不倫は罪
明主様御教え 「霊界の構成」より (昭和18年10月23日発行)
姦通は重罪
「姦通の霊は、非常に残虐な刑罰に遇うのである。」 (「明日の医術 第三編」より)
明主様御教え 「地獄界の続き」より (昭和24年8月25日発行)
「(一部のみ引用) 色欲道は読んで字のごとく色欲の餓鬼となったもので、男子にあっては多くの婦人を玩弄物視し、貞操を蹂躙する事を何とも思わず、多数の婦人を不幸に陥れた罪によって陥るのである。
このため地獄においては生前騙され、酷い目に遇った女性群が責めたてる。
その苦痛は恐ろしく、いかなる者といえども悔悟せざるを得ないのである。
そうしてこの苦痛たるや、生前罪を造っただけの女の数と、その罪の量とを償うのであるから容易ではないのである。
これによってみても世の男子たるもの、自己の享楽のため女性を不幸に陥らしむるごとき行為は大に慎しまなければならないのである。
右に述べたごとき罪は男子に多い事はもちろんであるが、
稀には女性にもあるので、自己の享楽または欲望のため貞操を売ったり、姦通をしたり、男性を悩ましたりする事を平気で行なう女性があるが、これらももちろん色欲道に堕ち苦しむのである。」
明主様御教え 「天国と地獄」より (昭和24年8月25日発行)
複数の女性と性的関係をもつと霊界でニワトリになる
「(一部のみ引用) 情事を好み女でさえあれば矢鱈(やたら)に手を付けたがる奴は鶏となり・・・」 (自観叢書第3編 「霊界叢談」より)
明主様御垂示 「妾をもつと地獄に行く」 (昭和24年1月8日)
信者の質問
「古今東西、場所または時代により幾人もの妻妾または夫をもつことがふつうだったこともありますが、これは善悪いかにみるべきでしょうか。」
明主様御垂示
「これは悪いですね。神様のほうは一夫一婦が本当です。
中国なんかでは妻妾が多いほうがいいなどと言いましたが、だから中国は栄えないのです。
しかし近ごろは中国も一夫一婦になってきてますね。
クリスチャンがそうとういるからでしょう。」
信者の質問
「社会的に偉いと言われる人でも妾をもつ人がありますが。」
明主様御垂示
「やはり地獄へ行きますよ、偉いとかなんとかは関係ない。
むしろ偉い人のほうが罪が深いものです。・・・
社会的に有名でも罪の深い人がありますよ。
中でも、間違った教育をしたり、間違った思想を広めることは罪が重い。
文学者なんかでも間違った思想を広めるのは人間を一人二人殺すのよりももっと罪が重いのです。」
明主様御教え 「不倫をすると性器に癌ができる」 (昭和27年御執筆)
「稀には膣癌というのがあるが、これは不道徳な男女関係による罪である。(一部のみ引用)」
(「癌病・霊的病気」より)
明主様御教え 「夫婦の道」より (昭和23年9月5日発行)
不倫をすると子供が死ぬ
「(一部のみ引用) 今一つ重要な事があるが、それは子供の死であって、その原因たるや夫の不品行に基づくのである。
例えば妻以外の女との関係がそれで、この罪は重大であって、殆ど死に値するほどのものである。
然も世の中には妾を二人も三人も、中には十数人に及ぶ者さえあるという事を聞くが、実に恐ろしい事である。
これらの罪を霊界における祖霊は非常に怒るばかりか、子孫繁栄の妨げとなり、罪の重さによっては一家断絶の不幸に陥る事さえあるので、
祖霊は極力止めようとしてあらゆる手段をつくすが、なかなか目覚めないものである。
然も罪はますます増大する以上、早くその罪を贖わなければならない。
それは主人たるべきものが責任を負うべきであるが、
そうなると家族の生活や将来に悪影響を及ぼす事になるから、祖霊は主人の身代りとして子供を犠牲に供するのである。
このような事は世間にあまりに多いものであるから、読者諸子は注意を払われたい。
必ず思い当たる事があるはずである。」
明主様御教え 「祖霊の戒告」より (昭和22年2月5日発行)
不倫をすると子供が次々死ぬこともある
「(一部のみ引用) 本来祖霊はわが子孫に対し、幸福であり家系が栄える事を願望しつつある結果、
その目的に背馳する所の原因である過誤や罪悪を子孫に行わしめざるよう、
邪道に踏入らぬよう不断の警戒を怠らないのである。
従ってその子孫がたまたま悪魔に魅入られ不善を行う時、それを戒告するためと、既に犯した罪穢の払拭とを兼ね行うが、
その手段として種々の災厄病気等を与える。
たとえば不正な富を重ねたものは火災や損失を与えて消滅させ、罪穢によっては病気の浄化作用も行うのである。
その現れとしてこういう事がある。それは幼児または小児が感冒のごとき浄化作用に罹るとする。
本医術によれば、普通の感冒ならば簡単に治癒すべきであるのに余り効果がなく、
特に頻繁なる嘔止発生し、食欲も全然無く短時日に衰弱死に到るので不思議に思う事がある。
これは全く右のごとき祖霊の戒告であって、その原因としては父親が夫婦の道に外れ他の婦人に関係するとか、二号を置くとかいう事によるのである。
そうして一度戒告してもそれに気付かざる場合、次々子女の生命を奪う事がある。
これをもってみても一時的享楽のため大切な子女を犠牲にするというのであるから、大いに慎しまなければならない。
かような場合、祖霊としては一家の主人である本人を犠牲にする事は忍びないため、やむを得ず子女を身代りとするのである。(後半省略)」
明主様御垂示 「主人の不倫で子供が病気になった事例」 (昭和27年3月16日)
信者の質問
「SH子(十六歳・女子)小学校に入学の時身体検査で心臓弁膜症と言われ、
運動を避けるように言われ、体操などは休んでおりましたが、通学には差し支えございませんでした。
一年の時先天性心臓弁膜症にて治療方法も薬もぜんぜんないから、安静を保つようにと言われ、その通りにいたしましたが変化はございませんでした。
昭和二十三年お道を知り、私(母)とH子が入信させていただきました。
翌月にわかに高熱が出、頭痛、腹痛があり、御浄霊させていただき、熱は下がり痛みも楽になり、平らな道は歩けるようになりましたが、
少しの坂道でも息切れが激しく、歩行困難となり、顔、唇は紫色に変わります。
最近特に激しく、平らな道でも右様になります。
本年二月十一日にわかに全身が浮腫み、息切れ激しく、胸部より下腹部にかけて膨満はなはだしく、心臓背部に卵大の固結がございます。
食欲はあまりなく、一日に茶碗二杯くらいでございます。
小便は一日に四、五回ございますが、量は少ないようでございます。
両頬、唇は紫色になり、手足は常に冷えております。
私は後妻でございますが、先妻は心臓病で苦しみ、大正十三年三十三歳にて、産後二十二日目に死亡しております。
子供は四人ございましたが、最初の子は生後三日目に、二番目は二十日目に他界し、三人目が現在御浄化をいただいております、H子でございます。
四人目は生後三カ月目に急性肺炎で死亡いたしております。
主人は反対はいたしませんが、入信する気持ちはなく、女道楽にて妾があるようでございます。
H子の妊娠中医師より、先の子供が二人とも生後間もなく死亡しておりますので、サルバルサンを射つように言われ、六本射っております。
この御浄化は霊的でございましょうか。
御浄霊の急所につき御教示のほどお願い申し上げます。
なお、光明如来様を御奉斎申し上ぐべくお願いいたしております。」
明主様御垂示
「これは、信仰雑話に書いてあるでしょう。
不純な男女の罪は、子供の命に来るということは、信仰雑話にあるでしょう。その通りです。
だから、婦人に対する不純関係ですね。
その罪は子供に来るんだから、やっぱり、どうしても死にますよ、御主人が改心しなければね。
そこで、現在のH子というのも、やはりそれが関係してますから、浄霊しても治りが悪いんですよ。
これは、光明如来様をお祀りして良くお願いするんです。
そういった、いろんなややこしい罪穢をお許しを願って、そうして一家が天国になるように・・・そういうことをお願いする。
そうして、H子という人の病気は、大体背中の固まりですね。
これを溶かす。誰が浄霊しているんですか。」
信者の発言
「本人の母がいたしております」
明主様御垂示
「そうしたら、力を入れないようにね。力を入れちゃ駄目ですよ。
力をうんと抜けば、固まりが溶けますよ。
これが溶ければ・・・これが因だから・・・大丈夫です。」
明主様御垂示 「養子が次々死亡した事例」 (昭和26年1月25日発行)
信者の質問
「昭和二十三年五月入信、現在四十七歳ですが、子供がないため、
他から出生後間もない女子をもらいましたところ、十カ月にて一週間後病にて死亡、
次に男の子供をもらい、出生後二年にてジフテリアにて死亡、
三度目にも男の子をもらい、四年目腸炎にて二十七時間にて死亡、
四度目は親なし子を育てましたが、盗癖がありましたので里方に帰し、
五度目は十九歳の娘をもらい、優しい良い子でしたが、私が入信と同時に自分から里方に帰り、
現在は五十七歳の良人と二人暮らしですが、主人が子供がなくては家が絶えると心配いたすのですが、私は子供にはこりごりいたしております。
子供のないため家庭も淋しく、主人も他に女性を作っております。
私は後妻ですが、先妻は色情関係にて自殺いたしております。
このうえはただ神の道へと、大光明如来様を奉斎し、信仰を続けておりますが、
今後子供をもらっても不幸は続きましょうか、また子供の死はいかなる原因でしょうか、お伺いいたします。」
明主様御垂示
「これは信仰雑話の「夫婦の道」の項を読めば詳しく書いてある。」
明主様御垂示 「不倫な夫婦の子供に浄霊は効果なし」 (昭和23年5月28日)
信者の質問
「女権尊重の叫ばれる今日、離婚ということについて・・・」
明主様御垂示
「今度「信仰雑話」という本を発行するので私も「夫婦の道」について少し論文を書いてみたんですが、いままでの信仰はいろいろと間違ったまま続いてきた。
私は本当のことを知らせたいと思って「夫婦の道」を書いたんですが、これが判れば離婚ということも問題なくなる。
(井上先生「夫婦の道」を朗読)
だから離婚なんかあるべきではない。
もっといい女を妻に持とうと言ったってできるものではないんです。
祖霊は男女の不倫を一番嫌います。
不倫な夫婦の子供は御浄めしても効きませんよ。それですぐ判る。」
(註 「御浄め」とは、当時の浄霊の名称)
明主様御垂示 「不純関係による子の精神病」 (昭和24年8月8日)
信者の質問
「私の指導している信者の息子で、本年二十八歳の男、十九歳の時より神経衰弱となり脳病院に半年程入院しましたが、
何等変化がないため断食法を十五日続けましたところ、白痴状態となり、現在迄持続致しております。
平常は非常に無口で、絶えず指先を動かし、着物等は殆ど破ってしまいます。
なお、本人の母は、三歳の時家出し、現在生きているそうですが住所は分りません。
現在の母は継母で、父は後妻の外に妾を持っており、殆ど妾の方におります。
なお、霊的関係がありますでしょうか。また、浄霊にて治るでしょうか。方法を御教示をお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「精神病である。父親と妾との関係である。
浄霊だけでは難しい。
父が入信してかような関係を絶たなくてはいけない。(祖霊が息子に憑っている)」
明主様御垂示 「妻に子供ができないくても他の女に生ませてはならない」 (昭和26年11月8日)
信者の質問
「夫婦で、子供が欲しくても、子供がないために、人工妊娠というのは。もちろんいけないことで・・・」
明主様御垂示
「いけないですね。」
信者の質問
「夫婦が了解のもとに、他の女に手をつけるという場合には、神様のほうでは、どういうことに・・・」
明主様御垂示
「神様のほうから言えばいけない。けれども、こういうことがある。
今までの世の中が、本当の世の中でない・・・乱れきった世の中だから、ちょうど保険の制度があるようなもので、
本当に良くなれば保険はいらない・・・普通の災難はない。
子供ができないというのは、何かの障りがある。
それで、一種の便宜法として、養子をもらうとか、養女するとかいうことがあるが。
霊的にはそこの霊統なんです。
祖先のほうで、子孫を絶えさせないために、子孫に子供を産ませようとする場合、罪があって産めない場合には、近い系統にと言う・・・そういうことがあります。
それを、もう一層手っ取り早くするのが、今の質問のようなのです。
明治天皇が、それをやって大正天皇ができた。
そういう間違ったことをしたので、ああいうことになったんでしょうがね。
系統が絶えないようにと言うが、それはいけないですね。」
信者の質問
「祖先はどちらが喜びましょうか」
明主様御垂示
「祖先は、絶えないほうが喜びます。
しかし、祖先が本当のことは解らないんです。
メシヤ教が出ない間は、仏教や何かで、本当のものでないものに教育されているからね。
だから、日本の天皇も、よくあれだけ続いたものですよ。
けれども、夜の世界だったからね。
昼の世界が近づいては・・・そういった物質ですね。
形に促われて、霊を無視しているのは、霊的には本当じゃないからね。
もし許されるとしたら、金持ちで子供がないのは、威張って二号三号をつくる。
やっぱり、世の中が乱れるからね。」
明主様御垂示 「改心すれば不倫の罪も軽くなる」 (昭和23年5月28日)
信者の質問
「再婚とかあるいは過去における夫または妻の不倫は許されるものでしょうか。」
明主様の御垂示
「許されます。
妻の不倫といってもこれを霊的に言えば、夫もまた同じく不倫なことが多いのです。
主人は品行方正にしてしかもなお妻が不倫という場合は自然と別れることになってしまいます。
また改心すれば既往の罪は軽くなります。
神様のなさることも法律の精神と同じで、罪人を作らぬことが本当で、
神様もそういうふうにやっておられるのです。」
明主様御垂示 「姦通が発覚し拳銃で撃たれた事例」 (昭和26年4月1日)
信者の質問
「入信後間もなく、お巡りの妻君と密通して、現場を見つかり、ピストルで射たれ、弾が当たったのですが、免れて腕にうけ、生命は取り止めたそうです」
明主様の御垂示
「そういうのは功罪両方がある。
つまり良いことと悪いことと両方ある。
良いことがいくらか多かったため助かった。
罪のほうよりも良いほうが多かったから・・・
姦通したことは罪だが、それを補ってあまりあるものがあるから助かった。
いかなる場合でも、お守(註 お光のこと)というものは、そういった・・・弾が当たっても通らないものだからー昔の本に書いてありますが・・・
弾の霊が先に行って、霊がそれるから弾は当たらない。」