明主様に対するお伺いの心得について 1
明主様御垂示 「お伺いの仕方について」 (昭和24年1月8日)
信者の質問
お伺いの仕方について、
(イ)「不明の点をお伺いする程度にいたすべきでしょうか。」
(ロ)「私どもの卑見を申し述べさせていただくことは差し支えないでしょうか。
この場合往々失礼に亙る怖れがありますので、言葉を慎しみますとなおさら気持ちを申し上げにくくなりますが、この点いかがでございましょうか。」
明主様御垂示
(イ)「突っ込んで質問してもいいですよ、公開の席上差し支えない程度なら。
やはり質問したら納得がゆかねばうそで、中途半端ではいけない。私はなんでも徹底主義です。・・・」
(ロ)「意見を言ってもかまいませんよ。失礼といっても事柄は失礼ではない。
畏れ多いといっても疑問が解けねばなんにもならない。
畏れ多いから黙っているというのでは私の意志とも違ってきます。
言葉もふつうに話しするように言ったらいいのです。」
明主様御垂示 「明主様に対するお伺いの方法」 (昭和23年12月28日)
信者の質問
「大先生様(註 明主様のこと)にお伺い申し上げる場合、
(一)最後まで黙して拝聴すべきでしょうか、
(二)言葉をお添えせねば充分表現できぬ場合はいかがいたすべきでしょうか、
(三)再三お尋ね申さねば理解いたしかねる場合はいかがいたすべきでしょうか。」
明主様御垂示
「(一)臨機応変でいいです。簡単なことならそのときでも質問してもいいし、あまり永くなるのだったらあとまで待ってすることです、ほかの質問に影響しますから。
(二)それは言葉で言ったらいいですよ。
(三)いくど質問してもいいです、理解するまで。しかし特に頭の悪い人は困りますがね。」
明主様御垂示 「性的問題のお伺いについて」 (昭和24年1月8日)
信者の質問
「性的問題についてのお伺いは、もっと突っ込んだことも御指示を仰ぎたいと存じますがよろしゅうございましょうか。」
明主様御垂示
「ええいいですよ、いいですけど公開の席上では具合が悪いから秘密室で教えてあげましょう。
こういう問題についても私は徹底して判ってますからどんな難問でもいいですよ。」
明主様御垂示 「性的不満についてのお伺いについて」 (昭和24年1月8日)
信者の質問
「性的不満、欠陥にもとづくヒステリーの御浄霊はいかがいたすべきでしょうか。」
明主様御垂示
「さあ、これだけではちょっと判りませんね。いろいろな原因がありますから。・・・
こういう性の問題について聞きたい人はたくさんあるんですよ。
殊に女の人がそうで、恥ずかしがって言わないでいて独りで苦しんでいるのです。
なにか聞きたいことがあったらそれを書いて封筒に入れて出しなさい。
私が返事を書いて封筒に入れて返してあげます。
他の人にはわからないように。まあ、ヤミ取引ですね。(笑声)」
明主様御垂示 「お伺いの内容について」 (昭和24年2月8日)
信者の質問
「お伺いは左の事項中いずれを主とすべきでしょうか。
一、御浄霊のこと、二、開発のこと、三、社会生活のこと、四、霊界のこと、五、家庭生活のこと、六、将来の見通し、七、御著書のこと、八、教団内部のこと」
明主様御垂示
「そうですね、事情によって主になることが違ってきますから、どうと定めるわけにゆきません。
だからなんでもいいから一番聞きたいことを書いて出したらいいでしょう。
一番聞きたいことを一つだけ書いて出しなさい、なにも質問するのは今度だけでないのですから。
一回に一つずつ聞いても十回で十になるのですから。・・・
家庭のことも小さいようだが大事なこともありますよ。」
明主様御垂示 「恥ずかしい質問事項の取り扱い」 (昭和23年4月28日)
「これから直接言い難いことや恥ずかしいことは要点と住所姓名を一緒に書いて井上さんに出してください。
それに対して次に質疑応答式に返事をしてあげますから。
それによって外の人も開発されますからね。」
明主様御垂示 「質問事項も無限ではない」 (昭和26年9月5日)
明主様御垂示
「このごろはだいぶ質問が少なくなってきたが、だいたい聞きたいことは聞いたということじゃないですか。
最も、無限じゃないんだから、やっぱりある程度まで分かれば、それでよいわけだがね。
それから先は深いことになるからね。」
信者の質問
「家を出るときはお尋ねするつもりでおりますが、午前中に御面会いただきますと、お伺いすることがなくなってしまいます」
明主様御垂示
「恋人に会うみたいだね。会うまでは話ししようと思っていても、会ったらなにも言うことができない。そういうことがありますね。」
信者の質問
「たいへんなことと考えておりまして、お言葉いただきますと、小さなことになって消えてしまいます」
明主様御垂示
「そういうこともあるでしょうね。」