人工中絶について


明主様御垂示 「堕胎は一種の殺人」

信者の質問
「現代行われている産児制限の今後の社会に及ぼす影響はいかがでしょうか。

また、一回でも堕胎を行った人は入信して救われますでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「堕胎しても入信して救われる。堕胎は一種の殺人である。誰かを救えばその罪は消える。」




明主様御垂示 「堕胎は殺人罪」 (昭和24年7月発行)

信者の質問
「堕胎はいかな罪になりましょうか御伺い申上げます。」


明主様御垂示
「殺人罪だ。ただ成人と胎児との量的相違くらいの相違はあるであろうが、殺人は殺人だ。従って産児制限も罪である。」




明主様御垂示 「堕胎は殺人なり」 (昭和24年8月30日発行)

信者の質問
「最近人口問題に関し政府においても避妊薬などの販売を許可するようですが、

(一)生活難のために母体が健康なれどもやむなく堕胎した場合、胎児の霊はいかがなりますか。

(二)また堕胎をしたため両親はいかなる罰を神より受け、また胎児の霊により両親の将来はどうなるでしょう。」


明主様ご垂示
「堕胎は悪い、産児制限とはちがう。

子供ができると生活が困難になると思うが決してそんなことはない。

子供は自身の食うだけのものはもってくるものであるから、

子供が増えればそれだけ必ず収入は増えるものである。

また堕胎は殺人であるから大間違いである。

産児制限は堕胎に比して罪は小さい。」




明主様御垂示 「人工流産は大間違い」

信者の質問
「産児制限は霊界に響くものでしょうか。」


明主様御垂示
「大変な罪である、霊界ではそれだけ、その人の罪が加わってゆく。

これは唯物的科学の弊害である。人口が殖えすぎても決して困らぬ。

米なども粒がふえるから増収する。

神様は一人一石としてある。日本人八千万なら八千万石は必ず出来る。無肥にすればよい。

人間が生まれるのも、出来るのもすべて神事である。

人工流産など大変に間違っている。

妊娠するのは、身体で育って生れる資格があるからで、妊娠したら必ず生れる。」




明主様御垂示 「人工流産は殺人」 (昭和25年5月3日)

人工中絶した水子は三ヶ月でも祀るべき

信者の質問
「会員SA(二十八歳・女性)、出産後三ケ月腹部膨張、臨月程の大きさにて、起きていると呼吸困難になって来ます。

殆ど付き切りで腎臓部及び腹部の御浄霊をさせて頂いておりますが、一進一退にてはかばかしくないのでございます。

一度人工流産(三ケ月)をした事がありますが、霊的のものでございましょうか。」


明主様御垂示
「腎臓を充分にすれば治る。

霊的と両方あり、霊的とすれば赤ン坊の霊がお腹へ載っている。

霊で成長するのである。人工流産は殺人である。

三ケ月でも祀ってやるといい。

大抵五ケ月以上だが、三ケ月でも祀るのがいい。(祟るのがある)」




明主様御垂示 「堕胎の罪は普通殺人の何分の一」 (昭和24年3月8日)

信者の質問
「生活上、やむを得ず堕胎することは罪になりましょうか。」


明主様御垂示
「勿論悪いですよ。

子供ができればその子の生活に必要なだけのもの・・・まあ扶持とでも言うべきものは神様から授かるんです。

だから当然生活できるはずです。

子供がたくさんで生活できないという人はなにかその人のやり方が悪いのです。

むしろ子供ができれば収入も増えるものです。

堕胎は殺人ですから罪です。勿論一人前の人を殺すのより罪は軽いですが。・・・

今、日本人が多すぎるからと言って産児制限がうるさいですが、これなんか意味がないんですよ。

無肥料栽培でやれば八千万くらいの人間はなんでもないんです。

堕胎と産児制限とは勿論違いますが、産児制限のほうは罪はごく小さいけれど、いったん宿ったのを堕胎するのは立派な殺人です。

胎児が人間の何分の一とすれば、量的にはふつうの殺人の何分の一の罪と思ったらいいでしょうね。」




明主様御教え 「癌病・霊的病気」より (昭和27年御執筆)

子宮癌は堕胎の罪による

「(一部のみ引用) 次に割合多いものに子宮癌があるが、

この原因は、前生期または今生(こんじょう)期における堕胎の罪であって、

つまり闇から闇に流された水児の怨霊が子宮へ憑依するのである。

稀には膣癌というのがあるが、これは不道徳な男女関係による罪である。」 (「文明の創造」より)




明主様御講話 「堕胎の罪は神様にお詫びすべき」 (昭和28年5月26日)

(御論文「信仰の合理性について」を拝読後)

「個人的間違いは秘しておくと書いてありますが、これがまたたいへんなことなのです。

二番目の子供を産んで、七カ月くらいたった時にまた妊娠したのですが、

そのくらいで妊娠すると前の子供が育たないということを人から聞いて、それを信じて堕胎したのです。

今は妊娠中絶という体裁のよい言葉がついてますが、実は堕胎をしたのです。

ですから母親に言ったのです。

堕胎というのは殺人だ。

わが子を殺すという子殺しの罪になるから、それも子供の病気に関係しているのだと言ってやりました。

今朝か昨夜聞いたところによると、肺炎の子供は死んだそうです。

ですからそれも大いに原因しているわけです。

というのは、神様の方では、せっかく与えた子供を殺すということは、

それではお前には子はいらないのだろうから、そういうのに与えた子供は、やはり召し上げるという理屈
になるわけです。

理屈に合わないことをすれば理屈に合わない結果になってしまいます。

少なくとも信仰にはいっていながら堕胎などをするということは、とんでもない罪を犯したのです。

それも、あとのやり方が理屈にあっていて、

そうして非常に悔悟して、自分はとんでもない間違ったことをしたと言ってお詫びをすれば、あるいは助かったかもしれないが、

そういうことも支部長はあんまり言わなかったらしいので、私がそう言ったらびっくりしてました。」




明主様御垂示 「人工中絶した水子にはお詫びもすべき」 (昭和23年11月21日)

信者の質問
「二、三ケ月で人工流産をしました子供を御祀りした方がよろしゅう御座いましょうか。

祀る時は男女の別も判りませんが、どのようにして祀りましたら宜敷う御座いましょうか。

御教えを御願い申し上げます。」


明主様の御垂示
「人工流産の霊は、寧ろ祀るよりお詫びした方がよい。

五ケ月以後は祀らなくてはならぬ。

稀には五ケ月以前のが祟る事がある。

これは祟った時・・・知らす時祀ればよい。

五ケ月以後は戒名をもらい、仏事に祀る。(内輪に)堕胎は殺人である。」




参考 明主様御垂示 「妊娠三ケ月で霊子は宿る」 (昭和23年9月11日)

四ケ月流産でも祀るべき場合もある

信者の質問
「十二歳の女児に祖母の霊が憑りまして、以前に死亡した五人の嬰児の霊を祀るように申しましたが、

母親は四人しか記憶にありません。すると霊は便所へ流産して落した子があるではないかと指摘しました。

そしてその子は今霊界で五人の内最下段の地獄で苦しんでいると申しました。

なるほど言われて見ればその覚えは御座います。

妊娠四ケ月にも満たないものでしたのでちょっと不思議に思われますが、妊娠四ケ月位の子供でも祭る必要のある場合が御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「赤子は大体五ケ月としてある。

五ケ月で体は出来上る。

三ケ月で霊子は宿っている。

宿った時から神霊は宿るが、未だ体は出来ぬ。

霊の性格で大変相違がある。祀ってもらいたいのであるから祀ってやる。」