お茶漬け健康法について


明主様御教え 「日本医術の建設(2) 胃 病」より (昭和10年5月21日発行)

胃の強健法について

「(前半省略) 次に、今一層恐るべきは、消化薬の連続作用による胃壁の破壊である。

元来、消化薬はその食物を消化良く、柔軟化するばかりでなく

知らず識らずの裡(うち)に胃壁も共に柔軟化されてゆくものである。

その軟化された胃壁に偶々(たまたま)固形食物が接触すれば、その個所が破壊される。

それが、胃の激痛となり、又出血もするのである。これが胃潰瘍である。

又こういう事もある。

それは、最も緩慢に胃壁が柔軟化され、極小破壊又は胃壁を血液が滲出する事がある。

そういうのは激痛と出血がないから胃潰瘍とは気が付かずに、時日を経てゆく、

そういう血液の溜積が古血となって便通に交り、

又は嘔吐の中に見る事によって始めて胃潰瘍を知る事が能くあるのである。

故に真の療法としては、積極的に胃の強力化を図らなければならない。

その理から推すとどうしても消化薬は不合理であるから出来得るだけ避けて

食物においても可及的普通食を摂らせるのである。

そうすると、胃の抵抗を強め活動を促すから、水膿溜積を反対に、

胃自身の力によって積極的に外部へ向って圧迫し、排除する事になる。


往年、食物医者の石塚某氏が流動食同様の物を摂取し居る患者に対し、

直に沢庵と塩鮭の茶漬を奨め意外なる、効顕を奏した事を聞いた事が度々あったのはこの理に合っているからである。

随って、胃の初期患者には、積極的胃の強健法を、奨めなければならないのである。

それには第一出来得る限りの運動と場合に依り一回又は一日位の絶食も良し、食餌に日本食が最も適当であって、

就中(なかんずく)、菜の類の香の物で茶漬等が非常に効顕ある事は、余が実験上保証したいのである。

もっとも香の物は、酸味の多い古漬が最もよく、

まず一日の中一食位の、香の物、鮭、干物等の茶漬を食うのが、初期患者に最も良いのである。

水膿溜積を溶解するに、医療電気を応用するのは相当効果がある様である。(仁斎)」 (御論文「日本医術の建設(2)胃病」より)




明主様御教え 「薬 毒 二」より (昭和28年)

「(一部のみ引用) 次に胃下垂であるが、これも消化薬を飲み、消化のいい物を食うため、胃の活動は鈍化し、怠け者になるので弛緩する。

それが原因であるから、つまり人間の無智が作ったものである。

ゆえに香の物でお茶漬でも食えば、胃が活動しはじめるから、否でも応でも治るのは当然である。」




明主様御講話 「一日一回お茶漬を食する」 (昭和10年4月17日)

「西洋医学と日本医学とは、ぜんぜん相反するものにして、その差は日の出ずる国と日の沈む国との差あるほどの相違である。

日本と西洋とは、それほどの差があるのである。

私の言葉と医者の言うことと、ぜんぜん反対に行なえば良いのである。

真の健康体を欲するならば、一日一回お茶漬を食すること、お菜は香の物、特に菜葉の漬物が良い。

これを行なえば、諸々の病毒を去り、健康体となることを得る。

特に菜食主義が一番よろしいのである。

肺病または諸々の薬の中毒などを去るにも至極よろしいのである。」




明主様御垂示 「胃下垂はお茶漬で百発百中」 (昭和27年1月16日)

「胃下垂というのは、薬の服み過ぎなんですからね。

いつも言う通り、薬を服み過ぎて、薬が垂れてくるんですからね。

こんなものはなんでもないですよ。

それから、こういう人はお茶漬を食べると良いんですよ。

お香こをきざんで、それでお茶漬する。鮭でお茶漬ですね。

そういうふうなものが割に良いんですよ。

つまり胃下垂というのは、消化の良い物とか、良く噛んだりすると駄目なんですから、胃の悪い人は、お茶漬を食うんですね。

それだけで治ります。

胃下垂なんかは、お茶漬で百発百中です。」




明主様御垂示 「直腸癌患者の食事」 (昭和25年5月25日)

信者の質問
「入信前、祖父母が直腸癌にて、それぞれ手術後半年程にて他界致し、

今また、父が同病にて就床致し、入信後母は排便無し、腹部がつかえ食欲なく、現在危篤の状態にあり、

家族三名入信、光明如来様は御奉斎致し、父母共にただ浄霊には御縋り致しておりますが、

何か霊的起因と、御浄霊法御教示御願い申します。」


明主様御垂示
「直腸癌は腸へ固まりが出来て圧迫する。

真症癌は少ない。排便不可能にしてしまう。

手術は絶対やってはいけない。半年や一ケ年出なくとも心配はない。

元は腎臓である。

私のしたので二年近く排便のないのがあった。

流動物、お茶漬がよい。

流動物は便秘し易いから茶漬がよい。」