御神書に対する粗相について
明主様御講話 「御神書の御取り扱い」 (昭和28年3月15日)
「今度のお蔭話で、栄光に出しますが、そういうようなことに関して九州の坂井さんの話ですが、いろいろな例があります。
病気で、浄霊でどうもうまくいかない、それで気がつくと、私の書いたものとか栄光新聞というものを調べると、ふつうの日刊新聞の下にあったり、はさまったりしているので、これだなと思ってとると、病人が良くなるというので、実にはっきりしているのです。
それから私の書いたものですが、これはまた凄いのです。その上にほかの物がのっていたりすると、とてもわけの分からない苦しみがあるのです。
昔、私が宝山荘にいる時分に、その部屋がどうも気持ちが悪いのです。私も気持ちが悪いし、誰でもがそうなのです。
それでその部屋に行くと、みんな病気みたいになるのです。それでおかしいと思ったが、どうも分からないのです。
ところがほかの人からもらった、ふつうの人間が書いた色紙が柱掛けにかかっていたのです。
それで気がついて、それをとってみると、その裏に私の色紙がはいっていたので、これだなと思ってそれを外したら、それですっとしたのです。
今度のお蔭話にいろいろ書いてありますから読めば分かりますが、これは大いに注意することです。
それで病気になって幾日もなおらないのですが、分かってみると、すぐなおってしまうのです。
よく子供の病気などであります。それはなにかというと、順序が違うからです。
ですから私は家にいても栄光新聞は決して下におきません。
それから私の書いたものとか写真は決して下におきません。
それは人ばかりでなく、私自身もなんだか気持ちが悪いのです。
ですから順序くらい軽くみることができないものはありません。」
体験談 御神書からは常に御光が 御無礼すれば御気付けあり (昭和28年9月10日発行)
佐賀県 光宝大教会 ST(45・男性)
「かねて明主様の御書き下さった御文字に他の品物を載せると霊的に大変な御無礼となり、
必ず御気づけがあるから注意するようにとの御教えをいただき、
御神書類の御取扱については充分に注意さしていただいておりましたが、
去る七月三日光宝大教会本部御報告日に次のような報告を受けましたので、
大変おそくなりまして申訳ございませんが、謹みて御報告申し上げさしていただきます。」
北崎支部 MS (41・女性)
「IY(49・男性)(福岡県糸島郡○○村)さんの子供善言さんが学校から黄疸だと言われ
「お宅はメシヤ教の信者さんだから病院に行かず連れて帰って来ました」と看護婦さんに連れられて帰宅致しました。
すぐに教会に連れてお見えになり、三日間通われまして三日目の夜十時頃又お見えになりましたので
御浄霊さしていただきましたが、御浄霊さしていただきますとだんだんと腹がふくれて参り、苦しみがひどくなります。
なんだか普通と違い変だと思いましたので、かねて御教えをいただいていました御神書の御取扱いについての御注意に気づき、
もしやと思い「御神書に何か御無礼があるのではないでしょうか」とおたずね致しましたけれど
「その事ならば常に注意させていただき、ちゃんとさせていただいておりますから大丈夫でございます」との御返事でした。
引続き御浄霊させていただきますと嘔吐があり、少し楽になられ帰宅されましたが、
又夜中に出張御願いに来られましたので出張さしていただき、御浄霊させていただきましたが、熱が全然なく、お腹がはって苦しみます。
その時ふと以前読ましていただいておりました『栄光』新聞のおかげ話のことを思い出し、御仏壇の引出をあけて見ましたところ、
その下の方に昨年の新年の御讃歌が二、三枚皺になって入っておりましたので早速おわび申し上げて出させていただき、
又御神前の「御讃歌集」を開かせていただきますと、一度門口に貼った清潔検査の証紙が栞(しおり)がわりに、
「信仰雑話」にはお酒のレッテルが栞がわりに入っておりました。
余りの事に私も唖然として思わず「これですよ」と言ってしまいました。
すぐ皆で御神前におわび申し上げさしていただき、再び御浄霊をさせていただきますと、
やがて小用、ゲップ、ガスを多量に出させていただき、すーっと楽にならせていただき朝の七時頃までぐっすりやすませていただきました。
朝八時半頃には腹部の腫れもすっかり減り、黄色味も消え、歩いてお参りさせていただくことが出来、
三日間も苦しんだ者とは思えぬ程見違えるように元気にならせていただくことが出来ました。
明主様御気づけをいただきまして有難うございました。」
長崎支部 HK (22・女性)
「神経痛で救われ入信させて戴きましたTT(59・男性)(長崎市○○町)さんが教会にお参りになり
「昨晩、家の孫が夜中に突然大きな声で泣きますので家族の者が眼を覚ますといけないと思い庭におりました。
庭におりますとすぐ泣き止み、泣き止んだからと思って部屋に上りますと又大きな声で泣き出しますので、
又庭に下りるといったように六回程同じ事を繰返しましたが原因がわかりません。
この時ふと御神書の事が頭にうかび、何か御無礼があったのではないかと色々考えさしていただきましたところ、
私がその晩拝読させていただきました「栄光」新聞が畳の上においたままになっており、
その上に普通の日刊新聞が乗っていることに気がつきました。
早速お詫び申し上げ、棚にお納めさしていただきましたところ、
あれ程泣いていた子供がピッタリと泣き止み、ぐっすりと休ませていただきました。
これで本当に御神書を大事にさしていただかなければならないという事を深く深く感じさせていただきました。
今日は、明主様にお詫びと御礼を申し上げさせていただくべく参詣させていただきました」との御報告がございました。」
佐世保支部 HS (39・女性)
「YT(43・男性)(長崎県北松浦郡○○町)という信者さんが七月七日に支部にお参りになり次のようなお話がございました。
(イ)御守様の外袋が少しよごれましたので御取替をしなければと思っていましたもののつい忘れてそのままになっておりました。
二、三日後気づいてみました処、最近私は勿論のこと家族の者も全部いもを食べたこともないのに確かにいもの皮が入っておりました。
おわび申し上げ早速お取替さしていただきました。
何でも気づいたときに早速させていただかねばならぬと気づかしていただきました。
(ロ)一カ月程前、自宅の御神前に御礼拝させていただいておりましたところ、善言讃詞が途中からどうしても続かなくなりました。
一年以上もの間、御礼拝させていただいてまだそのようなことはございませんので、何か御無礼になっているところがなかろうかと思いました。
その時ふと御神書のことに気づかしていただき、早速調べてみますと、「栄光」新聞の間に普通新聞がはさまっておりました。
これは悪いことをしたと思いすぐお詫び申し上げさしていただきました。
その後何事もなく、御守護いただきすべてにわたって順調に進ませていただいております。
(ハ)御霊紙を、お粗末にしないようにとの自分一人の勝手な考えから、御守様と一緒に胸にいただいておりました。
ところが、外袋を替えさせていただくとき気づきましたのですが、ナイロンの袋だけが消えてありません。
それで御霊紙と一緒ではいけないという御気づけではないかと感じさせていただきました。
間違いがあれば小さな事にいたるまで一つ一つ御気づけいただきますことの有難さを感じさせていただいております。
有難うございました。」
福江支部 SA (38・男性)
「教導師の子供(二歳)で、半年程前に教修にやらしていただいたときから疥癬の御浄化をいただいておりましたが、
今度はもう大分良いだろうと思って出かけましたところ、
行ってみますと意外にも、顔は青白く、眼球はトロンとして全然活気なく大変な衰弱でほとんど死の寸前にあるような感じが致しました。
ずっと御浄霊いただいているのにこれは少し変だと思いまして、何か御無礼はないかと思って調べてみましたが何もそれらしいところを見付け出しませんでした。
それでもこれがいけないのではないかと思えましたのは、明主様の日比谷公会堂における御写真二枚を中央に、
日光殿など、神仙郷の御写真をそのまわりにして額にお収めして鴨居の上に掲げてございました。
そこできっとこの御気づけではなかろうかと思いまして早速額を下し御写真を外してお詫び申し上げさせていただきました。
そのトタン、子供の眼に急に活気が出て生々となり、何かしゃべり出し少しずつはい廻るようになりました。
お蔭様でその後すっかり元気にならせていただきました。
明主様有難うございました。」
明主様御教え 「私に関したもの」 (昭和28年11月4日発行)
「以前も口や筆で注意した事があるが、私に関したものを粗末にしたり、理屈に外れたりすると、必ずお知らせがあるから注意しなくてはならない。
左記のお蔭話を見ても分るごとく、栄光紙を机の抽斗(ひきだし)へ入れたというだけでも間違っている。
それでは普通の新聞か文房具と同様の扱いであるからである。
古い人は分っているが、新しい信者にはそういう過ちが間々あるから、その支部長なり教師なりはよく注意するようにしなくてはならない。」
体験談 鼠も御写真丈は噛まず (昭和28年11月4日発行)
三重県 中京中教会 HK(58・男性)
「私は、去る一月二十五日に入信させて頂きました者でございます。
入信直後の事でした秦愛子様より「栄光」新聞一八一号のB版(明主様御西下随行記掲載のもの)を頂きまして読まさせて頂き机の抽斗の中に入れて置きました。
ある日再読させて頂こうと思い抽斗をあけますとそのB版が見当らないのです。
どう致した事かと心配いたしよく調べて見ましたところ、B版は鼠の為にばらばらに噛み荒されておりました。
大いに驚き誠に申訳のない事を致したと恐縮に存じ良く調べて見ますと休憩室にての写真の一カ所即ち明主様の御写真だけがそのまま残っているではありませんか。
ヤア良かった、助かった、と安堵の胸を撫下し一息つきながらも、この出来事の不思議さに更に驚嘆致しました。
気持の落着くに従い、広大無辺計り知れぬ明主様の御霊徳に一入感激致しました。
この不思議を見せられました機会に乗じ、今後一層救世教の御為にお使いさせて頂きたいと思っております。」
明主様御垂示 「未信者は教団機関誌に粗相しても問題ない」 (昭和27年5月1日)
信者の発言
「四国で、道具屋さんが肺病になり、有名な伺い者に聞いたところがこの世に二つとない神様を押し込んでいるとのことに探してみますと、
大阪から軸物を買って来たが、それを開けたとたんに楽になりました。
それが明主様の光明如来様でございました。
ちょっと開けて見たところが素晴らしい字で、五万円というので、これはすぐに七万、八万になるからと思い買ったそうです。
それで、それを掛けて置きますと病気が三日か四日で治り、近所でお参りが多いそうでございます」
明主様御垂示
「おもしろいですね。
だからこの間も読みましたが・・・新聞に出しますが・・・私の書いたものに対する注意ですね。
粗末にすると必ずお気付があるということを、今度の新聞に出します。」
信者の質問
「未信者に配ります時には・・・」
明主様御垂示
「それは構いません。未信者は粗末にしても構いません。
それは、何だかんだ言うと、そんなおっかないものなら俺はよそうと言うことになりますからね。
また知らない人は神様はお許しがあります。
解ってからはちゃんとその点はお咎(とが)めがあります。」