罪穢れの多い人間は徳を積め 1
明主様御垂示 「曇りの解消法」 (昭和24年1月27日)
信者の質問
「曇り解消の最善の方法について。」
明主様御垂示
「人を助ける。その徳によって曇がとれる。これが最善である。」
明主様御垂示 「神様のお役に立つことにより罪穢れが消えていく」 (昭和26年11月5日)
信者の質問
「信仰の極致は安心立命の極致と思いますが、人の操縦術の・・・」
明主様御垂示
「操縦術じゃない。そう考えると、それは技術になりますからね。こざかしい技術になるからね。そうじゃなく、自然です。」
信者の質問
「その応身ということで、信仰が最高で、それから安心立命の極致が・・・」
明主様御垂示
「そうですね。安心立命とはちょっと違います。
というのは、そういった応身の働きによって、多くの人を助けて、神様のお役に立つというと、自分が持っている罪穢れが消えていく。
なくなってしまって、自分が浄化されなくなる、いろんな災難・・・苦しみというのはなくなっていく。
そうなって、はじめて安心立命になる。
神様にお任せするということになる。
いきなり安心立命というのは難しい。
それだけ、その人が浄まらなければならない。
しかし、そこまで本当に解って信じられれば、安心立命を得ているんです。
どんなことがあっても、びくともしなければね。
少しくらい悪くても、これは浄化で、これで毒が減っていくんだからということになる。
だから、メシヤ教に入れば、だいたいは安心立命を得ている。
ただ、あまり浄化が強いので、中には迷うのもあるが、どうして自分はこうだろうと思う人もあるが、これは人間としてやむを得ないですね。
その根底さえ分かっていればその苦しみを楽に通過しますからね。
だから、私なんか、去年警察でいじめられたときは、実際神様はこうまでしなくても良いじゃないかと、こう思いますよ。
しかし、自分は重大使命を持っているから、普通の人より苦しむのはしかたがない、という一方の考えもある。」
明主様御垂示 「妻と子供を刺し殺した発狂者の救い」
信者の質問
「主人(四十六歳)は三年前より胸の病で休んでおります。
今迄に余り薬は用いませんが、昨年四月迄約一ケ年療養所にて養生していた事があります。
三ケ月程前に御光を戴き、時々先生に来て戴き毎日私が浄霊をさせて戴いております。
現在の病状は微熱あり、食事の時位は起きておりますが便秘気味ではっきり致しません。
主人は祖先の霊の事を頻りと気にしおり、信仰も従来種々やりましたが、親戚に次のような事があり、これと霊的関係があるのではないかと心配しております。
十年前主人の姉の夫(S某)が精神病にて逆上の結果刃物で義姉とその子供を滅多切りにして即死させました。
それから後は残った子供を二人私共で引取って世話しておりましたが、ただ今は一人を世話しております。
その夫も間もなく衰弱して(座敷牢に入っていたためか)死にました。
S家ではその後その夫の兄弟が跡を継いでおりますが、無信心で何もやりません。
私共では近いうち光明如来様を御祭りする準備をしておりますが、今後いかにしたらよいので御座いましょう。」
明主様御垂示
「この霊とは関係はない。普通の浄化を間違った療法で治すため引延ばしたものである。
祖先の霊を気にするのは、祖先の霊が助けてもらいたさに知らすのである。
この信仰へ入ると、余計催促する。
一日も早く光明如来様をお祭りする。そして信仰雑話を読む。音読するといい。
霊界で聞いている。この信仰ではじきに救われる。
精神病や変死などは非常に悪い。非常に苦しむ。
地獄・・・当分精神病で気がつかぬ。
その中段々光で救われる。一人でも多く救うと、その徳で早く救われる。」
明主様御垂示 「人を救うと罪穢が消える」 (昭和24年11月26日)
家族の続死
信者の質問
「昭和二十年一月、震災のため母、弟死亡してより不幸続き現在に至りたるもその間弟は戦死し、私復員後肋膜炎を病い三ケ月間にて治りしも、またも次弟肺浸潤発病死亡せり、
その後本年一月、私も盲腸炎引続き肺浸潤にて現在は快方に向いあるも、私または一家の運命はどうでしょうか。」
明主様御垂示
「一家に非常にメグリが溜っている。
故に早く除らなくてはいけない。
信仰を一生懸命にする・・・という事は人を救う。
罪穢を消す事は苦しみによる。人を喜ばして愉快に救える。」
明主様御垂示 「罪穢れの多い家庭は熱心に信仰しなければならない」 (昭和25年10月15日発行)
家人の続死、病多き家族
信者の質問
「昭和二十三年入信いたしましたYH子(二十七歳)二十三年二月ごろより腰推カリエスにて四月より御浄霊をいただき、
二十四年二月より膿が出始め、現在まで続いております。
夏ごろ一時結核症状で衰弱いたしましたが、御浄霊により元気を取り戻しております。
主人Mも昨年七月入信いたし御神体もお迎えさせていただいております。
四歳になる子供がありますが、本年一月ごろより大人も及ばぬような大鼾(いびき)をかいて寝るようになり、
そのころから食欲が減り遊ばなくなり、しだいに衰弱が増すので集会所に御浄霊に通っておりましたが、
一度迷いまして三月十七日より一週間医者に行きましたところ、急に痩せ衰えましたのですぐやめ、
その後は真剣に御浄霊をいただくようになりましたが、一進一退でだんだん衰弱し、ただいまでは文字通り骨と皮でございよす。
食物は常に偏(かたよ)り、鯖(さば)の頭、小豆、チョコレートなどで、野菜類はぜんぜんいただきません。
先日Mさん(主人)が夢を見まして、硫黄島で戦死いたしました主人の弟が、子供を連れて行こうとするところを危く止めたそうです。
またYH子さんの父は、現在の妻(主人の母)で三度目であります。
その間にできた三人の子供は生存いたしております。
一度目の妻は二子を残して死亡、二度目の妻は一子を残して死亡しております。
H子さんは二度目の妻の子であります。
一度目の妻の長子が十年ルイレキでなくなり、その弟が十七年結核でなくなり、
二十年に主人の弟が硫黄島で戦死し、その弟が十二年、満州より復員後、腰推力リエスで十カ月の患いで死亡いたしました。
三度目の妻の祖母は老衰にて一二年に死亡、母は二十四年、同じく者衰にて死亡し、現在の家に移りまして十五年になりますが六人死んでおります。
H子さんの父と三度目の妻との間の三人の子供のうち、二番目の子供が(十九歳)五年前より癲癇になり、一日に二、三回軽い発作が起ります。
二年前より入信し、集会所で御奉仕させていただき、熱心に信仰し、元気になり感謝いたしておりますが、発作は変わりません。
この病人の祖父は溢死しております。
また教導師の人が泊りました晩、なにかに胸を押えつけられたそうです。
右のことと子供の病気、癲癇と、いかなる関係がありましょうか。」
明主様御垂示
「この一家は霊的に非常に罪穢が溜まっている。
従って、この家の主人公がよほど熱心に信仰して人助けをし、徳を施し、罪穢を軽減しなければ救われない。
かつ御夫婦とも御神書をできるだけ読むことである。
信仰雑話中の夫婦の道というところをよく読むとよい。」
明主様御垂示 「一家断絶的運命 (全家族変質・病弱)」 (昭和25年5月21日)
信者の質問
「本年一月入信致しました三十九歳の婦人、神経痛にて毎日御浄霊を頂いております。
昭和二十二年八月(産後十ケ月目)より右足太股(もも)の裏に親指でおした位の所がキリキリと錐でもみ込むような痛みが続き、腰も痛むようになり、
特に夜半一時頃より激痛が伴い、呼吸するのも響き、今にも呼吸が止るのではないかと思う事が度々御座いました。
医者や薬と色々手当を受けましたが効果なく、寝たり起きたりして二年半過しました。
昨年十二月より御浄霊を頂いておりますが、少しは以前よりは楽にさせて頂いております。
また、時々喉がつまり、シャックリと咳と同時に出るような咳が出ますと痛みが止ります。
最近は午前一時頃より五時頃迄が悪く、朝起床後一時間位は特に悪く、暫く坐っておりますと自然と楽になります。
主人(三男、四十九歳)は頭が悪く、算数など小学校三、四年生程度しか出来ません。
主人の兄弟も頭が悪く、長兄(五十三歳)は妻帯も出来ずブラブラ致しており、次男(五十一歳)も兄と同じで妻帯致しておりません。
人の来る事と、また、人と対談する事を嫌います。
長女(五十七歳)も少女の頃より病弱で御座います。
母(八十歳)も最近中風のようでよぼよぼしております。
この三人の兄弟は仲が悪く、母を三人で取合っておりまして、母子四人一緒に食事をした事は御座いません。
父は中風にて十二年前に死亡致しております。
なお、本人宅には一月御屏風観音様をお祀りさせて頂いております。
本人の御浄化は薬毒に由るもので御座いましょうか。また、霊的に何か関係が御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的関係がある。種々な罪がウンとある。
一日も早く御奉斎して一生懸命徳を積んでメグリを打切らなくては一家断絶してしまう。」
明主様御垂示 「罪穢れの多い家庭は人助けをしなければならない」 (昭和24年3月22日)
兄の肺病、神経衰弱
信者の質問
「四十一才の兄と三十五才の弟家族と母と妹あり、兄が家を嗣ぐ予定なりしも渡満し、この度復員して二家族一所にいるも、
兄の方、胸と神経衰弱にして常に二家族折合悪く、このままいては死んでしまうと申し、
兄が近所に出様かと申しつつある所で見てもらいましたら
祖父の時に長男が東京に出て死に祀ってなく、次女が家をやり迷うているとか、霊的に関係あるものでしょうか。
兄が家を出ましても先祖を次ぎましたらよろしいでしょうか。
禅宗の先祖様に、途中から入信致しました金光教のお霊を一所に祀っております。やめた方がよろしきでしょうか。」
明主様御垂示
「罪穢がうんと溜っている。それが除れなくてはならぬ。一人でも多く助ける。
罪が減ってゆけば自然になくなる。自分自身磨ければよい。
これは絶対いけない。
別々に祀らなくてはいけない。禅宗の方は長い。
光明如来様をお祭りして、元の御座へお還り願う。
薬止めては余計苦しみが増すから、生命を失うかもしれない。」
明主様御垂示 「先祖の深い罪による病気の場合には熱心に人助けをすべき」 (昭和28年3月25日発行)
親子二代の歩行障害
信者の質問
「謹んでお伺い申し上げます。私は昨年八月、過去三年間の子宮下垂をお救いいただき入信させていただきました者でございます。
その後十二月に主人も入信、本年二月八日に大光明如来様、御屏風観音様を奉斎させていただき、感謝の明け暮れを送らせていただいております。
私の長男(三年二カ月)は生まれつきと思うのですが、(医者は母乳日光の不足と申しました)
佝僂(くる)病にて手足、特に足の大腿部短く、O脚にて立ちますと腹が前に出、骨盤は後に反り、歩きますと体が左右にゆれます。
(註 くる病・・・ビタミンDの欠乏や日光に当たることの少ないのが主な原因で、骨の形成が不良となり、脊椎・四肢骨などの曲がる小児の病気。グリソン病。成人の場合は骨軟化症という。)
(昨年六月より支部にて御浄霊をいただいておりますが、日によりゆれる程度が違うように思います。ときどき下痢をさせていただいております)
レントゲンにては手足の付け根の所が朦朧といたし、各関節は骨端がギザギザになったり、膝は三味線のバチのような広がった形をしております。
痛みはございません(一度発熱し手足が動かせぬほど痛みのある御浄化をいただきました)。
主人もこれと同じ病気にて医療はほとんど受けておりませず、
十七歳に両足ひどい脚気、十九、二十四歳に右足歩行困難で苦しみ、現在も右足は左の半分の力でございます。
子供はお道を知る前一年間ギプス矯正、隔日のマッサージをいたしました
(なお注射は生後三日目に発汗ひどいため、ビタミン、一年後風邪熱にペニシリン、百日咳にマイシン二本いたしました)。
これは霊的で、ございましょうか。また御浄霊にて治していただけましょうか。
御浄霊はどこを主にさせていただきましたらよろしゅうございましょうか。
なおまた、この次にもこのような子供ができますものでございましょうか。
右につきまして、なにとぞ御垂示くださいますよう謹んでお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「この原因は霊的と薬毒の両方であって、光明如来様のお部屋に寝るようにし浄霊すれば、少しずつ治ってゆくがそうとう長くかかるから、そのつもりで辛抱することである。
浄霊の箇所は悪いと思う所をすればいい。
勿論親子とも同じような病気とすれば、祖先が犯した深い罪であるから、
よほど熱心に信仰を励み人助けをし、神様のお役に立つようにすることで、それによって罪の減っただけは治ってゆくのである。
従って完全な子が生まれるのも勿論である。」
明主様御垂示 「信仰を一生懸命やると罪が取れる」 (昭和26年9月5日)
長男の白痴、次男の溺死
信者の質問
「名古屋市外の春日井市の経師屋で、なかなか熱心であり、別院の表装もお願いしておりますが、
家族はおじいさん一人と夫婦と子供三人で、長男十五才、次男十才、長女十三才でございますが、
長男は生まれつき白痴であります。
次男は八月二十五日に苔猿という有名なお寺に遊びに行き、小川で溺死しました。
去年の三月二十五日には当人の叔父が縊死しておりますが、なにか関係があるものでしょうか。
おじいさんは、本当のおじいさんですが、家がなくなったので、伴という家に行き、その家を立てたのですが、
禅宗で今までおじいさんの家でお祀りしていましたが、次男が亡くなってから本願寺でお祀りしてます」
明主様御垂示
「代々禅宗ですか。」
信者の発言
「代々禅宗で、その家の息子が養子したのです」
明主様御垂示
「家が本願寺ですね。
おじいさんが禅宗で、夫婦先の家が真宗ですね。
家というのは夫婦養子の家ですね。
おじいさんのは他にあったのですか。」
信者の発言
「狭いために真宗の仏壇は家に預けまして、おじいさんの禅宗の仏壇でお祀りしてました」
明主様御垂示
「別にかまわないですがね。
それはよいが、祖先はおじいさんのほうに祀ってあるんですね。」
信者の発言
「子供が死んでより、家に引き取り、別々にお祀りするようにしてます」
明主様御垂示
「おじいさんの家は絶えちゃったんですか。」
信者の発言
「はい」
明主様御垂示
「しょうがないですね。」
信者の質問
「叔父が縊死しましたのと、次男が溺死したのは、因縁がございましょうか」
明主様御垂示
「叔父は夫婦養子の兄弟ですかね。
縊死したのは祀ってあるでしょう。
縊死したのはどっちですか。
夫婦養子のほうの叔父さんですか。」
信者の発言
「生まれ元の叔父です」
明主様御垂示
「すると禅宗ですね。それはどこに祀ってある。」
信者の発言
「一軒もっているために嫁が祀ってあります」
明主様御垂示
「そうすれば、そんなことはありませんよ。いつ入信ですか。」
信者の発言
「二十三年の冬でございます」
明主様御垂示
「そういうわけはないがね。おかしいですね。
男に祟ってるんですね。
よほど罪があるんですね。祖先の罪ですね信仰の間違いじゃない。
長男が白痴というのは、よほど前世に罪があった。
男に跡が継げないようにさせられている。
妻君はいくつくらいですか。」
信者の発言
「三十四、五くらいとおもいます」
明主様御垂示
「まだ子供ができる可能性がありますね。
どうしても、人間にひどい罪があると、子供をいくらか犠牲にしないと追いつかないんです。
普通では、そうでもないが、だんだん世の中が切り替えになるときになると、清算されてくるから、大きな罪が取れると良くなります。
信仰を一生懸命やると良い。
伴というのは藤原からでたものですね。」
明主様御垂示 「祖先の罪を消すには徹底的に信仰するしかない」 (昭和26年9月8日)
嬰児の続死、児童の弱視・低能・狂暴
信者の質問
「十二歳の男の子と九歳の女の子の兄妹が生まれつき目が悪く、男の子は四歳ごろまで歩くことができずうつむいてばかりおりましたが、
その後薄く見えるようになり、外へ出て遊び、絵本なども三寸くらいの近い所では見えるようですが学校へは行けません。
低能で狂暴性で、気に入らぬと物を投げたり毀したり暴れまわり、手のつけようがなかったのですが、
三週間浄霊を続けましたので、だいぶおとなしくなりましたが、目の方はなんの変化もありません。
目の玉は黒目は美しいのですが、白目は腫れあがって、玉はたえずクルクル動いております。
女の子は男の子よりは少し良く、歩くのもふつうに歩けるようになりました。
智能もふつうですが、やはり学校へは行けません。
父親は四十七歳ですが、結婚前に梅毒をやったことのある人です。
長男や長女はいたって健康ですがその次が死産し、その後二人生まれて間もなく死亡したとのことです
(その次に生まれたのが前記の男と女の子でございます。その下に男の子がおりますが、なんの異常もありません)。
そのころ父親は脳を煩い、松澤病院に入院したこともあります。
現在は酒屋をしておりますが、妻君がすべてをやっております。
主人は人に挨拶もせず、笑ったこともあまりないようです。
やはり目が悪く、時々自分で洗っております。」
明主様御垂示
「随分厄介なことだね。なにか頭に祟ってるんですね。頭の浄化のためですね。
これは頭に非常に毒があるんです・・・系統的にね。
そこにもっていって、梅毒で薬毒を入れたからね。
これでみんな頭が悪くなるが、これは梅毒と、梅毒を治そうとする薬ですね。その薬毒です。それが悪いんです。
事実は梅毒よりも、それを治そうとする薬の方が、よけい毒を与えている。
梅毒より六〇六号が恐いんです。
六〇六号をやった人は必ず頭が悪くなります。
この家は信仰に入っているんですか。」
信者の発言
「入っていないようでございます」
明主様御垂示
「信仰に入って奥さんが熱心にならなければならないですね。
そうして、非常に罪が・・・メグリがうんとあります。
頭が悪いということは祖先が霊界で苦しんでいるということですね。
こういうのは祖先の罪のメグリですね。
それが頭に来ます。
霊界で祖先が非常に苦しんでいる。
早くお祀りさせて、徹底的に信仰させる。それより他に救われる道はないです。」
明主様御垂示 「血族結婚と浄化多き家庭 (湯西川温泉白河村)」
子供三人死亡、三人障害者
信者の質問
「従兄弟同志の結婚が二代続きまして、二代目に子供が十人生まれましたが、三名が死亡、三名が唖と聾、四名は満足で現在四名中の長男が家長となり、三男三女があり、家には光明如来様、幽世大神様をお祀りさせて頂いております。
教修は家長夫妻と次男と三女が頂いております。
次女は子供の時から顔に赤痕がありましたので、数回手術を受けて現在は醜い顔になっております。
また教修を頂いている次男は、常に右半身の御浄化を頂き、常に外傷等も右にのみ受けております。
今後いかに致しますれば家族の安泰が願われ、先代からの因縁が許されるのでありましょうか。右お尋ねさせていただきます。」
明主様御垂示
「従兄弟同志の結婚は差支えない故、その原因によるのではない。これは他の罪によるのである。
血族結婚は決してわるくない。
五、六年前湯西川へ行った。当時その村は人口九百人位あった。
元平家残党が源氏に追われて逃げて、人の来られぬところ、来られぬところへ逃げたものである。
私が行った時も、四里を牛車で行って六時間もかかった。
最初逃げた時は三十人位だったのが今では九百人位に増えた。その間従兄弟同志結婚したに違いない。
現在中風の人が一人だけで病人がない。
これによっても血族結婚であって病人がない事が証さるる。
宿の娘と話したが、実に利巧で返事など実に適切で出しゃばらず、態度や言葉など実に立派で感心した。
これによっても血族結婚で馬鹿が出来るという事はない訳だ。
この宿屋は部落の裁判などあらゆる事をやっている。
先祖代々絶対菜食で鶏一羽もいない。
一行が持って来た最中の箱をあけてみると卵が入っていた。
それと隣村から鶏をもらって来てくれて夕食したのである。
この部落では、たまには日光のものとは結婚することはあるが、東京の者とは結婚しない、病気になるからと言う。
これをもってみても菜食がいい事が分る。
魚など食った事がないし、食おうとも思わぬという。
最初逃げた時は葛の根をくって生きていたという。
故に人間はどこへいっても生きて行けると思った。
飛騨の白河も平家村で、学者調査した事あり、そこもやはり血族結婚であった。
西洋医学者も血族結婚は差支えないという説を唱えている。
質問の場合は諸々罪穢が多いので、これを除くのは、人を多く助け、その徳により、自家が助かる以外にない。
この人は今罪穢をとられてる最中である。
人間の幸不幸は人間が作る。人を苦しめれば自分が苦しむ。
ただこれだけの事でこれを信ずるか否かで、信ずれば幸いになる。
教修をうけて人を幸せにする方法を知る。それによって早く罪穢がとれる。
また、観音様を拝む事によって早くきれいになると共に、早く幸福になる。
今迄の神は力がうすい。逆に罪をつくる宗教もある。観音教団はこの点からいっても素晴しい。」
明主様御垂示 「人を救えば罪が減る」 (昭和27年3月17日)
児童の知的障害、歩行障害、癲癇
信者の質問
「MY(四十四歳・男性)四男T(四歳)昭和二十五年春ごろより、首と手足を瞬間的に収縮させ、
癲癇(てんかん)のような状態が毎日一、二回発作的に起り、御浄霊はいたしておりますが、
八月十三日には手足を硬直させ、目をむき仮死の状態となり、
祝詞と御浄霊で御守護いただき、二カ月余り続きました。
二十六年一月ごろより発作も軽減いたしました。
現在一人歩きはできませんが、這(は)い歩き、泣きます。言葉は言えません。
智能は生後三カ月、動作は八カ月くらいで睡眠は一日五、六時間でございます。
大光明如来様、御屏風観音様は御奉斎させていただき、二階を教会としてお使いいただいております。
父は腎臓炎と心臓麻痺で、母は家庭の不和から鉄道自殺、長男は肺炎、次男は腸炎にて、それぞれ死亡いたしております。
また店の者が蛇を殺したことがあり、入信後自己判断で処分いたしております。
後妻も腎臓炎で死亡。三男は死の直前にお道に救われました。
この時仏壇の繰位牌を改めました。
これらと特に関係がございましょうか。御教示お願い申し上げます。」
明主様御垂示
「この家はいろんな罪穢があるんです。
ですから、一々なにがなんだと言うことは面倒ですから・・・必要もないですし・・・
一生懸命に信仰して人を救えば、それだけずつ罪が減っていきますから、万事が良くなっていくというわけです。
そういう考えになっていれば、たいへん結構ですよ。
霊体、罪・・・いろいろありますよ。」
明主様御垂示 「不語の小児 (口の罪)」 (昭和24年7月26日)
信者の質問
「私は現在五人の子供があり、今迄に長女と家内が種々御守護を頂き、誠に有難う御座いました。
次男(十二歳)、三男(七歳)が頭が悪く、幼少の頃いずれも引付けなどが何度もあり、特に三男は昨年一週間の間一言もものを言いませんでした。
御浄霊は引続きやらせて頂いておりますが、二人共言葉がはっきり判りません。
これは親の犯した罪でございましょうか。
また、先祖の何かの知らせでしょうか、罪でしょうか。
ただ今は一家全員入信させて頂き、ひたすら御縋り申しており、一心に御浄霊を続けさせて頂いております。普通になりましょうか。」
明主様御垂示
「霊が憑っている。浄霊は頭である。先祖の罪でこの親が引受けている。
口を利いて罪を犯した言葉の罪で、神様の悪口とか、信仰へ入る人の邪魔をするとか、嘘をついたりして、人の不仕合せになるような事をするとかで、
父母が大いに良い事を言えば罪は消えて行く。
信仰して人助けし、浄霊すればある程度よくなる。すっかりとは判らぬ。」
明主様御垂示 「全家族眼病 (目の罪)」
信者の質問
「私は生れつき強度の近眼にて、なお両親、祖父(死亡)、姉二人及び姉の夫まで家族全部目が悪く、特に母は失明しております。
また、私は御浄霊(特に脳天、前額部、両眼、肩、腎臓、腰等)して戴きますと苦しくなりますが、何か霊的関係が御座いましょうか。」
明主様御垂示
「祖先の中、神様に対して御無礼があった罪である。
眼は日月で、神様となる。
気長にして信仰を深めると罪が消えてゆく。」
明主様御垂示 「壊血病」 (昭和23年10月15日)
出血貧血の遺伝
信者の質問
「私の家に生れる男子に限り皆ちょっとした傷をすると出血が溢れる程になり、極度に貧血を起し、
医師は稀に見る壊血病と称し、特別の治療法なしと申されます。
しかもこの家より嫁いだものの出生子も同様で御座います。
霊的にいかなる関係がありましょうか。また、浄霊で治りましょうか。」
明主様御垂示
「この家には罪があるから、子孫が霊的に曇っている。
即ち血が濁ってる。血が濁っているほど多量に出血する。良い血は出ない。
信仰に入って大いに徳を積むと曇りは浄化する。そして血が浄まると幸福になる。」
明主様御垂示 「救われたい祖父の憑霊による膝関節炎」 (昭和25年5月2日)
信者の質問
「本年八歳になります娘で御座いますが、三歳の時に麻疹になりました時左の股が腫れまして注射を一日二本位の割で多数致し、遂に切開し、その際多量の膿が出まして、
その後一年を経た頃から左足膝関節の痛みを覚へ、関節の裏側が引き攣ってある程度足が曲ったまま伸ばす事が出来ず、次第に跛行が目立つようになりました。
その後指圧及びオケツ療法等を致しましたが、二十三年に娘の父母が入信致し、御浄霊によってだんだん状態がよくなって参り、
八ケ月以内には一度患部の関節の裏側が紫に膨れ上り今にも出膿するように見えましたが、出膿もせずそのまま引っ込んで固まってしまいました。
それ以来今日迄一年半の間殆ど毎日、主に両親が御浄霊させて頂いておりますが、症状は変らず、痛みは御座いませんが最近になりまして目立ってまた引き攣りがひどくなりました。
因みに娘の母親の父は十九年前に左足膝関節リュウマチで、娘の症状とは逆に足が曲らないで伸びて固まったまま胃癌で三月七日に死亡致し、娘の父親が入信致しました日は丁度その祖父の十七年忌の日で御座いました。
また、この娘の足が急に悪くなり始めましたのは八月の七日であり、その後御浄霊を初めて頂きましたのは九月の七日で御座いました。
このように祖父の死亡致しました七の日と色々の事が関連しているので御座いますが、この娘の症状は霊的のもので御座いましょうか。
または毒素によるもので御座いましょうか。お伺い申し上げます。
なお、この家は御神体をお祀りさせて頂いており、先日娘の母親は実家に参りまして、実家のお位牌を残らずお祀り致して参りました。」
明主様御垂示
「注射の薬毒が固まった。そこへ霊が憑ったのである。
祖父の霊が救われたいので、自分がやってる事を知らしたいためそうしたのである。
足の裏を浄霊する事が肝要である。
後は人助けする事。それによって救われる。」
明主様御垂示 「角膜炎について」 (昭和25年5月21日)
信者の質問
「私は三、四歳の頃から右眼を病みまして見えなくなり、
角膜炎との事で父はあらゆる療法に手を尽してくれましたが効果は御座いませんでした。
昭和十三年末頃に真宗で祈祷して戴きますと、前世の業だと云われ、善徳を積めと教えられまして、
以後真宗、生長の家の教えで一生懸命御奉仕致しましたが、何の変りも御座いません。
本年一月二十五日入信致し、三月八日御神体並びに御屏風観音様をお祭りさせて頂き、一心に精進致しておりますが、何等変化御座いません。
なお、昭和十一年の徴兵検査の時、色盲と云われましたが今日まで不便を感じた事は御座いません。
これは霊的関係で御座いましょうか。それとも前世における罪による不治のもので御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的でもあり罪でもありあらゆる療法のためでもある。
放任しておいても治る。一生懸命信仰し、人助けすれば早く治る。」
明主様御垂示 「神様に対する罪により精神病者続出の事例」 (昭和24年8月12日)
信者の質問
「私の家は先祖代々不幸続きで御座います。
特に精神病が多く、眼病、変死等続いています。
私は男四人女四人の八人兄弟の三男で御座居ます。
長兄の三女と次兄の次女は精神病となり、次兄は庭にある四百五十年の大木を切るためにその木に登って作業中に転落して死亡しました。
長女は片眼で御座います。
私は、今年教修を頂きましてから後は、御浄霊を戴きますと全身がウキウキするような感じがしたり、熱が出たり、骨ばかりになったような感じがしたり、左の眼が霞んで来たりします。
私の父の兄弟は父以外の四人共気違いになって死にました。
曽祖父、母は両人共気が狂って死亡し、その母方の母は盲目で御座いました。
三代前までは太田姓を名乗っていた村の旧家であったそうで御座いますが、
ある事から一家断絶を命ぜられ今の田崎姓に代り、その後は衰亡に傾いているようで御座います。
代々伝わって来た木彫の観音像が御座いましたが、ある時長崎の知人で少し気の変になった人の請いによって一時貸したそうで御座います。
その人は小刀でその観音像のアゴに少し傷をつけたそうで御座います。
それから三日目の昼御飯の時に天井から青大将二匹と白蛇一匹がブラ下って来たので青大将は二匹共殺しましたが、
白蛇は逃げて時々出て来ては子供達を驚ろかすそうで御座います。
今はその観音像は返してもらい、私の次兄の家に安置しております。
私一家は何かの祟りがあるのではありますまいか。
またどう致したらこの状態から逃れる事が出来ましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「神の祟りである。
先祖で神社を潰すとか壊したとか、人に信仰をさせぬようにするとか、いわゆる神罰で、非常に重い。
人間の祟りならこんな事はない。
一家全滅の働きである。
この信仰へ入り、人助けをすべきである。
外の信仰では絶対駄目である。」
明主様御垂示 「先祖の罪により子供全員異常」
信者の質問
「ある信者の家庭ですが、両親は共に健康で人柄もよく、信用ある人ですが、その家の子供は皆変なのです。
男子は皆頭が変で、少し変り者で、女の子は皆極端な近眼なのであります。
いかなる理由ですか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「祖先の中罪を作ったものがあり、子供に対する罪か、子供がひどい目に会った罪で、そのような怨みであるが、生命を奪るほどではない。
これこそ、信仰して、熱心に人助けをしなくてはいけない。」
明主様御垂示 「白痴出生続く」 (昭和24年4月28日)
信者の質問
「弟の養家の三代前の先祖は非常な財産家で、子供にも恵まれましたが、よい子は早死し白痴同様な人が一人無事でしたので、
その人に同町より嫁を取りましたところ、その嫁も賢くないためか出来た子供はまた白痴同様なるために、私の弟が嫁をつれて夫婦養子となりました。
弟は昭和十九年出征して戦死したため、その弟の嫁にこの度は私の妻の弟を養子として入れました。
世間の人はこの二人の間にまた白痴が出来ると噂していますが、そんな事があるものでしょうか。
私は養家の先祖を喜ばせるためと本人のために入信させたのであります。夫婦は男二十一歳、嫁は二十八歳。」
明主様御垂示
「よほど汚れが溜っている。
出来るだけ信仰を励み徳を積む。
多くの人を助けるようにすれば罪が減る。
罪が減れば良い子が出来るようになる。」
明主様御垂示 「祖先の罪により子供の続死」 (昭和25年1月12日)
信者の質問
「ある信者で御座いますが、生れます子供が生後皆次第に後頭部が大きくなり、数ケ月後死亡致します。
数年前日蓮宗を信仰致しまして出来ました子供が一人だけ成長致しておりますが、他人に会う事を嫌い、無口で御座います。
この事について医者も原因不明と申しておりますが、何か霊的に関係が御座いましょうか。
御教えをお願い申し上げます。なお、この信者はいとこ同士で結婚致しております。」
明主様御垂示
「いとこ同士の結婚は差支えない。
頭の祟りで、祖先の罪である。
何か頭・・・目上とか、上の人に対する大きな罪である。
その怨みか刑罰である。
入信して徳を積む事である。」
明主様御垂示 「三児死亡の婦人の重態」 (昭和24年2月8日)
信者の質問
「長男E(昭和十五年十一月二日出生、昭和十六年八月三十日死亡・・・病名、胃腸病)
長女A子(昭和十七年七月二十七日出生、昭和十九年十二月十二日死亡・・・病名、腹痛)
次男M(昭和二十年四月二十七日出生、昭和二十一年十二月八日死亡・・・病名、腹痛)
右三児の連日の看護に依り身体の強度の疲労から十月七日より病床につき、医療を約二ケ月施す。
十二月十三日重態におちいり、御浄霊によって救われ一時小康す。
その後里方へ帰り療養、再び嫁入り先にて患い、二回程繰返す。現在里方にて療養中。
いかなる原因によるものでしょうか。どう御浄霊させていただいたら宜しゅう御座いましょうか。右、御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「よほどの罪ありと認められる。充分徳を積むべきである。」
明主様御垂示 「子育たぬ家屋」
信者の質問
「私の今住んでおります家は前住者も子供が育たず二人なくなっております。
私が住むようになってからも五人もの子供が生れては直に死んでおります。どうしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「信仰に入ればいいのであるが、非常に罪や因縁のあった場合簡単にはゆかぬ。
そういう家に入る事も霊的にその人が悪いし、そういう悪因縁の・・・。
光明如来様をお祭りし、一人でも多くの人を助ける。
するとその家が良くなるか、その家を離れる事となる。
自分自身の霊的状態をよくするのが根本である。」
明主様御垂示 「三児鳥目 (子供続死)」 (昭和25年2月21日)
信者の質問
「魚、煙草、お菓子等の商店で、四十五歳の信者で御座いますが、
父は大工で母は早く亡くなり、後妻の子が家をついで本人は分家し、昭和元年妻を迎えました。
子供が産れますと一年前後で次々に三人胃腸病で死亡致しました。
屋敷に何かあるのだとも言う人があり、その後道路の改修により移転して屋敷跡を掘りましたが、石の道標が出ただけで御座いました。
移転後も二人同じ状態で死亡致しました。
店の都合でまた移転致しました所、それからは子供も育ちますが、現在六人の子供が御座いまして、十七歳(女)、九歳(男)、三歳(男)共に鳥目で御座います。
当人も若い頃から鳥目で、父も鳥目で御座いました。
妻は耳が遠く。家の母も祖母も耳が遠かったとの事で御座います。
御屏風観音様もお祀り致し、御浄霊もさせて頂いておりますがはかばかしく御座いません。
いかなる原因で御座いましょうか。別段恨みを受けますような心当りも御座いませんが、いかように致しますれば宜しゅう御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「鳥に関係がある。
鳥が人間に転生したのかまたは前生で鳥刺しなどで鳥を沢山殺したなどの罪があったものと思われる。
浄霊でも心掛けで治る。
子供が三人死んだのは医者へかかったためで、これも罪穢が沢山あるからである。
気長に信仰し人を助ける。その徳で罪がとれる。」