出産について
明主様御教え 「出産の軽重を知る方法」 (昭和22年2月5日発行)
「ここで妊娠について心得おくべき事がある。
それは妊婦の状態を診て出産の重軽を知り得る方法である。
すなわち妊婦が健康であれば子宮だけが膨脹して他には異常なく、
ちょうど下腹部に円形の玉が隆起せるごとく際立ちて見ゆるのである。
この様な状態であれば出産は軽いと共に出産間際まで身が軽く活動が出来、予後も順調である。
右に引換え下腹部から腰部へかけ膨満している妊婦は割合多いが、
これらは出産は重く、出産時の近よるに従い身体重く活動不如意となり、
産後の経過も概ね不良である。
もちろん右のごとき膨満は萎縮腎による浮腫であって、本医術によれば容易に全治し、出産は非常に軽く、
また出産前後の状態もすこぶる可良であるから、本医術の偉効に感謝せざるものはないのである。」 (「天国の福音 婦人病」より)
明主様御垂示 「御神体奉斎部屋で出産すべき」 (昭和24年11月15日)
信者の質問
「光明如来様を御奉斎させて戴き、尊い御守護の下歓喜に満ちた日々を送らせて戴いております。
妻の分娩する日が近づいております。
しかし私の家には光明如来様をお祭りしてある部屋と玄関の部屋と二間あります。
玄関部屋で分娩する事も出来ず、勿体ない事ですが止むなく光明如来様の御部屋で分娩する外ないのですが、差支えないでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「結構である。
お産などは出来るだけ光明如来様の御前がいい。
御無礼とか勿体ないなどという事はない。
昔からよく言うが、こんな事を言うのは立派な神様ではない。
神様に力がないので、勿体なく見せかけるためのお守人の策略である。
人は神と共にあり、神に離れるのは反って危い。こういう間違いは今迄に沢山ある。」
明主様御垂示 「出産時は南枕が良い」 (昭和23年12月10日発行)
信者の質問
「死人を北枕に寝かせますがなにか意味がありますか。
また、ふつうの人が北枕に寝ることを忌みますが、そのわけはなぜでしょうか。」
明主様御垂示
「北は霊、南は体です。
そして死体から霊が抜けるときは天国行きは額から抜けますから、北向きに寝かせれば霊は天国へ向かって抜けやすいわけです。
北はまた気が足りる、すなわち霊気が濃いわけです。
その理屈で赤ちゃんを生むときは南枕のほうが良いわけです。
なお一般に寝るときも北枕に寝ることは良いことです。」
明主様御垂示 「産婦の頭の方角」 (昭和24年4月10日)
信者の質問
「お産の場合、産婦はいかなる方角へ頭を向けたらいいでしょうか。
また、後産はいかなる方角へ埋めたらいいでしょうか。墓はどうでしょうか。」
明主様御垂示
「人の踏まぬ所ならよい。頭の方角はどちらでもよい。強いて言えば艮の方である。汚物は見せぬようにした方がよい。」
明主様御垂示 「過早期破水」 (昭和23年)
信者の質問
「主人の浄霊を受けていましたある信者、妊娠八ケ月にて羊水が降りたと申し、大変心配しておりましたが、
臨月にならないうちに羊水が下ってしまうのはどんな場合に起り、またこの時の処理はいかにすればよいでしょうか。」
明主様御垂示
「羊水が降りればすぐ生れる訳である。
ただ漏れる場合があるから、ないとはいえぬ。
また、羊水でなく尿が降りる場合もある。
必ずしも尿は尿道だけからのみ出るとはいえぬ。
外に苦痛など無ければ気にする要はない。
放屁なども、尻の穴からのみではなく、女の前の方から放屁するのがあるし、口からするのもある。これらは音がしない。」
明主様御垂示 「帝王切開」
「帝王切開の手術は比較的安全だが、癖になる。切らなくては出なくなる。即ちこれは腹部切開手術である。」
明主様御垂示 「早期出産手術の被害」 (昭和26年12月1日)
信者の説明
「ハワイの信者よりの質問で、知り合いの娘が初めてのお産で入院し、早く出るようにと、出口を切り、後で縫ったそうです」
明主様御垂示
「お腹じゃないんですね。」
信者の説明
「出口だそうでございます」
明主様御垂示
「膣を切るんでしょう。日本でも、よくやりますよ。」
信者の質問
「痛いと言うので、ガスをかけたところ、全身硬直し丸太ん棒のようになり他の病院に移されましたが、注射も何もしていないそうです。
祝詞、善言讃詞をあげたところ、硬直しておりますが、目から涙を流し、お母さんは丈夫ですよ、と言うと泣き、それから依然として硬直し、
一ヵ月経ち、手足も曲ったようなゆがんだようであったのが、柔らかくなり、指も柔らかくなり、
現在は、鼻から管を入れて流動物を入れているようで、それで息が繋がっているそうです。いかがなものでございましょうか」
明主様御垂示
「それは、霊憑りじゃないですよ。何かおかしなことをしたんです。
そのためです。薬か、注射か神経の一番肝腎なところに疵つけたんですね。
そうすると硬直しますからね。医学の被害者ですね。」
信者の質問
「続けないほうがよろしゅうございましょうか」
明主様御垂示
「霊は救うから結構ですよ。
浄霊はやったほうが良いですね。
それでもねー病気とか何とかいうんじゃないから、絶望とは言えませんね。
だけど、こっちでやったんじゃないから、はっきり見当つきませんがね。」
明主様御垂示 「引き潮出産難産か」 (昭和24年7月28日)
信者の質問
「昔の人の言うのに、引き潮の時に生まれた子供は寿命が短いと言われ、また親の体が弱く割合い難産と言われます。
いかなる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「少しはあるが、あるというのはその人の罪の軽重による。逆の事になる。
人助けにより逆の運命に直る。
神は大慈大悲で、よい方へして下さる。」
明主様御垂示 「暴風・雷鳴時の出産・死亡」
「少しはあるが、大した事はない。
大きい事にブツかるのは、それに相応した理由がある。
神経質の産婦などはその衝動に影響する。」
明主様御垂示 「多産婦の老貌」 (昭和24年9月9日)
信者の質問
「子供を沢山生んだ婦人は生まない人よりもふけて見えますが、
子供を生む事は天職を完うしていると考えられますが、
右の理由はいかなるわけでございましょうか。御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「そうでもない。子供を生んでも若く見えるのがある。
子供のため化粧も構わぬから老けて見えるのであろう。
お産は毒素を出すから、反って若くなる訳である。
薬を服めば年をとる。」