御神体奉斎と憑霊現象について 2 (動物霊の憑依)


明主様御垂示 「龍神の祟りにより家族が次々死亡した事例」 (昭和27年9月25日発行)

信者の質問
「信者AS(37才・男性)の家についてお伺い申し上げます。

右の家には近親者に変死した者が数人おります。

長男Eは昨年三月水溜めへ落ちて死亡(当時三才)、長女(本年七才)は長男Eが死んで一週間ほど後三日間昏睡状態となり、浄霊しても変わらず、

Eの死んだ場所へ行って善言讃詞を奉唱していただきましたら良くなりました。

また二十年前本家では信者ASの妹S子が大きな他の中に落ちて死亡(当時十三才)、

姉Tは三十七年前やけどして間もなく死亡(当時六才)、

引き続いて翌日、次の弟Y(当時三才)が腹痛を訴えて前方に転んですぐ(死亡)、そのほかにまだ二人死亡しております(病死)。

信者ASの二女K子(昨年十二月三十日出生)は、生後二、三日くらいから吐き気があり、黄疸の状態となり、

夜昼の別なく泣き通し、毎日御浄霊を続けておりましたが、

一進一退で発育も悪く、ついに、本年六月六日死亡いたしました。

死亡の直前に医師に診療してもらいましたところ「先天性輸胆管閉塞症」とのことでした。

これら近親者の死亡、殊に変死者が多いように思われることには、いかなる霊的関係があるのでしょうか。

今後も不幸が続発するかと思うと非常に心細く、どうすれば良いかと迷っている様子です。

御屏風観音様は昨年御奉斎させていただきましたが、光明如来様は御奉斎させていただくつもりで貯金しておられます。

なにとぞ右御垂示をお願いいたしますとともに、御守護のほどお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは龍神の祟りであるから、一日も早く光明如来様をお祀りして、そうして熱心に信仰を励めばだんだんよくなって不安は消えてしまうものである。」




明主様御垂示 「御神体奉斎と龍神の憑依による病気」 (昭和26年12月8日)

信者の質問
「NN(二十八才)昭和二十二年四月左乳、背に細かい水泡ができ、痛みましたが

医者にかからず、油薬と粉末を少し用い、五月中旬ごろ跡形を残し膿が少し出て治り、

それと前後して水を欲するようになり、

六月の終わりには一日五、六升くらい飲んでおりました。

最初ビタミンBの不足とて一カ月注射を続けましたが、少しも良くならないため、

他の医師にかかり入院し、尿崩症(にょうほうしょう)という病気で、

脳下垂体後葉ホルモン不足に因る症状とのことでしたが、

原因不明で治療法なしとのことで、牛の脳下垂体のホルモンを注射、

また山羊のホルモン注射をいたしますと0.5CCで約七時間は平常となりますが、

注射なしでおりますと一日7,8升、多い時は一斗近く飲みます。


水を2時間以上飲まずにおりますと苦しく、口中は乾き、胸が焼け、頭痛がし、堪えられなくなります。

夏は特に冷たい水を欲し、冬でも水の方がおいしく感じます。

ひどい時は夜中でも1時間ごとに水を飲み、激しい時は一度に3合ほど飲みますと、

左の胸の辺りが冷たくなります。

排尿の方も1時間半くらいに多量いたします。

それより3年灸、指圧、鍼をいたしましたが、良くなりません。

昨年夏に左肺浸潤と言われ、マイシン3本、パスを少し服みましたが、嘔吐のために止めました。

本年七月お道のお話をお聞きし、8月に御守り様をいただき毎日御浄霊をいただいておりますが、あまり変化はございません。

光明如来様、御屏風観音様は、まだ御奉斎いたしておりません。

なお、亡父(陸軍少佐で、急性腹膜炎にて三日の病で死亡)の石碑を二十五回忌に建て、3カ月ほどしてよりこの状態になりました。

この関係がございましょうか。どのようにいたしましたらよろしゅうございましょうか。」


明主様の御垂示
「これは、大霊的ですよ。

これは龍神が憑っているんですよ。

そうとう大きなやつが憑っているんです。

これかも・・・亡父の石碑・・・亡父の霊かもしれませんね。

なにか、非常に執着を持っている。

それで蛇になっちゃったんですね。

それで・・・大きい蛇なんです。

それで水を欲しがる。

蛇というのは、非常に焼けるんです・・・体が熱くなるんですね。

ですから、飲まなければいられない。

そこで、蛇というのは執着の罪ですからね。

執着のそれを取っていくんですからね。

やっぱり前頭部を良く浄霊して、それから御神書をできるだけ聞かしてやる。

肺浸潤というのは、薬毒で作ったものですよ。

お医者にこしらえてもらった。こんなことは問題ではないですがね。

そうしてやるんですね。

そうして龍神が救われるに従って治っていくわけですね。

これは治りますよ。

一番肝腎なのは、光明如来様をお祀りしなければ駄目だね。

お祀りしてその部屋に寝るようにする。

そうすると、ずっと早く治ります。」




明主様御垂示 「御神体奉斎と龍神の憑依によるひきつけ」 (昭和26年12月1日)

信者の質問
「八才の女子、生後八カ月目に引きつけを起し、その後三カ月に一回ずつ引きつけを起し、四才からは春、秋と二回くらい起しております。

引きつけは、五日間くらい連続で、そのたびごとに口から泡のようなものをいくぶん出すようです。

三才までは水薬、散薬を服用(約二カ年)四才になり注射四、五本打ちました。

その後なにもしておりません。

昨年近所の方の奨めにより霊友会に入りましたが「三代前にこの子供と同じような子供が生まれ、その子を池の中に入れて殺したことがある。そのためである」と言われました。

しかし、この三代前のことは私どもにはぜんぜん分かりません。

引きつけを起さない時は、一日中非常に水を欲します。

また手に触れるものは、食物でもどんなものでも臭いを嗅ぐ癖を持っております。

また引きつけの発作を起す前には、食事はいくらでも食べます。

気性は荒く言葉は簡単な単語しか言えません。

こちらからの問いに対して返事はできませんが、自分からの要求はいたします。

十月にお道の事を聞き、横浜出張所に御浄霊をいただきに通い始めました。

初めは御浄霊を非常に厭がりましたが、最近ではおとなしくいただくようになりました。

十月末日、御屏風観音様を御奉斎させていただきました。夫はまだ入信いたしておりません。

この子の引きつけは霊的関係がございましょうか。

また、御浄霊の箇所につき御教示のほどお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「霊的ですね。三代前に・・・池の中に・・・これは違うな。

池の中に入れて殺したとすれば、大いに水を飲まなければならない。

すると、これが生まれ変わってきたり憑依して、かえって水を欲しがらないわけですね。

やっぱり龍神ですね。

龍神は一番水を飲みたがるんですからね。

だからふつうの人でも、水を飲みたがる人がありますが、あれはみんな龍神の生まれ変わりか、憑依です。

そういう人の顔は角張っていたり、目が引っ込んでいたり、龍神的な顔をしてますからね。

つまり、祖先の一員で、龍神に堕ちている。それが憑っているんです。

これは、救ってやれば人間に生まれ変わってきますからね。

これはぜひ救わなければならない。

浄霊は、龍神はここに憑ってます・・・前頭部の中を中心にして、首のまわりに固まりがありますから、それをやる。

しかし、そうとう長くかかります・・・こういうのはね。

数年はかかるとみなければならない。

しかし、結局は治るんだから、一生治らないよりは結構です。

やはり、光明如来様をお祀りして、その部屋に寝かせておいた方が早いです。」




明主様御垂示 「御神体奉斎と龍神の怨み」 (昭和27年3月7日)

信者の質問
「KK(昨年十一月入信・六十三歳・男性)昨年春ごろより食欲がなく、右肋骨下に拳大の固まりがあり、

癌ではないが、レントゲンで見ないと良く分からないと言われましたが、そのままで過ごしました。

一月十一日支部の月並祭より全身がだるくなり、床に就きました。

御浄霊をいただいておりますうちに、右肋骨下の固まりが上下左右に移動するようになり、鈍痛があり、血便が出始め、

そのための貧血か立つことができず、床の中で用便をいたしておりました。

血便は十五日ほどで止まり、食欲も少し出てまいり、床の中で起きることもできるようになりました。

その後、起きる時に全背面に激痛があり、しばらく静かにしておりますと、楽になります。

なお、右肋骨が波打つようで、苦しみましたが、四日ほどでなくなり、起きる時の苦痛もほとんどなく、食欲もございます。

三月二日朝突然悪寒があり、全身震動し、意識も一時なくなりました。

御浄霊一時間で元になりましたが、その後食欲がほとんどなくなり、茶碗に七分くらいでございます。

衰弱もだいぶひどくございます。

御浄霊は右肋骨下の固まりを中心に、背面の鈍痛のある肩甲骨の下部と鳩尾などを主にさせていただいております。

舌の中ほどに小指の先ほどが黒くなっておりますが、別に痛みません。

家庭的には、三回結婚し、初めは都合で生き別れいたし、先妻はまだ生きております。

その間にできた子供は半年ほどで死亡しており、祀っておりませんが、お話を聞き先日よりお祀りいたしております。

二度目の妻は胃癌で死亡し、子供はありません。

なお、現在の妻にも子供はございません。

屋敷内に古井戸がありましたが、埋まって庭になっております。

御屏風観音様はお祀りさせていただいておりますが、御神体はまだでございます。

御浄化の原因ならびに御浄霊の箇所につき御教示のほどお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは、霊的が絡んでますからね。

光明如来様をお祀りしなければ駄目です。

固まりというのは龍神ですよ。

だから、光明如来様をお祀りして、やっぱりできるだけ祝詞、御讃歌を奏げて、ふだん御神書をできるだけ読むようにする。

そうして龍神に改心させて離脱させるようにする。そうすれば治りますよ。

そう難しいものじゃない。

つまり龍神が・・・こういうのは怨みと・・・大体最初は怨みですが、

そのうちにだんだん執着が取れて、今度は救ってもらいたいということになりますからね。

今言ったようにしてやると、それで離脱しますからね。

光明如来様に、龍神が早く人間に生まれ変わってくるようにお願いする。それだけで治りますがね。」




明主様御垂示 「蛇の上に女神がのる夢」 (昭和25年3月21日)

掛軸の龍と眼病

信者の質問
「MT(男性・三十四歳)と申す信者で御座いますが、二十一歳の頃より次第に眼が見えなくなりまして、現在は殆ど失明に近い程で御座います。

医師は手当の方法がないと申しております。

当人の眼は瞳孔が普通より小さくなるのと、見え難くなるのと平行してゆくと申します。

一見底翳のようにも思われます。

この宅には龍の掛軸が御座いますが、その前に一升入り程の器に水が供えてありまして、一ケ月に一升近い水を飲みほしております。

器に水がなくなりますと夢に龍が現われ、水を要求すると申します。

また夢は必ず本人が見ると申します。

先日、夢で直径一尺とも思われる蛇の上に女神が乗り、その神様を信仰しておりますと、蛇は家より出て雲に乗りどこかへ行きました。

蛇の去った後に新しい家が出来たような夢を見たと申します。

この兄妹の眼と掛軸の龍と何か関係が御座いましょうか。」


明主様御垂示
「光明如来様をお祭りしなくては駄目である。

無論目と関係がある。夢はそのお知らせである。」




明主様御垂示 「親蛇が子蛇の救いを求めた事例」 (昭和27年3月1日)

信者の発言
「御神前のお花が一輪だけ枯れますことがございました。

昨年夏十五の娘と父が胃腸を悪くし、治ると同時に生米を食べるようになり、各所に痛みがあり、逃げまわります」

明主様御垂示
「龍神だな。」


信者の発言
「その娘が五つのとき、二階に上がろうとするとき小さい蛇を見てキャッと言いましたので、他の人が殺して前の池に捨てたことがございます。

取りあえず庭にお祀りし、お詫びしましたが、身体の痛みが取れると同時に手を振り、暴れ出し、御浄霊にまいりましたが、突拍子もなく狸だと言いました。

祀ることになっていた狸を放っておき、近所の人が祠を壊して川に流しております。

それも済ましましたが、今度は、大光明如来様の前に連れて行って欲しいと言い、たいへんな苦しみで、隙を見て時々御守様を引きちぎろうといたします」

明主様御垂示
「狐が苦しがってね。」


信者の発言
「狐のような格好になりました。

私がこちらにこちらにまいっております間に亡くなりましが、何の霊かはっきり解らないままに・・・」

明主様御垂示
「それは、こうなんです。

前は龍神が憑いていたんです。

祀ると空きになっていたでしょう。

それで狸が入った。それが空きになったでしょう。

それで狐が憑いた。そういうわけです。」


信者の発言
「それからは、父も母も生米を食べ、子供五人も好きになっております」

明主様御垂示
「仲間がやって来た。蛇の親戚家族一党がやって来たんだな。

この蛇はみんな子供だな。

子供で迷っている。」


信者の発言
「小さい蛇で・・・」

明主様御垂示
「しかし、蛇というのは、大きい小さいは分からないです。

大きいのが小さくなるんです。

信仰はいつ入ったんですか。」


信者の発言
「四年ほど前で、その家は教会として御奉仕させていただいております」

明主様御垂示
「祀られている親が、自分の子供を全部救いたいんです。

そういう場合は人間に憑るのが早いですからね。

それはそのままにして、祝詞を聞かしたり、御神書を聞かしたり・・・そうすると、だんだん良くなります。

光明如来様はお祀りしてあるでしょう。

光明如来様に、蛇が・・・龍神が早く人間に生まれ変わるように御守護願いたいとお願いして、

今言ったように、できるだけ言霊(ことたま)で・・・祝詞や御神書でね。

やっぱり、蛇に落ちているということはメグリがあるんだから、メグリがなくなってくるから、

今度は嫌でも人間に生まれ変わってくるというように、だんだん変るわけです。」


信者の質問
「祠は月一回でよろしいでしょうか」

明主様御垂示
「月一回で良いです。

そうして、いろんな蛇というのは、祖先に関係があるんだから、やはり祖先を救う意味になるからね。」


信者の発言
「霊動はございません」

明主様御垂示
「そうでしょう。つまり、別に先に悪意はないんだからね。救われたいんだからね。」




明主様御垂示 「御神体奉斎と蛇の祟り」 (昭和27年8月25日発行)

信者の質問
「私の母(六十歳、未入信)でございますが、

三年ほど前、氷の上で転び後頭部を打ちましてから、

体の具合が悪く思うように働けなくなりましたので、

医者へ連れて行こうと思いましたところ、

急に具合が良くなり、以後しだいによくなってまいりましたが、

それより約一年経ちましてから、耳が痛み始め、半年ほど軽痛を覚えておりましたが、

その後急に痛みが益(ま)し、三日間に一晩くらい、夜十一時ごろより四時間ほど激痛が来るようになりましたが、

そのころ私が入信させていただき御浄霊を続けましたところ、

昨年十一月ごろよりは毎晩五時から明け方まで、約二時間ずつ一時間おきに痛みが来るように変わり、

最近では昼間もときどき痛んでまいります。

御守護によりまして、月に二、三回は耳より少量の膿が出るようにしていただきましたが、

常に頭になにか被ったような気分でございます。
 

弟は昨年入信いたし、私とともに御浄霊を続けておりますが、

母はまだ入信の心境には至っておりません。

嫁に出た姉(信者)が、痛みが長く続いておりますことを不思議に思い、原因をお知らせいただきたいとお念じいたしておりましたところ、

本年五月八日、母が畑にて昼寝をしておりましたときに、

小さな三尾の頭のない蛇がふわふわ眼前に浮いている夢をみてびっくりいたし眼を醒ましましたが、
しばらくの間は幻のごとく眼前に見えたそうでございます。
 

母は以前天井から落ちてきた小さな蛇の頭を踏みつぶして殺したことがあり、

庭にいた大きな青大将の頭をつぶして殺したこともございます。

また父(先年縊死いたしました)と弟が山の沼へまいりましたときに青大将を殺したこともあり、

その他たびたび蛇を殺しておりますが詳しくは覚えておりません。
 
右は蛇に関係がございましょうか、もし関係がございましたら、どのようにいたしましたらよろしゅうございましょうか、御教えのほどお願い申し上げます。

なお御屏風観音様をお迎えすべく準備中でございますが、御神体はまだ御奉斎いたしておりません。」


明主様の御垂示
「これは蛇の祟りと薬毒である。

早く治すには光明如来様をお祭りし、本人が入信することである。

入信して光明如来様に、迷っている蛇の霊を、早く人間に生まれ替わるようにお願いすれば治る。」




明主様御垂示 「御神体奉斎と青大将の祟り」 (昭和27年2月6日)

信者の質問
「HT(一昨年十二月入信・三十一才・女性)昨年十月父も入信させていただき、同時に大光明如来様を御奉斎させていただきました。

十七歳の時、ちょっとした熱より、歩行困難となり、その後一年くらいのうちに両眼を失明いたしました。

最初は医療を受け、その後祈祷師に頼みましたが良くなりません。

御浄霊いたしますと、最初からマバユク感じます。

以前より霊動(龍神のごとし)があり、口は切りません。

物にすがって二時間くらい歩行の練習をいたしますと、左足の裏が熱くなり歩けなくなります。

両足を前に伸ばして座りますと、左の方に倒れます。祖母は四十歳過ぎより、リウマチで左足が曲がらなくなり、本人も主に左足が悪いようでございます。

なお、本人が生まれた時、祖母は両眼が失明し、二年後に死亡いたしました。

このことと、なにか関係がございましょうか。御教えのほどお願い申し上げます。

なお、御神体御奉斎の時、お供えいたしましたミロクの餅が、溶けて花のごとく開きました。

このことも、なにかのお知らせでございましょうか。」


明主様御垂示
「これは、やっぱり龍神さんですね。

殺された・・・これは青大将ですね。

その霊が祟っているんですよ。怒っているんです。それで、祟るわけですね。

ですから、この人は光明如来様をお祀りしてある部屋に休むようにして、できるだけ御神書を読んで聞かせるようにする。

それから、後頭部の真ん中の方ですね。

後頭部の所に固まりがありますから、それを良く浄霊する。

それから前頭部・・・そこを浄霊する。

それに、医者もたいして荒っぽいことをしないようだから、これは治るわけですね。

かなり固まっているが、気長にやれば治るわけですがね。

別にどうという難しい所はないですよ。

今言ったようにして、気長にやってご覧なさい。少しずつ治りますよ。

それで、足の悪いのも、やっぱり龍神さんが憑っているためです。

前頭部の中央ですからね。

ここ(前頭部)を浄めるには、やっぱりここ(後頭部)が肝腎ですからね。」




明主様御垂示 「御神体奉斎と蛇の祟り」 (昭和27年8月25日発行)

信者の質問
「私の母(六十歳、未入信)でございますが、三年ほど前、氷の上で転び後頭部を打ちましてから、体の具合が悪く思うように働けなくなりましたので、

医者へ連れて行こうと思いましたところ、急に具合が良くなり、以後しだいによくなってまいりましたが、

それより約一年経ちましてから、耳が痛み始め、半年ほど軽痛を覚えておりましたが、

その後急に痛みが益(ま)し、三日間に一晩くらい、夜十一時ごろより四時間ほど激痛が来るようになりましたが、

そのころ私が入信させていただき御浄霊を続けましたところ、

昨年十一月ごろよりは毎晩五時から明け方まで、約二時間ずつ一時間おきに痛みが来るように変わり、最近では昼間もときどき痛んでまいります。

御守護によりまして、月に二、三回は耳より少量の膿が出るようにしていただきましたが、常に頭になにか被ったような気分でございます。

弟は昨年入信いたし、私とともに御浄霊を続けておりますが、母はまだ入信の心境には至っておりません。

嫁に出た姉(信者)が、痛みが長く続いておりますことを不思議に思い、原因をお知らせいただきたいとお念じいたしておりましたところ、

本年五月八日、母が畑にて昼寝をしておりましたときに、小さな三尾の頭のない蛇がふわふわ眼前に浮いている夢をみてびっくりいたし眼を醒ましましたが、

しばらくの間は幻のごとく眼前に見えたそうでございます。

母は以前天井から落ちてきた小さな蛇の頭を踏みつぶして殺したことがあり、庭にいた大きな青大将の頭をつぶして殺したこともございます。

また父(先年縊死いたしました)と弟が山の沼へまいりましたときに青大将を殺したこともあり、その他たびたび蛇を殺しておりますが詳しくは覚えておりません。

右は蛇に関係がございましょうか、もし関係がございましたら、どのようにいたしましたらよろしゅうございましょうか、御教えのほどお願い申し上げます。

なお御屏風観音様をお迎えすべく準備中でございますが、御神体はまだ御奉斎いたしておりません。」


明主様御垂示
「これは蛇の祟りと薬毒である。

早く治すには光明如来様をお祭りし、本人が入信することである。

入信して光明如来様に、迷っている蛇の霊を、早く人間に生まれ替わるようにお願いすれば治る。」




明主様御垂示 「御神体奉斎と蛇の祟り」 (昭和24年4月23日発行)

信者の質問
「親類の者が三年前に私の家の屋敷蛇を殺して以来不幸が続き、四年間に四人の病人が出ました。

日蓮宗の行者にみてもらったところ、蛇の怨みのためと判り、蛇を祀りましたら

病人は出なくなりました。今後いかにいたすべきでしょうか。」


明主様の御垂示
「この蛇は御先祖ですからね。

御先祖を殺したから怒ったんです。

もう祀ったんだから、そのままずっと続けたらいいですよ。

この人の信仰がある程度まで行ったら、それを処分していいんですがね。

で、毎朝、光明如来様におまいりするとき、先に殺した蛇・・・殺したというと言霊が悪いから、

先に霊界行きになった御先祖の龍神・・・蛇ってより龍神と言ったほうがいい、

なんでも言霊のいいほうがいいですからね・・・

御先祖の龍神を一日も早く人間に生まれ変わらせていただけますように、とお願いするんですね。

すると人間に生まれ変わるのがずっと早いんです。

まあ、光明如来様をお祀りしてから三年はそのままにしておいて、

三年も経ったら処分していいですよ。」




明主様御垂示 「蛇の祟りにより兄弟眼病」

信者の質問
「六人兄弟の中、長兄、四男、長女の三名が悪質の眼病で、その中四男は死亡しました。

長兄は二十五年前頃よりだんだん見えなくなり、視野が非常に小さく、前方は全く見えませんが横は人の顔ぐらい見えます。

長女は医者に全然かからず、やはり視野が小さく、針の穴に糸が通る外は見えません。

毎日御浄霊していますが、まだ変化ありません。

三十年位前、父が病気の時、病室の天井を大きな蛇が通っているのを見て恐れ、近所の子供を呼んで殺したそうです。」


明主様御垂示
「蛇が怒ってそういう事をするのである

光明如来様の御部屋へ寝かすようにし、出来るだけ徳を積むと、蛇は救われる。病気治しをするといい。」




明主様御垂示 「蛇霊の憑依による腹の膨張」

蛇霊の憑依により生米を欲する

信者の質問
「四十一歳の婦人の信者、子宮筋腫で入信以来二ケ年になります。

入信後腹が膨れ出し、目下は臨月同様で、別に苦痛はありません。

最近に至り生米を食すようになり、一日に玄米を五合一度に食べます。」


明主様御垂示
「憑霊現象である。

腹に蛇の霊がいるのであろう。それが生米を食う。

光明如来様をお祭りしてある部屋へ寝かし、御浄霊はお腹と腎臓である。」




明主様御垂示 「夢の中の蛇がお祀りを要求した事例」 (昭和24年8月8日)

信者の質問
「TT(男性・四十九歳)は六月末のある夜、夢で、猫が大きな蛇をくわえて座敷へ上って来たので、蛇を助けてやりましたのと、一人の女が私の手にすがり助けてくれと云い泣いて離れない夢を見ました。

朝になっても昼になっても忘れる事が出来ず、日蓮宗の先生に見て貰いましたら、馬、猫、蛇、無縁仏がついていると云われました。

しかし馬、猫は直ぐ離れ、無縁仏は妻の姉に当る者が雪崩のため死亡、それが私に祭ってくれと云いますので、自家の仏壇に祭りました。

蛇は「身延山」に二十一日間修行したもので、黒雲龍神と云い、祭ってくれと云うのですが、祭ってよいのでしょうか。

また祭るとしたらいかようにしたらよいで御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「祀ってもよいが、何にもなかったら祀る要はない。面倒だ。

光明如来様をお祭りすれば蛇も浄化される。」




明主様御垂示 「狐霊と蛇霊の憑依による腹部のシコリ、腎臓の痛み」 (昭和24年1月6日)

信者の質問
「K一家では家内一同御教修を戴き、光明如来様もお祭りしてありますが、

肝腎の主人が日蓮宗の熱心な信者で、時々御浄霊を戴きましたが、

日蓮宗の方からやかましく言われて折角のお光も掛けないでおりました。

十二月末より御浄化を戴き、御浄霊を致しております。

病状は初めは風邪の状態で、左上腹部に固いしこりがあり、左腎臓部が痛み、腹部がはっておりました。

逐次熱が上り、三十日頃から四十度近くになり、食事はおかゆ一回に半膳、その他副食物程度、胸部に激痛ありて呼吸苦しく、血痰が六ツばかり出ました。

四日より咳も止まり、御浄霊すると痛みが上下へ走り苦しんでおります。

二、三日前に神の順序の話を致し、絶対なる観音様を日蓮宗より下にみるならその方にまかせるようにと強く申しました。

観音様にすがるならお光を掛けて光明様の部屋に休み、心よりお縋りするように言いました。

それ以来幾度も霊が左の腰から胸、脛部を荒びて胸が苦しく、呼吸困難になり、御浄霊をするとおさまります。

その日の夕方より本人が大変悔いて、お光を捨てた事を白状し、大先生にお詫び申し上げ、再教修を戴きました。

今朝より辻褄の合わぬ事を言うようになり、御浄霊を致しましたら物凄い勢いで苦しみながら合掌して涙を流して口を切り

「頼る所が無くて憑いておりました。申し訳御座居ません。祭って下さい」と言ってあやまり、祝詞を上げてしずまりました。

その後は余り痛みは無いようです。呼吸も少し楽になりました。頭はまだはっきりしません。熱は三十九度程度、脈は九十二、三であります。

本日御守護御願いに参りました。霊の祭り方、日蓮様の処置その他御指導、御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「未だすぐに処置しない方がよい。

なるべく一、二年はそのままにしておく。

狐と蛇と二つ憑いてる。

そのまま光明如来様をお祭りして御願いし、絶えず浄霊すると穏やかに解決がつく。」




明主様御垂示 「狐霊が供養を依頼した事例」 (昭和26年4月25日発行)

信者の質問
「私は昭和二十五年十二月二日、妻は本年三月三日入信させていただき、

現在函館に住居し、青函連絡船の船長として、種々御守護をいただきつつ毎日を送らせていただいている者でございます。

明治以前二十年くらい前、廃仏騒動と称するものがありまして、当時寺は全部破壊され、坊さんは全部殺害され、

当時庄屋でありました私宅に緋(ひ)の衣を纏(まと)える坊さんを連れてきて殺しました。

その後大火がありまして、私宅は全焼、祖母一人生き残りました由でございますが、

これは祖母幼少のころで確たることは判りませんが、そのころより部落全部神道になりました。

父は船をもって諸方面を歩いているうちに「Nタミ」(私の実母)と知り合い、内縁関係になりました。

そのうち本妻「Nヤス」は病死し、その後「Nタミ」は後妻として迎えられました。

先妻「Nヤス」はこのことを知って、そうとう烈しく怨んで、他界したそうでございます。

「Nタミ」は三十過ぎてより、どことなく体が悪くなり、日蓮宗を信仰し、日蓮の坊さんの奨めにより山籠もりして行をとるべく準備中に、心臓病にて便所で卒倒し、口もきけなくなり、間もなく死亡、日蓮宗にてお葬式を出しました。

長兄(Nヤスの長男)は父の築いた財産を蕩尽し、妻を離縁し、芸妓を後妻としましたが、金使いが荒く、親類会議により準禁治産者となり、私は長兄の所に養子となりました。

長兄は現在鳥取県○○郡○○村に住んでおります。

現在私は御屏風観音様をお祀りさせていただき、とりあえず仏式にてお祀りさせていただいておりますが、正しい御先祖祀りの方法を御教え賜りたくお願い申し上げます。

なお、島の部落では、白木の位牌に本名を書き、精進料理を供え線香を上げ、墓には線香に榊という神仏混合の祀り方をしております。


なお、去年御守り様をいただいて帰りましてより九日目に私に憑霊がありまして、

旧住所(中略)の地主であると称し、武士のごとく威猛(いたけ)き口調で申しますには、

「N家を守護している地主である。N家の恩人である地主を祀らないでほおっておいたから、この男(私)を生かしてはおかない考えであった。

地主とは三百年くらい前にその土地にあって、その地方を治めていた武士であり、その土地に執着を持っていて祀られたものである。

今後は次の祀り方で祀れ。祀らないと不幸が来ることを肝に銘じておけ。

このことは子々孫々に至るまで、決して忘れることのないようよく伝えおけ。

祀り方は元の場所に祀るのがよいが、それもできないため、現住所の庭の高に三尺四方くらいの土地を、地主の土地として、塩を撒き、小石を置き、その上に祠(ほこら)を作って祀れ。

その祠の中には「N家の恩人」ということを明記せよ。

また、この中に「N家の者は子々孫々に至るまで、この祀りを忘れてはならぬ」旨をも書いておけ。

移転のときは持って行け。火災のときは持ち出せ。

持ち出せないときは新しく作って祀れ。身分相応に祀れ。

N家の先祖には偉い人がいるが、俺が邪魔してやろうと思えばどんなこともできる」と言いました。

右の事柄を受諾しましたら帰りました。

現在は右の霊の言った通り祀っておりますが、なにか変な感じがしまして狐霊かなにかのように思われますが、いかがなものでございましょうか。

また祀り方は霊の言った通りでよろしゅうございましょうか。御教えのほどお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは人霊が畜生道へ墜ちた狐霊で、人間に再生したいため頼んだのであると思うが、

その言う通り祀ったのは結構ですからそのままでよろしい。

あなたの家は悪因縁がだいぶあるから、一日も早く光明如来様をお祀りして、できるだけ人助けをすることである。

それによって苦しんでいる霊が救われるから、あなたの家もだんだん幸せになる。」





明主様御垂示 「胃潰瘍と狐の霊 (昭和25年1月26日)

信者の質問
「当三十六才の女性、昨年二月より胃潰瘍を患い現在御浄霊を戴いています。

毎度の事で御座居ますが、先生が御来駕の節、必ず腹部より胸部にかけ玉のごとき物がこみあげ苦しみます。

光明如来様の御前に出る事を時としては非常に嫌がります。

当人は過去においていろいろ神様(浅川の吉高稲荷、代々木の清正公様、金食稲荷、ササキ稲荷)を信仰し、

当時頂きしササキ稲荷の御守札を現在持っていますが気にしております。

いかに扱ったら宜しいでしょうか、お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「稲荷を祀るのは本当は間違っている。

人間は上であるから下のものを拝む訳で、何にもせぬ方がよい。

玉のようなものは狐の霊で、まず光明如来様をお祭りする。

稲荷はそのまま段々萎縮して改心するようになるか、逃げるのがある。その上で廃する。そして浄霊すれば治る。

稲荷は、農業に対し感謝と礼をいうのはいい。

それ以外は管轄外である。産土の眷族で働いてるのもある。」




明主様御垂示 「生命をとるという狐霊の脅かし」 (昭和24年3月2日)

信者の質問
「昨年御守護を戴きましたST子、最近またまた狐霊が憑依し、

二時間ずつ二日御浄霊を致しましたが、霊が離れては直ぐ憑き、次は全然離れません。

狐霊の言うには、この肉体は本年中にとり殺すと申して頑として離れません。

また、随分言向け和してあげますが、相手が野狐らしきものと見えて仲々聞きいれてくれません。

特別の御守護を御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「祝詞を奏げてやるとよい。おどかしてはいけない。

生命をとるなどおどかしで、全然嘘である。

光明如来様のお部屋へ寝かすとよい。」




明主様御垂示 「離れない狐霊」 (昭和25年5月7日)

祖霊が罪のあるお金を狐霊を使って蕩尽した事例

信者の質問
「本年五十五歳の婦人(五月三日、入信)、約十年前に未亡人となりしため、預金局に勤務中通称「こっくりさん」と称するものをやった所、

その直後何の予告もなく豊受稲荷の本部より祝詞が送って参りました。

面白半分に読んでいる内に何か霊憑りとなり、面白く、人の気持を知ったり先の事が分ったりしている内に狐がついている事が分って参りました。

このため色々の神様を信仰しても除れないため、青森県の法華寺に三年苦行をした所、飯綱(管狐)と白狐、龍神と三匹ついていると分りましたが、どうしても離れません。

また、狐霊の要求により米一俵をどこどこに持って行けとか、あそこに人が困っているから一万円の金をやれとか、その他色々の事を言い、

その通りにつくして約三、四十万円使い、現在は苦しい生活をしていますが、それでも離れません。

入信後は大分落着いて参りましたが、浄霊いたしますと頭から馬鹿にしてかかり、白狐等は飯綱が怒るので離れられないと言います。

こんなのはどうしたら除れますでしょうか。御浄霊法を御教示お願いします。」


明主様御垂示
「狐の言う事を聞くほど除れない。信ずると離れないから、決して信じてはいけない。

三、四十万の金というのは、罪のある金であるから、祖霊が狐を使って無くさすものであるが、それらしい。

管狐は力がある。狐も人間が騙されるから面白いのである。

光明如来様をお祭りし、その部屋へ寝る。」




明主様御垂示 「狐霊の大悪戯」 (昭和25年2月22日)

信者の質問
「東京都の板橋付近に住む ある信者の親戚の未入信の家で御座いますが、四年前その家を借家して入りましてより、家の中で異様な音がするのに気付きました。

それは家周りや家の中を「パチン、コツン」と言う大小の音が致しまして、

例えば二階より階段の一ケ所で「パチン」と鳴り、廊下を「ミシリ、ミシリ」とさせ、

部屋の戸を「ミシッ」と音をさせて中に這入り、部屋中到る所で「パチン、パチン」と音がして回り、

ある時は主人が食事している机を「ズルッ」とずらせたり致します。

これは昼夜別なく起り、大体その鳴る個所は一定しております。

また、家族の者が就寝しておりますと布団をソッと上げ、布団の中にするすると長いもつれた何物かが入って来まして胸を締め付けます。

ある時それを握りました所、それはフワフワとした中に芯のある猫の尾のような感じが致しました。

また就寝中髪の毛を引張ったり、額をなでたり致します。

また「今日は鳴らないね」とか「正体を見せろ」等と噂を致しますと、その存在を示すかのごとく「パチン」と鳴ります。

昨年丸山教の支部長をしていた父が死亡致します少し前に、六十歳位の黒衣を着た幻の女が枕もとに立って薬を呑ませ、

またその家に入って来る時サラサラと音をさせて入ったのを聞いたり致しました。

かかる事が以前の借家人の時にもありましたようで御座いまして、ある易者に見て貰いました所「その家は恨まれているから出た方がよい」と申しました。

かかる事はいかなる霊の作用で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「こういう事はあるが、少し激しい。

こういうのは霊力のある狐である。怨みなどではない。面白がってやる。面白半分いたずらしている。

入信して光明如来様をお祭りすれば治る。」




明主様御垂示 「管 狐」 (昭和24年10月9日)

信者の質問
「「霊界叢談」の生霊のところに管狐の事が出ております。

以前私はこの玉を見せられ、不思議な話も聞き、一度大先生様にお伺い致したいと思っておりました。この度これを拝読させて戴き、お伺い致します。

私の見たのは三寸丸位で、白い毛の密生したフワフワした、見るからに気持の悪いものでした。

持主の話に父の代よりあり、このためか不思議に不幸ばかり続き、気味が悪いと言っておりました。

それに初めて見たときより大きくなっているとも言っておりました。

裏庭にお稲荷様のお宮を造り入れてありました。

この玉が管狐の体でしょうか。

体はお宮の中にいて霊が働いて不幸を招くのでしょうか。

申し後れました。玉は二つあって雄、雌だと言っておりました。右、御教導下さい。」


明主様御垂示
「神通力を持っている。管狐が気に入らぬ事がある。

心から祀ってもらいたいのであろう。月に一ぺんお祀りしてやる。

また良い事もする。信者を作ったりなど御手伝いする。

先祖からあるのであるから、相当な待遇をしてやってもいい。

管狐は大変なもので、簡単にどける事は出来ない。

放置しておいて、光明如来様をお祭りし、祝詞を奏げる。

管狐の家と縁組するなという事を言う。漸次的解決がいい。」




明主様御垂示 「殺めた馬、牛、犬、猫等の怨霊の憑依による座骨神経痛」 (昭和24年9月8日)

信者の質問
「今年三十八歳の男子で、昨年九月より座骨神経痛で右足をひどく病み、

現在右足を動かすと腰骨が一緒に動き、丁度叩きのめされたような腰をして痩せております。

筋がひどく引攣(つ)り、すっかり伸ばすことが出来ず、松葉杖にてやっと歩行する有様です。御浄霊はまだ四回より致しておりません。

他聞すれば、商売でないのに二、三年前に馬、牛、犬、猫等を殺し、肉を闇売りしたそうです。

それで最近夜中に家の中の梁(はり)の辺と思う辺に時計のセコンドのような早い音が高く、はっきり聞え、

本人もそれが気になり、悪い事をした祟りではないかと思い、また十六歳の時より山の木を数知れず切ったと申します。

どのように致しましたなら宜しいでしょうか。御教示お願い致します。」


明主様御垂示
「これこそ早く入信して、光明如来様をお祭りし、お願いすると、殺生した霊は救われ、反ってために働くようになる。」




明主様御垂示 「四代前の先祖が犬を惨殺した事例」 (昭和25年4月22日)

鳩尾部棒状の固結

信者の質問
「本年一月入信致しました五十三歳の男子で御座いますが、普段軽い中風状態で御座います。

御屏風観音様をお迎え致しましてより、お臍のあたりより鳩尾(みぞおち)に向って棒状の固結が現われてまいり、

最近では鳩尾を圧迫されて息苦しい由で、なお直径六分位の固結が臍の辺より鼠蹊部の辺を行き来しており、固結は大変動悸を打っております。

なお本人はここ三年程前より、二月頃から五月頃迄の三ケ月位の間神経衰弱の状態になり、喜怒哀楽が甚しく、

本年二月、大光明如来様をお迎えさせて頂きまして大変御守護頂きまして、

本年は四月に入りましてから神経衰弱の状態になりました。

この家ではただ今迄で三代同じ状態の人が続いているそうで御座います。

四代前の人が犬をなぶり殺しにした事があり、その犬は何か位のある犬と言う事が言い伝えられております。

四代前に犬を殺した事とただ今の病状と関係が御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「その犬の霊らしい。

霊は何代も祟るものである。

光明如来様によって犬が救われるから、気長にしておればよくなる。

こういう犬は人間の生れ代りである。

早く人間に生れ代らしめ給えと祈願する。」




明主様御垂示 「犬の祟り 猛犬に子供が次々噛まれる」 (昭和25年5月23日)

信者の質問
「四歳の男子(長男)、戦時中猛犬に顔面を噛み取られ、半月位医療を加え死亡(当時未入信)、

二十三年夫婦共入信、本月十六日次男(四歳)がまたまた犬に手首を噛まれ、一心に御浄霊を致しておりますが、後日になってその犬が狂犬と判りました。

現在御浄霊を続けておりますが、御守護戴けましょうか。」


明主様御垂示
「浄霊すれば何でもない。犬が祟っている。

早く光明如来様をお祭りする。」




明主様御垂示 「犬神の祟り」 (昭和24年5月1日)

信者の質問
「二十三歳の娘、御浄霊を致しましたところ、犬神様の霊が憑っておりまして、

昨年その娘の父が実行組合長をしており、米の供出量を決定致しましたところ、

Tという人がそれは不公平だといって非常に怨み、犬神様へ詣り、その娘を殺してくれと頼まれたので殺そうとして憑っていると申します。

御浄霊を致しますと非常に苦しみますが、いかに話しましても聞き入れず、この娘の命を取るまでは離れないと言います。

続いて御浄霊を致しておりましたが、苦しいのであるから心経を三回上げてくれ、そうしたら出るからと申しますので、

家族の人があげましたところ、普通の状態になりました。

はたして霊が出たので御座いましょうか。

もしまた憑依致しました場合、どう致しましたら宜敷う御座いましょうか。

なお、犬神様とは何で御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「人間が畜生道へ堕ちて犬になったもので、一遍祀られた事があり、それで犬神という。

入信して光明如来様をお祭りする。

犬の一種で管狐のようなものを犬神ともいう。」




明主様御垂示 「猫の祟りによる頭痛」 (昭和25年2月22日)

信者の質問
「ある信者の父が昭和二十二年、野良猫を床に投げつけて頭を割り、惨酷な殺し方を致しました。

その後父の後妻が頭痛がするようになり、余り甚しいので昨年暮手術致しましたが、依然として続いております。

現在親夫婦とは遠く別れて暮しておりますが、猫を殺した事が家の曇りになるのではないかと存じ心配致しております。

どう致しましたら宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「猫の霊が祟っている。

怨みと居所がないので、後妻に憑いたのである。

猫に詫びればよい。

入信して光明如来様をお祭りすれば治る。」




明主様御垂示 「猫の怨霊が原因で喉が痒くなった事例」

幼少期に猫を絞め殺した事例

信者の質問
「二十四歳の女、十月下旬夢で、咽喉から黒いものが出そうで出ないので鋏で来ると、切り取った黒いものは消えて終いましたが、

それから咽喉が時々むず痒くなり、その時猫の鳴く真似がしたくなり、咽喉をこすれば気持がよいとの事です。

十二、三歳の時、猫をいたずらし、首を細紐で締め殺した事があり、最近夜になると声がかれて参りますが、いかにすればよいでしょうか。」


明主様御垂示
「猫の霊だが祀るのは面倒である。

祝詞を奏げてやるとよい。

また、光明如来様をお祭りし、その部屋へ寝かす。

宅にお祭りしてない場合は教会の光明如来様へお詣りし、一日二、三回小さい声で天津祝詞を奏げる。

猫が光明如来様に救われたいのである。

人間の転生ならば、早く生まれ替らして戴けるようお願いする。」




明主様御垂示 「猫霊に襲わる」 (昭和25年5月15日)

信者の質問
「私の現在住居している家は相当古いものであります。

昭和九年七月に買求め、殆ど改築を致しました。

前の住居人の職業は約三百年鉄砲鍛冶でした。私の職業は父の代より堺刃物製造卸でした。(昭和十九年末廃業)

而(しこう)して、この家の表通りで、明治初年に巡査と旧武士とが真剣勝負をして、巡査が旧武士のため虫の呼吸になるまで切られ、この家の表口へ這って来て「水をくれ、水をくれ」と言って死にました。

この家の人は恐しいので水をやらなかったのです。

右のような因縁の家ですが、最近三人のお客様があり、夜分猫の霊に襲われました。また愚妻も襲われました。

どうすればよいので御座いましょうか。御伺い致します。」


明主様御垂示
「巡査が猫になる訳はなく、また怨む訳もない。

猫を飼った事があろう。それを祀ってやる。救ってもらいたいのであろう。

段段光明如来様に救われる。

「猫か迷ってる霊があるようだから御救い御願いします」という。」




明主様御垂示 「夢中のネズミが現実に現われた事例」 (昭和25年2月26日)

信者の質問
「去る十八日の晩十二時頃、私は夢を見ました。

その夢は、猫位の大きさの黒と白の混りの鼠が私の蒲団の中に這入り、私の股を咬み、血を吸われて死んだ悪い夢でございました。

すると翌日午前二時頃、本当の鼠が蒲団の中に這入り、寝ている私の右の足の拇指を咬み、蒲団から出て右の耳を咬んで逃げて行きました。

このような事は矢張り霊界で祖先が行くべきところへ行けずして私を苦しめに来たのでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「人間で畜生道へ落ちたもので、怨みを持ったものである。

光明如来様をお祭りしてもらい救われたいのである。

気付かぬと、外のお気付けをする。」




明主様御垂示 「御神体奉斎と鳥の怨霊」 (昭和26年12月25日)

信者の質問
「HM(三十四才)未入信の男子。

戦争中大鳥島にて、鳩くらいの渡り鳥をなぶり殺しにして食べたそうですが、その後栄養失調となり復員し、医療にていったんは回復しましたが、

二カ年後に時々食物を吐き、栄養失調のような状態になり、

医療や鍼の治療を続けるうちに、昨年十二月よりしだいに視力が弱り、間もなく完全に失明、

その後日蓮宗の人より、鳥が怨んでいると言われ、位牌を作って供養してもらいましたら、食物は吐かなくなりましたが、眼は変わりなく、

本年四月母親が入信して、熱心に信仰するうちに、しだいに本人の気持ちも動き、二カ月ほど前より母親の御浄霊をいただくようになりました。

最近、食事の時に咽喉が詰まるようなことがあり、また右の手足に思うように力が入らず、言葉もはっきりいたしません。

鳥霊の祟りとは本当でございましょうか。

もしそうでございましたら、それに対する処置と御浄霊の箇所を御垂示賜りたく謹んでお伺い申し上げます。」

明主様御垂示
「ははあ、これは鳥の霊ですね。

これは、鳥に因るんですがね。

こういうのは、ふつうの鳥と違うんですよ。

つまり人間が鳥になったやつです。鳥の怨霊ですね。

これは、始終浄霊してもらって・・・特に前頭部ですね。ここに憑いているんですからね。

これを良く浄霊して、あとは御神書ですね。

それを良く読んで・・・ 光明如来様はお祀りしてますか。」


信者の発言
「まだでございます」

明主様御垂示
「これは、お祀りしなければ駄目だ。絶対に駄目だ。

お祀りして、鳥の霊が早く人間に生まれ変わってくるように御守護お願いしたい。

とこう言って、お願いするんです。

そうすると、人間に生まれ変わるだけに執着が取れていくんです。

そうすると、病気の方もすっかり治ります。

たいした厄介なことではないです。

位牌を作ったりして祀ると、かえって困るんです。人間扱いになるからね。

仏様でなく、他の所に祀るならそれはかまわないですがね。

やっぱり、鳥は鳥の扱いにしなければね。」




明主様御垂示 「カラスの霊が憑依した場合の対処法」 (昭和24年6月7日発行)

信者の質問
「烏の霊が憑依している人がありますが、烏の霊をお祀りしたほうがよろしゅうございましょうか。

またその場合、いかようにお祀りいたしたらよろしゅうございましょうか。」


明主様御垂示
「光明如来様をお祀りして、信仰を増すようにすればよろしい。

信仰雑話をよく聞かせたり、御讃歌をあげてあげると早く救われます。」




明主様御垂示 「木彫りのガマガエルが原因の意識障害」 (昭和28年3月25日発行)

信者の質問
「私の夫は、去る一月九日より三日間にわたり意識不明となり、

その間の状態は、仰向けになり足をバタバタ動かしては蒲団をはぎ、首を左右に動かし、また顔をしかめ、ときには無意識のまま起き上がることもありました。

祝詞、善言讃詞を奏上すると多少静かになります。

ところが食物を口に入れてやるときは眼を開き、実にうまそうに満足そうな顔をして際限なく食べます。

まったく餓鬼道から出てきた姿を想い起こさせるほどでございます。

御浄霊を続け、御守護によりまして三日目に無事意識快復させていただきました。

このような状態は今回ばかりでなく、二十五年の二月が最初で、三回目の発作までは不安ながら医師に頼っておりましたが、

翌二十六年三月本教を知り、さっそく私のみ入信いたし御屏風観音様をお迎えさせていただきました。

御浄霊を続けるようになりましてからたいへん経過が良く、外に散歩に出られるようになりましたが、

同年八月裏道にて転倒し、後頭部に一寸ほどの傷を受け、また上から三、四番目の脊髄が少し凹んだほどでございました。

その後今回のような発作が時々起るようになり、現在に至っております。

夫は昨年十一月入信させていただきましたが、御神体はまだお祀りいたしておりません。

また夫は若いころ肋膜炎、肋骨カリエス、胃下垂などをいたし、医療にて多量の薬毒を入れております。

頭がふつうよりよほど大きく、脳天がコブのように出っ張り、毒素が非常に溜まっております。

御浄霊によりまして全身たいへん柔らかくなり、ひどい便秘も最近は一日置きくらいにあるようにさせていただいております。

発作のほうは以前五日から一週間くらい続きましたものが、最近三日くらいになりたいへん御守護をいただいております。

しかし夫は具合の良いときでも手指が伸びきらず、口がよくまわらず、発作の前後には特にひどくなります。

杖をついて外を歩くこともありますが、まるで小児のようでございます。

そして発作の起こる前には必ず便秘が数日間続きます。

私の家は夫が分家し、旅館を経営しておりますが、夫の父が開館のとき近所の産土神の欅の木の大木を買い、福が入るという意味で人間大の木彫の福蛙(ガマガエル)を作り現在帳場に置いてあります。

一見気味の悪い感じを受けます。

訪ねる人々がみんな主人とそのカエルが似ていると申します。

数年前家の物置が火事になり、私が警察に呼ばれている間にこのカエルが大きな声で「ガオー」と鳴いたと私の母が申しております。

当地のメシヤ教支部に所属する信者の中、三人の方がガマと龍神と鯉の出てくる夢を見たことがあり、また他の一人の信者が現在ガマの夢を何回も見ております。

右のようなしだいでございますが、夫の発作はいかなる原因によるものでございましょうか。

また木彫のカエルと関係がございましょうか。

もしあるとすれば、いかがさせていただいたらよろしゅうございましょうか。

謹んで御垂示のほどお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは木彫のガマに憑依しているガマと関係があり、薬毒もそうとうあるので、そのためであるから、

一日も早く光明如来様をお祀りし、その部屋へ寝かせて、

できるだけ人助けをするとともに、光明如来様へよくお願いすれば、少しずつよくなってゆく、

またガマの処置もガマが救われるようにお願いすればいい。」




明主様御垂示 「殺した動物の怨霊の憑依」

信者の質問
「四十歳の男、今年一月頃より眠ると恐ろしい夢を見て熟睡出来ません。

衰弱は加わり、四月十五日頃より鶏、牛、猫、赤児の死の苦しみをなし、一日置きに霊に悩まされております。

良い日は正常でありますが、少しでも眠ると忽ち霊憑りとなります。右の原因と浄霊法とを御教示願います。」


明主様御垂示
「殺したものの霊の怨みである。

光明如来様をお祭りした部屋へ寝るといい。

そして頭を光明如来様の近くへ置く。常に祝詞を奏げる。また、浄霊もいい。

すると怨みが浄化して治る。」