米ヌカ健康法について


明主様御教え 「脚気とバセドー氏病・病患と医学の誤謬 十六」 (昭和18年10月5日発行)

「この脚気(かっけ)も、日本人特有の病気であって、原因は、医学で唱うるごとく白米食である事は言うまでもない。

故に療法としては、最も簡単なのは七分搗(づ)きの米食になし、副食物をなるべく多く摂るようにすれば速かに治癒するのである。

又、他の方法としては米糠(こめぬか)を食後、茶を飲む時に、普通の匙(さじ)に一杯ないし二杯ずつ、服めば、大抵は一週間位で全治するのである。

その際、米糠は煎る方が香ばしく、飲み易いのである。脚気の麻痺は、私が掌で十分ないし二十分位擦っただけで、大抵は治癒するのであるにみても、最も治り易い病気である。」




明主様御教え 「脚気とバセドー氏病」 (昭和22年2月5日発行)

「(一部のみ引用) 脚気も日本人特有の病気で、原因は医学で唱うるごとく、

白米中毒である事は間違いない。

故に療法としては糠を、食後茶を飲む時、

普通匙に一杯位服用すれば、大抵は一週間位にて全治する。

また副食物を多く摂る事も効果がある。

昔から脚気は坊ちゃんやお嬢さんにはないが、

小僧や下女に多いという事実が証拠立てている。


しかしながら注意すべき事は、医診における脚気はそのほとんどが誤診である。

それは医診は脚気の麻痺または歩行に支障ある時、すべて脚気と断定する事である。

しかるに真症脚気の特徴としては膝下前面内側、

俗に向う脛の反対側と掌の拇指の付根及び下唇の三個所の麻痺である事を知っておくべきである。」  (「天国の福音」より)




明主様御講義 「脚 気」より (昭和11年7月)

「この病気は、軽症においては膝から下、いわゆる、脛の辺りの麻痺でありますが、

重症となるに従って掌、特に拇指近き部分及び脣(くちびる)等にまで及ぶのであります。

ただし、婦人にある産後の脚気は右とは異って脚部全体から腹部及び乳の辺りまで麻痺するのであります。


原因は医学で唱えるごとく、前者にあっては白米中毒であり、後者にあっては、出産による残存悪露(おろ)が浄化作用によって皮膚面へ滲出するのであります。

本療法によれば、一週間ないし二週間位で全治するのであります。

前者の脚気に対しては、普通の米糠を煎って食事の度毎匙(さじ)一杯宛(ずつ)飲めば「有効」であります。」 (「岡田先生療病術講義録 下巻5」より)




明主様御垂示 「脚気患者はヌカを食するべき」

信者の質問
「七月八日より全身疲労し、自由が利かず、段々と衰弱してきます。浄霊と養生の方法を御教示願います。」


明主様御垂示
「死霊であろう。他の原因はない。

もっと詳しく書け。本当は脚気らしいから、匙一杯ずつ糠を煎ってお茶飲む時食うといい。

脚気は下唇が痺れる。手は拇指の内側が痺れる。

足は膝から下、内側から甲へかけて痺れる。これは本当の脚気である。」




参考 明主様御講話 「脚気患者はおかずをたくさん食べるべき」

「脚気は白米中毒ゆえ小僧などに多い。おかずをたくさん食うとか、蕎麦など食うといい。」




明主様御講義 「便秘症」 (昭和11年7月)

便秘患者は米ヌカを炒って食すべき

「この症は、病気ではないが、相当苦痛のものであります。

最初の原因としては、故意の節食及び水分を摂るのが少量過ぎる為であります。

従って、その原因に気が付き、改めれば容易に治癒するのでありますが、ほとんどの人は、その際、薬剤に依って目的を達しようとしますが、

それが実は、執拗(しつよう)なる慢性便秘の原因となるのであります。

前にも述べた通り、排便器能は薬剤の力の援助に依って漸次退化するので、退化するから薬剤の力を借りる、それが復(また)退化させるという訳で、

ついに薬剤の力を借りなければ排便が無くなる結果になるのであります。

故に便秘症を徹底的に治すには、どうしても薬剤力を絶対借りないで、自然に排便させるべくするより外に方法は無いのであります。

以前私が治した患者で、下剤を廃止した所、八日目、その次が十日目、七日目、五日目、三日目という風になって、

ついに完全に毎日自然排便がある様になったのであります。

それは胃癌の患者でしたが、今日は全治してピンピンして居るのであります。

そうして、最初の二十八日間排便が無かった時、別段不快感もなく、病的症状も無かったのであるから、便秘の為の害は実験上些(いささ)かもなかった訳であります。

私の経験によれば、米糠を煎って食事毎に普通の匙(さじ)に一、二杯位、重症で三杯位呑むと大いに効果があります。

これは絶対無害で、多く呑むほど効果はありますが、定量を越すと腹痛することがあるからその点加減する必要があります。」 (「岡田先生療病術講義録 下巻5」より)