入信後の死亡について


明主様御垂示 「入信者の死」 (昭和23年10月24日)

信者の質問
「一、死は神様からの御命令の解任と承っておりますが、御守様を戴いた者の場合、霊界においてもやはり解任された状態でございましょうか。

二、人が死んでまず入る幽界はその人の居住地の空中間と見てよいで御座いましょうか。」


明主様御垂示
「お守を戴いても働かないとか、間違った事をすると解除される場合がある。

肉体も曇ると働かぬが、霊界へ行って働きいいようにした方がいい人は神が解任される。」




明主様御垂示 「入信後に家族の続死、娘二人の罹病」

信者の質問
「私の主人は三十六歳で、昭和二十二年五月二十一日結核で二年程患った後に死にました。

また、昨年十月長男(五歳)が脳膜炎で三日程で死亡し、本年三月祖母が老衰にて死去致しました。

昨年五月入信以来観音様に御縋りしておりますが、残った女子二名も年中風邪、麻疹、骨膜炎等を患い、大変心配しております。

いかなる理由でありましょう。霊的な因縁があるのでしょうか。

また、今後いかにしたらよいでしょうか。御教え下さい。」


明主様御垂示
「一家に罪穢が沢山溜っている。罪穢によって浄化が行われるため、その浄化で来る。

教えを知らないから間違った療法をされる。

それも罪穢のためで、観音様にお縋りして人を助ける。

その徳により自分も助かる。

風邪を引くのは大いに結構で、麻疹も結構で、この原因は未だ判っていない。

胎中に育ってくると古血を呑む。

それが麻疹になって出る。それで麻疹は赤い。百日咳は悪露(おろ)を呑む。それ故に白い泡のようなものを出す。

骨膜、痛いのは皆骨膜にする。これも浄化である。故にちっとも心配になるものはない。」




明主様御垂示 「入信後に夫と長女が死亡」 (昭和24年8月15日)

信者の質問
「昨年一月入信した婦人の家庭ですが、戦災後の苦しい中を九人家族全員あらゆるものを倹約し御光を受け光明如来様も御祭りさせて頂きました。

主人は肺結核のため昨年十月亡くなりました。

ところが十二月も大晦日の日、長男と長女が争いの末、長女が脇腹を蹴られたのが原因で丁度肺炎のような状態になり、遂には父のごとくになり、母の懸命の浄霊の甲斐もなく去る八月六日永眠致しました。

二ケ月前、下から二番目の男の子を他家にやりました所その後その子の御守が紛失し、

また一番下の女の子も他家にやる話になりましたが、その子も御守を紛失し、かつどちらも袋だけ返って参りました。

長女は最後迄浄霊を受けつつ、しかも一番本教の話も分りよいと思っておりましたが、

死体は実に焼きにくく「オンボー焼き」は、この人は栄養失調だったと云ったそうですが、長女には父の霊が憑ったのでしょうか。

御守は本部の指示により長女と共に焼かせて頂きました。何分のお訓し御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「余程大きな罪を背負っていて、何か間違った事がある。間違った事を査べよ。

祖先が神様に御無礼するとこんな事がある。」




明主様御垂示 「入信後に夫と長女が死亡 上記御垂示のつづき」 (昭和24年9月15日)

信者の質問
「先月左記第一項につき御伺い致しましたところ「余程大きな罪があるか、神様に対する何かの間違いがあるかも知れぬから今一度調べるように」との御指示で御座居ましたので、改めて御伺い申し上げます。

一、NK子と申します熱心な教導師ですが、その夫は、昨秋十月肺病で死去し、お道に熱心だった元気な長女が本年一月発病し、八月死去し、

その後、末の子供を二人他家にやるようになりましたところ、御光を二人ともどこかに紛失し、袋だけが戻って参りました。

右N家は、戦時中空襲で近所は殆ど助かりましたが、主人が一代で作りあげたその家と三軒だけが焼けました。

二、以上の件に付き、因縁を御伺い致しました者でありますが、右につき調べましたところ、

この家は神戸市にて、観音山と云う山の頂上にあり、西国を型どりまして、六百年前より麓より頂上にかけて、三十三相の観音様を石に刻み、お祭りし、常福寺という寺にて管理しております。

N家の宗旨は不明なので、夫人(NK子)の実家の宗旨(真宗)で夫と子供をお祭りしてあります。

また、空襲の際、爆弾落下のため弱った地盤がその後雨にてくずれ、下の天理教の教会が埋もれ、十七人生き埋めとなり、十二人が即死致しております。

以上のような次第で御座居ます。何卒よろしく御指示を御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「御守を紛失したのは変である。子供なら仕方ない。お咎めはない。

財産は怨みの財産で、これを潰さなければ救われぬ。」




明主様御垂示 「定期的に暴れる癲癇」 (昭和24年6月5日)

入信後に子供が溺死

信者の質問
「三十七歳の男、癲癇のため昭和二十一年入信致し、七人家族の中五人迄お光を戴き、

光明如来様(昭和二十三年二月)及び大光明如来様(昭和二十三年十月)をお祭り致しましてから、

毎月や、定期的に一週間置き位に繁しく浄化致します。

昨年夏の事、暴れたり、時には口笛を吹いて犬でも呼ぶように右手の人差指で招く様子をしたり、

夜間起き出しては子供を起し、行こう行こうと手を引くので、妻が止めたところ、

お前はいつも俺のやることに反対をすると云って強くなぐりつけたので、

妻は気でも違ったのではないかと思い浄霊をしたところ、

今度は蚊帳を出て座敷をぐるぐると約三十分程廻り、

その後間もなく手を引かれた子供(六歳)は水遊びに行って溺死致しました。

特別の因縁があるので御座いましょうか。いかに致しましたら宜敷いで御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「癲癇は、精神病と同じもので、時間的精神病である。

癲癇の長く続くのが精神病である。

浄霊をすると、今迄の制えがとれて、余計に起る。

その霊は生きてる時犬が好きだった。

そして子供の生命を奪ろうとした。

子供は罪穢が沢山ある場合、お恵みを下さるのに罪をとらなくてはならぬ。

そして極くひどいのは子供をとられるのである。」




明主様御垂示 「入信後に、母の他界、兄の反対、家業の衰退」 (昭和24年4月26日)

信者の質問
「私は昭和二十二年入信、雑貨商を営んでいる者です。

母の生存中光明如来様をお祭りさせて戴きました。

兄は母が病気の時死ねと言い、私には出て行けと言って困りましたが、何事も順調に行きましたが、

母の死後急に転換し、何事もうまく行かず、兄は焦るばかりです。

私にも死ねとか出て行けとか、兄も教修していながらも信仰をやめさせようとして困りましたが、

現在は右のような事は申しませんが、商売は全然なく、生活も大変で、私も働きでもしようかと思いますが、

なかなか出来なく、御用させて戴きたいと思いますが落着けなく、不安でなりません。

いかに致したらよろしいでしょうか。また、右のような事を言うのには霊的に何か関係がありましょうか。お伺い致します。」


明主様御垂示
「母が死んで兄に間違った霊が働くから、吉い事はなくなった。

邪神系の・・・変な霊が憑いているし、本守護神は信仰したいが、なかなか邪神が除れぬ。

気長に焦らずいると除れる。

時期が来るとトントン拍子になる。

生活に苦しんだ方が改心が早いから反っていい。

やはり祖霊などがやっている。」




明主様御垂示 「入信後に親族の続死、夫の半狂乱」 (昭和26年4月25日発行)

信者の質問
「私は十九歳のとき、村の方の所へ嫁ぎましたが、夫はすでに梅毒を患っており、

私に染るのを恐れて一度も夫婦の交わりをいたしませず、毎日暗い日が続きましたので、

堪えられなくなって、八カ月目に夫と姑が無理に頼んで止めるのをふりきって実家へ帰り、ただいまの夫の所へ嫁ぎました。

そして昭和二十三年十月入信させていただきました。

夫はそのとき反対ではなく、また賛成でもなかったのでございますが、本家は反対でございました。

それから一年あまり毎月姉の家で例祭のありますとき、お詣りし先生のお話を聞かせていただいておりました。

去年の二月ごろから夫は、夜大きくうなされたり、悲しんだり、泣くようなことを申すようになり、

また会社で「お前の女房は観音教の先生に瞞されている」と聞いて帰り、ぶつ、けるの乱暴をいたします。

それでなくてさえ反対の本家は、もったいないことには私の御守り様を取り上げてしまい、父は焼いてやるとまでおっしゃったのでございます。

その後本家の父と兄は赤痢になって入院、父は間もなく死亡など、次々と不幸が続いております。

私の夫は固い律儀な人で、お仕事や言語には変わりございませんが、家では半気違いのようになって、自分で妄想を作り上げ、激しく責めたて、本当に人様に言えないようなこともございます。

いくら話をしましても聞き入れもしません。帰れと申しますので、子供と別れて親の家へ帰っております。

いかがいたしたら良いのでございましょうか。

私の住んでいます家は夫の叔父に当たる方の家で、二人とも死んでおられませんが、生前よく男があるとかないとか、争っておられましたそうです。

それから私が初めに嫁ぎました夫は、兄が亡くなって、兄嫁と一緒になり、男の子二人をもって幸せに暮らしています。

最近本家の兄も弟(私の主人)の日ごとに募る狂態をいろいろ心配いたし、お道の先生とも話してメシヤ教に対する認識も変えてくださったようで、

まだ御守り様は主人が嫌うので、返してもらえませんが、なんとか夫をもとのように返すにはいかがいたしたらよいでしょう。どうぞお導きくださいませ。」


明主様御垂示
「これは霊的原因が大いにあるが、ちょっとここでは言えない。

夫が帰れと言うのだから実家へ帰って、一生懸命信仰に励み、徳を積むことが最もよい。

あなたが苦しむのは、あなたに罪があるのだから、徳を積んで罪を消すことである。

消えただけは幸福になるのであるから、今後その方針で進み、後は神様にお任せすれば、必ずよくなるのである。

次に反対者にはなんとかして、「栄光」か「地上天国」を読ませるようにするのが一番よい。」




明主様御垂示 「御面会後に夫が死亡」 (昭和24年7月28日)

信者の質問
「主人の弟は元中学校の教諭でしたが、後に会社員となり戦時中に豊橋の空襲で惨死致しました(昭和二十年六月)。

当時弟は分家しておりましたが、妻の亡兄の嫁といつしか良い仲になっておりましたが、

待避壕を直撃されて生埋めとなり、二人共頭だけ地上に出ておりましたため、首から上は焼けて頭蓋骨は脱落しておりました。

弟の妻は、それ迄二人の仲を知らずにおりましたが、この事件以来面白くないのか別荘に移り実母と一緒におりましたが、

暫らく後、本年五月弟の位牌を私共に返して再婚致しました。(子供はありません)

一方、私宅では昭和二十年八月十九日、長男(現在十四才)が脳膜炎にて一時どうなる事かと心配した程でしたが、

御浄霊の御蔭で治して戴き主人も子供二人も喜んで入信させて戴きました。

本年五月十五日、家族揃って御面会を戴きましたが、十九日より主人が頭の病気に罹り、遂に二十四日死亡致しました。

ある人の申すのに霊的因縁だと申されますが、いかなる事でしょうか。

実は弟の位牌を返されたのが主人の死ぬ三日前であり、次々に頭の原因で病気やら死ぬやらで、私としても主人や弟の後生を弔いたいと思って努めておりますが、

子供の一人を以って弟の名跡を立ててやる事はどうでしょうか。

また、私共母子三人は今後いかに進んだらよいので御座いましょうか。御教え願います。」


明主様御垂示
「この家に罪穢が非常に溜っている。よほど徳を積まなくてはいけない。信仰を熱心にし、人を助ける。跡を立てるのは喜ぶ。」




明主様御垂示 「祖霊が反対家族を抹殺した事例」 (昭和24年10月8日)

信者の質問
「既に光明如来様も戴き、一人息子と母親は熱心に布教の御手伝いをしておりますが、父親は未だ入信せずにおります。

息子が本格的に布教に乗り出して家業より離れるのをおそれ、私宛に「妻と息子は観音様の信仰を止めた」と云う通知をよこしました。

その夜父親が隣村の会合よりの帰路、路傍の下水溜りに落ちて即死したのですが、これを信仰的にみていかに解釈したらよいでしょうか。御教示御願い致します。」


明主様御垂示
「祖霊がやった。どうしても入信しなければならぬので、祖先が生命を奪ったのである。」




参考 明主様御垂示 「浄霊を一週間継続したにもかかわらず嬰児が死亡した事例」 (昭和24年8月)

罪が多いと教修を受けられない

信者の質問
「生後八カ月の子供、高熱が続き御浄霊一週間にて死亡、

その祖父が教修をいただくはずでおりましたところ、その子の死亡した翌日列車事故にて死亡いたしました。これは霊的でございましょうか。」


明主様御垂示
「これはよほど罪が多いんですね。

罪が多いために教修を受けるには早すぎるんですよ。

教修を受けられるってことはもうそれだけの資格ができてるってことですからね。


それからまた、こんなふうにも考えられますね、教修を受けると困るっていう邪霊がいるんですね。

そしてこっちにも邪霊に命をとられるだけの弱さがあるんですよ。

だからやむを得ないんですね。

よく、邪霊がいろんなことをして苦しめますからね。

苦しめられるってのは苦しめられるべき資格・・・これは悪い意味での資格ですが・・・があるんですよ。

だから、一方的にのみ悪いとは言えないんです。

両方一致するものなんですよ。」