罪穢れの多い人間は徳を積め 6 (家族の信仰反対・入信後の不幸等)
明主様御垂示 「父親が御神体を隠した事例」 (昭和28年3月25日発行)
信者の質問
「私は妻が肺結核のため二十二年九月入信さしていただきましたが、妻は同年十二月三十一日死亡。
その間資格者の方に御浄霊をいただき安楽往生をとげまして、御礼申し上げます。
二十二年秋、父親(本年八十一歳)がお道に反対のところを光明如来様を御奉斎いたしましたために、
しばらくして、まことにもったいなくも御神体を父親が隠してしまいました。
「教会へ返してくるから」と言いましたら出してくれまして、その後一カ年くらい教会へお預けしてありました。
二十五年ふたたび家にて御奉斎いたしました。
二十六年二月本部御参拝中、またまたどこへやら持って行かれてしまい、まことに恐れ多いことをいたしました。
二度までも御無礼を働きましたことを深くお詫び申し上げ、お許しいただけますようお願い申し上げます。
なお一日も早くお祀りさせていただけますようお祈り申し上げております。
また娘(十一歳)が喉頭結核のようで、昨年五月より御浄霊いただいておりますが変化ありません。
現在声が嗄れているだけにて衰弱はしておりません。食事もふつうにいただいております。
右のこととなにか関係がございましょうか。謹んでお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは祖先からの罪穢を多く負っているので、光明如来様を拝む資格がないからであるから、一生懸命人を救い信者を一人でも多く作ることである。
その徳によってある程度罪穢が減ると、拝む資格ができるから、父親が隠そうとしても隠すことができなくなる。
娘さんの病気もその徳によって必ず治る。」
明主様御垂示 「弟が御神体を焼いた事例」 (昭和28年3月25日発行)
信者の質問
「謹んでお伺い申し上げます。信徒ST(昭和二十五年四月入信・男性)。
入信までに子供六人を、生後一、二年目くらいに次々と失い、主人の母親は反対いたしておりますが、その他は家族全部入信御用に努力いたしております。
二十七年十二月には十カ月目の男の子を失い、現在六歳の女の子のみ成長いたしておりますが、家族もいささか落胆いたしております。
主人はふつうの目には仏様のような好人物にて、若いときから婦人関係とかいままでの常識から見て、人道をはずれたことはしたことはないと申しております。
一人生存いたしております女の子は疥癬、肺炎の浄化をいただきましたが、御守護により元気に成育いたしております。厚く御礼申し上げます。
なお光明如来様を二十五年に御奉斎さしていただきましたが、二十六年隣家に別居している主人の実弟(常に不仲)に強奪、焼かれましたことは、まことに申し訳なく、深くお詫び申し上げます。
二十六年ふたたび御奉斎さしていただいております。
かく次々と子供を霊界に送りますことは、罪業の深さとはいえ、いかなる原因でございましょうか。なにとぞ御垂示のほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは祖先の大きな罪穢のためであるから、それを早くなくしてしまわなければいけない。
それにはできるだけ人を救い、徳を積むことである。」
明主様御垂示 「家族の信仰反対で苦しむのも本人の罪が原因」 (昭和26年4月25日発行)
信仰に反対する夫との別居を首肯された事例
信者の質問
「私は十九歳のとき、村の方の所へ嫁ぎましたが、夫はすでに梅毒を患っており、
私に染るのを恐れて一度も夫婦の交わりをいたしませず、毎日暗い日が続きましたので、
堪えられなくなって、八カ月目に夫と姑が無理に頼んで止めるのをふりきって実家へ帰り、ただいまの夫の所へ嫁ぎました。
そして昭和二十三年十月入信させていただきました。
夫はそのとき反対ではなく、また賛成でもなかったのでございますが、本家は反対でございました。
それから一年あまり毎月姉の家で例祭のありますとき、お詣りし先生のお話を聞かせていただいておりました。
去年の二月ごろから夫は、夜大きくうなされたり、悲しんだり、泣くようなことを申すようになり、
また会社で「お前の女房は観音教の先生に瞞されている」と聞いて帰り、ぶつ、けるの乱暴をいたします。
それでなくてさえ反対の本家は、もったいないことには私の御守り様を取り上げてしまい、父は焼いてやるとまでおっしゃったのでございます。
その後本家の父と兄は赤痢になって入院、父は間もなく死亡など、次々と不幸が続いております。
私の夫は固い律儀な人で、お仕事や言語には変わりございませんが、家では半気違いのようになって、自分で妄想を作り上げ、激しく責めたて、本当に人様に言えないようなこともございます。
いくら話をしましても聞き入れもしません。帰れと申しますので、子供と別れて親の家へ帰っております。
いかがいたしたら良いのでございましょうか。
私の住んでいます家は夫の叔父に当たる方の家で、二人とも死んでおられませんが、生前よく男があるとかないとか、争っておられましたそうです。
それから私が初めに嫁ぎました夫は、兄が亡くなって、兄嫁と一緒になり、男の子二人をもって幸せに暮らしています。
最近本家の兄も弟(私の主人)の日ごとに募る狂態をいろいろ心配いたし、お道の先生とも話してメシヤ教に対する認識も変えてくださったようで、
まだ御守り様は主人が嫌うので、返してもらえませんが、なんとか夫をもとのように返すにはいかがいたしたらよいでしょう。どうぞお導きくださいませ。」
明主様御垂示
「これは霊的原因が大いにあるが、ちょっとここでは言えない。
夫が帰れと言うのだから実家へ帰って、一生懸命信仰に励み、徳を積むことが最もよい。
あなたが苦しむのは、あなたに罪があるのだから、徳を積んで罪を消すことである。
消えただけは幸福になるのであるから、今後その方針で進み、後は神様にお任せすれば、必ずよくなるのである。
次に反対者にはなんとかして、「栄光」か「地上天国」を読ませるようにするのが一番よい。」
明主様御垂示 「家族の信仰反対によって苦しむ原因は罪穢」 (昭和25年10月15日発行)
信者の質問
「三年ほど前に入信いたしました信者で、一家入信し御神体もお祀りいたしております家でございますが、
入信当時それまでお祀りしておりましたお稲荷さんの祠(ほこら)を調べましたところ、お札がいつの間にか紛失しておりました。
近所の子供が取り出して捨てたものらしく、その後へ玩具様のものが入っていたそうでございます。
そのままにして現在祀ってないのでございますが、その後、家の中がなかなかまるく治まらず、
特に現在は入信いたしました父がひどくこのお道の反対を申し、娘さんが人の御浄霊をいたしますことさえ許しません。
他にもいろいろと曇りの多い家でございますが、この父の反対は捨てられたお稲荷さんと関係がございましょうか。
お稲荷さんの名前が分からなくなっているそうで、ございますが、改めて祭るといたしますと、どのようにしてお祀りいたしますればよろしゅうございましょうか。御教えを賜わりたくお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「たぶん稲荷の霊だと思うが、名前も判らず、お祭りをするほどのこともないから、そのままでよろしい。
父親が反対し、家族の者が苦しむとしたら、家族の人たちも罪穢があるのだから、人助けをするのがよいが、
それも反対されるとしたら、できるだけ御神書を読むようにすることである。
それによって身魂が磨けるから、父親の反対もだんだん薄らぎ、ふたたび信仰を取り戻すことになる。焦らず時節を待つべきだ。」
明主様御垂示 「夫の信仰反対 離婚するかしないかは神様が御決定」 (昭和25年2月7日)
信者の質問
「私は昨年七月カリエスで教修を戴いた者です。
姉にも勧めましたところ、姉(三十五才)は大反対の主人にかくれて入信しました。
ところが私は御浄化を戴きましたが、私の主人(三十八才)も絶対反対で浄霊も出来ませんので困っています。
主人には前から他に女があり、入信以来夫婦仲は益々円満にはゆきません。
「お前が信仰するなら家を出て行け」と叱りつけます。勿論浄霊も嫌っています。
姉は二人共に主人と別れて信仰の道に入りたいと言っておりますが、どうしたらよろしいでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「忘れるよう、出来るだけ考えぬようにし、人を多く助けるようにする。
別れるか別れぬかは、神様がよく判っておられるから、よくして下さる。」
明主様御垂示 「徳を積めば反対家族に光が行く」 (昭和24年4月23日発行)
信者の質問
「私の娘(十九歳)は一昨年七月に御浄霊を受けておりましたが、その後お祭りにも行かず御浄霊も受けず、家内の者が御浄霊を受けるのさえも止めようといたします。いかがいたすべきでしょうか。」
明主様御垂示
「ははあ、変な霊が憑いたんですね。
これはね、やはりお母さんがたくさん人助けをして徳を積むんですね。
お母さんがよくなって浄まれば、親子は霊線が繋がっているから、それによって娘さんもよくなります。
まずご自分が徳を積むことです。
これによってその魂が光りますから、その光が娘さんに及んで、邪魔してる霊はしだいに萎縮してついには離れてしまいます。
すべて一家の中で、ある者が反対している場合でもそれでいいんですよ。」
明主様御垂示 「入信後に家族の続死、娘二人の罹病」
信者の質問
「私の主人は三十六歳で、昭和二十二年五月二十一日結核で二年程患った後に死にました。
また、昨年十月長男(五歳)が脳膜炎で三日程で死亡し、本年三月祖母が老衰にて死去致しました。
昨年五月入信以来観音様に御縋りしておりますが、残った女子二名も年中風邪、麻疹、骨膜炎等を患い、大変心配しております。
いかなる理由でありましょう。霊的な因縁があるのでしょうか。
また、今後いかにしたらよいでしょうか。御教え下さい。」
明主様御垂示
「一家に罪穢が沢山溜っている。罪穢によって浄化が行われるため、その浄化で来る。
教えを知らないから間違った療法をされる。
それも罪穢のためで、観音様にお縋りして人を助ける。
その徳により自分も助かる。
風邪を引くのは大いに結構で、麻疹も結構で、この原因は未だ判っていない。
胎中に育ってくると古血を呑む。
それが麻疹になって出る。それで麻疹は赤い。百日咳は悪露(おろ)を呑む。それ故に白い泡のようなものを出す。
骨膜、痛いのは皆骨膜にする。これも浄化である。故にちっとも心配になるものはない。」
明主様御垂示 「入信後に親族の続死、夫の半狂乱」 (昭和26年4月25日発行)
信者の質問
「私は十九歳のとき、村の方の所へ嫁ぎましたが、夫はすでに梅毒を患っており、
私に染るのを恐れて一度も夫婦の交わりをいたしませず、毎日暗い日が続きましたので、
堪えられなくなって、八カ月目に夫と姑が無理に頼んで止めるのをふりきって実家へ帰り、ただいまの夫の所へ嫁ぎました。
そして昭和二十三年十月入信させていただきました。
夫はそのとき反対ではなく、また賛成でもなかったのでございますが、本家は反対でございました。
それから一年あまり毎月姉の家で例祭のありますとき、お詣りし先生のお話を聞かせていただいておりました。
去年の二月ごろから夫は、夜大きくうなされたり、悲しんだり、泣くようなことを申すようになり、
また会社で「お前の女房は観音教の先生に瞞されている」と聞いて帰り、ぶつ、けるの乱暴をいたします。
それでなくてさえ反対の本家は、もったいないことには私の御守り様を取り上げてしまい、父は焼いてやるとまでおっしゃったのでございます。
その後本家の父と兄は赤痢になって入院、父は間もなく死亡など、次々と不幸が続いております。
私の夫は固い律儀な人で、お仕事や言語には変わりございませんが、家では半気違いのようになって、自分で妄想を作り上げ、激しく責めたて、本当に人様に言えないようなこともございます。
いくら話をしましても聞き入れもしません。帰れと申しますので、子供と別れて親の家へ帰っております。
いかがいたしたら良いのでございましょうか。
私の住んでいます家は夫の叔父に当たる方の家で、二人とも死んでおられませんが、生前よく男があるとかないとか、争っておられましたそうです。
それから私が初めに嫁ぎました夫は、兄が亡くなって、兄嫁と一緒になり、男の子二人をもって幸せに暮らしています。
最近本家の兄も弟(私の主人)の日ごとに募る狂態をいろいろ心配いたし、お道の先生とも話してメシヤ教に対する認識も変えてくださったようで、
まだ御守り様は主人が嫌うので、返してもらえませんが、なんとか夫をもとのように返すにはいかがいたしたらよいでしょう。どうぞお導きくださいませ。」
明主様御垂示
「これは霊的原因が大いにあるが、ちょっとここでは言えない。
夫が帰れと言うのだから実家へ帰って、一生懸命信仰に励み、徳を積むことが最もよい。
あなたが苦しむのは、あなたに罪があるのだから、徳を積んで罪を消すことである。
消えただけは幸福になるのであるから、今後その方針で進み、後は神様にお任せすれば、必ずよくなるのである。
次に反対者にはなんとかして、「栄光」か「地上天国」を読ませるようにするのが一番よい。」
明主様御垂示 「嬰児の出生直後の続死」 (昭和23年11月18日)
嬰児の他界と親の毒血
信者の質問
「昨年十一月七日女児誕生、十日死亡、背に紫紺色の斑点あり、本年十一月四日男児誕生、七日死亡、
体の半面に紫紺色の斑点あり、二回とも産後、母乳は一回飲んだだけで、お産も軽く、両親とも受講、
今後丈夫な子を授かりますにはいかがいたしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「これはなんですね、親に毒血がよほど多いんですね。
それでその子が育っても駄目だから早く・・・なくなったのでしょう。
しかし毒血はだんだん減りますからね、次に生まれる子はいいでしょう。・・・
両方とも七日ですね、これは霊的にわけがありますよ。
きっと七日に死んだ霊ですね。
また他人なら怨みの霊、怨んで死んだ霊であり、また先祖なら七日に死んだ祖霊で、非常に罪を重ねたので子孫にその罪を分担してもらうんです。
ですから結局人助けをして善徳を積んで行くことですね。」
明主様御垂示 「嬰児の出生直後の続死」 (昭和24年5月30日発行)
信者の質問
「私宅では去年と今年と二回子供が生まれましたが、二回とも生後すぐ死亡いたしました(いずれも三日目)。これはなにか因縁がありましょうか。」
明主様御垂示
「ありますね。こういう死に方をするべきはずのものではないですからね。
こんなのは霊が障ってるわけですね。つまり怨みの霊ですね。
そういうことと、もう一つは主人公が罪を犯しているかですね。
これは「信仰雑話」の中に「夫婦の道」って書きましたね、ああいうことか、あるいはなにか子供を授れない因縁にあるかですね。
また、こういうことも考えに入れておいていいですね。
なんでもかんでも子供があれば仕合せになるとは限らないですからね。
かえって子供の不幸になることもあります。
例えば、障害者の子だとか、大きくなって放蕩して家の財産を潰すとかね。
だから、子供ってのはちゃんと育って親の仕合せを助けるのでなければ本当の子宝とは言えませんね。
勿論そんな不仕合せは子供が親の罪を浄化するわけですからね。
信仰に入ってたくさんの人を助ければ、その徳によって罪も減り怨みも減りますからね。立派な子供ができますよ。
信仰に入ってからの子供って立派ですね。
しかし、あんまり薬を服んだ人の子供は毒が多いですがね。」
明主様御垂示 「御面会後に発狂した事例」 (昭和25年4月8日)
狐霊が明主様信仰に反対する
信者の質問
「二十一歳の男(一昨年八月入信、両親はその前年入信)、本年二月御面会に参上、
礼拝の御讃歌奉唱中に霊が浮いたような状態になり、
以後浄霊を嫌い、御浄霊しようとする両親に乱暴をし、なにかとお道に反対いたします。
この場合、強制的にでも浄霊してよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「これはね、無理にやっちゃいけないですよ。
当分うっちゃらかしておいたほうがいいですよ。
これは狐が憑ってるんですからね。
狐が苦しいから反対してるんですよ。」
信者の質問
「それに、祖霊が憑いているらしく、両親に対し非常に差し出がましい態度をとりますが。」
明主様御垂示
「ええ、同化霊でしょう。・・・邪魔があるってのも、その家に罪穢れがあるから、狐なんかが邪魔できるんですからね。
時期ですよ。できるだけその家の人が善根を積むことですよ。
その徳によってだんだん穢れが取り除かれると霊が邪魔しようとしても手も足も出なくなりますからね。」
信者の説明
「先日も母親を鋸で打(ぶ)ん撲(なぐ)ったり、木剣で叩いたりいたしました。」
明主様御垂示
「ほう、やはり霊が苦しいんですよ。」
明主様御垂示 「御面会後に夫が死亡」 (昭和24年7月28日)
信者の質問
「主人の弟は元中学校の教諭でしたが、後に会社員となり戦時中に豊橋の空襲で惨死致しました(昭和二十年六月)。
当時弟は分家しておりましたが、妻の亡兄の嫁といつしか良い仲になっておりましたが、
待避壕を直撃されて生埋めとなり、二人共頭だけ地上に出ておりましたため、首から上は焼けて頭蓋骨は脱落しておりました。
弟の妻は、それ迄二人の仲を知らずにおりましたが、この事件以来面白くないのか別荘に移り実母と一緒におりましたが、
暫らく後、本年五月弟の位牌を私共に返して再婚致しました。(子供はありません)
一方、私宅では昭和二十年八月十九日、長男(現在十四才)が脳膜炎にて一時どうなる事かと心配した程でしたが、
御浄霊の御蔭で治して戴き主人も子供二人も喜んで入信させて戴きました。
本年五月十五日、家族揃って御面会を戴きましたが、十九日より主人が頭の病気に罹り、遂に二十四日死亡致しました。
ある人の申すのに霊的因縁だと申されますが、いかなる事でしょうか。
実は弟の位牌を返されたのが主人の死ぬ三日前であり、次々に頭の原因で病気やら死ぬやらで、私としても主人や弟の後生を弔いたいと思って努めておりますが、
子供の一人を以って弟の名跡を立ててやる事はどうでしょうか。
また、私共母子三人は今後いかに進んだらよいので御座いましょうか。御教え願います。」
明主様御垂示
「この家に罪穢が非常に溜っている。よほど徳を積まなくてはいけない。信仰を熱心にし、人を助ける。跡を立てるのは喜ぶ。」
明主様御垂示 「神様のお役に立つことをすれば曇りが消え病気も治る」 (昭和29年2月1日)
信者の質問
「一昨々年十一月頃より精神病状態となり、一時警察の厄介にもなり、病院にも入っておりました。
昨年十一月頃病院から出ましたが、再びそういう状態となり、病院に入っております。
今のところは、良くなって仕事をさせているそうで、病院では出てもよいのではないかと言っているそうですが、
兄は再び起こってはというので、明主様にお伺いしてくれということでございます」
明主様御垂示
「兄は一緒に住んでいるのですか。」
信者の発言
「さようでございます」
明主様御垂示
「兄は信者ですか。」
信者の発言
「さようでございます。
家族は大光明如来様を御奉斎させていただいております」
明主様御垂示
「そういうのはやっぱり浄化です。商売は何ですか。」
信者の発言
「農家でございます」
明主様御垂示
「信仰に対しては・・・どういう信仰のしかたですか。」
信者の発言
「ただ今まで五、六名程度のお導きで、御奉仕もいくらかいたしており、弟を勤労奉仕に、という程度でございます」
明主様御垂示
「つまりそういうことでも何でも、災いとか心配になるということは、そこに罪があるので、その浄化だから、
そこで一生懸命にやりウンと手柄を立てれば浄まるから、
そういうのはうっちゃらかしておいても治るし、
また浄化が起こっている内は浄化すべき曇りが残っているので、
そういった心配事もはかばかしく治らないというわけだから、根本はそこにある。
病院に入れるとか、浄霊で治すとか、どうすればよいか、ということは第二の問題で、
つまり根本は神様のお役に立つことをできるだけすれば、
罪が取れ、罪が取れれば曇りがなくなるから、放ったらかしておいても治ります。」
信者の発言
「その父親は一昨々年に狭心症で死んでおりますが、父親の当時はなかなか熱心でありました。
兄のときになってからはお導きしておりません」
明主様御垂示
「それではしようがないです。
もっと苦しむよりしようがないです。
そのわけを話をして、そうして分かればよし、分からなければもう一層苦しむほうがよいです。
そのほうが早く浄化します。
そこの中心は兄ですか。」
信者の発言
「さようでございます」
明主様御垂示
「では、一番心配したり迷惑するのは兄ですか。」
信者の発言
「さようでございます」
明主様御垂示
「そうすると、その兄というのがウンとやらなければ駄目です。御神書は読みませんか。」
信者の発言
「現在・・・」
明主様御垂示
「ロクに読まないでしょう。
だから、今私が言ったことを一応話してやるのです。
それで分かればよし、分からなければ時期を待つよりしようがないです。」
明主様御垂示 「信仰で徳を積めば自然浄化が起きる」 (昭和26年3月25日発行)
信者の質問
「御浄霊は浄化したときだけやればよいということを伺いましたが、
積極的に御光をいただき、浄化を求めるため、御浄霊を受けるのはいかがでございましょうか。」
明主様御垂示
「そんな必要はない。
なぜなれば無浄化の際浄霊をすると非常に骨が折れるからである。
それよりも、浄化を起したいとしたら、信仰によって徳を積めば、魂が浄まるから、自然浄化が起るので、それが本当の信仰である。」