入信後の発狂について
明主様御垂示 「お光かけて変になる」 (昭和23年11月16日)
副守護神がお光に苦しむ
信者の質問
「本年八月頃教修を受けた方ですが、御守様を掛けると少し変った態度になるそうです。原因を御教え下さい。」
明主様御垂示
「副守護神(動物霊)が苦しむ。全然かけられないのもある。
霊がよく「御守をかけると苦しい」と言う。
これによっても御守の偉力が知れる。
こういう人は霊に負ける訳で・・・という事は本当の霊が弱い、即ち曇りが多いという事になる。」
明主様御垂示 「入信後に夫婦共に精神病となる」 (昭和24年8月1日)
一日中仏壇に礼拝する異常夫婦
信者の質問
「ある夫人が入信されましたが、祖父が反対してお光を取り上げて自分でお光をかけております。
その後、夫と共に精神病となりましたが、祖父は何事も御座いません。
精神病の夫婦はいつも仏壇に向って礼拝しております。
祖霊の戒告と思われますが、この場合どう致しましたら宜敷う御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「狐である。
こういう事を経なければ救われぬ人である。
浄霊してやってればよくなる。
それから教修を受ける。」
明主様御垂示 「入信後、兄弟共に精神病となる」 (昭和25年1月18日)
金毛九尾の眷族が憑依
信者の質問
「会員ST(男性・三十一歳)SS(女性・二十八歳)兄弟、教修を頂きましたとたんに気が変になり、霊が浮きました。
この家には古くから神棚に山車の飾物用のはりこの金毛九尾の狐が祀ってございます。
初めは白狐でございましたが、この狐を方々へ貸す習わしにて、途中にて金に塗られ、その後神棚へ納めました。
現在は家の裏の稲荷のほこらの脇に九本の尾ははずして祀ってございます。
なお、父は脳溢血にて死亡、一家中皆多少気が変のようです。
右の御浄化の霊的意味及び狐の処置につき御垂示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「相当の狐がいる。白狐はいい。
金に塗ったため金毛九尾の眷族が憑いた。
何か要求がある。聞いてみよ。」
明主様御垂示 「家族入信後に長女と父が発狂」 (昭和24年9月13日)
信者の質問
「一家全部教修を頂きかつ光明如来様をお祭りしてあります家庭、
この家は分家ですが、お仏壇にはお屏風も頂いてお祭りして御座います。
また稲荷その他の神様等はお祭りした事はありません。
三年前に縁談の事で長女発狂致し、最近母親が軽い中風で倒れましたが、御守護によりどうやら回復致しましたところ、
またまた本月八日の朝父親発狂致し盛んに狂暴性を発揮致しております。
御浄霊を致します時は大変鎮静致し、今迄の不信仰を詫びたり致します。
何か特別の障りが御座いましょうか。」
明主様御垂示
「いずれ起るべき浄化である。結構である。」
明主様御垂示 「家族入信後に長女が発狂」 (昭和24年11月25日)
信者の質問
「私方では本年四月観音様の尊いお話を伺い、
早速私始め家内、長女、三女、四名が入信、光明如来様もお迎え致しました。
以来長女(二十一歳)はお道の御用をさせて戴いておりましたところ、
八月、近所の肺病の娘さんを浄霊中死亡し、その後長女は頭脳が変になり、その娘さんの死霊や家の先祖の霊等が色々と憑り、現在では精神病そのものです。
大変浄霊や御祀りを好み、突然夜中に起きて祝詞、善言讃詞等を奏上します。
また家内一同疥癬が出ております。
いかなる訳でしょうか。いかにすれば良くなりましょうか。」
明主様御垂示
「浄化である。
入信してからはいろんな事がある。入信すると掃除が始まるのである。
それで悩みや苦しみがある。大掃除があり、それを通り越すとお蔭を戴く。
大掃除は現実的にはやはり迷う。
長女の頭脳は治る。疥癬も仕方ない。峠を越せばよい。今度は本当に良い事が多くなる。」
明主様御垂示 「狐霊の憑依による神経衰弱」 (昭和24年7月3日)
お光を外し浄霊を嫌がり逃げる精神病患者
信者の質問
「三十五歳の女、神経衰弱と言われ四年前に教修をいただき、初めはさほどでもなかったのですが
昨年ごろよりだんだん悪くなり、ほとんどしゃべらず、頭を軽く上下に振り口を動かし、いつも口に手を当ててうつむいております。
良いときは御光りをかけふつうの仕事をいたしますが、悪くなると御光りを外し右のようになり、御浄霊を非常に嫌って逃げまわります。
一度、以前に稲荷を信仰したことがあるそうですが、これもやはり狐霊のためでしょうか。」
明主様御垂示
「これは稲荷ですね。狐が憑いてるんですよ。
逃げまわったりするときは御浄霊もよしたほうがいいですよ。
で、祝詞を上げてやるんですね、天津祝詞を。
それから善言讃詞や御讃歌も始終聞かせてやるんですよ。
そうするとだんだんよくなりますよ、狐が萎縮しますからね。
御浄霊するよりもかえってそういうものを聞かせたほうがいいくらいですよ。
眠れますか、この人は。」
信者の発言
「はい、眠ります。」
明主様御垂示
「じゃ、軽いんですよ。・・・
四年も前に教修を受けたんですか。これは早過ぎたんだな。
教修で治すってのは嘘ですよ。
病気が治ってありがたいと思って教修を受けるのが本当なんです。
教修が早過ぎると本当に治りきらないことがあるんですよ。
生命に関係ある病気の場合は殊にそうです。
第一、治ってから御守りをいただくのが順序ですよ。
なるほど治ると判り、ありがたいと思って受けるほうが腹から受けられますからね、それが本当ですよ。
そして、心からありがたいと思うと、自然に手を合わせる気持ちになるもんですよ。
そこで、光明如来様をお祀りして拝みたいという気持ちになるんです。
だからそういうふうにやってゆかなけりゃいけませんよ。
信仰ってのは、押しつけられたり、一時的だったりしたんでは駄目ですよ。
やっぱり、本当にありがたいという気持ちになり、心からやむにやまれぬ気持ちでなくちゃいけないんです。
勿論、時と場合によってはそうはゆかないこともあるから、そういうときは臨機応変にやったらいいんです。
それからまた、先方が御守りをいただいてこの道を研究したいと言って入信を希望するときには、御守りを受けさせていいですよ。
そういうときには大いにいろいろと知らせたらいい。
あるいは、悩みのある人には、光明如来様をお祀りしてお願いするように話してあげるのは結構ですね。」
明主様御垂示 「御面会後に発狂した事例」 (昭和25年4月8日)
狐霊が明主様信仰に反対する
信者の質問
「二十一歳の男(一昨年八月入信、両親はその前年入信)、本年二月御面会に参上、
礼拝の御讃歌奉唱中に霊が浮いたような状態になり、
以後浄霊を嫌い、御浄霊しようとする両親に乱暴をし、なにかとお道に反対いたします。
この場合、強制的にでも浄霊してよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「これはね、無理にやっちゃいけないですよ。
当分うっちゃらかしておいたほうがいいですよ。
これは狐が憑ってるんですからね。
狐が苦しいから反対してるんですよ。」
信者の質問
「それに、祖霊が憑いているらしく、両親に対し非常に差し出がましい態度をとりますが。」
明主様御垂示
「ええ、同化霊でしょう。・・・邪魔があるってのも、その家に罪穢れがあるから、狐なんかが邪魔できるんですからね。
時期ですよ。できるだけその家の人が善根を積むことですよ。
その徳によってだんだん穢れが取り除かれると霊が邪魔しようとしても手も足も出なくなりますからね。」
信者の説明
「先日も母親を鋸で打(ぶ)ん撲(なぐ)ったり、木剣で叩いたりいたしました。」
明主様御垂示
「ほう、やはり霊が苦しいんですよ。」
明主様御垂示 「入信後の一時的発狂」 (昭和26年9月21日)
お光を怖がる南方の狐霊
信者の質問
「九月十四日入信の信者でございます。
昨年八月ごろより、急に一時的発作起り、妻だけを無意識のうちに叩いてしまい、
そのうち意識が回復し、馬鹿なことをしたと後悔いたします。
妻が八月十四日に入信させていただきましてより、発作が起ると妻の御守り様に手を掛け、なんとかしてはずそうと争います。
私が御守り様をいただいてより一度しか叩きませんが、その時は無意識に御守り様をはずして叩いてしまいました。
なお入信させていただきましてより、浄霊をさせていただきますと、身体中を動かし、手は見えなくなるほどに振ります。
私は南方に八年間軍籍にあり、デング熱病がありました。右御垂示をお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的ですね。この霊は御守りが恐いんです。
これは南方の狐らしいね。日本の狐とちょっと違う。
しかし、だんだん良くなります。
なるべく祝詞を奏げて聞かせてやる。
するとやっこさんは萎縮するか、逃げ出すかどっちかです。
浄霊はここ(額)です。ここにやっこさんがいるから、ここを主にしてやる。
自分でもやるんです。だんだん良くなります。」
明主様御垂示 「浄霊を受けるとコンコン言う狐霊憑依者」 (昭和24年12月11日)
信者の質問
「本年六十一歳の女で御座いますが、昨年二月より足が痛み出し、医師は神経痛と診断致しまして注射を打ちましたところ、
下半身がしびれまして、六月頃から足が立たなくなりました。
先日、一家入信致しましたところ、夜眠りますと足や胸が疼き出し、ウンウンと苦しみ少しも眠れません。
御浄霊を致しますと霊が浮きまして「キャンキャン」「コンコン」と言いながら非常に苦しみますが、何を聞いても答えません。
御浄霊をやめますと直ぐ平静になりまして、常人と変らなくなります。
どう致しましたら宜敷う御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「足のしびれも注射のためである。
足が立たず運動が不足すると衰弱する・・・そこへ狐が憑った。
その人が返事の出来ぬのは口が切れぬのである。入信すれば治る。」
明主様御垂示 「ヌラ吐き浄霊中も乱暴する精神病患者」 (昭和24年11月15日)
信者の質問
「当年二十一才の女、昭和十九年入信二十三年一月頃より仕事に手がつかず、ぶらぶらしておりましたが
同年四月光明如来様を御奉斎させて戴いてより「ヌラ」を吐き神経衰弱的発作等の御浄化を戴き床につき、
時折乱暴する事もあり常に御浄霊を戴いておりましたが
最近に到り、両親は勿論浄霊者に対してまで乱暴するようになり食事の際、
御飯を御膳の上や下に散らして食べるような状態になりました。
御浄霊により御救を戴く事が出来るでしょうか。御浄霊の方法等御教え下さい。」
明主様御垂示
「龍神はヌラが特徴である。竜神が苦しいのである。
それはどうしても徹底させなければいけない。
竜神に罪があり、光明如来様のお光で苦しむので、精神病的の事をやるのである。
徹底さして越すといい、乱暴するのは長くない、なるべく被害を蒙らぬように注意する。
乱暴するのは長くて一ケ月、大抵は一、二週間位続くものである。
天津祝詞と時々善言讃詞、御讃歌を奏げる。
だんだん竜神の罪が減って行けば苦しまなくなる。」
明主様御垂示 「御神体奉斎前夜に精神病患者がナタを振り回し暴れた事例」 (昭和24年11月5日)
信者の質問
「二十六才の男、終戦後無口になり、時々一人言を申しますので、
脳病院に入院致し多少良くなり、退院し自宅にて働いておりましたところ、
母親が入信致し御光を頂きましたその日から一人言を云いつづけ、
御軸光明如来様、御奉斎の前夜には「皆殺してしまう」と云うて「なた」を振り廻しあばれました。御浄霊に依て救われましょうか。」
明主様御垂示
「救われる。
お祭りするのが怖いから脅かしたものである。
近しい人が熱心な信仰に入り、出来るだけ天津祝詞を奏げてやる。
浄霊は頸部である。」
明主様御垂示 「稲荷の憑依による父の発狂」
信仰不徹底 稲荷に犯さる
信者の質問
「父は中風で御浄霊を戴き、私と弟の二人入信してますが、
父が発狂状態になり、夜一時頃から三時頃迄暴れ、不眠の状態です。
五年前より町内の白笹稲荷を預かっており、
父が白笹稲荷の御神体を指して狐が出入していると申しました。
この二、三日の状態がよくなって参ったと同時に、
長女が朝突然ひきつけ、注射を一本打ってしまいましたが、
教導所に連絡して御浄霊を頂き、大分楽になりましたが、
その夜一時頃猛烈なひきつけを起して死亡、その後、父がまた暴れ出しております。
子供の死後、白笹稲荷を一応町内へ返したのですが、これで稲荷がなおさら怒っているかとも思ってますが、今後いかようにしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「信仰が徹底していないため、そのスキに稲荷にやられたものである。
徹底すれば、狐などにやられる事もなく、祀りかえる要もない。
出来るだけ神書を読んで徹底し、父には祝詞を奏げてやる。」
明主様御垂示 「入信後に発狂、父親がお光を焼いた事例」 (昭和26年4月1日)
狐霊が明主様信仰に反対する
信者の質問
「お道に熱心なために気が狂ったので、親父が御守様を焼いたのですが、また欲しがるのでございますが」
明主様御垂示
「結構です。やったら良いです。」
信者の質問
「娘は知らないのでございますが、娘には隠したほうが良いでしょうか」
明主様御垂示
「明さないほうがいいです。
親父こそお詫びするのが本当です。
熱心のあまり脱線するのがたまにあり、困りますね。
つまり狐ですね・・・狐が、メシヤ教に入られると自分のことができなくなるから狐の強い奴がなんとか邪魔しようとする。
親父に焼かせたり、本人を気違いにする。
やっぱり時期ですね。ある時期に行くと狐が弱るから、そうするとおとなしくなる。」
明主様御垂示 「狐霊の憑依による家族の発狂」 (昭和25年5月23日)
信者の質問
「一家族十三人の入信、教導師四名、教導師補一名の観音一家、長男の妻、
四年前頃より床の間の上に老婆と狸と蜥蝪が現われ、床につくと右三つのものに苦しめられ、
御浄霊により全快、その後病弱にて今日に至り、
去る三日より八日迄憑霊現象、大先祖の老婆現われ、地上天国寸前地獄の祖霊を救わねば一家断絶と申し、
八日に法事を依頼、神と先祖と子孫の道、誠心、想念世界の浄霊の仕方を教えました。
四日の夜になり、資格者は大浄力を取上げられ、一名は龍神、一名は狸の真似して躍り廻り、
大光明如来様の前にて誠の邪道を詫び、家族六人前頭部より血を流し、大混乱を致しました。
右は祖霊と副霊の働きでしょうか。または狐霊の働きでしょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「狐である。お詫びさせたのは祖霊。こんな事するなら信仰はよした方がよい。」