結婚について
明主様御垂示 「夫婦は神様がお決めになられる」 (昭和24年8月23日)
信者の質問
「よく、相性がよいと申しますが、男女の年齢に関係ありましょうか。」
明主様の御垂示
「これは十干や十二支で決められるようなもんじゃなくて、もっと深いもんですよ。
また、性が合って仲がいいから、それがいいとは決まりませんね。
あまり仲のよいのもよしあしだし、悪いのは勿論いけませんしね、ま、いい加減が一番いいですね。
あんまり仲がよすぎるんでは、のべつ「ベッタベッタ」してて能率が上がりませんよ。(爆笑)
また、夫婦っていうのは神様が決めるんだから、こんなことは問題になりませんよ。
やはり、その人の御霊がよければそれに相応して御霊の悪いのは来ませんしね。
結局、自分の資格ですよ。それほど御霊の違った者が夫婦になるってことはないんですから。
それから身分のいい悪いはあまり関係がありませんよ。
だから恋愛結婚でも、見合結婚でも、自然になったのならいいですよ。
いろいろ相手を調べて、まあこのくらいならかまわんと言うんだったら早くやったがいいですよ、
ま、二度か三度で決めるんですね。
あんまりよく選んで待ってるのはどうもいけませんね。」
明主様御垂示 「自由恋愛と見合結婚」 (昭和24年7月)
信者の質問
「自由恋愛と見合結婚をめぐりいろいろと議論が交わされており、
自由恋愛は新しい人の問にもてはやされ、
見合結婚は昔気質(かたぎ)の人が主張するようですが、
いずれも結局は産土神(うぶすながみ)のお取り次ぎとすれば文句は言えないとはいたしましても、
どうも恋愛結婚のほうは結果が思わしくないようですが、この点いかがでしょうか。」
明主様の御垂示
「これは簡単には行かない問題なんですよ。(笑声)
こういうことがあるんです。
見合結婚のほうは勿論産土の神様がされるんだし、
恋愛結婚のほうも産土の神様ですがね、
前世に非常に愛し合っていた者の恋愛が、いっぽうが死ぬとかあるいは両方が死ぬとかして遂げられなかったのが、
またこの世で会った場合、まだ執着が残っているんで、
こんなのの恋愛は無軌道的になって理性を失ってしまうんです。
しかしそのとき産土神だとか、その人の正守護神だとかはその執着を取り除かせるためにその恋愛を許すことがあるんです。
そしてある時期が来るとその執着はとれてしまいますからね。
執着がとれるとふつうの人間と人間だからまったく熱が冷めてしまうんです。
そこで、その夫婦が産土の神様が決められたものと違う場合は、別れさせて改めて結婚させるんです。
恋愛結婚がうまくいかないっていうのはこんな場合なんですよ。
だから、どっちとも言えるもんではないんです。
それからまた、夫婦になっても中途で亭主がどこかに愛する女ができるとか、
細君のほうに愛する男ができるっていう場合がありますね、これは不純な恋愛ですがね。
こんなのができるっていうのは、やはり前の世の恋愛した執着が残っている場合があって、
よくそんなのはめちゃくちゃになりますが、
本人としては、細君にすまぬとか、主人に相すまぬとかいう気持ちは本当にあるんですがね、どうにもしようがないんですね。
執着がとれると、またたいていは元に戻るもんですよ。
一生懸命にこれを止めようとすると、かえって悲劇なんかが起るからいけませんね。
結局において、すべては因縁でそうなるんですからね、ほおっておけばいいようになるんです。
そしてそんな場合に苦しむのは苦しむ者にそれだけの罪があるんですよ。」
明主様御垂示 「好きな相手と結婚するのがよい」 (昭和26年9月12日)
「結婚について、家のためとかをのみ考えて結婚をおくらせるのは本当でない。
自分の好きなことをやる。
好きな相手と結婚するのがよい。
しかし、一応の常識はあるが、よく世の親などが、うちの娘は年ごろだから、早く片づけねばならないと、むやみにすすめるのはよくない。
まるで、犬か猫の交尾のごとく考えてる者がいる。
遊女ならともかく、あのここで注意しなければならないことは、結婚できないのと、してならないのとある。
これを無理にやると、かえって不幸をまねく場合が多いのである。」
明主様御垂示 「愛するということは結婚せよという神様の思し召し」 (昭和25年4月20日発行)
信者の質問
「お道の偉大さを知り大浄化を信じられる私らにとって、結婚はお道の方を希望いたしますが、
不幸にもお道を信じられず大浄化も信じられない人と恋愛結婚に気持ちが進みました場合は仮の結婚と思うべきでしょうか。
どうしても大浄化を信じられない人、特に医者、学校の先生などと結婚した場合は、二人は大浄化にどのような浄化をいただくでしょうか。
またその場合どのように処すべきでしょうか。」
明主様御垂示
「こんなことは気にしなくてもよい。恋愛し合ったら結婚してもよい。
また、いま信じない人でもいずれ信ずるようになる。
愛するということは神様が結婚せよという思し召しと解すべきである。」
明主様御垂示 「嫌いな人と結婚してはならない」 (昭和24年8月3日)
信者の質問
「お道の偉大さを知りまた大浄化を信じられる私どもにとって、結婚はお道の方を希望いたしますが、
不幸にもお道を信じられず、大浄化も信じられない人と恋愛が進みました場合、これは仮の結婚と思うべきでしょうか。
どうしても大浄化を信じられない人、特に医者や学校の先生などと結婚した場合は、その二人は大浄化に際しどのような御浄化をいただくでしょうか。」
明主様御垂示
「こんなことは気にしないでいいですよ。
愛するようになったら結婚したらいい。
むしろ、この道を信じてても、自分の嫌いな人と結婚するのはいけません。
いまは信じなくたって、いまにみんな信じるようになるんです。
やっぱり愛するって気持ちになるのは結婚しろってことですからね。・・・安心したでしょ。(爆笑)」
明主様御垂示 「年上の女性との結婚は感心しない」 (昭和24年1月28日)
信者の質問
「年上の女との結婚はいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「女のほうが年上なのは本当は感心しないのですが、これも絶対にとは言えません。
問題は両方が愛し得るか否かです。」
明主様御垂示 「夫は妻より年上がいい」 (昭和24年5月13日)
信者の質問
「結婚の年齢は女子のほうが上でも差し支えありませんでしょうか。」
明主様御垂示
「本当は男が上がいいんですがね。
しかし、まあ両方とも愛し合えば、やむを得ないですね。(笑声)」
明主様御垂示 「最後の審判と結婚」 (昭和24年7月)
信者の質問
「大浄化のすむまでは・・・と結婚適齢者が結婚を差し控えておりますが、やはりそうしたほうがよろしいでしょうか。」
明主様の御垂示
「大浄化って言うけど、いまこの本人はなんともないんでしょう。
そんならかまいませんよ。
どんどん結婚しなさいよ。
結婚してても大浄化が来た場合、別にどうってことはありませんよ、
安心して結婚しなさい。」
明主様御垂示 「独身教師の結婚は自由」 (昭和23年10月8日)
信者の質問
「教導師同士で恋愛関係になった場合は・・・」
明主様の御垂示
「独り者なら結婚してもよい。
親が反対のときは約束だけして時機を待てばよい。
そのうちに神様がちゃんとやってくれるから。」
明主様御垂示 「非信者との結婚」 (昭和24年11月13日)
信者の質問
「御道の資格者が結婚したいと思い、また周囲の人も良縁と思っても、その相手やその家族が御道を理解しない場合には、結婚しても御道の御奉仕に障害になると存じますが、この点どうでございましょうか。右御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「その当座だけで、気にする要もない。」
明主様御垂示 「信者と医者、学校教員との結婚も可なり」 (昭和25年4月20日発行)
信者の質問
「お道の偉大さを知り大浄化を信じられる私らにとって、結婚はお道の方を希望いたしますが、
不幸にもお道を信じられず大浄化も信じられない人と恋愛結婚に気持ちが進みました場合は仮の結婚と思うべきでしょうか。
どうしても大浄化を信じられない人、特に医者、学校の先生などと結婚した場合は、二人は大浄化にどのような浄化をいただくでしょうか。
またその場合どのように処すべきでしょうか。」
明主様御垂示
「こんなことは気にしなくてもよい。
恋愛し合ったら結婚してもよい。
また、いま信じない人でもいずれ信ずるようになる。
愛するということは神様が結婚せよという思し召しと解すべきである。」
明主様御垂示 「救業奉仕婦人婚期遅れる理由」 (昭和23年7月28日)
晩婚は龍神の再生者が多い
信者の質問
「若い女性の御弟子もだいぶお道に入らせていただいておりますが、一般に婚期がおくれがちのように見られます。
また映画などほとんど見ることのない人もありますが、少しはそのほうに時間を割いてもよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「婚期のおくれること、これはしかたないですね。
というのは、そういう人には龍神が多いのです。
龍神が人間に再生した場合、一代の間は結婚しないほうがいいのです。
だから結婚の話があると病気になったり嫌になったりしてまとまらなくなるのです。
龍神というのは元はやはり執着の罪ですから、時日が経ってしまえば罪は消え許される。
そうしたら結婚したらよい。
映画なんか見なくてもいい・・・どういう意味ですか。」
信者の質問
「お道に熱心なるあまり映画などに時間を割くのがもったいないという気持ちで見ない人が・・・」
明主様御垂示
「私が見ているのだから許しますよ。
私が見ているのに人には許さないなんて不人情のことはしません。
やはりいいですよ。もっとも近ごろのはエログロが多いが、まあそのくらいいいでしょう。」
明主様御垂示 「早婚晩婚は宿命か」
信者の質問
「早婚と晩婚とは宿命によって定まっているものでしょうか。」
明主様御垂示
「大体宿命である。運命もあるが、宿命の方が多い。
その人の霊の磨け方によって早くなる。
一生夫を持てないというのもある。
晩婚は龍神系に多い。前の世に男女関係で不幸になった場合。
また前の世の男が女に生れた場合、男の分子が多いのは骨格も男のようである。こういうのは女傑型が多い。
女の心理は男の女がよく知っている。こういうのは前の世は女だった。」
明主様御垂示 「女性が結婚しないのも自由」 (昭和26年9月8日)
信者の質問
「芸術家に志している若い娘ですが、婚期が来て勧めるのですが、
嫁ぐと芸術に精進することができないと言うので、聞きません。
こういう場合はいかがいたしましたらよろしいでしょうか」
明主様の御垂示
「その人の思う通りで良いです。それが一番良い。それが幸福なんです。
家のためとかなんとか言ってー極端でもいけないけどねー常識があるけれども。
どっちでも大した影響はないというときは、好きなようにして良い。
ところが、親はー女は結婚して家庭を作るという考えばかりで、むやみに奨めるが、
だいたいは結婚すべきだが、
女によっては結婚してはいけないのと、結婚のできるのとあるんです。
その見別けがつかないし、そういう女があるということすら知らないんですからね。
すべて、年ごろになると、犬か猫を交尾させるような考えですからね。
とくに龍女なんかはだめです。
結婚の話が出ると、きっと病気になるとか、向うが死ぬとかーよくありますが、
かえって不幸なことを作ることになる。」
明主様御垂示 「結婚拒否の娘」
信者の質問
「二十八才の婦人、一月八日頃より精神に異常を来し、同月十一日より御浄霊させて頂いております。
最初の日と二日目に申しますことに、初恋の人が他の女と結婚しその後姑のために離婚されて終いました。
自分はいまだにその人の事が忘れられずに思い続けておりますと、世間の人々がその事を知り、私を見ると笑ったり噂すると思って悩んでおりましたところ、
他から縁談があり結納まで取りかわして終いましたが、心を偽って終ったと言い浄霊三日目から初恋の人と自分との会話をしたり泣く喚くの状態になりましたが、
三日程御浄霊をさせて頂きましたら大分おとなしくなりました。
二月四日母親が教修を受けさせて頂きまして、一生懸命に御浄霊をさせて頂いております。
三月六日には裸足で下へおりたり致し結婚の話をすると非常に嫌がります。
いかなるわけでございましょうか。お伺い申し上げます。
なお家人が早く直させて頂きたいと申しておりますがどうさせて頂きましたら宜しゅうございましょうか。御守護御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「早くは治らぬ。本人の浄霊もいいが、他人を信仰に入れるようにする。」
明主様御垂示 「結婚準備時代があると破談になりやすい」 (昭和26年11月8日)
信者の質問
「結婚準備時代というのは、あったほうがよろしいのでしょうか」
明主様御垂示
「それは良いとか悪いとかいうのではなく、両方が希望するなら良いです。」
信者の質問
「親として見ていて、ハラハラいたしますがー」
明主様御垂示
「けれども、現実的な問題で、結婚の前にそういうことをすると、破談になりやすいんです。
男ーばかりに限らず、人間は神秘というものに対するものに憧れを持っている。
結婚まで、神秘を保存して置くと良いが、前に神秘をあばいてしまうと、どうもあの女は嬶(かかあ)にしたくない。
というようになるから、結婚まではちゃんとして、それから結婚するというのが本当ですね。そのほうが良いですね。」
信者の質問
「相手の理想とか、思想とかに合うかという点で、付き合うのは、やったほうがよろしいのでしょうか」
明主様御垂示
「そうです。理解したほうが良いですね。」
信者の質問
「その場合、親から見ました場合に危ないような気がいたします」
明主様御垂示
「そうですね。しかし、そう一から十までーということはないから、少しは危ないこともやります。
そのために、信仰がないと心配しますが、信仰があればへいちゃらなものです。神様がちゃんとしてくれます。」
明主様御垂示 「結婚適齢期」 (昭和24年3月23日)
信者の質問
「現代の女性は上級学校への進学や社会進出などのため婚期が遅れがちですが、この点いかがなものでございましょうか。」
明主様御垂示
「この根本はね、学校の年限が長すぎるためなんですよ。
私がいまに大いに書きますがね。また、小学教育はちょっと早すぎます。
あまり頭が発達しないうちに詰め込みますから労働過重じゃなくて学問過重になるんです。
ちょうど子供に成人の労働をさせるようなものですよ。こんなにすると発育が止まってしまうんです。
つまり、子供に大人と同じようなものを詰め込むから、年齢よりそのほうが勝ってしまって、
その結果体のほうがそれに合わせるように早く大人になってしまうんです。
そして発育が止まると頭の活動力が悪くなるんです。
だから例えば幼稚園にやるなんてことをやめてしまって十二歳くらいまでなにもやらせないんですよ、すると頭がそうとう発育しますからね、記憶力などすべてにおいていいんです。
将来は男なら十二歳から始めて小学三年、中学三年、大学三年でたくさんです。
二十一歳で大学を卒業することになりますね。
女のほうは男ほど学問の必要がありませんからね、十八歳くらいで卒業して充分です。
そうすれば婚期が遅れることもなくなるわけです。
女は実際は月経があれば結婚していいんだから、もう子供を産めるんだから、まあ十六、七から二十歳くらいまでに結婚するのが本当ですね。
男も二十から二十五の間に結婚するのがいいんですよ。」
明主様御垂示 「結婚してよい年齢について」 (昭和24年1月8日)
信者の質問
「将来百歳くらいまで長命になるものといたしますれば、男女の結婚年齢はよほど違ってくるかと存じますがこの点いかがでしょうか。」
明主様御垂示
「無論そうです。百歳くらいで結婚してもいいでしょうね。(笑声)
夫婦の年齢の差もいくらでもいいでしょう。百歳で三十歳の女の人と結婚しても。(爆笑)
去年ブルガリアで百五十六歳の人が十一人目の妻と結婚しようとしたが死んでしまった。
ところが百二十歳になる一人の婆さんが泣いてその人の死を悲しんだのでよく調べたところ、百五十六で死んだ人はその婆さんの昔の恋人で親の反対かなにかで結婚できなかったのだそうです。
百二十歳になってもまだ未練があったのですね。(笑声)
ブルガリア人は世界一の長生きで百歳以上の人が三千人もいるそうです。」
明主様御垂示 「結婚と年齢」 (昭和24年6月28日)
信者の質問
「この家では、長男に三度嫁を貰い、三度共離縁(嫁の方から出て行く)しました。現在二十九才ですが、二十七才の女との結婚はどうでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「年は差支えない。信仰へ入ればよい。神様がうまくして下さる。」
明主様御垂示 「結婚と年まわり」 (昭和24年1月28日)
信者の質問
「結婚の場合、よく年まわりということを問題にいたしますがいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「たいした意味はありませんね、たぶんに迷信があります。
年齢や日柄などから相性をみて、これなら申し分なしというわけで結婚しても夫婦喧嘩したり、死に別れや、生き別れする人がたくさんありますからね。
そうしてみればなにがなんだか判りはしないですよ。」
明主様御垂示 「四目十目は迷信」 (昭和24年1月28日)
信者の質問
「結婚の相性で四目十目(よめとうめ)はいけないと申しますが、いかがでございましょうか。
(註 四目十目・・・夫婦縁組みで、男女の年齢を、一方から数えて4年目または10年目にあたるもの、すなわち三つ違いと九つ違いのものはよくないとする迷信。)
明主様御垂示
「これは迷信でしょうね。
まあ強いて理屈をつければ四目の四は「シ」で忌むし、十目の十は「行きどまり」という意味で嫌う人がよくありますよ。
つまり十とは最後の数ですから。ほかは意味はありませんね。」
明主様御垂示 「結婚と迷信」 (昭和24年10月5日)
信者の質問
「長男(三十才)、次男(二十六才)縁談について御伺い致します。
(イ)長男は本年四月十四日に妻を結核でなくしましたので、後妻をすすめる人があります。
現在は二十二才の婦人と縁談進行中でありますが、本年中に式を挙げたらよいか、来年にした方がよいでしょうか。
(ロ)次男は二十三才の婦人と縁談が纒まっております。兄より先に本年中に結婚式を挙げても差支えありませんか。
(ハ)世間にはよく年廻りや方角等を云々する人がありますが、長男の亡妻は鬼門の方角から来たからよくなかったと申します。
私は再び息子達を不幸な目に遭わせたくありませんので、謹みて御伺い申し上ぐる次第であります。」
明主様御垂示
「差支えない。祖先がやっている。霊的向上すればよい。これが根本である。」
明主様御垂示 「姑ある家に嫁せしむるが可か」 (昭和24年12月23日)
信者の質問
「娘を嫁がせます場合、姑のある所へやって姑に孝養を尽す方がその子の将来のためによいという人も御座いますがどうでしょうか。
よく姑のある人の所へ嫁ぐ事を嫌う人がありますので御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「どっちともいえぬ。両方ある。嫁の性格にもよる。
割合素直で、人と和合する性格ならいい。
霊界で救われるのは大きいから、死んでからほんとの親孝行が出来る。」
明主様御垂示 「結婚前後の男女関係」
信者の質問
「結婚した相手の婦人に、結婚前既に他に関係した男性があった場合、御道の信者としていかに考えるべきでしょうか。
また結婚後、三角関係に陥った場合、信者としてどのように致すべきでしょうか。」
明主様御垂示
「結婚前に関係のあったものなら構わない。
相愛関係にあっても、事情により結婚出来なかった場合もあろう。
結婚後に他に関係のあるのは無論わるい。罪になる。」
明主様御垂示 「熱愛と親の結婚反対」 (昭和28年6月1日)
信者の質問
「お互いに離れることができないというくらいの恋愛をしている男女ですが、
男子の両親は反対し、女の両親は賛成しております。
両方の家とも非常に因縁の深い家で、男のほうは親を三回変っており、
女のほうは養女で、生みの親は反対しております。
おじいさんは変死いたしております。
この場合一緒になれるように努めてもよろしいものでございましょうか」
明主様御垂示
「離れられないのは離さなければよいです。
一緒になれるように努めることも結構です。
しかしあんまり反対があっては困ります。
こういう問題は一番困るのです。
これはあなたの親戚ではないのでしょうから、もしあなたに意見を聞かれた場合には、一緒にしてやるのが本当と思うと言って、後は向こうに任せたらよいでしょう。
それ以上心配してもどうということはありません。 」
明主様御垂示 「結婚の迷」 (昭和23年)
信者の質問
「自分でどうにもならない事は惟神にせよとの事ですが、努めてそのようにしようとしてどうしても忘れられないと言う事は、邪霊に敗けているのでしょうか。
惟神にそうなるのと、邪霊に敗けてそうなるのとどう違うでしょうか。御垂示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは一概に決める事が出来ぬ。
絶対の一人であるとすれば、いずれは夫婦生活をしなければならぬ。
反対者があったりなどするのは、時期を待つより外ない。」
明主様御垂示 「無理な結婚」 (昭和24年2月10日)
信者の質問
「昭和二十二年の年末に、私はIK子(現在二十才、当時十八才)と婚約致しました。
その時、一年後の二十四年春に挙式するように決っておりましたので、今年一月中旬結婚日を決めるため、先方と相談致しましたところ、今年の春はどうしてもいけないと言うのです。
二回とも行ってお話したのですが、今年の秋でなくてはいけないと言いますが、今春中に結婚しなければならない私の家の事情もあり、妻のある方が一途に御神業に精進出来るので御座います。
IK子とこの際無理にでも結婚すべきか、あるいは他に適当な縁談を見付けるべきか、いかにすべきか迷っております。御指示を御願い致します。」
明主様御垂示
「何もあまり心配せず、観音様にお任せすればうまくゆく。
皆賛成するようになってするのがよい。
あまりに強い反対がある場合は止めた方がよい。無理に押し切ってやるのはいけない。霊が邪魔する。
観音様にお任せしておけば、無理なく、案外賛成して喜ぶようになる。時を待つ事だ。」
明主様御垂示 「結婚うまくゆかぬ時」
「結婚は両方健康で、スラスラ行くのでなくてはいけない。
うまくゆかぬのは祖霊が止めている。
そういう場合一緒になってもうまくゆかぬ。
何か故障のある時は、よすとか何とかしなくてはならぬ。
龍神の場合、やはり肉体に龍神の霊がいるから、どうしてもうまくゆかぬ。」
明主様御垂示 「国際結婚は差し支えない」 (昭和24年1月26日)
信者の質問
「私の知人で外国人と結婚している人がおりますが、その霊的関係はいかなる結果になるので御座いましょうか。
現在大光明如来様を奉斎しておりますが、御用も思うようにもならず、いかに致し御用の途に励む事が出来ましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「差支えない。
五六七世になるとこういう事は反って余計になる。
世界は一列になる。気にするのは世界的になっていない。
日本人の場合でも御用の出来ぬ事がある。
未だ時が来てない。気をもまず時を待つ。」
明主様御垂示 「国際結婚の霊の帰属」 (昭和23年)
信者の質問
「外人と結婚した霊の帰属・・・。」
明主様御垂示
「外国人と結婚した場合は、その霊の帰属は男の国に属する。」
明主様御垂示 「結婚と血統、霊統」 (昭和24年6月25日)
信者の質問
「婚姻の際、血統とか家柄とかを重視する傾向がありますが、双方が御光を戴き、また光明如来様をお祭りしている家では、因襲的なこの見方に捉われる事は不必要と思いますがいかがでありましょうか。
もし世間的に悪い血統と見られる家でも、光明如来様をお祭りすれば浄化されるのではないでしょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「これでいい。血統の良い悪いはない。
血統の良し悪しは人間で分るもんでない。
霊統は、霊的系統である。日本の大和民族の系統は一割位は難しい。後多いのは支那人である。これは見分けはつかぬ。
霊統は見分ける事は出来る(が今言えぬ)。
血統は混血する程よい。すべて産土神が結合するから安心して結婚すべきだ。」
明主様御垂示 「嫁入して守護神が変るか (霊界の関係)」
信者の質問
「女が嫁に行きますと姓が変りますが、御先祖の守護神は婚家先の守護神に変って戴くのでしょうか。」
明主様御垂示
「守護神は変らぬが、霊界は封建でもなく、民主主義でもない。
無理のない理屈に合っている。
その家の先祖が、いろんな事を言いつけたり相談したりする。」
明主様御垂示 「戦死者の執着による結婚妨害」 (昭和24年7月30日)
信者の質問
「当年二十二歳の女、昨年十二月婿養子を迎え結婚式当日精神に異常を来たし結婚解消となり、
本年三月九日より一カ月間四十回ほどの浄霊にていったん治りましたが、
本月一日夜再発し前夫を慕いどうしても諦められないと申します。
発病の原因がなにか霊的関係があるのでございましょうか、お伺い申し上げます。
ちなみに同女には以前婚約者があり戦死しております。」
明主様の御垂示
「戦死した霊がその執着によって結婚を邪魔したものだろう。
結婚式当日異常者になったのはそういう意味である。
その後浄霊によって霊は恐れていったん退散したのが諦めきれなくまた憑いてきたのだ。
入信して気長に精進すればその執着がとれる。
信仰の眼目は執着をとるにある。
執着がとれると先夫は生きている人を思いきれずにつくのは罪ということを知るから諦める。
そうすれば妻女の執着もとれる。
祝詞、御讃歌の言霊によって執着をとるのが一番よい。必ず治る。」
明主様御垂示 「生霊による結婚妨害」 (昭和24年7月)
信者の質問
「恋愛し合ってもらった嫁が、結婚するとあまり口をきかなくなり、このたびお産のために里に帰ってから戻ろうといたしません。これはなにかわけがありましょうか。」
明主様の御垂示
「その御主人「男っぷり」はいいんですか。」
信者の質問
「はあ、なかなかようございます。」
明主様の御垂示
「じゃ、生き霊ですよ。
その人を慕った女が、男が結婚したもんだから怨んで、結婚した女を引き離そうとするんです。」
明主様御垂示 「妻と同居を苦しむ 生霊・死霊による結婚生活妨害」 (昭和24年2月20日)
信者の質問
「昨年の十二月七日に結婚致し、一週間後より主人が昼夜眠られず、時々一時間位は眠れるのですが
本人は何事においても他人の妻のような気がして本妻の気がせず、一緒にいないと夜良く眠られるのです。
本人はそのまま一緒にいたら神経衰弱になりそうだと言います。
早く分かれた方がよいでしょうか。また妻に何か霊的関係があるでしょうか。」
明主様御垂示
「生霊である。心当りがある筈だ。
信仰に入れば生霊は憑けなくなる。嫉妬で憑いている。
右延髄塊のため、脳へゆく血管が圧迫される。前頭部と後延髄の浄霊を受ける。
祝詞奏げるといい。希望せざればやめよ。
異例もある。例えばその家の母が、生前非常に可愛がり、それが嫁にとられたのを嫌うための場合もある。」