混血について


明主様御垂示 「混血は非常に結構」 (昭和23年12月1日発行)

信者の質問
「血統と霊統の区別と関係について御垂示ください。」


明主様御垂示
「血統と霊統は同じように思えるが実は異うので、両者は宿命と運命の関係に似ており、血統は変え得るが、霊統は変えることはできない。

血統はいろいろ混る、日本人などもずいぶん混血しており、純粋の日本人はないといってもいい、

霊統は霊の系統であって肉体の混血にかかわらず一貫して続いている、

また混血は非常に結構である。

なんとなればそれぞれの人種の特長を数多く採り入れるから、それだけ人間の性能が豊富になるからである。

よく血の純潔をやかましくいうがこれは誤りで純潔はいけないのである。

文化でも各国の文化が混るほど高度なものとなるから、そういう国ほど文化が進んでいる。

アメリカなどはよい例である。」




明主様御垂示 「混血するほど優秀な民族」 (昭和28年3月1日)

信者の質問
「東京日日に四国の剣山にイスラエルの遺跡があるとのことが興味のあるように出ておりましたが、いかがなものでございましょうか」

明主様御垂示
「おもしろいですが、虚々実々で、本当のところと嘘のところがあります。

あのユダヤ人が日本に渡って来たということは本当ですが、あんなに大勢で一万人というのは、ちょっとおかしいと思います。

掘出したミイラが百三十人というのはどうもおかしいです。

その時分に渡って来た人間かどうかですが・・・。

それが時の勢力に迫害されて危なかった。

そこで山に逃げてこもって、しようがないというので、ここでお互いに死のうとしたのです。

だからその人間はどこから来たかということは、やはり渡来して来たのでしょうが、前の酒井勝軍(かついさ)氏の研究でもやはりそのことは書いてあります。

それから十和田湖の側にキリストの墓があるとか、とにかくそうとうに古い時代に白人が来たには違いありません。」


信者の質問
「非常に硬い金属があるように言ってますが、それは例のウエツフミから出ているヒイロガネと同じものかと思いましたが」

明主様御垂示
「なにしろ、何万年何十万年前からいろんな人種が来てます。

それで神様のほうから言うと、日本人が一番混血しているのです。

それで混血しているほど優秀な民族なのです。

だから私などは一番混血しているのです。

その必要があってそうされているのですが、いろんなことが分かるということは、やっぱり混血が必要です。

よく純粋が良いと言うが、それはあべこべです。

純血にすればするほど、人間は役に立たなくなります。」




明主様御垂示 「混血児の霊籍は父方」 (昭和23年12月8日)

信者の質問
「混血児の御霊はどちらの国籍でしょうか。


明主様御垂示
「これは父方です。」




参考 明主様御垂示 「国際結婚の場合には主人の霊界に属する」 (昭和23年6月18日)

「外国人と結婚した場合霊界は主人のほうに属します。」