養子について


明主様御垂示 「養子縁組をする場合の心得」 (昭和25年4月23日発行)

信者の質問
「私は五二歳、妻は五六歳ですが、子供がありませんのでもらいたいと存じます、いかがでしょうか。

またもらう場合には男の子と女の子とどちらがよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「こういうのはね、光明如来様によくお願いすることですよ。

お願いすると人間が選ばなくても、将来この人たちのためになるいい子をちゃんと授けてくださいますからね。

そんなことを心配する必要はありませんよ。」




明主様御垂示 「養子縁組をする場合の心得」 (昭和28年4月1日)

信者の質問
「十四才、七才、二才の三人の子供がおります。

家計は苦しいのですが、後妻をもらうまでは子供は人にやりたくないと言っているそうでございますが」

明主様御垂示
「二才の子供はやりたくないというのですか。」


信者の質問
「さようでございます。

しかし信者の人になら差し支えないと申しておりますが、いかがでございましょうか」

明主様御垂示
「それは信者でないほうが良いでしょう。」


信者の質問
「信者でない人は薬をのませるから、それが忍びないと言っております」

明主様御垂示
「しかしすべて信者の中でどうこうということは本当ではありません。

そうするとやっぱり小乗的になってしまいます。

ある一つのグループに固まってしまうことになります。

それよりも拡がったほうが良いのです。

ですから信者でない人にやって、そこの家を信者にするというのが本当です。

それもこれも事情によります。

相手はまだ信者にはなっていないが、立派な人で将来神様の話が分かる人だというような所ならやっても良いです。

ただ、何というか、虫が好かないというのは止したほうが良いです。

先方によります。

信者と限らなくても良いのです。」




明主様御垂示 「養子は実子と思ってよい」 (昭和24年)

再生と家系について

信者の質問
「人間が再生する場合常に同一の家系にのみ再生するのでしょうか。

あるいは別の家に再生する事もありましょうか。」


明主様御垂示
「ズーッと末端へ再生する事はあるが、全然縁のない所へ再生する事はない。

落し子は沢山ある。妻以外の女と関係する場合、その時宿る事がある。

その腹を借りる場合がある。

霊的の事は全然判らぬ。

養子、養女など必ず縁がある。故に養子は実子と思ってよい。」




明主様御垂示 「養子取りの真相」 (昭和23年10月24日)

信者の質問
「祖先の殆どが現世に対する執着のため、再生あるいいは転生し、霊界に祖霊の数が少ないような事が御座いますでしょうか。

またその場合の祖先の罪穢の継承の点を御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「教団へ入ってくるのは祖先でも大先祖が多い。

その家の娘が大先祖などの場合がある。

養子取りや、子のない時養子をとる時など、先祖が霊線を辿っては霊界で候補者を探す。

そして産土神の許可を受ける。それで結ばるるのである。」




明主様御垂示 「死者の手の印字生児に現わる」 (昭和24年7月12日)

信者の質問
「静岡県志太郡大長村神座の未だ入信しておりませんお宅で、死人の掌に住所、姓名を書きまして埋葬致しました所、

五年後に関係のない伊豆のあるお宅へ生れた子供の掌にその文字がはっきり出ていたそうで御座いますが、縁籍関係がなくてもそうした事があるもので御座いましょうか。

また、その掌の文字は埋葬した墓地の土で拭えば消えるそうで御座いますが、いかなる理由で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「こういう事をよくいうが、ないとはいえぬ。

遠戚でなくとも霊界では一緒かもしれない。

養子などのように祖霊が他家へ子を産ます事がある。

掌に無意識に書くんでは何でもないが、生れた時の印にしようと強く想う場合にはこういう事がある。」




明主様御垂示 「貰い子と妊娠」

信者の質問
「子供の無い人が貰い子をすると、子が宿ると言われますがいかなる事か、御説明下さい。」


明主様御垂示
「定った訳ではない。出来る場合も出来ぬ場合もある。

貰い子をすると、祖霊が気に入らぬ場合があって、霊界で神様にお願いしたりなどして、別に授かるよう神様にお願いする。

それはない事はない。」