嬰児の健康について
明主様御教え 「小児病・病患と医学の誤謬 二十一」 (昭和18年10月5日発行)
「最後に、小児に特有な病気を概略説明してみよう。
それはまず疫痢、麻疹、百日咳、肺炎、喘息、脱腸、小児麻痺、ジフテリヤを重なるものとし、その他種々の病気がある。
疫痢は、小児に最も多く、最も恐るべき病気とされている。
今まで何ら異状のなかったものが、突如として元気喪失し、盛んに欠伸(あくび)をなし、又は眠がり、眼に力がなく、食欲も皆無となり、多少の発熱もあって嘔吐があれば、まず疫痢と見なして差支えないのである。
そうして重症においては、頻繁なる嘔吐、痙攣、眼球の引吊り等があって、早きは拾数時間にして生命を落すのであるから恐ろしいのである。
そうしてこの病気の原因は、急激な浄化作用であって、その毒素は最初胃に集溜すると共に脳を犯すのである。
幸い生命を取止むるとして、一、二日を経て、下痢によって毒素が排泄さるるのであるが、下痢が起れば最早生命の危険はないと思っていいのである。
医療においては、近来注射療法を重に行うがこれは成績頗る悪しく、恐らく九十パーセント以上は結果不良であろう。
しかも、最も不可である事は、発病するや直ちに蓖麻子(ひまし)油を、服用さす事である。
何となれば、毒素が胃中にある時服用させても、箆麻子油は、右の毒素をそのままにして通過し、腸に入って腸内の残存物及び宿便を排除するに過ぎないからであると共に、不自然な手段によって腸を害するからである。
私が治療時代、疫痢は例外なくそのことごとくが全治したのである。
しかも施術は一、二回であるから、その日又は翌日は快癒し、平常と異ならないまでになるので、その速かなる偉効に近親者は驚歎するのである。
しかるにその際、箆麻子油の服用又は注射をしたものは、それだけ治癒が後れるのである。
そうして、本治療においても、発病後半日以内ならば必ず治癒するが、拾時間以上を経たものは治癒困難な場合がある。
麻 疹
この病気は、他に異常がないのに、数日間発熱が持続して、それから発(おこ)るのが普通である。
これは生理的浄化作用であるから、放任しておいても大抵は治るのであって一時に発疹する程いいのである。
この際外出したり、風にあてたりすると、発疹を妨げるから良くないので注意すべきである。
そうして麻疹(はしか)そのものは危険がないが、斃(たお)れるとすれば余病即ち肺炎によってである。
その他の余病としては中耳炎、血膜炎等である。
しかし、これらも放任しておけばほとんど治癒するのである。
これも、本治療によれば、一回の施術によって全身的に発疹し、二、三日で全治し、余病など決して発らないのである。
百日咳
百日咳も多い病気であって、強烈な持続的咳嗽によって、白い泡のごときものを旺(さか)んに嘔吐するのであるが、それが百日咳特有の毒素である。
この先天的毒素を全部体外へ排泄するのに百日位かかるので百日咳というのである。
そうして右のごとく、強烈な咳嗽及び嘔吐の場合、その苦悶の状、見るに忍びざる程で母親は痛心するのである。
又百日咳の特徴は、咳嗽の際息を引く時に、一種の音を発するのである。
医療においては、咳嗽を止める事に腐心して、毒素の排除を止めて固めようとするが、これは実に誤っているのである。
万一医療の目的のごとく毒素が固まったとすれば、いずれはそれの浄化作用が起るーそれが肺炎又は喘息となるのである。小児喘息は右の原因が多いのである。
私の治療の時は、十日間位で、ほとんど全治したので、私は百日咳ではなく、十日咳であるとよく言ったものである。
喘 息
小児喘息(ぜんそく)は、前項のごとき原因が多いのであるが、その他の原因としては遺伝である。
そうして小児喘息は、そのほとんどは横隔膜辺から胃及び肝臓の外部へかけての毒素溜結であって、これは放任しておけば、成人するに従い自然治癒するものである。
又、背面腎臓部より心臓部裏面にかけて溜結毒素があり、その浄化作用による事もある。
肺 炎
小児の肺炎は、百日咳を固めた結果と、麻疹の場合と、肺臓の周囲又はその一部に集溜せる毒素の猛烈な浄化作用とである。
特に小児においては呼吸逼迫(ひっぱく)、喘音、不快感等が著るしいので、近親者は恐怖し、痛心するのである。
しかし、医療においては、あらゆる浄化作用停止方法を行うから、不良の結果が多いのである。
むしろ放任しておいた方が、治癒率は多いであろう。
本療法によれば、一週間とはかからないで、完全に治癒するのである。
そうしてこの病気は、痰の排除されただけは軽快するのであるから、痰の排除を促進する療法であれば必ず治癒するのである。
脱 腸
この病気も小児には多いのであるが、老人にもたまたまあるのである。
そうしてこの病気は、人により軽重がはなはだしく、軽症においては、成人するに従い自然治癒するが、重症は治癒が困難で、医療においては手術をなし、軽症は脱腸帯を使用させるのである。
この病気の原因は腹膜部における局部的毒素溜結が腸を圧迫する為逸脱するか又は恥骨の左右のあなのいずれかの方が先天的大きい場合発(おこ)るのである。
重症においては、男子は腸の垂下が睾丸にまで及ぶので、そういうのは治癒が困難である。
この病気の手術は多くは結果良好であるから、私としても手術を推奨する事もある。
そうして本療法においては、腹膜の毒素溜結を溶解し腸の活動を旺盛にさせるのであるから、相当の時日を要するが、ほとんど治癒するのである。
又脱腸帯は相当の効果がある。
その他の小児病としては、湿疹、皮膚病、頭瘡、顔面瘡等もあるが、これらも自然治癒が最も確実である。
特に顔面瘡の場合、眼球を犯され、はなはだしきは盲目となるかと疑わるる程のものもあるが、これらも自然によって完全に治癒するのである。
又、生れて間もなく嬰児(えいじ)が急に食欲減退すると共に嘔吐をする事がある。
そうして嘔吐の際血液が混じている事がある。
これはいかなる原因かというと、嬰児が母体から出生の際古血を飲下し、それが時を経て排泄されるのであるから、全部排泄さるれば平常のごとくなるのである。
しかるに、原因を知らない医師も母親も、病的吐血と誤解し、おどろくのであるがこれは心得ておくべきである。
その他の症状としては、不機嫌、不眠、憤(むず)かり、脳膜炎等であるが、これはさきに述べたから略する。
以前私が経験した病気に面白いのがあった。それは抱くと必ず泣くという嬰児である。
それはよく診査すると、肋間神経痛があったので、抱くとそこを圧迫するから痛む、それで泣くのであった。
故に、その部を治療するやたちまち全治したのであった。
小児麻痺も多い病気であるが、これは霊的原因であるから、後篇に詳しく説く事とする。
ジフテリヤも右と同様であるから後篇に譲る事とする。
次に、小児の便通に対しよく浣腸(かんちょう)を行うがこれは大いに不可である。
浣腸の結果、逆作用を起し、便秘する事になる。便秘するから、浣腸を行う。浣腸を行うから便秘するというようになるので、これらも、反自然の為である。
ここに面白い事は、浣腸に因る便秘は、肛門の口許が秘結する事で、この事によってみても、浣腸の為の秘結がよく判るのである。
人間は生れながらにして、自然便通があるべく造られてあるのであるから、浣腸などの必要はないのである。
もし浣腸をしなければ便通がないとしたなら、昔の小児はどうであったろうか。
昔の小児は便秘で困ったという事を誰も聞いた者はあるまい。
全く、現代医学の理念は解するに苦しむのである。
私は、幾人もの腹部が腹膜炎のごとく膨大した児童を扱った事がある。
それは生後間もない時から、浣腸によって便通をつけ、それが癖になって、浣腸を行わなければ絶対に便通がないというようになり、その結果漸次、腹部が膨大するのである。
そうして、浣腸によって便通をつければ幾分縮小するがそうでないと膨大するのであるがこれは瓦斯(ガス)が放出しない為である。
これによってみても、いかに浣腸が有害であるかを知るであろう。」 (「明日の医術 第2編」より)
明主様御教え 「幼児の食物に就て」 (昭和25年2月25日発行)
「医学は、幼児の食物を非常に誤った解釈をしている、
よくバナナや餡気を食べさせると疫痢が起るといい食わせないようにするがこんな訳は全然ない、
これらは疫痢の起らんとする直前たまたまそういうものを食べたので誤ったのであろう、
ゆえに私は六人の子供はもとより数十万の信者にもその事を言ってあるが、いまだ一人もそういう例はない、
もっとも疫痢などは浄霊によれば簡単に治るし、死ぬような事はほとんどないからでもある。
滑稽なのは幼児に餡(あん)を食わせない家庭がよくある、
こういう母親に私はいつも言うのである、
それは餡のどこに悪い点がある、
餡とは便秘や脚気などに好いとしている小豆を煮て、それを布で濾(こ)して、砂糖を入れよく煮たものでこんな良いものはないのである。
これらの原因をよく考えてみると、医学は西洋で出来たものであり、西洋には餡がないから、医学書に書いてないがためであろう、この事は外にもある、
医師が病人に奨める食物の場合牛乳、肉汁、アイスクリーム、オートミール、トマト、ジャガ芋、キャベツ、玉葱、林檎等の西洋的のものを勧めたがるにみても明らかである、
近来、幾分かそれに目覚めてか、味噌汁や納豆などを推奨するようになったが以前はこういうものは排斥したものである。
以前こういう面白い患者があった、四十歳くらいの婦人、ほうれん草が薬というので、
毎日ほうれん草ばかり食い、半年くらい続けると、
身体全体に梅毒のような発疹が出来、驚いて私の所へ来たのである、
これは中毒だから間もなく全治したが、
その婦人の言うにはほうれん草くらい恐ろしいものはありません、一生喰べない事にしましたとの事によってみても注意すべきである、
しかしこれはどんな物でも一種類を多食すると中毒に罹りやすいものであるからホーレン草が特に悪いという訳はない、
およそ食物は食べたい物を適当に食べればいいのである、
ゆえに西洋の物でも日本の物でも偏らないで、嗜好に適する物を撰べばよいのである。」
明主様御教え 「乳幼児の健康」 (昭和24年5月25日発行)
「近来、日本における乳幼児の健康が非常に悪く、彼のアメリカに較べて死亡率三十五倍というのであるから実に驚くべきであると共に、一日も早く解決を要すべき重大問題である。
それにはまず原因が那辺にあるかを発見しなければならないが、
現在医学上においてその原因なる物はほとんど的外れであるから、
何程骨を折っても予期の効果は挙げ得られないのである。
しからばその原因はどこにあるのであろうかそれについて私の発見をかいてみよう。
以前私が乳幼児から五、六歳までの小児の病者を取扱った経験によると、都会児童の弱体なる事驚くべき程で、田舎の子供とは格段の相違があった。
ところが医学での解釈は、都会は空気が悪く、遊び場もなく、交通機関や騒音のため神経を刺戟する等の悪条件に対し、
田舎は右と反対に好条件に恵まれているからだというのであるが、
なる程それらの理由も相当あるにはあるが、それよりも気のつかないところに最大原因があるのである。
それについて当時私が扱った病児や弱体児童の母親にこういったのである。
「あなたの御子さんは、日本人の子ですか、西洋人の子ですか」とまた、
私は言葉を次いで
「日本人の子は、先祖代々日本流の食物で育って来たのであるのに対し、
急激に西洋の児童の食物や育て方をするから、それが弱い原因である」と言うのである。
ところで最も滑稽なのは、在来の日本菓子を食べさせない。
特に餡(あん)を嫌う母親がある。
「なぜ餡を食べさせないか」と聞くと
「お医者は疫痢(えきり)の原因になるからいけない」との事で、
私は「それは理屈に合わないではないか、
小豆は便通に良いとしてわざわざ煮て食う程である。
しかもそれを精製し、砂糖を混じえ液体としたのであるから、どこに悪い点があるか」というのである。
また私は言葉を継いで
「お医者さんは西洋の本を読んで直訳するので、西洋には餡がないから本に書いてないのでそう言うのである。
従ってお医者さんが言う病人の食物なども西洋にある通りの食物、
すなわち牛乳、オートミル、バター、林檎、ジャガ芋等によってみても肯くであろう」
以上の理によって成人するに従い、西洋流の食物を漸次的に混ぜる事は差支えないが、
乳幼児から五、六歳までは、日本流の食物にする方が確かに健康にいい事は、私の幾多の経験によって断言し得るのである。
次に私の経験上、乳幼児に注射を多くすると、発育停止または発育不能となって首などグラグラし、痩せて力なく貧血状を呈するのである。
これらの幼児を二、三年無薬にすれば、普通児のごとき健康状態となるのである。」
明主様御垂示 「発育不全・異常便の子」 (昭和24年6月23日)
信者の質問
「生後五ケ月のMAと云う男児、月足らず(九ケ月)で生れ、生ながらに非常に胃腸が弱く、青便、粘液便等の下痢または便秘等が絶えずで、今以て一度も平常な便のあった事はありません。
母親は乳脚気と云う事で、山羊乳を飲ませておりますので、現在は停乳しております。
また、今までに医療に従っておりましたが、発育の程度はやっと二ケ月位のもので、比較的に元気はありますが、体は痩せ細って骨と皮ばかりです。
そして下腹には玉子大の幾分軟かみのある固結があります。
これが御浄霊を致しますと、逃げるがごとくに腹中を移動致します。
また、この児が生れる前に母親は二度も流産致しました。
大体右のような状態で、現在、御浄霊は三回したのみですから目立って効果は見えません。
今後なお御浄霊は継続致しますが、この児の病状には霊的の事はないので御座いましょうか。腹中の動く固結は霊的のものでしょうか。
また、このように衰弱致しておりましても、私とこの児の親達とのお縋りいかんによって救って戴けるもので御座いましょうか。
甚だ失礼ながら御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「赤ン坊は随分ひどくとも助かるものである。一番悪いのは薬で、浄霊ならなお早い。
青便、粘便は結構である。毒が出る。
医師は乳脚気などというが、曖昧極まる。毒素・・・即ち薬を服んだせいで、ある程度で止る。
便秘は差支えない。物をよく噛んで、水分を摂らねば便秘する。(便秘したいがうまく成功しない)
(自家中毒も嘘である。糞が身体中廻ると思っている)
下腹は霊、流産した霊かもしれない。
山羊の乳は無論いけない。
(五ケ月以上は祀る)
吸わないから乳が出ぬ。吸い出したら出る。
青便は本人の毒か親の乳の毒かである。」
明主様御垂示 「赤ン坊の青尻」 (昭和24年1月28日)
信者の質問
「生れた赤ン坊の尻が青いのはなぜでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「種々説がある。
薬毒であって、それが皮膚へ出て来ている。血の混っているものである。
毒血は下へ生理的に下りやすいもので、それが斑点になる。」
明主様御垂示 「青斑尻」 (昭和24年7月22日)
信者の質問
「幼児の尻に青い斑紋があるのは日本人と蒙古人だけで、西洋人にはないと聞いていますが、いかがな理由で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「毒である。日本人特有の毒である。漢方薬か食物の毒である。」
明主様御垂示 「難産の子の青痣」 (昭和24年7月5日)
信者の質問
「当年二十歳の娘(昨年十二月入信)、生れる時、難産で産婆が左の目から頬へ手を当てて出したため、赤くはれ上っており、
なお二ケ月後屏風にぶつけ、白目が青くなり、成長するに従って目の周り、頬から耳まで青痣が大きくなって来ました。
これには霊的原因があるのでしょうか。また、治るので御座いましょうか。
治るとしたらいかように浄霊致しましたなら宜敷いでしょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「内出血が皮膚へ出て来たのであるから、治る。」
明主様御垂示 「幼児の生理の原因は親の古血」 (昭和24年5月2日)
信者の質問
「女児が生後三日位で普通の月経と同様な事があり、近頃度々右のような事を聞きますが、これはいかなる訳でございましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「少しの間で後無くなる。
生れる時に古血を呑む・・・それが出る。
近頃、喀血をする子がよくあるが、医者は胃潰瘍だと言う。
そんな筈はないので、これは呑んだ血を出すのである。」
明主様御垂示 「幼児の生理の原因は親の古血」 (昭和24年8月23日)
信者の質問
「生後三月くらいの女子で、月経とちょうど同じようなことがあり、近ごろそのようなことをよく聞きますが、これはなぜでしょうか。」
明主様御垂示
「こんなことありませんよ。これは少しの間のことですよ。
これは生まれるときに親の古血を飲むんです。
殊に月なんかが充分多い場合などはそうで、生まれて二月か三月してからよく喀血するんですよ。
そういうのを医者は胃潰瘍だなんて言いますが、そんな小さな子が胃潰瘍なんかになるはずがないんですよ。
ただ、古い血を出すだけなんですから、なんでもないんです。
こういう子は、その古血が下から排泄されるんですよ。
だからじきにあたりまえになりますからね、なにも心配したもんじゃありませんよ。」
明主様御垂示 「有歯の出生児」
信者の質問
「生れながら歯が一本ないし二本生えている赤ん坊がありますが、何か霊的に意味がありましょうか。」
明主様御垂示
「月がかなり後れたんだと思う。発育がいいのである。」
明主様御垂示 「有歯の赤子出産」
信者の質問
「生れながらに歯の生えていた子供で御座いますが、出産予定は正常にて、上下前歯二本ずつ生えております。いかなる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「月後れの出産である。」
明主様御垂示 「有歯の赤子」 (昭和24年2月9日)
信者の質問
「生れながらに歯の生えた子供が御座いますが、いかなる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「月後れで、上歯のみが発達したものである。」
明主様御垂示 「生歯遅い小児」
信者の質問
「本年七歳になる女児、半年程前乳歯が一本自然に抜け、未だ本歯が生えて来ません。
浄霊は怠っておりませんが、いかがで御座いましょう。
日時を経れば生えて来るものでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「生えてくる。生え方の遅いのは身体の衰弱している点がある。」
明主様御垂示 「生歯時の発熱」 (昭和25年1月26日)
信者の質問
「生後十ケ月の女児、下前歯二本、次に上前歯三本生えて参りました。
ところが、生える毎にその数日前から気むずかしくなり、発熱いたします。
これは歯の生えるための浄化でしょうか。
また、歯には無関係の他の浄化でございましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「昔から歯が生えるとそういう事が殆どある。
毒があるため、刺戟するんで毒が集る。
毒がなかったらそういう事はない。」
明主様御垂示 「喉仏二股」 (昭和25年5月21日)
信者の質問
「鳥取県の信者KH子さん(二十五歳)の生後四ケ月になります子供の喉仏が二股となり、その先端が左右の食道壁に触れております。
お乳をあまり飲まず、発育不良で御座います。夫婦共入信しており、入信後の子供との事で御座います。
昨年五月、長女(三歳)が池に落ち死亡致しておりますが、右の事と関係が御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「こんな事はよくある。薬毒が原因である。池に落ちた霊と関係はない。」
明主様御垂示 「陰部排便 (奇形)」 (昭和24年1月27日)
信者の質問
「昨年五月生れた女児、便が非常に出にくく、陰部からも出ます。どうなっているのでしょうか。
また、耳の付近から膿が出ます。
初め浄霊しておりましたが、後医者へ行って死んだそうです。
その時最後に黒便をし、顔に赤線が十本程出たそうです。どう言う因縁でしょうか。」
明主様御垂示
「奇形である。陰部から排便するのは直腸に穴があいていて、そこから漏れるのであろう。陰部から放屁するのがある。
黒便は、溜っていた便が出る。
また、血の固まったために黒くなる。
赤線は、苦しみのためのイキみに因る。」
明主様御垂示 「子供の涎と夜泣き」 (昭和24年11月17日)
信者の質問
「子供が涎が止ると夜泣きをすると言われておりますが、その理由を御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「涎は子供の浄化作用であるから良い。
それが止ると、どっかへ集って痛いとか、痒いとか不快になる。
大人でも痰や嘔吐などのある時は具合がいい。」