食と健康について 8 (その他)
明主様御垂示 「うまければ食ったらいい」 (昭和24年6月23日)
信者の質問
「柿や茄子は浄化作用を促進させるとうけたまわっておりますが、これらを薬物のごとく常に食用に供するという考え方は間違いでしょうか。」
明主様御垂示
「間違ってますね。つまり、うまければ食ったらいいんです。
薬と思ってはいけない。
茄子なんかは秋にはよく取れますが、たくさん取れるのはたくさん食べろってことなんです。
痰には茄子は毒だなんて食べない人もありますが、これは間違いですよ。
かと言って勿論茄子ばかり食べてもいられないから、(笑声)そこは適当にやったらいいんです。
柿も同じでたいていの人は柿は好きだから、大いに食べたらいいんです。
薬だと思って食べちゃいけないんです。薬なんてのは世の中にはないんですから。
もしあるとすれば米が薬ですよ、米の飯はいくら食っても中毒しないから。」
信者の質問
「柿は婦人病に悪いとか申しますが・・・」
明主様御垂示
「そんなことは絶対にありませんよ。
柿を食べると小便が出るからそう言うんでしょうが、
小便が出るのは腎臓が働くからで、だからかえっていいわけですよ。」
明主様御垂示 「美味なものは必要があって神様が造った」 (昭和23年12月16日)
信者の質問
「林檎は有害との事ですがどうですか。
人参を播くに人の手をきらいますが、なぜでしょうか。」
明主様御垂示
「有害などという事は絶対にない。
美味なものは必要があって神様が造ったのである。
人間が毒だなどといって排するのは間違いである。
大先生は、林檎はあまり汁気がないのでお好きでない。それを誤ったものであろう。
そんな事はない。これも間違っている。手で播いてよい。地方にはかような迷信が多い。」
明主様御垂示 「病人へ与えるべき野菜」 (昭和24年2月3日)
信者の質問
「病人が野菜を多食致します時、どういう野菜が一番宜しいでしょうか。」
明主様御垂示
「好きなものがよい。果物がいけないのは下痢の時だけである。」
明主様御垂示 「黄疸と蜆」
信者の質問
「黄疸に蜆(しじみ)がよいとされていますが、どうでしょうか。」
明主様御垂示
「差支えはないが、食べたくなければ食べぬ方がよい。
黄疸は肝臓の圧迫・・・。(外部)
胃へ輸胆管により胆汁が注がれる。
そして食物の消化が助けられる。
肝の毒塊は蜆では減らぬ。
蜆は食っても食わなくともよい。
ただ美味しくて食いたければ食ってもよいが、薬だからというので食うのは嘘である。」
明主様御垂示 「茶、湯、水いずれが体によいか」 (昭和24年5月23日)
信者の質問
「茶、湯、水の中いずれが体に宜しいのでしょうか。」
明主様御垂示
「どれがいいという事もない。欲しいものを飲めばよい。」
明主様御教え 「辛いものを避ける」 (昭和25年2月11日発行)
「よく医学では唐辛子や辛子、ワサビの類を病気に悪いとして止めるが、これは実に滑稽(こっけい)である、
もちろんこれらも味覚を助け胃の活動を促すに非常に必要なもので、そのため神様が造られたものである、
たとえば、刺身一つ食うにも山葵(わさび)がなければ、いかに不味いかである、
納豆にしても辛子がなければ味は半減するであろう。
医学が右のような説を唱えたのは、痔疾の場合からであろう、
痔疾は辛い物を喰べると糞便に混じるから肛門を刺戟し痛む事がある、
ただそれだけで外の病には何ら影響がないから安心して食べていいのである。
右と同様今一つ面白い事がある、それは盲腸炎の原因が葡萄の種という説がある、
私はその事を問われる毎にこう答える、
葡萄の種くらいで盲腸炎が起るとしたら
柿の種など食うと即死するだろうといって笑うのである。
右の説の出所はこういう事らしい、
フランスの某医師が盲腸炎手術の際たまたま葡萄の種を見付けたのでこれが原因と思い、発表したので
それから右の説が世界中へ拡まったという訳であるから実にナンセンス以外の何物でもないといえよう。」
明主様御垂示 「ニンニクはたくさん食べるな」 (昭和24年5月13日)
信者の質問
「ニンニク」を食べてもやはり薬毒は残りましょうか。」
明主様御垂示
「薬毒はないが、こういった臭いものをたくさん食うのはいけません。
人間は味のない物を一番よけいに食うべきものなんです。
その次には味の薄いものを食うんです。
だから、米の飯と水、これは味がないから一番よけいに摂って、次に味噌汁だとか煮物だとかは味が薄いからこれをその次に食うんです。
これに対して味の濃いもの、辛いもの、例えば唐辛子だとか、わさびだとかですね、梅干のように酸っぱいもの、それから臭いものは少しならいいけど、たくさん食うのはいけないんです。
勿論、朝鮮人のように子供のときから始終食って馴れてるのは差し支えないんですよ。
けれどね、日本人が急に「ニンニク」を食い出すのはいけません。
よく「ニンニクは薬になる」って言って食べますがね、そんなことはありませんよ。
ふつうニンニクは神様にはお上げしませんが、それは臭いからですよ。
もし上げるんならほんの少しでいいんです。
唐辛子やわさびも同じですよ、しかし、少しくらいなら食べたっていいんですよ。
やっぱり、刺身にはわさびがないとまずいですからね。」
明主様御垂示 「ニンニクには毒素を固める作用がある」 (昭和23年9月18日)
信者の質問
「朝鮮、中国の人は食物としてニンニクをよく食べますが、私の体験では御浄霊の効果が少ないようです。これはニンニクのためでしょうか。」
明主様御垂示
「無論そうですが、本当は日本人より霊が低いからよく効くはずです。」
信者の質問
「ニンニクも固めでしょうか。」
明主様御垂示
「そうですね、やっぱり固めますね。」
明主様御垂示 「米は七分搗きがよい」 (昭和23年9月28日)
信者の質問
「人体には玄米と白米といずれがよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「七分搗(つ)きがいいですね。
玄米はまずいし人間が慣れてなく、また胃腸の準備もできてない。
白米では成分がとられすぎているから七分搗きがよい。
勿論 白米だって差し支えないが、ただ脚気になりやすい。・・・
そんなことより化学肥料の害のほうがずっと大きいのです。
栄養も非常な違いです。」
明主様御垂示 「米は七分搗きがよい」 (昭和24年4月20日発行)
信者の質問
「人間には玄米と白米といずれがよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「玄米と白米との中間すなわち七分搗きくらいがよい。
玄米はまずいしまた胃腸が玄米を咀嚼するようになってない。
白米はあまり精製しすぎているから糖分がなく白米中毒によって脚気が起りやすい。
また化学肥料の害も軽々にはできない。
白米に微量ではあるが硫安のごとき毒素が含まれる以上人間は弱るわけでこの点からも無肥料にすべきである。」
明主様御垂示 「腎臓病に塩は問題なし」 (昭和24年5月23日)
「よく、腎臓の人は塩気の物を食べちゃいかんとか言いますが、あんなことは決してありませんからね。
で、苦しくない限り働くだけ働いたがいいですよ。そのほうが早く治ります。」
明主様御教え 「愚昧なる医学」より (昭和11年2月25日御執筆)
「次に今日の病人に与える食物であるが、医家は味噌汁、香の物、餡(あん)等を不可としている事である。
これはなぜかといえば、現代医学は西洋所産のものであるから、西洋にない食物は医学書には書いてないに決っている。
それが為直訳医学が奨めないのであると思うのである。
実は日本人には右の食物は非常に効果があるので、それは誰しも実験すれば、必ず確実である事が判るであろう。」
明主様御垂示 「果物は健康時に食べるもの」 (昭和26年9月12日)
「下痢状態のとき、水菓子を食すると回数が多くなりたいへんであるから、
楽に下痢するには、果物は食べぬほうがよいことになる。
果物は健康時、食べるものである。
果物の話が出たから説明すると、チフスのときは、絶対果物は悪い。
熟を高めることになるから。
便秘の場合よし。
林檎はすって食べるものでない。」
明主様御垂示 「下痢患者は果物を食べてはいけない」 (昭和26年9月8日)
信者の質問
「赤痢の場合、水菓子をやってはいけないのですか」
明主様御垂示
「下痢のときにはね。果物は全部そうです。」
信者の質問
「りんごの皮をむいてやっても・・・」
明主様御垂示
「やってはいけない。拵(こしら)え方ではない。食物そのものです。」
信者の質問
「明主様、申上げます。関西なので、水菓子と言う意味が分からなかったのだと思います」
明主様御垂示
「ああ・・・関東では果物を水菓子と言うんです。」
信者の質問
「果物の汁もですね」
明主様御垂示
「毒ということはないが、下痢の回数が増えるのです。
回数が少なくて治ったほうが良いでしょう。
水菓子というのは、健康体が食べるんです。
リンゴをすって食べるのが本当じゃない。
噛んで食べたほうがおいしいですからね。」
信者の質問
「果物は病人にやらないほうがよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「そうではない。下痢に関係しなければよい。」
信者の質問
「便秘した病人には・・・」
明主様御垂示
「結構です。それからチフスはいけないですね。熱を高くするからね。」
信者の質問
「チフスや赤痢の場合にお腹を見ますが、赤痢は分かりますが、チフスは分かりません」
明主様御垂示
「チフスや赤痢にしろ、お腹に必ず熱がある。
チフスのほうは頭が痛い。赤痢はそんなことはない。
チフスというのは、熱の高い割に脈が低い。
チフスときめるには、熱と脈の関係、頭が痛いこと、それから四時になると熱が高くなる。
そうしたら流動物にして、浄霊すると二、三日したら治ります。」
信者の質問
「流動物は重湯でよろしいのですか」
明主様御垂示
「そうです。熱が下がったら、お粥をやる」
信者の質問
「長瀬という医者ですが、チフスは脾臓(ひぞう)が腫れていると言ってました」
明主様御垂示
「脾臓が腫れるのは糖尿病ですがね。
チフスは場所が違う。チフスは小腸ですからね。
そういう患者が二、三あったから、そう思うんでしょう。」
信者の質問
「チフスをいたしましたが、検便しない先に治りました」
明主様御垂示
「治りますよ。だいたい、チフスは小腸に穴があくんです。
それに固い物がつっかえると熱が出るんです。
浄霊すれば流動物でなくても治ります。
ただ、流動物のほうが早く治ります。」
明主様御垂示 「チフスには流動食」 (昭和28年10月1日)
信者の質問
「チフスの症状と御浄霊の箇所につきましてお伺い申し上げます」
明主様御垂示
「チフスということはどうして分かったのですか。医者が言ったのですか。」
信者の質問
「御神書にもございませんので、一般的といたしまして・・・」
明主様御垂示
「チフスは、原因は大腸に穴があくのです。
それで症状は、熱が高く頭が痛むのです。それで腸には症状はないのです。
別に下痢をするとかそういうことはありません。
ですから腸チフスと言われ、どうして腸が悪いのかと、分からないくらいなものです。
チフスの特徴としては、熱が高いのと頭が痛むことです。
医者のほうで言うのは、熱と体温が平行しない、熱が高くて脈がそれほど高くない、ということで、これがチフスの一番の特徴としてあります。
それで私らが浄霊する時分には、つまりチフスということは、医学的に見るということは顕微鏡で見なければならないが、
こっちのほうでやるとすれば、熱が高いのと頭が痛いのと、それから普通なら頭を浄霊すれば熱が下がるのが、
少しも下がらない、というときにはチフスと見てよいです。
そうして、チフスらしいと思ったらまず食物をすぐに変えて流動物にするのです。
そのときには牛乳でも重湯でもよいから、とにかく固まりのない物をやるのです。
そうして無論 お腹を浄霊するのです。
へそを中心にして、そのまわりをやればよいのです。
そうするとチフスなら二、三日で治ります。
早いのになると、明くる日には治ってしまいます。なんでもありません。
というのは腸に薬毒が溜まって、いわゆる医者のほうで言う黴菌ですが、黴菌というのは虫が湧いて食うのです。
そうすると腸壁に穴があくのです。
その腸壁に穴があくぐらいに毒が悪性になると同時に、熱で溶けて、それが出るのですから、そのときに毒が溶けるに従って穴がチャンとはっきりするわけです。
そこに固形物がぶつかると、つまり亀裂を生じるのです。
それでチフスで死ぬということは腸出血で死ぬのです。
ですから医者はチフスの腸出血を非常に恐れます。
しかしこっちのほうではすぐに元どおりに治ってしまいますから恐れることはありません。
だから浄霊すればチフスというのはなんでもなく治ってしまいます。
今言ったとおり、最初頭をやって、熱が思うように下がらなかったらチフスと思って、腸の真ん中、腹膜の所を浄霊するのです。
それだけでよいでしょう。そう詳しいことを知らなくても、それで治ってしまいます。
それで流動物も一日か二日でよいのです。
熱が下がるから、あとはお粥にでもすればよいのです。
それから食べ物をそうしなくても、浄霊しただけで治ってしまいます。
ただ流動物にすれば早く治るのです。」
明主様御垂示 「衰弱した人の食事」 (昭和26年8月8日)
信者の質問
「病人が衰弱している場合に栄養の吸収しやすい柔らかいものを与えるのはいかがでございましょうか。牛乳とか卵とか」
明主様御垂示
「良いです。病気によっては・・・胃潰瘍とかチフスとか赤痢なんかも。」
明主様御教え 「花柳病」 (昭和22年2月5日発行)
「(一部のみ引用) そうして淋病といえども自然療法が効果あるが、それは水分を出来るだけ多く摂取する事で、
これによって尿の排泄が頻繁となり、自然尿道を洗滌する事になり、危険もなく、治癒も速かである。
特に松葉を煎じ、それを飲むと一層効果がある。
何となれば松脂の成分が淋菌の巣窟を閉遮し、繁殖を阻止せしむるからである。
本医術によれば淋病、摂護腺炎、睾丸炎は容易に治癒するのである。」 (「天国の福音」より。全文は「病気の体的分析 2」のページ)
明主様御垂示 「淋病のは松の葉を煎じて飲むといい」 (昭和24年9・10月)
信者の質問
「淋病の場合、医師はよく洗滌するようですが、そのために睾丸炎を起しがちのように思いますが・・・」
明主様御垂示
「そりゃあ、そうさ、押し込むんだから。・・・
淋病なんか小便をうんと出すと治るんですよ。
小便くらいいい洗滌はないんですからね。
中から外へ出すんだから。
ところが医学は外から内へ押し込めてしまうんでね・・・」
信者の質問
「淋病に酒はいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「酒飲むと充血するからいけませんね。
だから酒飲みは淋病、下戸は梅毒ですよ。
酒を飲んだために再発することはよくありますね。
それからね、淋病のときには松の葉を煎じて飲むといいですよ。
松のヤニが尿道を塞いで、黴菌が外へ出ないようになり、淋菌の活動を妨げますからね。」
信者の質問
「お道の信者もそれをやって差し支えないでしょうか。」
明主様御垂示
「ええ、やっていいんですよ。・・・あまり淋病のことを言うのはいけませんね、みんな安心しちゃうから。(笑声)
けど、あまり安心しちゃってると神様の罰が当たりますよ。(笑声)」
明主様御垂示 「婦人淋毒症」
信者の質問
「二十歳の女性、昨年五月頃より排尿時焼けるような疼痛を感じ、三十分ないし一時間位で排尿あり、
九月まで医療を受け、夜横に寝る事も出来ぬのが、十月教修を戴き大変工合よくなりました。
現在農事を手伝っていますが歯茎、唇等血色悪く、未だ多い時は尿が一時間保ちません。完全に治りましょうか。」
明主様御垂示
「これは淋毒症状である。
自分で気長にやれば治る。
尿道のおデキかあるいは薬毒が段々下へ下りるために痛むのである。
松葉を煎じて飲むといい。」
明主様御垂示 「薯、牛蒡は腐敗しやすい」 (昭和23年10月18日)
信者の質問
「薯(いも)、牛蒡などを食べると「ガス」の出るわけは・・・また「ガス」は毒の気化でしょうか。」
明主様御垂示
「ガスはね、腐敗から出るのです。
で、薯、牛蒡は腐敗しやすい、消化が遅いんです。
まあ食いすぎるんですね。適当に食えばいいんですよ。・・・
以前ある病人で口の辺へ火をもって行くとパッと燃える人があったが、これは本当のメタンガスです。
これはそんなガスの出る毒が体内にあるのです。」
明主様御垂示 「卵と麻疹」 (昭和25年3月3日)
信者の質問
「最近当地に麻疹が流行しておりますが、鶏卵を食べさせると経過が長引きます。
医師に聞くと、毒になるのだろうが、科学的には解らないと申します。これはいかがな訳で御座居ましょうか。」
明主様御垂示
「卵と麻疹の関係は知らない。」
明主様御垂示 「酒毒は胃潰瘍の原因になる」 (昭和25年2月28日発行)
信者の質問
「酒毒というものはあるものでしょうか。」
明主様御垂示
「酒毒はやはりありますよ。
これも昔はあんまりなかったんですが、いまはよけいありますね。
いまは酒に防腐剤を使ってますから、この防腐剤の毒がまた多いんですよ。
酒は一時興奮させるんですが、一番興奮するのは胃の辺りで胃が一番熱をもって血を寄せますから酒毒は一番胃へくるんですよ。
すると、胃壁がだんだん柔らかくなって、ブヨブヨになってくるんです。
そこへ固いものを食べると胃壁に亀裂を生じ出血するんで、これが胃潰瘍ですね。
それから酒を飲むと中風になるって言いますが、これはそれほどでもないようですがね。
胃潰瘍が一番多いですよ。
まあ、酒なんてものはある程度にしとかないといけませんね。
また、この信仰に入るとある程度で止まるんです。
酒飲むのはどうせ狸か天狗ですからね。
酒飲んで理屈を言うのは天狗であり、居眠りしたり御機嫌がよくなったりするのは、あれは狸ですよ。
以前私の所にいた○○なんて顔付きがまるで狸でしたがね。
ところが、この信仰に入るとそういった霊が萎縮しますからね、少ししか飲めなくなって酒の害も減ってくるんです。」
明主様御垂示 「酒と禿頭 古代に禿なし」 (昭和24年6月8日)
信者の質問
「頭がはげるのはどういう訳でしょうか。大酒飲みは頭がはげる者が多いようで御座いますが、どうしてはげるので御座いましょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「頭を使うから、頭へ毒素が寄る。毒素は薬毒である。
故に薬を飲まぬ時代は禿はなかった。古代人の絵には禿頭はない。
禿頭の頭は常に熱がある。
酒毒は上昇するものだからである。」
明主様御垂示 「飲酒で貧血」 (昭和24年12月13日)
信者の質問
「最近O先生が清酒を盃に二、三杯飲んだだけで他人から見て全身が貧血状態となり、
心臓の前後周囲だけ温く、気分は平常よりは幾分悪く、
翌日は気分は変りなきも貧血状態は持続致します。
このような状態の御浄化はどういうので御座いましょうか。」
明主様御垂示
「飲みつけない人が飲むとそうなる。貧血状態になる。胸に毒があると酒飲んで青くなる。」
明主様御垂示 「酒酔いの赤青色」 (昭和24年10月28日)
信者の質問
「酒を少し飲んで赤くなる人、多量に飲んで青くなる人がありますが、いかなる訳で御座いましょうか。」
明主様御垂示
「赤くなるのが本当である。
青くなるのは腹中の客が飲むからで、青色の霊が顔へ出る。
青天狗というのがあり、河童も青い。」
明主様御垂示 「ドブロクについて」 (昭和24年8月3日)
信者の質問
「酒やビールには防腐剤が入っておりますからその点ドブロクのほうがよろしいと存じますが・・・」
明主様御垂示
「そりゃあ、ドブロクのほうがいいですがね。
しかし、あれ作るのはやかましいんでしょ。(笑声)
公然と作れるんならいいですよ。
けど、そうじゃないんだから、法律にふれるようなことはしちゃいけませんね。」
明主様御垂示 「金気のある水について」 (昭和27年3月1日)
信者の質問
「金気(かなけ)のある水は、飲料水にはいけないのでございましょうか」
明主様御垂示
「飲めれば良いでしょう。医者のほうでは、かえって鉄分があると言って良いとしているですね。」
信者の質問
「砂でこしますときれいになりますが・・・」
明主様御垂示
「それはこしたほうが良いですね。」
明主様御垂示 「石灰分水の使用」 (昭和24年12月3日)
信者の質問
「滋賀県長浜市付近は石灰の産地で、石灰山が多いため井戸水が石灰分を含みおりますため、薬缶の内側へ石灰分がこびり付きます。
このような水を一般に使用致しておりますが、ただ今迄のところでは別に何ともありませんが、毒になり、体に障るような事になりますでしょうか。
現在はこの水を使用すると川の水よりも少しく手が荒れると申しております程度でございます。
またこの井戸水で氷を製造致しておりますが、衛生上からも役所では何とも云われた事は無いと申しておりました。」
明主様御垂示
「差支えはない。」
明主様御垂示 「甘味剤、ズルチン、サッカリン、重曹の使用について」 (昭和24年3月23日)
信者の質問
「甘味剤、あるいはパン料理に、ズルチン、サッカリン、重曹などを使うことは差し支えありませんでしょうか。」
明主様御垂示
「少しは差し支えありませんよ。
サッカリンなんてたんと飲むと命にかかわりますが、まあ家庭では甘味にちょっと使うくらいだからいいですよ。
重曹もふくらし粉の代用くらいならかまいません。」
明主様御垂示 「絶食期間」 (昭和23年12月21日)
信者の質問
「八年前富士教を信仰し、その時私の屋敷内で武士が腹を切って死んでいるとの事で、
富士徳寿明神とある行者が祭り込みしてありますが、それから開腹手術を致しており、
今度たびたびの浄化にて、都度御守護御願ひ致しましたところ、
最近その霊が出て本人に憑ってまいりました。後は口頭にて申し上げます。」
明主様御垂示
「衰弱さえなければ食物が入らなくてもよい。
今少しくそのままにして様子をみておく。何か訳がある。
何十年食わなくとも何ともない人もある。いろいろ実例がある。
(ある女、十年以上飲まず食わずでいた。薬瓶に水を入れ布をかけておくと病気の時薬になるという。
神様拝んでるだけ・・・。最近ドイツで約二十二年飲食せぬ人があった)」
明主様御垂示 「大食して痩せる、倦怠」 (昭和24年7月29日)
信者の質問
「二十一歳の男子、食事は普通以上にとりますが非常に痩せていて太れません。
身体は常に倦怠を感ずる程度ですが、いかなる訳でございましょうか。」
明主様御垂示
「熱が始終あると痩せる。熱は消耗する。
(頸周り、肩に熱があると痩せる)」