御神体奉斎と墓地、処刑場、社寺跡地について
明主様御垂示 「墓地や神社の跡地に家を建てて良いか」 (昭和23年9月8日)
信者の質問
「家の敷地、庭の一部が昔墓地であった所はいかに祀ったらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「古いのならかまわないが、新しい墓地だと迷っているのもある。
しかし光明如来様をお祀りすればよい。昔は墓地の跡はよく盛り場にしたものです。」
信者の質問
「横浜で戦災で焼けた氏神の跡を盛り場にしたところ火事がよく起きます。」
明主様御垂示
「神社の場合はいけません。」
明主様御垂示 「御神体奉斎と墓場の死霊」 (昭和24年1月18日)
信者の質問
「神社の前や、墓の後ろの家は悪いと申しますがいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「墓には死霊がいるから墓地の近くだとそれがやって来ることはあります。
餓鬼道に堕ちてる霊が飯をもらいに来たりする。
しかし光明如来様を祀ればいいですよ。
光を浴びて霊たちが向上するからかえって喜ぶし、功徳にもなります。
神社の宮の前は汚いものを扱う商売はいけません。
例えば魚屋のように魚のはらわたがあるのはいけない。
神様が出入りする所だからきれいにせねば・・・」
信者の質問
「宮の真ん前の家の者で精神病になったのがございますが・・・」
明主様御垂示
「真ん前ですか。それはいけない。そういう精神病は治りにくいですよ。
なぜかというと、宮の真ん前に家があっては神様の通る道を遮(さえぎ)ることになるからです。
だからそんな場合は家を半分に割って神様のお通りになれるように道を開いたほうがよい。
人間は曲がっても出入りするが神様はそうはゆかないのです。」
明主様御垂示 「墓場の怨霊と蛇の怨みによる脳膜炎」 (昭和27年8月25日発行)
信者の質問
「HN(六歳・女子)昨年十月結核性脳膜炎と医師より診断を受けて、
三十九度内外の熱および激しい頭痛と便秘、嘔吐にて入院、脊髄より水を採りました結果、
激しい悪寒が伴い、そのときより半身不随となり、ますます頭痛激しく、嘔吐、食欲なく、
本年六月ごろよりひっきりなしに痙攣、ウワゴト、脈の不整などますます悪化いたし、
六月十三日医師より見離され、その間ペニシリン、ストマイ、ヒドラジドなど、五十本および栄養注射など、そうとう注入いたしております。
それより六月十三日より医療いっさい止め、御浄霊をいただくうち、御守護によりたいへん良くしていただき、
私(母HH六月十五日)は入信さしていただいてより、ますます御守護にてよくしていただいておりますうち、
再浄化にて最近全身の痙攣、頭痛が激しく、左黒眼が中心より左へよらず右眼が絶えず左右に動いており、殊に瞳孔が散大したり小さくなったりいたし、
なお肩および背筋の関節が痛み、特に左足のみでした痙攣が右足にも表われ、
苦しむときは全身の痙攣となり、耳が痛み食欲は子供の茶碗に一日一杯半くらいでございます。
昼は夜より楽でございまして、夜間十二時過ぎになりますと(毎夜)苦しみながらも、
とりとめもなき歌を歌い、汗をかき、それが堪えられなくなると、ウーといって痙攣を起します。
それは明け方か朝に起ります。
熱は現在ございませんが、衰弱が激しゅうございます。
御浄霊は、前額部、延髄頸部、後頭部、腎臓などさしていただいております。
なお私(HH三十八歳)の生まれます前に家を建てなおしたその節、屋敷より墓石のようなものが出まして、
もしや墓石ではなかろうかと存じ、屋敷外に置いて、毎年お盆にはお詣りいたしますが、
ちょうど家ができあがった二階で祖父が縊死いたし、
なお父はいまより四年前に中国で死亡、私の従妹が小学生のとき二人一度に水死いたし、四人とも仏教で祀っております。
また主人の兄が車のタイヤのパンクのため、爆風で即死、なお青大将および種々の蛇を何匹も殺しておりますが、娘憲子の浄化は霊的でございましょうか。
なお良くしていただけましょうか。浄霊の急所につき御教示賜りたくお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは墓所であった所へ家を建てたため、その霊の怨みと、蛇を殺したその怨みと、また誤れる医療のためなどが重なり合っているので、請け合うことはできないが、
右の建てた家に一日も早く光明如来様をお祀りし、できるだけ神様の御用をし、人助けをすればあるいは助かるかもしれない。
しかしこういう家は祖先からの罪穢の多いのが原因であるから、右のようにすれば罪穢が減るからそれよりほかに確実な方法はないのである。」
明主様御垂示 「墓地跡の家 居住女性の出血」
信者の質問
「本年四十六歳の女が下から出血が激しいのです。
その患者の御浄霊をさせて戴きましたのです。
毎日のように出た出血がお蔭様で月に一回位になりましたのですが、何分全快が手間取っております。
その家人の申されますのに、屋敷が墓地の跡地であったと申されます。
死霊のために全快が手間取るので御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは死霊(地獄の霊)が憑いている。
血の池地獄か何かの霊である。(光明如来様が長いと言われたというが・・・)
墓地の跡はいけない。
供養されぬ霊が沢山いるから祟ってくる。
光明如来様をお祭りし、信仰を一生懸命にすれば救われる。
あまり長くかかるようなら合同で祀ってやる。
その人の家の仏様か小さい仏を買って一緒に祀ってやる。無縁の霊とする。
これは面倒であるから菜食にしてみよ。出血は菜食に限る。それでまず止る。」
明主様御垂示 「死体遺棄の塚跡」
居住者交互に眼病
信者の質問
「私の屋敷は昔死体を捨てた所で、塚があったそうです。
私の家では交互に眼病に悩んでおります。昔の事に関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「死体を棄てたとか、墓があったなどという地所はいけない。
そこに残った霊が家を建てられると苦しむ。
家を除けられたいとか、またはもっと祀られたいという訳である。
しかし光明如来様をお祭りすると非常に喜ぶ。
故に、お祭りすれば反っていい。
霊は光を一番喜ぶ。光を得て早く救われる。
眼病なども、そのどれかの霊がやる訳である。」
明主様御垂示 「首切り場の祝詞による供養」
三年間、毎日祝詞をあげるべき
信者の質問
「私の家は昔武士の屋敷跡で、以前は首切場だったとの事ですが、
右の事情を知らず買取り、家を建てた所、昭和十六年十一月二十八日の大旋風にて家は倒壊なし、長女はその時、家の下敷となって死亡致しました。
今度は私が突然病気となり、先生の御救いを求め、光明如来様を御祭りしておりますが、
このままそのところに住んでいても宜しいものでしょうか。御教え下さい。」
明主様御垂示
「変死の霊がいるから、普通はいけないが、
変死霊は普通三十年位そこにいるが、執着が強いのはもっと長い。
光明如来様をお祭りすれば、その霊は救われてゆくから、
すると救われた御恩返しをする事になるから、差支えない。
首切の個所だけ石牌か塔婆でよい、印をして、約三年位、一日に一ぺんずつ祝詞を奏げてやるとよい。」
明主様御垂示 「拷問所跡の家」 (昭和24年12月15日)
家族の続死
信者の質問
「私の家庭は疫病にかかる事おびただしく、数名の家族が死亡しております。
次男は疫痢で、三男は結核で、次女は喉頭結核、三男の妻は急死、六男は疫痢で、
長男は浜松上空で戦死、長男の妻も日頃弱く、実家へ帰りましたが、子供が二人あり、
その一人は、私の実母が水死して後生まれたのが三ツ口になって生れ、誠に不思議な出来事に恐れをなしております。
家庭はこうして日頃地獄の思いを続けながらの日暮しで、最後は残る私共も生残る心持ちがなく困っておりましたが、
最近観音様の御救いを頂き、早速ながら大先生様(註 明主様のこと)に御願い申し上げたく、今日御参拝に参りました。
屋敷は元死に絶えた家であります。
裏の畑は拷問所であります。御教え下さい。」
明主様御垂示
「余程悪因縁がある。
光明如来様を御奉斎する事が根本である。
あるいいは拷問所の死霊が苦しいために助けを乞うためかもしれない。
その家に罪が沢山あるから、そういう家に越す事になる。
この信仰以外には救われぬ。」
明主様御垂示 「寺の跡地には精神病がよく出る」
信者の質問
「廃寺の隣に狐霊のつきました精神病者があり、毎日その寺へ行き踊り狂っております。狐霊と廃寺はいかなる関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「その寺の墓へ祀られた霊で、畜生道へ堕ちて狐になったような意味である。
古寺の跡には相当いろんな霊が残っている。
であるから、寺の跡には変な病人などが出る。(よく精神病が出る)
墓地跡などには興業物のような賑やかな場所を造るのがいいとしている。
要するに、光明如来様をお祭りすればよい。
霊は救われる。光を求めて霊が集ってくる。
かつて八戸へ行った時、馬が寄ってくる夢をみた事がある。
翌日馬を沢山みた。死んだ馬が光に寄って来た。」