不倫について
明主様御教え 「邪神活躍」より (昭和25年12月25日発行)
「(一部のみ引用) もちろん総本部に鎮座まします頭目からは、一々指令が出て、
霊線を通じて、人間に憑依せる副守護神に伝達されるのである。
この場合人間界におけるその人の地位や階級に相応する眷族が働きかける訳で、
彼らの任務としてはあらゆる手段を講じて、人間を悪に悪にと導こうとする。
それが今日の世相に遺憾なく現れているから厄介だ。
しかもその手段たるや実に巧妙残虐極まるもので、例えば下級の人間には殺人強盗とか、暴行とかいうような兇悪犯罪を行わせるが、
少しマシなのになると詐欺や、貨幣、証券、書画等の偽造をさしたり、
また婦女子などを言葉巧みに誘拐したり、姦通などを面白がったりする。」
明主様御垂示 「夫が立派で妻が不貞の場合には離婚となる」 (昭和23年)
「妻の不貞は、霊的にいえば夫も同罪である。
夫が立派で、妻は不貞の場合は、どうしても別れる事になる。
一方が磨けて向上し、両者の高さが余り離れると、どうしても夫婦生活は出来なくなるものである。
右の理により、自分の身魂さえ磨けてくれば、一方がそれにつられて向上すれば別れずにすむが、
どうしても分らぬ場合は、病気になって死ぬか、別れなければならない事情が生ずるのである。
それが一番の解決法である。
夫婦で、霊層界においてあまり離れているため、妻が反対する場合は、妻が改心して夫の信仰に入るか、でなければ死ぬかである。」
明主様御垂示 「結婚後の三角関係は神様にお任せせよ」 (昭和24年8月13日)
信者の質問
「結婚した相手の婦人に、結婚前すでに他に関係した男性がありました場合、お道の信者としてどのように考えるべきでしょうか。」
明主様御垂示
「差し支えありませんよ。(笑声)
だって、結婚前ですもの。
結婚後なら罪になりますがね、前なら差し支えありませんよ。
その男と結婚する意志だったところが、その男が死ぬとかなんとかして駄目になったのでその人と一緒になった・・・ということも考えられますからね。」
信者の質問
「結婚後三角関係に陥った場合はいかがでしょうか。
明主様御垂示
「それはいけませんよ。
しかし、もしそんな場合には神様にお任せしなさい。(笑声)
ちゃんとうまくやってくださいますからね。
人間考えでやったのでは決してうまく行きませんよ。」
明主様御垂示 「三角関係の具体例」 (昭和27年3月10日発行)
信者の質問
「今度問題が起きましたY子とSKの、N子夫人の取った行為は納得がいきませんが、どういう態度を取るのが本当でございましょうか」
明主様御垂示
「どうもこうもない。思う通りにやれば良い。どうせ狂っているんだからね。どうもこうもないですね。」
信者の質問
「家庭裁判では、夫婦ということは一応おいて、交りするということは容認するということでございますが、女がその立場に置かれているということが、常識では・・・」
明主様御垂示
「結構じゃないですか。
だって、許されないとしたら、悲劇があるでしょう。
N子夫人が我慢すれば、四方八方無事に収まるから良いじゃないですか。
しかし、良いというよりか、それより他にしかたがないでしょう。
良いとか悪いとかいう問題ではなくて、悲劇を作らないと言うんですね。それより他にないですね。」
明主様御垂示 「不倫相手と無理に別れると悲劇が起こりやすい」 (昭和24年4月23日発行)
信者の質問
「私は昨年ある女と関係いたしましたが、この御教えを知って以来自分の行動が恐ろしくなり、妻子にも申し訳なくその女ときっぱり縁を切りたいと思いますが、
女は私にすがりついて離そうといたしません。いかがすべきでしょうか。(笑声)」
明主様御垂示
「いや、これは笑い事ではありませんよ。
こんなことは世間にたくさんあるんです。
しかし、これは無理にこの女と別れなくてもいいですよ。
こういう気持ちになったのは本当の気持ちになったんですからね、これでいいんです。
あとはお任せすれば、光明如来様がよくやってくださいますよ。
その代わりすぐにってことは難しいですね。
どうしても二、三年から四、五年はかかるでしょう。(笑声)
私なんかも経験がありますがね。(笑声)
神様は実に上手にやってくださいますよ。
無理にやるといろんな悲劇が起りやすいもんでね。
しかし、信仰もそれくらいの御利益がなくては甲斐がないと思うんですよ。」
明主様御垂示 「不倫を無理に止めさせると悲劇が起きる」 (昭和24年7月30日発行)
「夫婦になっても中途で亭主がどこかに愛する女ができるとか、
細君のほうに愛する男ができるっていう場合がありますね、これは不純な恋愛ですがね。
こんなのができるっていうのは、やはり前の世の恋愛した執着が残っている場合があって、
よくそんなのはめちゃくちゃになりますが、
本人としては、細君にすまぬとか、主人に相すまぬとかいう気持ちは本当にあるんですがね、どうにもしようがないんですね。
執着がとれると、またたいていは元に戻るもんですよ。
一生懸命にこれを止めようとすると、かえって悲劇なんかが起るからいけませんね。
結局において、すべては因縁でそうなるんですからね、ほおっておけばいいようになるんです。
そしてそんな場合に苦しむのは苦しむ者にそれだけの罪があるんですよ。」
明主様御垂示 「亭主の浮気も放任せよ」
やりたい事をやらせ、失敗してから、目がさめる方がいい
信者の質問
「一婦人(ダンス教師)と恋愛により結ばれ、両親の了解の上結婚致しました。
両親の結婚許可の条件として結婚後は「ダンス」を止めると言う約束でありましたが、
ある機会に両親との約束を破った事が両親の耳に入り、
両親は約束を守らなかったとの理由に結婚解消を迫って、頑として聞入れてくれません。
私達は飽く迄も離婚致したくありません。
私は長男でありまして両親の家業(茶・椎茸製造販売業)を継続する義務がありますが、どう致したら良いので御座居ましょうか。右御尋ね致します。」
明主様御垂示
「自分を立てれば親に背く訳だが、ダンスも悪いものではない。悪い事に利用するから悪い。
金銭でも悪い事に使うから悪になる。不純な考えでやれば悪い、厄介である。本当に正しい気持ならいい。
大乗的に本当の事をいうと、これは反対する親が間違っている。
家業を継いでダンスを止める、これは間違っている。
本人のやるままにしておく。
妻が他の男の人を作ろうとしてもそのままにしておく。
行く所まで行って解決するのがいい。
やりたい事をやらせ、徹底させる。その時に目がさめる方がいい。
ただ信仰に入れば解決は早い。行詰って苦しんで初めて救いを求めるものである。」
明主様御垂示 「不倫の子供が間もなく出生」
徳を積みお任せする
信者の質問
「当年三十八歳の男子、妻子がありながら他の婦人と関係を生じ、家庭の不和も頂点に達しましたが、観音様の御利益にて平和になりました。
本人は信仰に専心しておりますが、その婦人に罪の子が生れんとしております。
いかにして円満に解決せんか苦慮致しております。どういたしたらよろしいですか。
因みに婦人は身持ち悪く、生れる子は三人目で、前の子は闇に葬り去られ、目下信仰説得中であります。」
明主様御垂示
「こういう問題は観音様にお任せする。人間が考えたり心配する必要はない。
しかし何にもせずにお任せするんではない。
当事者が出来るだけ多くの人を助ける。その徳によってその人の苦痛は減る。自分自身を磨く。
すべて、考えても考えのつかぬ時は神様にお任せするとうまく解決する。私自身もそうである。」
明主様御垂示 「夫の不倫も浄化作用」 (昭和27年10月25日発行)
信者の質問
「昨年七月耳鳴りが激しく、いろいろと御守護をいただき入信さしていただいた者でございますが、
本年九月主人より、女ができた店をもたせてやりたいという意味のことを打ち明けられましたが、
現在生活にそれほどの余裕もないのに驚くほかはございませんでした。
現在主人(MK四〇歳)は、広島○○会社A工場製造○○課長をいたしております。
家庭は二人のみで私ども夫婦は結婚後十五年になりますが子供がなく、
従って夫婦の仲もあまり思わしくなく、と言って、これということもなく過ごしてまいりました。
私がお道に入信させていただきましても主人は特別反対はいたしませんでしたが、関心ももたず、
ただ御神体、御屏風観音様の御奉斎はどうしても許しませんでした。
従来も夜帰ってこないこともございましたが、会社の会合とかいろいろ申しますので信じておりましたが、
このたびの話で、すべてが明らかになったしだいでございます。
相手の女と申しますのは未亡人で、ある料亭の仲居をいたしております。
すべては私の不徳のいたすところ、信仰浅きゆえと、教会にお詣りしてお願い申し上げ、努力さしていただいておりますが、
打ち明けられた日からはすべてが極端で、同じ部屋でやすむことも嫌い、
口ぐせのように別れよう別れようと申し、ほとんど帰ってまいりません。
三好家は現在稲荷信者でございます。
いまから三代前事業に失敗し、稲荷信者になったとのことでございます(それ以前は真宗)祭神は熊崎稲荷大明神と熊代稲荷大明神でございます。
また最近ときどき蛇の夢に驚かされます。
主人の乱行と右のいろいろの事柄と関係がございましょうか。
なにとぞ御垂示のほどお願い申し上げます。
なおこのような場合、いかなる心がまえでいればよろしいのでございましょうか。御教えのほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「この原因はあなたに霊的罪穢があるからで、それの浄化作用である。
従って夫を怨まず、ひたすら神様の御用をし、人助けをすることである。
それによって罪穢はだんだん減るから苦しみは軽くなり、幸福な境遇になるのである。」
明主様御垂示 「夫の不倫も浄化作用」
信者の質問
「主人は他に女が出来まして九月から帰りません。
丁度その頃から十一才になる男の子の手癖が悪くなり困っております。いかにしたらよろしゅう御座いますか。」
明主様御垂示
「主人だけ悪く思われるが、奥さんにも罪穢がある。
主人のために心配するのは、浄化が行われている。
信仰へ入り主人の事を忘れ、人を助け徳を積むと浄化が促進されて霊的に浄まるから、主人と別れるか、主人が不純な事をやめて帰るかどっちかである。
しかし気持として許されぬという事になるが、それはどうしようもない。
苦しむのは皆浄化作用であるから、どうしても自覚して人を助ける。
するとその方へ興味が出て、忘れる事が出来る。」
明主様信仰と妾囲いは相反する
明主様御垂示 「二号と明主様信仰は相反する」 (昭和24年2月28日)
副霊が入信を妨害することもある
信者の質問
「お道の会員や患者にしても婦人のほうが多いのはなぜでしょうか。」
明主様御垂示
「これはね、女の人のほうが第六感がよく働くんです。
男のほうがこの働きが悪い。
信仰に入るのもこの第六感が働く人のほうが早いんです。
また信仰に入るのは中流以上の人は少ないんですが、それは中流以上の人のほうが二号などをおいたりすることがだいたい多いものです。
ところが信仰に入るとそういうことを止めねばならない。
そういう不純なことができないので、副霊が信仰に入ることを止めるんですね。
そういうこともあるんです。
みんな意外な原因ばかりです。(笑声)」
明主様御垂示 「二号と明主様信仰は相反する」 (昭和24年5月25日発行)
副守護神が入信を妨害することもある
信者の質問
「本教に入会させていただき一年半になります。親が反対しますがどうしたらよろしいでしょう。」
明主様御垂示
「そのままにしておいたがよい。
時節が来ぬのであるから、無理に入会をすすめてはいけない。
気長に時を待つのが一番いい。
するといつか祖霊が入信しなくてはならぬようにしてくれる。またこういう点もある。
それはその人に副守護神が間違った心や行いをさせたりしようとしているのが、
その人が入信すると、そういう間違ったことができぬようになるため入れないように邪魔する場合もある。
またよく二号や三号をおいている人で、妻君が入信し本人も良いお道だと思っていて入らない人がよくある。
それは入信すると二号や三号もやめなくてはならぬ。
それが恐くて入らぬ。そのくせ人には奨める。
そのうち二号三号もおけぬ境遇になり、初めて入信する人もある。」
明主様御垂示 「二号と明主様信仰は相反する」 (昭和24年8月21発行)
副守護神が明主様信仰を妨害することもある
信者の質問
「たびたびの御浄化にいつも厚い御守護をいただきまして誠にありがとうございます。
感謝のあまりこのお道でお手伝いをと存じ、いよいよ始めようといたしますとすぐ邪魔が入ります。
主人には別に一人の女性がありまして御光りもいただいておりますが、この女はお道のことがどうしても判りません。
主人も教修を受けていてお道に理解は持っているのですが、少し私が外へ働きかけるといけないと制止いたします。
このたび長男とともに一心に働かせていただきたいと決心いたしました。御守護のほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは簡単にはゆきませんがね、あせらないで気長にやってれば、うまくゆきますよ。
つまり御主人の副守護神が邪魔をするんですからね、主人公によくあるんですよ。
この道を知って、これは非常にいいことだって宣伝する。
ところが御自分はちっともこのお道に入ってきやしない・・・こんな人にはきっと二号がいるんですよ。
これはなぜかっていうと、この道に入ると二号なんかおけなくなるから、それが怖いんですよ。」
明主様御垂示 「未亡人と関係する夫 二号と明主様信仰は相反する」 (昭和23年8月7日)
副守護神が明主様信仰を妨害することもある
「信仰すると関係できなくなるからさせない。
恐いから、副守護神が信仰させないようにする。
焦らずお任せして、時を待っている。
よく二号のある人で、口先ではよいと言ながら、信仰しない人がある。
打棄っておけばよい。
夫婦は霊線が繋っているから、段々未亡人と離れてゆく。」
明主様御垂示 「入信しない夫 二号が原因」 (昭和25年1月12日)
信者の質問
「奥さんのみが入信致しております家庭で御座いますが、数々の御守護を戴きながら御主人が全然わかりません。
そして奥さんに対し次のような事を申すそうで御座います。
「今年中はどんなに言っても私はわからない。来年になればわかる」とか、「東の空が白んで来た。今にうまくゆくようになる」とか、散々反対致しました後で「これが邪神である」等と申します。
これはいかなる霊の作用で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「多分二号があるんだろう。」
明主様御垂示 「松谷代議士問題」 (昭和24年12月23日)
信者の質問
「最近の松谷代議士の問題について。
(イ)御互に愛し合い妊娠までしてしまった結果、相手の妻子を押しのけて結婚致しましたが、それでも宜しいもので御座いましょうか。
(ロ)政治家と言う公人の立場に在って、私生活でそのような事をしておりながら、なお公人として、手腕のある政治家として立つ事はいかがなもので御座いましょうか。右御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「全然問題にならぬ。社会も尤めぬのは社会道義が低い。
一人対一人ならいい。不幸なものを作る、苦しめるのがいけない。
代議士には人間はない。本当に人間なら代議士にならぬ。
代議士がペコペコ金使っている。
こういう品性の下劣なものが碌な事する訳がない。文化的ヤクザである。
今の指導階級やジャーナリストは実に悪い。
神が審判されるのは、当り前である。ある点獣より低い。」