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公資活用の研究 データは原則ネットなどに公開
3月30日 22時09分

政府の有識者検討会は、イノベーション=技術革新の加速などに向けて、公的な研究資金を活用した論文や研究データは、原則としてインターネットなどで公開し、民間企業や研究者らが幅広く利用できるようにすべきだとする基本方針をまとめました。
それによりますと、ITの進展に伴い、インターネットなどで公開された研究成果やデータなどを積極的に活用する動きが国際的に活発になるなか、日本ではデータの公開などに関する考え方が明確になっておらず、このままでは世界の潮流に乗り遅れるおそれがあると指摘しています。
そのうえで、イノベーション=技術革新の加速や新たな研究概念の創出に向けて、公的な研究資金を活用した論文や研究データは、個人情報や企業秘密などを除き原則としてインターネットなどで公開し、民間企業や研究者らが幅広く利用できるようにすべきだとしています。
そして各省庁や大学、研究機関などは、データなどの公開に関する実施方針や計画を策定し、総合科学技術・イノベーション会議が、公開の進捗(しんちょく)状況をチェックするとしています。
政府は、この基本方針を年内に取りまとめる新たな「科学技術基本計画」に盛り込むことにしています。

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