二股信仰について


明主様御垂示 「二股信仰の禁止」 (昭和24年2月15日)

生長の家

信者の質問
「一、本教会の信仰でありながら生長の家の神想観を行じて良いものでしょうか。

仏前で聖経甘露の法雨を読誦して良いでしょうか。

二、観音様のミョウフの蓮華が開かれれば汝等天地一切のもの解せよ、感謝せよ、と云う七つの燈台の点燈者の神示にあることが書いてあるとの事ですが、観音様と生長の家の大神の関係を御教示下さい。」


明主様御垂示
「一、いけない。どっちかでなくてはいけない。

二、生長の家は深く知らぬ。」




明主様御垂示 「暫定的な二股信仰はやむをえない」 (昭和24年11月27日)

金光教

信者の質問
「私の両親始め家庭は二十数年前より金光教の方を信仰させて戴いております。

御利益の方は大変戴いており、親神様として今なお本教の方と共にお参り、信仰させて戴いておりますが、このような事はよろしいでしょうか。

今後も以前と同様信仰させて戴きたいと考えておりますが、いかがで御座居ましょう。」


明主様御垂示
「当分は仕方ないが、永久に両方という事はいけない。

位が全然違う。金光は孫弟子位になる。

無理に判らすのはいけないから時期を待ってお任せする。」




明主様御垂示 「弘法信仰は不要」

信者の質問
「私は以前弘法様の信仰にて救われ、その後継続しておりましたが、最近観音様を信仰させて戴き、倅の病気も御浄霊で救われました。

しかし観音様と弘法様と二道信仰をしておりますが、よろしゅう御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「これもいけない。

いけないというより、観音信仰すれば弘法は必要はない。

弘法は本当いうと釈迦の弟子であり、釈迦は観音様の弟子である。」




明主様御垂示 「鬼子母神を拝むと不幸になる」 (昭和24年5月6日)

信者の質問
「十二才の女子真言宗の寺に生れ、二才の時より母が病気のため叔母の私が養育しております。

この子供は五才頃より喘息の発作が起り、本年一月より毎夜十二時頃より朝の六時頃迄苦しみが続き、医者は十七才位迄の命だろうと言うておりましたが、

三月中頃より御浄霊を戴くようになり一ケ月程にて楽にして頂きました。

両親は子供を返してくれと迫りますが、私としては情愛も深まり、外に子供がありませんので無理に止めております。

なお両親は迷信視して医療をすすめております。

当家の屋敷の一部分は以前大師様の祭ってあった屋根にかかっております。

そのお大師様が祭って戴きたく子供に知らせていると申されます故、家でお茶を供えて祭りました。

移転した大師教会へ毎月二十一日に十年間、月参りをする願をかけ御参りしております。

また子供の守り、神様として鬼子母神に願をかけ、その神様の御軸を頂いております。

子供の処置及大師様の月参り、鬼子母神をどうしたら宜しいでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「子供の処置は両方の気持であるから何ともいえぬ。

御守護頂けば両方気持よく出来る。

大師様の参拝はやめた方がよい。

鬼子母神は印度へ帰った後、狐狸が入っているから拝むと反ってわるい。

医者へかかっていれば十七才までの寿命かもしれぬが、浄霊によればそんな事はない。」




明主様御垂示 「他宗教の信者が本教の教修を受けてよいか」 (昭和23年12月18日)

信者の質問
「他宗教に熱心なもの、または他宗教に入らんとしている者は、それが白紙になるまでは御教修を受けさせぬほうがよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「他宗教を丸っきりはなれてからこの道に入る・・・というようにはっきりしたものでもない。

両方信じているうちにこっちへ傾くこともありますから決めないほうがいいですね。」




明主様御教え 「信仰の種類」より (昭和24年8月30日発行)

(九)浮気信心は・・・
一つの信仰を守れない。種々の信仰をやってみたがる。

今日は向うの岸に咲く浮草のような信仰で本当の御利益などは決して戴けない。

といって何か信仰がなければ淋しい、迷いが多過ぎる。

人からちょっと話を聞くとすぐ気が変る、これはむしろ不幸な人である。


(十)気紛れ信心は・・・
はなはだ気紛れで、浮気信心と同様、一つの信仰へ熱中する事は出来ない。

次々換える。つまり宗教遍歴者である。

この種の人は割合インテリに多い傾向がある。」




参考 明主様御垂示 「他宗教の神のお祀りしてある部屋での御神体奉斎は不可」 (昭和25年5月11日)

信者の質問
「私は神戸に居住致します信者で御座います。

私と妻はお導き頂きまして毎日感謝の生活をさせて戴いておりますが、母と兄はどうしてもわかってくれません。

母は以前金光教信者でただ今は「人の道」の熱心な信者で御座いますが、あの手この手と何とかして私達を引き込もうと致します。

現在一軒の家に住みながら種々の事情が御座いまして部屋を分けて住い、別世帯になっております。

御写真、御神体もお祀りさせて頂いておりますが、私達の部屋には床の間が無くお祀りする事が出来ませず、兄、母の部屋には床の間が御座います。

現在そちらにお祀りさせて頂き、少しでも母、兄が浄まりお話がわかってくれればと考えておりますが、益々反対で困っております。

他家にお祀り致しているような感じが致しますが、このままお祀りさせて戴きましても差支え御座いませんでしょうか。御教えをお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「外の神様の祭ってある部屋はいけない。争いは決していけない。

自分の部屋へ祭ればいい。

時期を待てば神様がうまくやってくれる。」




参考 明主様御垂示 「キリスト教徒の入信も差し支えない」 (昭和27年7月1日)

信者の質問
「キリスト教徒の人が御守、御神体をいただきたいと言いますが、差し支えございませんので・・・」


明主様御垂示
「良いですよ。キリストだってこっちの部下です。」