇になって来たのでしょうかと思います。
娘は一人子で、養子を迎えて子供が二人出来ましたが、物質に恵まれていながら手癖が悪く、近所の人に時々迷惑をかけ、
夫にいやがられ、夫は他に女をつくり、家庭は複雑していたため赤ン坊を連れて自殺したものです。
お教え下さい。娘は四年前お光を受けました。」
明主様御垂示
「家にひどい罪穢や祟りなどがある。
お光を頂くだけでは本当に救われる訳にはゆかぬ。
光明如来様をお祭りしなくてはいけない。お光だけでは個人だけになる。
蛇は娘さんかもしれない。」
明主様御垂示 「一家断絶的運命 (全家族変質・病弱)」 (昭和25年5月21日)
信者の質問
「本年一月入信致しました三十九歳の婦人、神経痛にて毎日御浄霊を頂いております。
昭和二十二年八月(産後十ケ月目)より右足太股(もも)の裏に親指でおした位の所がキリキリと錐でもみ込むような痛みが続き、腰も痛むようになり、
特に夜半一時頃より激痛が伴い、呼吸するのも響き、今にも呼吸が止るのではないかと思う事が度々御座いました。
医者や薬と色々手当を受けましたが効果なく、寝たり起きたりして二年半過しました。
昨年十二月より御浄霊を頂いておりますが、少しは以前よりは楽にさせて頂いております。
また、時々喉がつまり、シャックリと咳と同時に出るような咳が出ますと痛みが止ります。
最近は午前一時頃より五時頃迄が悪く、朝起床後一時間位は特に悪く、暫く坐っておりますと自然と楽になります。
主人(三男、四十九歳)は頭が悪く、算数など小学校三、四年生程度しか出来ません。
主人の兄弟も頭が悪く、長兄(五十三歳)は妻帯も出来ずブラブラ致しており、次男(五十一歳)も兄と同じで妻帯致しておりません。
人の来る事と、また、人と対談する事を嫌います。
長女(五十七歳)も少女の頃より病弱で御座います。
母(八十歳)も最近中風のようでよぼよぼしております。
この三人の兄弟は仲が悪く、母を三人で取合っておりまして、母子四人一緒に食事をした事は御座いません。
父は中風にて十二年前に死亡致しております。
なお、本人宅には一月御屏風観音様をお祀りさせて頂いております。
本人の御浄化は薬毒に由るもので御座いましょうか。また、霊的に何か関係が御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的関係がある。種々な罪がウンとある。
一日も早く御奉斎して一生懸命徳を積んでメグリを打切らなくては一家断絶してしまう。」