御神体と農業について
明主様御垂示 「御神体奉斎により豊作になる」 (昭和25年2月28日発行)
信者の質問
「人以外の生物や無生物に御浄霊してもすばらしい効果がありますのはどういうわけでしょうか。
例えば農作物は増収で品質がよくなり、味噌醤油は昧がよくなり、蜜柑は甘くなり、
鉈(なた)はよく切れるようになるのはどういうわけなのでしょうか。」
明主様御垂示
「浄霊をするとね、すべての曇りが取れて浄化するんです。
浄化するとね、なんでもすべていい働きをするようになるんです。
人間以外の生物、動物でも病気するのはやはり曇りがあるからなんで浄霊すると曇りが除かれるから治るんです。
つまり、森羅万象一切のものは曇りが取れると「力」が出て、その物本来のいい働きをするんです。
農作物がよく育たないっていうのはそこの霊界が曇ってるからなんです。
悪い曇りって言うのは、つまり水素で冷たいんですから、そこの霊界が冷たいんですよ。
ところが、この浄霊は火素を放射するんですから霊界が暖かくなるんです。
だから、光明如来様をお祀りするとそこの田地はずっとよくできるようになるんですが、
これは、光明如来様から光が放射されてその人の範囲だけ明るくなるんです。
光は火素が多いんですから、光がたくさん行くと暖まるから、そこでよくできるんです。
それから虫とか黴菌なんかも火素にあうと、いろんな作物を災いする力が弱るんです。
だからよくできる、とそういう意味なんです。
食物の味がよくなるとか、鉈がよく切れるとかいうのも同じ理屈なんです。
すべてね、浄霊すればあらゆるものが、悪いものは減り、いいものは多くなる。
で、その用途がよくなるんです。
だから、浄霊すると、すべて人間の幸福を増すべき働きをするようになるんですよ。」
明主様御垂示 「御神体奉斎により豊作になる」 (昭和25年4月23日)
「農作物がよく育たないっていうのはそこの霊界が曇ってるからなんです。
悪い曇りって言うのは、つまり水素で冷たいんですから、そこの霊界が冷たいんですよ。
所が、この浄霊は火素を放射するんですから霊界が暖かくなるんです。
だから、光明如来様(註 御神体のこと)を御祀りするとそこの田地はずっとよく出来る様になるんですが、
これは、光明如来様から光が放射されてその人の範囲だけ明るくなるんです、
光は火素が多いんですから、光が沢山行くとあたたまるから、そこでよく出来るんです。
それから虫とか黴菌なんかも火素にあうと、いろんな作物を災いする力が弱るんです。
だからよく出来る、とそういう意味なんです。」
明主様御垂示 「御神体を奉斎すると霊界が暖かくなり豊作になる」 (昭和28年8月1日)
信者の発言
「稲作につきまして、藁を入れ過ぎまして分蘖(ぶんけつ)が少なかったということがございました」
明主様御垂示
「それは入れ過ぎたのです。
臨機応変で、あんまりたくさんやると根伸びのときに妨げます。
だいたいは土なのですから。どうも土を軽視していけません。
本当は藁も何も入れないほうがよいのです。」
信者の質問
「寒い所においてもでございますか」
明主様御垂示
「そこですが、原則としては入れないのですが、寒い所は温めるために入れるのですが、そうすると土を邪魔するから、土を邪魔しない程度に入れるのです。
また種が肝腎ですが、お蔭話によくあるのは、農林何号とか、何の種ということを書いてあるが、それを書くようでは駄目です。
種の種類は何でもよいのです。
つまり自然栽培なら種がよくなるのです。」
信者の発言
「最初のときはその田から取れた藁の八割を入れておりました」
明主様御垂示
「それはいけません。百姓は藁で何か作ることがあるでしょう。それはどうしますか。」
信者の発言
「そういうことは考えずにいたしておりました」
明主様御垂示
「百姓は藁で作る物があるから、それを作って余った物を入れるのです。
そういったことも理屈に合わなければいけません。
根本はこれにあるのです。
すなわち信仰にはいってそこに光明如来様をお祀りしてあると、そこの霊界が温かくなるのです。
そこで以前はそれほどでなかったが、年々温かくなるから、それで作物が非常によく取れるのです。
だからだんだん藁とかそういう物を入れないで、土ばかりにしたほうがよいので、そうすればよく取れます。
今までは藁を入れ過ぎたためです。
そうすれば分蘖でも有肥田の倍くらいに増えなければならないです。
それはそうなります。
霊界の火素が増えますから、それが大きなものです。
だから今は私は、そういった藁を入れることを言いますが、いずれはそういう物は入れないで、土ばかりです。
田でも堆肥というのは入れないで土ばかりです。
そうするともっとよく取れます。」
信者の発言
「東北方面は非常に近植えでございますから、分蘖の余地がありません。
分蘖しないから近植えするというわけでもございます」
明主様御垂示
「そうですか。
では分蘖すれば遠く植えるわけですか。
さっきの話みたいなもので、信仰はお蔭があるから深くなる、深くなるからお蔭がある、というようなものです。
ですから原則は土です。
土によってできるということですから、その邪魔をしないということをよく心得ていればそれでよいわけです。」
明主様御講話 「御神体の光で田んぼが暖かくなる」 (昭和28年9月16日)
「それで今言った「ここが高い」ということは私がいるからです。
つまり私の光は熱ですから、霊界が暑いから、そういうわけで影響するのです。
ですから信者の田が二度高いということは、やはり光明如来様から光が出ていることと、それから信者になると曇りが減るからして、それだけ霊に光が出るわけです。
ですからそこの霊界が明るくなるとともに、温かくなるわけです。
今年の信州辺りも非常な冷害でやられているそうですが、無論越後辺りもそうに違いありません。
そうするとそこにいる人たちに愛が欠乏しているということになります。
愛が少ないと、そこの気候が、気候といっても物質的の寒暖計で計るのより、霊の方の暑い寒いの方が影響がずっとはなはだしいのです。
そこで霊界がつめたいために作物が冷害を受けるという理屈になります。
ですから根本は霊界なのです。そこでそういう結果になるのです。」
明主様御講話 「信者宅奉斎の御神体により田んぼが暖かくなる」 (昭和28年10月6日)
「それからもう一つ、自然栽培が非常に良くできるということは、霊的のわけがあるのです。
それは信者になって光明如来様をお祀りしますと、無論光が出ますが、その光がその人の田地内に漲(みなぎ)るのです。
光が充満するのです。そこで光は熱ですから温かくなるのです。
温かくなるといっても、ふつうの火のようにはっきりはしないが、なんとなく温かくなるのです。
前に試験した人が、他人の田より二度温かいと言われましたが、とにかく温かいのです。
その光がだんだん強くなってきました。私はいつも注意してますが、今日のここの温度は十六度です。
東京が十六度、鹿児島と福岡が十四度ですから、鹿児島より高いのです。
今日の全国で一番高いのが東京とここです。
それで平均してみるとここは東京よりいくらか高いでしょう。
高い日の方が多いです。
というのは、私の光が強くなってきたので温かくなったので、それが体的にも温かさが現われるわけです。
そういうわけですから、御神体から出る光も強いからして、どうしてもそこの田が温かくなり、そのために良くできるということも大いにあります。
しかしそれをあんまり言うと、どうも信者にならないと良い成績が上がらない、
というように思われると普及が遅れますから、それを未信者には言わない方がよいです。
信者の人だけ心得ていればよいのです。
そうして信者になったらその説明をしてやればよいので、そうでなければ入りにくいのです。
そういうわけで、そこの囲いなら囲いのそこだけの霊界が違ってくるのです。
それで隣が信者でないと、そこにはっきりと境界されるのです。
ですからよく信者の田は良くできて、お隣はまるっきり違う、ということがあるのはそういうわけです。」
参考 明主様御垂示 「耕作者がお光をすれば収穫が増加する」 (昭和23年5月28日)
信者の質問
「船の中へ御屏風をお祀りするのはいかがでしょうか」
明主様御垂示
「船の中へ祀るのはいけない。
船の親方が、御光をいただけば船全体が守られる。
田圃なんかでも、それを持っている人(支配権のある人)が御光をいただけば
それから光が田圃のほうへ行くから収穫も多いようになります。 」