自然農法について 御垂示 


明主様御垂示 「肥料と植物の変化 (異物の吸収)」 (昭和23年)

「徐々に変化させてゆけばよい。これは植物は、土精を吸収して生くるごとく作られているが、肥料をすると異物を吸収するよう変化する。」




明主様御垂示 「沼田の植付け法」 (昭和23年1月16日)

信者の質問
「本人は本日御参りしておりませんが、佐賀県嬉野教導所関係にしてHN(男性・二十四歳)、本年一月光明如来を御祭りしました。

右の者増産のため沼田(元蓮根畑)に植付けをしておりますが、このような土地に対する特別な耕作法を御教え下さい。」


明主様御垂示
「蓮根畑を埋めるなら、当分水分がある。

水分が多ければ特に変える事はない。」




明主様御垂示 「堆肥の働き」 (昭和23年4月8日)

信者の質問
「野菜の無肥料栽培についてお伺いいたしたいのですが。」

明主様御垂示
「やり方はいままでと同じですがね。

いままでの畑は肥料があるから悪い。

また種子にも毒が入っているから三年くらいは駄目です。

だから畑は新しい土を入れ替える。

長く作ると土の養分がなくなると言われてきたがそうではなく、使うほど土の養分が出る。

砂を焼いて入れるのも不自然だからいけない。

無肥料でやると物によっては初めからよくとれるのもあるが、だいたい二、三年から四年くらい経ってから収穫がふえる。

堆肥は使ってよい。

この腐らしに加減がいるんです。

木の葉は葉のすじが残っていてはいけない。

堆肥を使うといいのは、堆肥に肥料があるからではなく、熱が出るからいいんです。

肥料の成分・・・窒素にしても空中に充分ある。

それは地霊ですが、その上に製造したのをやるでしょう、だから多すぎてしまうんです。

燐酸やカリも同じで熱を起す働きですがかえって毒が加わる。

土が酸性になるのは肥料をやりすぎたためです。

第一土は生かしてやらねばならない。

だから連作してやらねばいけない。

箱根で栽培しているんでも、ナスやトウモロコシを連作してますが、それでよくできるんです。

しかも悪い石だらけの土地で、第一虫がつかない。

虫なんかは肥料から生じる。

だから消毒、殺虫剤を使うのは間違いです。

あんな薬をぶっかけたら虫は死んでも、土が荒れてしまう。

トウモロコシなんかもう五、六年やっている。

神山在の近くの呑本の婆さんがピックリして種をくれというから、種子がいいのじゃないと言ってやったんです。

果樹は私はやってないが、いままでのように剪定は必要でしょう。

枝豆はとても虫がつきやすいんですが箱根の枝豆にはぜんぜん虫がつかない。」


信者の質問
「半年ほど前に青森の林檎の産地で薬を使わず小鳥とか蜂、蛙などを使って害虫駆除に成功したという記事がありました。」

明主様御垂示
「そう、小鳥なんかそのために神様が生かしてある。

作物は根の伸びやすいようにしたらいい。

堆肥を使うときも木の葉の固いすじに根がつかえないように腐らかしてしまう。

草ならばあまり固くないからそうでもない。

土が固まってしまうのを防ぐのが堆肥です。

専門家は根によく空気を入れるといいと言ってるが、そんなら空中にさらしてしまったらいい。

中耕も土を固めぬためです。

箱根で古くて小さい、いじけてしまった木を見ると下に石がたくさんある。

それが邪魔して発育が悪いんです。

根が石なんか割りますからね、すごい力です。

だから耕すのも固まらせないことが必要です。

麦踏みは霜のためですね、冬を越すから。

霜は上からでなく下から土をもち上げる。

だから土がふかふかしてしまう。

それを防ぐために麦を踏むんだからあれはいい。

野菜の中、根を食べるものは根に陽が当たるようにすればよくとれる。

甘藷などは畝幅を開けて、また一番よく陽が当たるように畝の方向をあんばいする。

そうするととても大きくなりますよ。上野毛でも大きなのができた。

一番よく判るのは雑草です。

虫がくってないでしょう。

あれは肥料をやらないから。


第一、肥料をやらないとうまいんですよ。

茄子なんかいい香りがして、ジャガイモなんかも真っ白でいい香りがしますよ。

だから無肥料のを食べつけると、クソなんかまいて作ったのなんか食えない。

大根でもガリガリいうのはみんな肥料です。

無肥料だとキメが細かくてねとねとしてます。

ふつうは大根にはよく肥料をやるんですよ。

まるでクソまみれです。

サツマイモは農林やオイランはすじがない。

キントキは無肥料でもすじはあります。」




明主様御垂示 「栽培に対する浄霊の要」 (昭和23年7月13日)

信者の質問
「観音栽培について・・・。

土の力を生かすのが、観音栽培と伺っておりますが、植物に対して御浄霊するのは現在土に肥料の毒のある間だけでしょうか。

将来肥料の毒がなくなった時には御浄霊の必要はないものでしょうか。」


明主様御垂示
「手数をかけただけではつまらぬ。

怨みの執着など土地に残ってると、浄霊の要がある。」




明主様御垂示 「土を固めぬ事 (痩土の原因)」 (昭和23年8月17日)

信者の質問
「無肥料耕作を致しましたが、最近田の稲が大分黄色くなりましたが、これを父が見て心配しています。どういたしたらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「無肥料にしても、元肥料をしたために土が弱っている。土も種も肥料を食っている。

薬をやめると、飲んでる人は一時すぐに熱が出たりするのと同様である。

無肥料にしてから約三年位はかかる。

土へ肥料をやると作物がその肥料を吸う。

土は働かなくていいから段々痩せる。

百姓は毎年同じ所で作ると減収するが、客土するとまた殖える。

根に空気を入れなくてはいけないと言う。

これも間違いで、根の伸びのいいよう、土を固めないようにする事が肝腎である。

箱根の木は恰好は面白いが、下が石で根が伸びぬから育たぬ。それで面白い。」




明主様御垂示 「無肥料栽培にしても二、三年駄目」 (昭和23年9月8日)

信者の質問
「富士山麓で無肥料栽培をする方法はどうすればよろしいでしょうか。」

明主様御垂示
「これはね、特別に方法を変えなくてもいいんです。

関東はほとんど全部富士の火山灰地です。

作物には火山灰中の硫黄が悪いが、古くなると硫黄は抜けてしまうからかまわない。

灰だと土が固まらないからなおさらいいです。

この火山灰の固まったのが凝灰岩です。

無肥料は特に土を固まらせないことです。

無肥料でやればとてもよくできる。

増産になります。

ある人が無肥料でやったら親父は怒り村民も嘲笑していた。

で、本人一生懸命お願いしたところ他の人のは腐ったり虫がついたりしたが、その人のだけ助かったと言って礼に来てました。」


信者の質問
「山形の山地方では胡瓜(きゅうり)、茄子(なす)などを栽培すると不幸が起るのですが・・・」

明主様御垂示
「そんなことはない。

まあぜんぜんでたらめではないが、これからは大丈夫です。

霊界が昼になると違ってくる。・・・

肥料をやると駄目になるのもそのためです。

そこに気がつかないから相変わらず肥料をやっているのです。」


信者の質問
「やはり最初は減収でしょうか。」

明主様御垂示
「種子や土も肥料を食っているから二、三年駄目です。

最初の年は収穫が三分の二、次の年は三分の一、次も三分の一、次あたりからよくなる。

無肥料でやると米なんか重いのです。

一俵で二、三升は重くピカピカ光っています。

そして炊いてもコワメシのようです。・・・

一番いけないのは硫安とか窒素とかの化学肥料が米から人間の体内に入る、これがどれくらい人体に害を与えているか判らないのです。

野菜もそうです。家庭菜園で素人がクソなんかまくが、かえって結果が悪い。

肥料をやると花落ちがし実にならず、また虫がつきやすい。

私のところの枝豆は虫のつくのなんか一粒もない。

軟らかくて香りがよくうまいですよ。

倍くらいできますよ。

鎌倉の私の親戚のが胡瓜を無肥料でやったところ一本から百いくつとでき、食べられなくて困ったそうです。」




明主様御垂示 「ごはんが赤くなるのは肥料の関係」 (昭和23年9月8日)

信者の質問
「山形地方ではふつうのように米を炊いても赤飯ができてしまうことがあり、そういうときは不幸なことが起りますがいかなるわけでしょうか。」


明主様御垂示
「これは難問題だね。不幸が起るとは迷信でしょう。

ともかくいままでの人は始終悪いことが起ってますからね。

ごはんが赤くなるのは肥料の関係でしょう。」




明主様御垂示 「無肥料栽培は四年目くらいから増収になる」 (昭和23年10月8日)

信者の質問
「無肥料栽培の二年目で獲れた米でございます(現物をご覧に入れる)。

一升につき二十匁、一俵で二、三升重いようです。」

明主様御垂示
「四年目くらいから増収になります。

無肥料でやれば第一花落ちがしない。

背丈は少し低いが茎は太い。

肥料をやると弱くなり茎も風に折れたりする。

見たところは立派ですがね。・・・

だんだん無肥料にして行かねば駄目になりますよ。

最近虫害の多いのも肥料のためです。

無肥料なら実際手間がいらない。

消毒薬を使えば虫は死ぬが一緒に土も死んでしまいます。

まさか土にかからぬように薬を使うわけにはゆきませんからね・・・」


信者の質問
「果実はいかがでしょうか。」

明主様御垂示
「いいですとも、なんでも・・・なにしろ薬を使うと弱くなってしまうのです。

人間も薬を服むととても弱くなるのです。

しかも化学肥料を使えば米がこれを吸い、そして人間が食べるので体が非常に弱くなるのです。・・・

果実なんかも同じだが根の周りの土を固めてはいけない。冬の間に根の周りを掘って土を柔らかくしておくといい。

春になると細い根から養分を吸って大きくなるのですから。・・・

堆肥は使ってもいいですよ。

掘った所へ入れたらよい。

堆肥は草の葉のほうがいい。

木の葉は繊維が固いから畑なら土の下へ一尺くらいの厚さに草の葉を入れ、さらにその下に一尺くらい木の葉を入れたらいい。

堆肥は熱を出し暖めるからいいのです。

魚の腐ったのや鶏の「フン」もごくいけない。

木の葉や草ならば自然でしょう。

そこらにもあるのですから、その自然がいいのですよ。

雑草はよく伸びるでしょう。

あれは無肥料だからですよ。・・・

田圃へやる水をあたためるのは結構です。

池へ溜めておくのはいけない。

かえって冷えてしまうから。

「日なた」をよけい流してから田へ入れるようにしたらいいのです。

木やわらの灰もやらぬほうがいい、天から灰なんか降ってこないでしょう。

肥料に使っている石灰だって灰ですよ、木と石の違いだけです。・・・

無論無肥料でやるからって改良は必要ですよ。

稲なんかも神様が最初作られたときは一穂に五粒くらいだったんですが、いまではだいたい三百粒くらいでしょう。

人口の増加と平均して米粒のできるのも殖えるのです。

いま日本は食うだけの米がとれないが本当はとれるべきで、とれないというのは、とれないようなこと、間違ったことをしているからです。」


信者の質問
「人口に比例いたしますならば大浄化で人間が減れば米も減産でしょうか。」

明主様御垂示
「そうですね・・・米は減りませんね。

田地を他に使うとか、米を別なほうに使うとか少ない国に輸出するようになるでしょう。

祝詞にあるように「五穀稔りて蔵に充ち・・・」というふうになるのです。」




明主様御垂示 「木葉肥と草肥 (肥料中毒)」 (昭和23年10月15日)

信者の質問
「農作物に人糞及び化学肥料を使用せず、当信仰の御利益により栽培可能なりや・・・」


明主様御垂示
「御利益はなくとも、人糞等なくともズーッと出来る。

土も種も人間も肥料中毒にかかっている。肥料により作物弱り、花落ちなどする。

一番無肥の効果が判るのは枝豆で、葉伸びず実が大きい。作物は木が大きくなってはいけない。

唐もろこしなど、軟かく美味しく有肥は食べられぬ。

堆肥は根を温める。草肥は土の上の方、木肥は下積みの層にする。

消毒薬は次の虫発生の原因となる。

根に油紙でも敷いてやるとよい。

施肥は人間の生命に支障を与え病因ともなる。」




明主様御垂示 「自然農法」 (昭和23年10月26日)

信者の質問
「農作物の無肥料耕作はどんな方法ですれば良いのでしょうか。堆肥、下肥、鶏糞等はいけないでしょうか。」


明主様御垂示
「堆肥はいい。」




明主様御垂示 「蜜柑の虫」 (昭和23年10月26日)

信者の質問
「私は蜜柑作りの青年です。蜜柑の木にルビーと言う虫が一ぱいおります。どうしたらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「肥料をやめればよい。」




明主様御垂示 「中耕と麦踏み」 (昭和23年11月27日)

信者の質問
「無肥料耕作に麦踏み、中耕はどう致したらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「中耕は特にいい。

これは土を固まらせないようにする。

麦踏みは霜が降りて土が浮くから、これを防ぐためである。」




明主様御垂示 「草葉に糠の堆肥 (一時的効果)」 (昭和23年12月12日)

信者の質問
「大先生様御主唱の無肥料耕作には堆肥として草を用いるように伺いましたが、

現今学界で反対されております枯草、枯葉等に糠を加えて発酵させた堆肥を用いると在来の金肥、下肥等の場合より効果多いと承りましたが、

右の肥料は大先生様の御理論と等しきものと考えて宜しいもので御座居ましょうか。」


明主様御垂示
「農法は自然が元になっている。

枯草や枯葉があるという事は、神様がそういう風に造ってあるのである。

であるから、糠を加えるのは不可である。

今迄のものは一時的いい事をよいとしている。

肥料は一時よいだけで、人間が薬で制えるのと同じである。

人間でも一ケ月位の寿命のものなら薬を服んでもいいが、長く生きるものであるから、薬を服まぬようにしなくてはならぬ。理屈は大抵後でつける訳である。」




明主様御垂示 「畑に対する浄霊回数」 (昭和23年12月12日)

信者の質問
「埼玉県川口市在の農家で、麦畑の枯れかかったのが一週間に三回の御浄霊ですっかり立直りましたが、春の刈入れ迄に今後何回位御浄霊すればよいでしょうか。

畑によって御浄霊の際、身体に受けるショックが種々違いますが、これは時所位の関係でしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「時々にすればよい。

浄霊で生きかえり、すっかり立直れば浄霊しなくともよい。

麦をみてその状態を考えるのである。

浄霊によるショック・・・こういう事はない。

浄霊して手にビリビリ感ずる人があるが、これは余程敏感な人である。」




明主様御垂示 「移植の可否」 (昭和23年12月26日)

信者の質問
「麦、南瓜、菜種等移植をすると良く出来ると言います。

特に茄子など何回もしますが、どういうものでしょうか。

蒔き放しでもとれますがどうでしょうか。」


明主様御垂示
「移植せぬ方がよい。根を痛め、土が代るから弱る。

稲など直播するが、その方がよい。

南洋では牛の足跡へ蒔く。

茄子など連作を不可としている。」




明主様御垂示 「直 播」 (昭和24年)

「原則からいうと直播がよい。

すべて植物は直播がよい。移植すると根が弱る。稲は強く出来る。

水田は堆肥不用である。藁を細かく切って土へ混ぜればいい。土が温まる。」




明主様御垂示 「麦踏みと川藻」 (昭和24年)

信者の質問
「麦類の土入れ及び麦踏み等は自然に反するように思います。

川藻は肥料としてよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「自然に反しない。

土踏みは、無肥料ならその要はない。

川藻も必要なく、やらぬ方がよい。」




明主様御垂示 「藁肥の量」 (昭和24年)

信者の質問
「水田一反歩に必要な藁の貫数を御教え下さい。」


明主様御垂示
「臨機応変でいい。定量は要らぬ。

堆肥は土へ混ぜるのは草の葉がよい。草の方が繊維が柔かい。

苗床は木の葉がよい。」




明主様御垂示 「藁の堆肥」 (昭和24年)

信者の質問
「観音耕作にて水稲を作る場合、藁は全然堆肥としなくともよいでしょうか。(これらは苗代の場合です)」


明主様御垂示
「藁は出来るだけ細かく切って、土と混ぜる。

熱を吸収するから、土が温まる効果がある。

故になるべく底の方へ混ぜた方がよい。

畑の土へ混ぜてはいけない。」




明主様御垂示 「堆肥少ない土地」 (昭和24年1月6日)

信者の質問
「奈良県八木町方面では農家は堆肥が少ないのです。

右のような地方では少ない堆肥なりで農作すればよいのでしょうか。

それ共堆肥を無理して作るべきでしょうか。」


明主様御垂示
「堆肥は無理しなくてよい。固まらせぬよう中耕のような事をすればよい。

堆肥は草の方がよい。木のある所は枯葉があり、草がある所雑草がある。そう困る事はない。」




明主様御垂示 「窒素は地軸の火の霊気」 (昭和24年1月18日)

信者の質問
「大雪の年、稲妻の多い年は豊年と申しますがなぜでしょうか。」


明主様御垂示
「ふつう大雪だと虫が死ぬといわれているがそれもあるでしょう。

けれど、本当は窒素が多く土に浸み込むのですよ。

窒素は地霊のことですがこれは断えず発散していて、上昇すると空気のある範囲まで上り、今度は雨になって降ってくるのです。

それが雪ですとね、その窒素がよけい土に入りしばらく閉ざされるので上昇しにくいのです。・・・

窒素は地軸の火の霊気です。

だから雪は下から解けるのですし、また雪が降ると暖かいのです。・・・

窒素肥料をやると窒素が多すぎるのです。

だからサツマイモなんかはかえってできないのです。

専門家は窒素が多すぎると石灰、硝石なぞを使うが無駄なことで、最初から使わねばいいのですよ。・・・

稲妻はやはり虫が死ぬと言いますね。

しかしそれはどんなものですかね。

夏の終わりには霊界に曇りが多くなる、そこでそれを稲妻でもって浄めるのです。

稲妻は火素の体で、すなわち火の霊の体です。

霊界の曇り・・・毒素はあっちこっちに塊りをなしているのです。

まあ、ゴミ箱のようなものです。それを浄めるわけですね。」




明主様御垂示 「木の葉と草の葉の使い分け」 (昭和24年1月18日)

信者の質問
「無肥料栽培におきまして平野の中の田畑では草木の葉が手に入り難いですがいかがいたすべきでしょうか。

また不要になる人糞はどう処理すべきでしょうか。」


明主様御垂示
「ちょっと遠くても山へでも行って草を採ってくるんですね。

人糞は田舎では大きな穴を掘って埋めてますね。

海辺なら沖へ持って行って捨てたらいいでしょう。

堆肥を床にするのなら木の葉がよく、土に混ぜるのなら草の葉がいいですね、草の葉のほうが柔らかいから。」




明主様御垂示 「堆肥と人糞処理」 (昭和24年1月18日)

信者の質問
「無肥料栽培にて、
(一)広い平野の真中にある田畑では、実際問題と致しまして木や葉も手に入り難い場合がございますが、この場合は堆肥はどう致すべきでしょうか。

(二)不要となります人糞はどのように処理致したら宜しゅうございょうか。

右、御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「(一)平野は草が生えている。堆肥の場合は草の方がよい。

(二)大きな穴を掘って埋めればよい。海岸なら海へ捨てる。」




明主様御垂示 「堆肥漸少」 (昭和24年1月19日)

信者の質問
「無肥料栽培を始めます場合、初めに堆肥を多量にやり、漸次少なくしていってよいものでしょうか。

また、海藻類を肥料に使うことはどうでしょうか。」


明主様御垂示
「堆肥に二種あり、糞尿を入れるのもあり、漸次少なくする意義はない。

始終同じようにする。毎年同じようにやればよい。

土に混ぜるのは、草の堆肥がよい。木の葉の堆肥は床に使う方がよい。

海草はいけない。要するに自然であるから、地上に海草は生えない。

地上にある木の葉や草などですべきである。」




明主様御垂示 「麦踏みと霜地」 (昭和24年1月21日)

信者の質問
「無肥料栽培の時、麦踏みはどう致しましたらよろしいもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「麦踏みは結構である。霜で持上らぬと麦の根が固まらぬ。霜の多い所は大いにやるとよい。」




明主様御垂示 「早播きと遅蒔き」 (昭和24年1月26日)

信者の質問
「謹しんでお伺い致します。

昨年十月上旬に小麦を蒔付けたものですが、現在八寸位徒長しています。

私の地方では大体十月下旬頃より蒔きかかるのが普通ですが、妻の出産の関係で早く蒔いてしまったためです。

肥料は基肥として人糞尿を二回程しましたが、暖冬のため意想外に延びましたため、手入れ法としては 土入等を行う外、浄霊も行わさせて頂いていますが、果して収穫があるでしょうか。」


明主様御垂示
「糞尿を二回も施したためである。

蒔付けは早すぎても遅すぎてもいけない。

しかし早く播いたよりは遅く蒔いた方がよい。

私も二、三年前から試しているが、枝豆など遅い方がよく穫れる。

伸びは気候と合っている。

土入れはよい。」




明主様御垂示 「農耕に海水」 (昭和24年1月26日)

信者の質問
「謹しんで御伺い致します。

私の地方では海岸が近いので、一般の方は海水を汲み取り、これを薄め、農作物に施しておりますが、観音耕作にては海水は施さない方がよいものでしょうか。

海水が農作物に与える影響を御教え下さいませ。」


明主様御垂示
「耕作に海水はいけない。物によっては枯れる。雨水はよい。」




明主様御垂示 「麦黄変」 (昭和24年2月4日)

信者の質問
「大麦が近年になく黄色くなりましたが 施肥が原因で御座いましょうか。

昨今の気候異状のためで御座いましょうか。」


明主様御垂示
「両方である。今迄の金肥等で弱っているから気候の影響を受けやすい。

有肥の麦は折れやすい。作物に肥料をやると弱る。

人間が薬を服んだから弱ると同じである。」




明主様御垂示 「海岸地帯の堆肥」 (昭和24年2月14日)

信者の質問
「無肥料栽培の事ですが、海岸地帯の砂地などでは適当な堆肥を作る材料も無い場合はどういたしたら宜しゅう御座いましょうか。」


明主様御垂示
「堆肥の目的は土を固まらせないためにする。

海岸地帯は砂が多いから、堆肥はそう要らない。

(堆肥ならやっても肥料をやるよりよく穫れる)

土を固まらせぬためのものであるから、堆肥の床を作るのは木の葉がいい。

関東地方は富士の火山灰があるから

(割合いよく穫れる。硫黄性の灰は穫れない。土を汚すものが一番いけない)

海草はいけない。」




明主様御垂示 「自然栽培と気候」 (昭和24年2月15日)

信者の質問
「農業大革命と言うべき無肥料栽培と今年の気候の問題、民衆の風説を耳にしても今年は変事があると言うことですが、

このような点につきまして今後心得るべき事、どんな方法で進むべきであるか御教えお願い致します。」


明主様御垂示
「無肥料栽培と気候とは関係はない。

無肥料栽培なら気候不順の影響を強く受けない。

有肥栽培は弱いから受ける。

民衆の風評などは問題でない。予言は非常にやかましい。

浄化は強くなるから、浄化に関するいろいろの事はある。」




明主様御垂示 「害虫で実らぬ木」 (昭和24年2月17日)

信者の質問
「私の家には相当数の柿の木があります。

害虫が多くて昨年迄施肥及び消毒薬を使用致しました。

樹が痩せていて、実らないのが多いのですが、どうしたらよいでしょう。

また、こんな樹や土地を浄霊したら何年位でよくなるでしょうか。御教え下さい。」


明主様御垂示
「肥料と消毒薬のためであるから、それをやめればよい。」




明主様御垂示 「土の性能」 (昭和24年2月27日)

信者の質問
「無肥料耕作について。

麦の肥料には糠または麸をそのままやるのですか。

また、人糞等に入れて腐敗させたら差支えないものでしょうか。御教え願います。」


明主様御垂示
「いずれもいけない。土を汚す事はいけない。土が弱る。土の成分が衰える。

(糞尿を用いると土が死ぬ。一種の糞尿中毒となり、育たぬ)

(酸素注入法は大いに間違っている。木の葉は床にした方がよい。熱を吸収するから温まる)

無肥料は、本当の土の養分を吸うからいくらでも育つが、有肥料のはある程度で止ってしまう。自然と根本となる。」




明主様御垂示 「無肥料で不成熟」 (昭和24年3月16日)

信者の質問
「私は本年大麦と小麦を一反三畝程無肥料耕作をしましたが、ただ今は麦は黄色く細っております。

村の人は散々悪口を言いますが、今からどのようにすれば宜しいでしょうか。」


明主様御垂示
「肥料中毒にかかっているので、肥料をやめると威勢よくなくなる。

酒をやめるとボンヤリするようなもので、こういう具合でも段々収穫になると勢いがよくなり、沢山出来るという例がある。

であるから、悲観した事はない。」




明主様御垂示 「植え付け時期は地域によって異なる」 (昭和24年4月8日発行)

信者の質問
「甘藷の種薯の植え付け時期をお教えください。」


明主様御垂示
「これは所によってみな異う。

気侯が異うからであるから、その土地の農夫に聞けばよい。

すべて作物は適期が肝要で私は箱根で枝豆を試作したとき、五月に播いたものはできが悪く、六月に蒔いたものは非常によくできた。

これでみても適期が肝腎であることが判る。」




明主様御垂示 「アンモニアをまくと作物が黄色くなる」 (昭和24年4月8日発行)

信者の質問
「無肥料耕作で麦を蒔きましたが、黄色くなりました。

ただし蒔付けのときアンモニアを少量やり、その後無肥料にいたしました。」


明主様御垂示
「アンモニアのために黄色くなったので、無肥料でほおっておけば青くなって完全にできる。」




明主様御垂示 「田植え後の苗の黄色になるのは種子に残った肥毒が原因」 (昭和24年4月20日発行)

信者の質問
「無肥料耕作の田植え後の苗の黄味がかったものはいかに処置したらよろしいでしょう。」


明主様御垂示
「もみに前の肥料の毒が残ってるためで、放置しておけば黄味はとれる。

すべての種に肥料の毒が残っているが二、三年続けているうちにだんだんなくなる。」




明主様御垂示 「肥料中毒について」 (昭和24年4月23日発行)

信者の質問
「本年私は大麦、小麦を全部無肥料栽培いたしましたが、現在色は黄色く褪せて、やせて伸びも悪く、村人はさんざん悪口を言います。いかがいたすべきでしょうか。」


明主様御垂示
「これはよくあることですね。

例えばね、酒を飲んで威勢のいい人は、酒をやめるとぼんやりして元気がなくなってしまいますね。煙草もそうですね。

これと同じことで、つまり肥料中毒になっているわけです。

しかし、こんなのでも収穫前になるとぐんぐん伸びてきて、よその所よりもたくさんとれることもあるんです。

私の所にたくさんそういう報告が来てますからね、大丈夫ですよ。

そしてときどき御浄霊するんですね。

あまり肥料中毒のひどい所は一年くらいは減収することもありますが、まあめったにないですね。

こういうのは心配で夜も眠れないでしょうが、収穫時になるとどんどん育ってきて、よく稔りますからね、心配したもんではないですよ。」




明主様御垂示 「追肥は不要」 (昭和24年4月13日)

信者の質問
「追肥の方法、中耕、土入れの時期、方法、土壌に有機質の少ない場合の処置について御教示ください。」


明主様御垂示
「とにかく、無肥料でやればね、こんな面倒臭いことはなにもいらないんですよ。

追肥なんてことも間違ってますしね。こんなことはいりませんよ。

それから中耕っていうのは、この目的は土を固まらせないためですから、堆肥をうまくやれば中耕の必要はないくらいです。

ただこの場合の堆肥は草の葉でなくては駄目ですね。

で、土入れってのは肥料でわざわざ土を悪くしておいて、今度は新しい、肥料を使ってない土を入れることですからね、馬鹿馬鹿しい話ですよ。」




明主様御垂示 「酸性土」 (昭和24年4月13日)

信者の質問
「三方原のような赤土で、酸性の強い土地に於て麦の増産を計るにはどう致したらよいでしょう。

種子には、基肥には、追肥は、中耕回数、土入れ、有機質の少ない場合の処置、生育中の浄霊回数、方法等。」


明主様御垂示
「肥料をやるから酸性になる。無肥料でやれば何でもない。

追肥、中耕、土入れ等皆解決がつく。堆肥をよくやる。」




明主様御垂示 「二毛作は結構」 (昭和24年4月23日)

信者の質問
「二毛作はいかがでしょうか。」


明主様御垂示
「結構ですよ、できるだけやったがいいですよ。

二毛作は暖かい所がいいですがね。

寒い所でも工夫によっては充分できますよ。

麦と米と両方作ればいい。」


(註 二毛作を禁止する次の明主様御講話がある。

明主様御講話 「二毛作はいけないが二期作はいい」 (昭和29年1月6日)

「それからもう一つ特に注意することは、前に二毛作はいけないと言ったのは、米と麦をチャンポンにすることはいけないので、米だけの二期作なら、かえっていいくらいです。

しかしこれは気候が暖かい所でなければ無理ですから、気候が暖かい所で可能な所ならしてよいです。農業のことはそのくらいにしておきます。」)




明主様御垂示 「藺草の自然栽培」 (昭和24年4月28日)

信者の質問
「藺草(畳表)の栽培にも無肥料が宜敷いでしょうか。」


明主様御垂示
「無論何でも無肥料がいい。無肥料なら丈夫で色がいい。」




明主様御垂示 「播種後の堆肥は不要」 (昭和24年5月22日発行)

信者の質問
「苗代へ播種後堆肥をかけましたが、無肥料栽培の場合はいかがいたしたらよろしゅうございますか。」


明主様御垂示
「堆肥は土壊を柔らかにする役目であるから無論必要はない。

水田も堆肥の必要はない。」




明主様御垂示 「虫害の原因は人肥金肥消毒剤」 (昭和24年5月25日発行)

信者の質問
「田畑の害虫駆除する方法。」


明主様御垂示
「これは駆除するより発生しないようにするのが本当である。

主原因は人肥金肥消毒剤を使用するためであって、消毒剤などは土へ入ってそれを植物が吸収するためである。

無肥料なら絶対虫害はない。雑草を見ればよく判る。

そして肥料をやると作物は弱る。

作物が花落ちしたり実が落ちたりするのはみんな肥料のためである。」




明主様御垂示 「暴風雨も必要」 (昭和24年5月30日発行)

信者の質問
「人間の想念が天候に異変を起すとのお言葉でございますが、二百十日や二百二十日は厄日とされ、毎年特にその時期に暴風雨があるのはなぜでしょうか。


明主様御垂示
「こういう天候の異変は、結局それが必要なんですね。

二百十日、二百二十日ごろに起きると、ある程度稲を倒す被害があるにはあるが、その反面、根を固めるっていう力はたいしたもんですからね。

木でもそうですよ、ゆすぶられると倒れないように根を張って、木に力が出てくるんですよ。

そうでないと木は倒れやすくなってしまいます。

だから強い風が吹くと根が張っていいんです。

風で倒れるようなのは肥料をやってるからです。

無肥料にすれば倒れることなんてありませんよ。」




明主様御垂示 「水田の堆肥」 (昭和24年5月2日)

信者の質問
「苗代田は従来は苗の根を浅く張らせるため播種後堆肥を上からかけましたが、

今後無肥料栽培の場合はどう致したらよろしゅう御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「水田は堆肥の要はない。固まらぬからである。」




明主様御垂示 「油虫とれず」 (昭和24年5月4日)

信者の質問
「無肥料栽培の麦と野菜に発生している油虫を何回も浄霊を致しますけれど中々とれません。いかなる理由でしょうか。御教え願います。」


明主様御垂示
「稲なども、三年位は肥料の毒を減らす。」




明主様御垂示 「人糞等の処理法」 (昭和24年5月13日)

信者の質問
「人糞や家畜の糞の処理法・・・」


明主様御垂示
「穴を掘って埋める。年限が経つと土になる。」




明主様御垂示 「酸性中和までの浄霊」 (昭和24年5月15日)

信者の質問
「土質の酸性は肥毒によるものと伺いましたが、どの位の浄霊で中和されるものですか。お伺い致します。」


明主様御垂示
「放置しておく。浄霊すれば早める。」




明主様御垂示 「浄霊しても腐った種」 (昭和24年5月15日)

信者の質問
「無肥料で麦を栽培致しましたところ、芽生えは大変良かったのです。

浄霊も最初から何回となく続けておりましたところ、中途より、色がだんだん赤くなり、腐ってしまったのですが、いかなる訳でしょうか。お教え下さい。」


明主様御垂示
「浄霊とは関係はない。

肥毒を種が食ってるからで、人間でも助からぬのがある。

来年あたりはこんな事はなくなる。」




明主様御垂示 「豊凶と神示  (霊的状態と豊凶)」 (昭和24年5月25日)

信者の質問
「年一回の収穫に一ケ年を通じて精魂の限りをつくす農民は神社仏閣(岐阜県においては伊奈波神社、美江寺、観音寺)の農作物に対する豊凶及び晴、雨、風水害等の神示に非常に心を配りますが、

御神示に従い働くのがよろしいか、参考にする程度がよろしいでしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「御神示の要はない。

その土地の産土様へお願いするのは結構である。それは産土様が管轄している。

人間の霊的状態によるので、徳を積む積まぬに因る。霊的状態が高い程裕かになる。

今迄だったらいろんな神様に頼むが、本教が出れば迷う所はない。

月一回産土様へお詣りするといい。」




明主様御垂示 「焼土・燻炭使用」 (昭和24年5月25日)

信者の質問
「焼土及び燻炭(モミガラ、藁、雑草等をいぶしたもの)を作物に施す場合の可否について御伺い致します。」


明主様御垂示
「悪い事はないが、必要がない。やはり自然である。」




明主様御垂示 「草花の色良くするには」 (昭和24年5月25日)

信者の質問
「草花の栽培には従来色々の肥料にて大きく咲かせたり、色を鮮かにしたりしておりますが、やはり科学的肥料は不可でしょうか。

自然にすれば 野生にかえると思いますが、どうでしょうか。御伺い致します。」


明主様御垂示
「色をよくするにも、大きく咲かすにも無肥料がよい。

化学肥料だと色わるく、花が小さい。

花を少くすれば大きくなる。

ダリヤなど蕾を皆とり、一つだけ残すととても大きくなる。

色をよくするには堆肥がよい。土を固まらせぬ。」




明主様御垂示 「土汚す事、霊界の変化と無肥料 (土の尊さ)」 (昭和24年5月26日)

信者の質問
「無肥料栽培につき、「馬小屋」の踏草、敷藁等の処置、特に使用致したく、その処理方法を御教え願い上げます。」


明主様御垂示
「肥料にしてもよいが、馬糞尿などのついたのはいけない。土に悪い影響がある。

きれいな草葉や枯葉がよい。汚い物だと土を汚す。すると土は弱る。

土は大変有難いものであって、土に痰をしたり唾したりするのさえいけない。

山へ上って小便などするのもいけない。断ってすべきである。

山の神の天狗が怒る。(天理教では肺病になるという)

土を汚す事も、今迄は夜の世界で、浄化力が弱かったからいいが、これからはきつく尤められる。

霊界が変ったのであるから、無肥料ほどいい。

虫害も昔はあんなにひどくはなかった。」




明主様御垂示 「水稲浄霊」 (昭和24年6月6日)

信者の質問
「水稲の苗代田に下肥が入れてある場合、浄霊を致しても宜敷いでしょうか。」


明主様御垂示
「浄霊した方がよい。

下肥して、年限が経つに従い消えてゆく。

今年やったのは、浄霊もきかないであろう。

去年の分ならよい。」




明主様御垂示 「無意識の客土」 (昭和24年6月7日)

信者の質問
「空襲の時貴重品を仏間の下に穴を掘り埋め、余った土を馬鈴薯畠に入れました。

その場所だけ倍以上の大きなのが出来ました。

いかなる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「肥料のある畠へ無肥の土を入れたから変った。

つまり客土した訳である。

薬を服まぬと女でも若々しい。薬を服むと萎びてくる。」




明主様御垂示 「循環律について」 (昭和24年6月23日)

信者の質問
「果実類は隔年に実りが多いように見受けられますが、なんの関係でございましょうか。」

明主様御垂示
「これは果実に限りませんね。

一つの循環律ですよ。だからこれは造物主に聞かねば判りませんね。

すべて一代おきとか、一日おきとかですからね。

ハンセン病なんかでも子供はハンセン病にならずに孫がなるんです。」


信者の質問
「その場合は浄化未発生のまま、毒素が孫にゆくのでしょうか。」

明主様御垂示
「そうなんですね。

だから、子供も親に似るよりも祖父に似ることが多いんですよ。

果実では柿なんか殊にそうですね。

それからまた、病気でも一日おきによくなったり悪くなったりするんですがこれもやはり循環律ですね。」




明主様御垂示 「減 収」 (昭和24年6月25日)

信者の質問
「私事、昨年八月入信、過日大光明如来様を御迎えの栄に浴し、一家八名御光のもとに微々たる御用をさせて戴いているものであります。

無肥料耕作も村人の悪口をよそに懸命に努力致しましたが、結果は麦三俵弱(普通反当五俵)と言う成績に終りました。

これには種々とわけがあると思います。

畑は全部で九反あり、堆肥は普通にやったのですが、いかなる原因でありましょうか。御教示御願いします。」


明主様御垂示
「これは肥料中毒のためである。

薬中毒と同じ事である。」