流産について


明主様御垂示 「流産の原因」 (昭和24年1月8日)

信者の質問
「再三、流産したり、乳幼児を死亡させたりする人がある半面、子供が欲しくても授からぬ人がありますのは神様のどんなお含みでしょうか。」


明主様御垂示
「これは神様が子供を育てるんですからね。

神様のほうでは授ける子供をちゃんと決めてある。

が、人間の肉体が間違ったことをしているために完全にゆかないのです。・・・

流産といっても梅毒による流産はめったになくて、だいたいおなかの固いことと薬のためです。」




明主様御垂示 「流産の原因」 (昭和23年12月28日)

信者の質問
「死産、流産にはなにか特殊な霊的な意味がございましょうか。」


明主様御垂示
「これはありますね。

ふつうは体的な原因が多い。

一番多いのはおなかに固まりがあることです。

腹の皮が厚いと産めないとよく言われるけれど、

これは腹膜に尿毒が溜まっていて横に拡がらないので、力が下へ加わる。

それで流産するのです。

だから子宮が充分拡がれば絶対流産はしません。

それに反して力が上に働くのが悪阻です。

だから悪阻(つわり)のときは臍と鳩尾の中間をやってあげればよい。

子宮前屈や後屈も毒の塊りのためです。

それから腹の皮膚によって健康、不健康を判断するのはそうとう熟練を要しますね。・・・

死産は霊的にはその女に対するだれかの怨霊が憑いて産ませまいとすることもあります。

また体的には薬毒で、薬毒が子宮の所へ集まるため胎児が発育できなくなるのです。

だから死産は田舎の人には比較的少ないのです。」




明主様御垂示 「流産の原因」

信者の質問
「妊娠三ケ月後悪阻で苦しんでおります。

浄霊致しましてもなお苦しみます。殊に胃の部が苦しいと申します。

余り苦しいので医者でおろしましたらけろりと治りました。

これは毒素の関係でしょうか、霊的でしょうか。」


明主様御垂示
「毒素の関係で、じき治るのだが、急所が外れていたのでしょう。

悪阻はみぞおちと胃の間の毒で、これは子宮が拡がるにその毒素が邪魔になるのである。

人によっては尿毒が溜る事がある。

腎臓をよく浄霊する要がある。

流産の原因は子宮の周りに毒のある時、子宮が拡がる場合毒素のためつかえて拡がらず、やむなく下に向う。これが流産の原因である。

前屈・後屈があるが、子宮の前面か後面に毒がある。

多くは後屈で、腹部の毒のため後ろに押される。

前屈は後部の毒が前へ押す。

医師が手術で毒を除るのは一時的で、前より余計に溜る事になるから何にもならぬ。

また、子宮発育不全、これは子宮の周りに毒があり、それで発育しないのである。

また膣と子宮の位置の違う場合、子供が出来ない。」




明主様御垂示 「流産の原因」 (昭和24年1月6日)

信者の質問
「謹みて御伺い申し上げます。私は三回も続けて流産をいたしましたが、いかなる訳で御座いましょうか。」


明主様御垂示
「後屈は腹に毒があって、後方に押されているもので、これが多い。

前屈というのは、背中(尾てい骨の方)に毒がある。これは少ない。

因は腎臓であるから、これを浄霊すると治る。

子宮の周りに毒があると、妊娠して子宮が大きくなるとそれ以上は拡がらぬ。

そのため中の子は大きくなれず、やむなく外へ出るより外ない。

そういう人は腹が必ず固い。

宿ったものが浄化不充分で生れ代る場合、生れると不幸だからというので先祖が出す事がある。

悪阻の原因は臍から心窩の間に毒がある。

子宮に妨害になるから出す。浄霊すると治る。

医学では、梅毒が原因というが、苦痛のあるのは梅毒でない。梅毒は無痛である。」




明主様御垂示 「死産の原因」

信者の質問
「この頃、新聞で死産が多いように出ておりますが、どういう訳でしょうか。お尋ね致します。」


明主様御垂示
「薬毒に因る。妊娠中、普段薬を服むと死産し易い。

薬は身体を弱らす。

死産の原因は身体が弱るからで、薬は全部毒であるから自殺行為になる。

医学の間違いは言わぬよう注意した人があるが、教団のためを思えばそうかもしれぬが、救いのためには止むを得ぬ。」




明主様御垂示 「妊娠良好でも死産する理由」

信者の質問
「母体に異状なく日数も充分なのに死産するのはいかなる訳でしょうか。御教示願います。」


明主様御垂示
「母体に種々の原因がある。一番多いのは薬毒のためで、妊娠する前に服むと非常に弱る。

薬によって女の美などよほど減る。

身体が弱ったために子供も弱く、ちょっとした事にも子供が死ぬ。

また、産道が小さく、窒息する場合がある。」




明主様御垂示 「流産による頭痛」 (昭和24年8月8日)

信者の質問
「流産をしますと頭が割れるように痛む人がありますが、いかなる訳で頭へ来るのでしょうか。御教示を御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「流産する時頭の血も混って出る。

急激な脳貧血で、これこそ浄霊で治る。

腹膜と腎臓の毒で子宮が圧迫されるのが流産の原因である。」




明主様御垂示 「連続する死産」 (昭和25年5月23日)

信者の質問
「当年二十六歳、教修生の妻、体は非常に健康で、本月出産、胎児も臨月まで異常なく、体重も一貫二百匁あったそうです。

しかし産婆の言うには、出産三日前に死んでいるとの事、切断分娩致しました。

昨年もやはり一貫二百匁ある死産分娩致しております。

これは何か霊的のものでございましょうか。

(この主人の父親は四年前に即死しております)

なお、医師は今後を恐れ、避妊手術を奨めますが、どういたしたらよろしいでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「こんな理屈はない。もっと悉(くわ)しく質ねよ。」





明主様御講義 「病気と憑霊 生霊」より (昭和11年7月)

「生 霊

これは男女関係に多いもので、色情関係の怨みはほとんど男女の性器へ来るのも面白いのであります。

流産などの原因には、この怨み生霊の場合が多い。

妾と本妻の場合なども、両方で怨み合うから、どちらか弱い方が病気に罹るのであります。


私は以前、俗に茄子(なす)といって、つまり子宮脱出症を治療した事があります。

起った時には口許まで出る、坐って半分位出るので、これが治らなければ離縁されるというので、

私も可哀想に思って、何とかして治してやりたいと思ったのでした。

その時「貴女は女に怨まれた事はないか」と訊くと「ある」というのです。

それは結婚前主人に約束した女があった為、その女が非常に怨んだそうです。

つまり、その約束の女の怨みが、自然性交不能にすべく、前述のような病気にしたのであります。

それから暫(しばら)く通う内に半分位治り、田舎へ帰って半年位経ってから全治した・・・という礼状が来たんですが、全くこれなど生霊の好い見本であります。」 (「岡田先生療病術講義録 上巻 4」より)




明主様御垂示 「死産・流産の体的・霊的原因」 (昭和23年12月28日)

信者の質問
「死産、流産には霊的に特殊な意味がある事でございましょうか。御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「霊的に意味はあるが、普通は体的の方が多い。

一番原因で多いのは、腹に塊があり、流産する。

よく脂肪が厚くなると妊娠しても生れぬという。これは腹膜の毒である。この毒のため子宮が横へ拡がらぬ。それで下へ降りてくる。

悪阻は子宮の上の方に毒があり、子宮が拡がるにつれそれを突上げる。

臍と鳩尾の間を浄霊する。

流産、死産は生霊の場合もあり、怨みの霊が憑いて生ませまいとする。

死産は大抵薬毒で、そこへ寄って来て発育しない。

大抵は医療で、都会に多い。」




明主様御垂示 「死産・流産の体的・霊的原因」 (昭和24年9月25日発行)

信者の質問
「死産、流産はなにか霊的関係がありましょうか。

またこのような胎児は仏様としてお祭りする場合どうすればよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「霊的の場合と体的の場合と両方ある。

根本はその人の罪穢による。罪穢にも種類がある。

死産の場合の罪穢とは子孫を繋げぬ罪、系統の絶やされるような罪、

例えば昔その家の祖先がなにかの原因で人殺しをし殺された人の家が断絶した、その怨みのごときもある。

体的原因のほうは妊娠中に薬を服んで死産することがある。

薬は毒だから妊娠前に薬を服んだ場合は体力が弱る、その結果胎児が弱くできる。

親の毒は子供に行きやすいものである。

弱くなった胎児は出産のとき窒息死する。


流産も霊的と体的あり、体的原因は化膿性腹膜である。

子宮が膨張するときつかえる、その結果流産する。

腎臓部を浄霊すれば治る。

霊的のほうは妾のある場合とか、約束した女を欺いた罪などで妻へ子供ができると、右の女や、妾などの生霊が邪魔をする。

そういういろいろの罪によって育たないのである。

それらいずれも本教の信仰に入ればほとんどなくなる。

流産の場合五カ月以上はふつうの人間として祭るべきで、お寺で戒名をもらって簡単な葬式すればよい。

五カ月で人間の形ができるからである。

しかし四カ月か三カ月でも祟るのもたまにはある。」




明主様御垂示 「死産・早産の霊的原因」

信者の質問
「死産及び月足らずで生れるのはいかなる因縁があるのでございましょうか。」


明主様御垂示
「まだ信仰に入っていない訳である。霊的と体的と両方ある。

その人の身に罪が非常にあると、神様から宝を頂く故、毒血(曇り)のある場合、それを除る手段として死産や流産する場合がある。

また、子を恵まれるだけの状態になっていない。

物質的に子が出来る工作をするから出来るが、その資格のない場合流れたりなどする。

また、前生の罪のためまとまって生れる迄になっていぬ場合、中途で駄目になる。

不純な男女関係で出来る場合、その祖霊で生れたがり、遮二無二自分の子孫に生れようとして、どの腹でも生れんとする場合、これは風紀に関係するから・・・。

私の先妻はどうしても子供が産めず、四度共駄目であった。

最初は流産、次は非常に大事にし育ち過ぎ、十一ケ月になり、大きすぎて出られぬ。

三日間陣痛し、今度は母体に影響するというので子を殺して出した。

次は大いに乱暴したりして流産した。

次は中位にしたらチブスとなり、腹中で死んだ。真黒になっていた。出してから死んだ。

よくよく子供は許されぬと思った。宗教的に考えると訳があったが言えない。


死者を悪くいうのは非常にいけない。

ある三十七、八歳の女を悪く言った。

その時、奥様が腹痛み、いきなり「駄目だ」と言われた。

死にもしないのにおかしい。

「誰か」というと口が利けぬ。首を振る事によって返事させた。

悪くいうと霊界で苦しいから、それを言わないでくれと、それを頼みに来た。

悪くいうと向上の妨げとなる。特に大先生に言われると響きが大きい。

なるべく言わん方がよい。」




明主様御垂示 「流産の霊的原因」 (昭和24年7月30日発行)

信者の質問
「最近入信したある婦人(三五)、妊娠するたび流産いたし、いままでに五人流産しました。

なにか祖霊の戒告でしょうか、また安産させていただくにはいかにしたらよいでしょうか。」


明主様御垂示
「信仰に入れば安産する。

この人に霊的の罪あり子供が許されない。

子供は神様からいただくのである。

妊娠したら浄霊してもらい光明如来様をお祀りして、人助けするように心掛ければ安産するようになる。

また肉体的に言えば腹部に固結あり、腎臓にも毒結あって、妊娠すると子宮が膨張する場合、両方の毒結に挟まれて子宮が横へ拡がらぬため、胎児は下降し流産するのである。」




明主様御垂示 「嬰児死亡の霊的理由」 (昭和24年5月)

信者の質問
「私宅では去年と今年と二回子供が生まれましたが、二回とも生後すぐ死亡いたしました(いずれも三日目)。これはなにか因縁がありましょうか。」


明主様御垂示
「ありますね。こういう死に方をするべきはずのものではないですからね。

こんなのは霊が障ってるわけですね。つまり怨みの霊ですね。

そういうことと、もう一つは主人公が罪を犯しているかですね。

これは「信仰雑話」の中に「夫婦の道」って書きましたね、ああいうことか、あるいはなにか子供を授れない因縁にあるかですね。


また、こういうことも考えに入れておいていいですね。

なんでもかんでも子供があれば仕合せになるとは限らないですからね。

かえって子供の不幸になることもあります。

例えば、障害者の子だとか、大きくなって放蕩して家の財産を潰すとかね。

だから、子供ってのはちゃんと育って親の仕合せを助けるのでなければ本当の子宝とは言えませんね。

勿論そんな不仕合せは子供が親の罪を浄化するわけですからね。

信仰に入ってたくさんの人を助ければ、その徳によって罪も減り怨みも減りますからね。

立派な子供ができますよ。

信仰に入ってからの子供って立派ですね。

しかし、あんまり薬を服んだ人の子供は毒が多いですがね。」




明主様御垂示 「腹部膨満の原因」 (昭和25年1月20日発行)

信者の質問
「三十歳の婦人(会員)現在妊娠六カ月ですが腹部膨満せざるため医診を受けたところ、

三カ月くらいで死亡してるから手術せよと迫られましたが、

本人はなんら苦痛なきため手術を不安に思い御浄霊を希望しております。

もし死亡しておりましても御浄霊により排出されましょうか。

なおこの婦人は二児あり流産一回いたしました。」


明主様御垂示
「ああ、これは本当に死んでても、浄霊すれば出てきますよ。

それからね、古血が固まっててこうなることもあるし、仮想妊娠ってこともありますからね、こんなことも考えに入れるべきですね。・・・

仮想妊娠なんておもしろいもんでね、「生まれるか生まれるか」と思ってると腹が大きくなるんですからね。空気も入ってないのにねえ。」




明主様御垂示 「流産手術の悪影響」 (昭和26年9月8日)

信者の質問
「二十年前に流産をし、手術を受けてより、いつからかお腹に固まりができ、目立つようになったのは五、六年前からでございます。

昭和二十三年七月に御守り様をいただき、それよりずっと御浄霊をいただき、私自身もお道のために人様の御浄霊をさせていただいております。

今では大光明如来様もお祀りしていますし、教師第二位のお資格も頂戴いたし、お道に専念いたしておりますが、依然としてお腹は小さくなりません。

このごろでは足が腫れております。なんの因縁でしょうか。またどうしたらよろしいでございましょうか。」


明主様御垂示
「流産して手術をしたのが原因ですね。

お腹に固まりができたというのは、消毒薬の固まりでしょう。

出血ですね。それが固まったのと、両方でしょう。

そういうものだったら浄霊すれば出るんですが、どこか悪いんですね。

なにか肝腎なものを切ったんですね。

そこで、排泄すべき働きが鈍ったんです。

鈍ったんで、その固まりが、つまり溶け難くなって出ないんですね。

固まりはそういうものですからね。原理はそうです。

これは後ろからやってやると良い。つまり尾てい骨ですね。その辺からやる。そうすると溶けます。

急には良くならなくても、いくぶんか良くなる。

後ろからやると良い。前からばかりやっていては駄目です。」




明主様御垂示 「特殊な子宮外妊娠 犬猫の再生」 (昭和25年4月20日発行)

信者の質問
「ある医師の話によれば「子宮筋腫」を切開すると、

筋腫の大きさは三カ月くらいの子供の大きさくらいで、

それを割ると中から産毛と牙のようなものが出るそうですが、霊的にいかなる意味がありましょうか。」


明主様御垂示
「これはあり得ることだ。

子宮外妊娠であるが、人間の子供ではなく、犬とか猫とか、そういう小さい動物の生まれ代わりである。

これは前世のとき右のような動物をわが子のごとく愛したその因縁で生まれ代わったので、正常な妊娠ができないわけだ。

人間の子供なら牙や産毛などあるはずはない。」




明主様御垂示 「死産の原因、動物霊の再生」 (昭和24年1月7日)

信者の質問
「二十五歳の女、お産するや、赤子は半分出て、産婦はヒキツケ状態になり、子供は薄黒くなって死亡しました。何か霊に関係がありますか。」


明主様御垂示
「産道が狭く、つかえるため圧死したのである。

大きく育ち過ぎる場合もある。

赤ん坊は頭が出れば後は出る事になっている。

そういう子供の出来るのは・・・。

子供が動物霊の再生で、動物の形体が残っているため腰部辺が大きかったものだと思う。

黒くなったのは圧死したのである。」




明主様御教え 「医学との比較」 (昭和26年4月25日発行)

「本教浄霊の効果が、医学より幾層倍優れているかは、常にいうところであるが、左記の例はそれを如実に物語っている。

何しろ専門家の見地からの、浄霊と医療との比較であるから、ハッキリしており、疑う余地はいささかもあるまい。

この事実を専門家諸君にぜひ読んで貰いたいと思うのである。」



体験談 助産婦としての体験報告

大分県 南光中教会 NN(55)

「助産婦として取扱った流産の例を二、三報告さして頂きます。


一例 三十五歳推定妊娠三カ月にて悪寒発熱悪臭の悪露あるいわゆる、腐敗性流産の妊婦を頭部及び上半身を五、六分仙腸関節より、

子宮に向って約二十分恥骨縫際上より子宮に向って、約二十分御浄霊致しましたところ無熱となり、

残片様の物、蚕豆(そらまめ)大の物二、三回、小豆大又は米粒大の物数回下りた外、悪露少量ずつ日一日と減じ五日目には全治致しました。


二例 四十歳推定妊娠二カ月の流産、陣痛起り、月経倍量位の出血をなし、二、三日来不眠症状ある人、

第一例と同様の御浄霊一回にて出血半減不眠治り、二回にて完全に止り、その後異常なし。


三例 推定三カ月の妊娠、雨降りの坂道にすべり腎部を突き、それよりガタガタの山道を約二里バスに揺られて帰宅、

その夜より出血、翌日往診しましたところ、中程度の出血にて、陣痛頻繁、これも第一例同様の御浄霊にて陣痛は止り、出血普通月経程度になっています。

「これ位なれば心配はいらないから明日又参ります。便所位は自由に行って宜しいから」と言って帰り、

翌日より大体前同様の御浄霊にて日に日に出血量は減じ、六日目に完全に治りました。


以上の三例に就いて見ましても、今までの医療で行けば大分は掻爬手術をしなければなりません。

従って大部分は入院し掻爬の為の麻酔剤の注射、その外防腐剤の注射や内服薬等の手当を致しましよう。

そうして全治するまでに普通一週間位は充分かかりましよう。

あるいは何かの都合で手術せねばならないとすれば、

止血剤や防腐剤の注射や内服薬を使用し、氷冷、安静等にて自然を待つとしても、

少くとも鶏卵大、蚕豆大等の凝血や胎盤及び残片様の異物が相当量の出血と共に下りるのが普通で、

しかも一週間位では完全に下りて仕舞わぬのが普通であります。

第一例は既に腐敗していたから別として、他は凝血や胎盤様の物等全然なく、

しかも全体として出血量が極めて少く経過も早いので、今までの医学的常識から考えると不思議な感じがしますが、

この御道から考えてみますと、有害な物は液体化して排泄せられ、有用の物は組織内に還元するものであろうと推察致します。

今までの医学的知識から見ますと主な物は未だ残っていて後日出血又は腐敗して母体を害するはずであるのに、

その後一カ年を過ぎても何事もなく元気で働いており、又その日より第二の妊娠をして予定通り安産した人もあります。

以上第一回報告」 (昭和二十六年三月二十日)





明主様御垂示 「入信して流産する人は毒をとって頂く」 (昭和24年2月4日)

信者の質問
「妹で御座いますが、約二ケ月程前より浄霊させて戴きましたが、

当時妊娠中で、この一日、生れましてすぐ死んでしまいましたが、このような子供はどのような因縁で御座居ましょうか。

よく沢山の方が御浄霊を戴いて安産し、子供も丈夫の方を聞いておりますが、妹の場合はいかなるもので御座いましょうか。」


明主様御垂示
「簡単には言えぬ。

生れ代る場合執着のあるのが早く生れ代る。

そういうのは障害者か低能で、一家を幸福にする元にならぬ。

そういう者が宿った場合(生れぬ方が幸せだし、御守護により流産したりする)浄霊すると害を与えぬようになる。

これは大変なおかげで、これが流産などする。

また、妻君に毒血の多い場合、毒を除るために流産させる。

毒血を除るためには流産は良い方法である。

入信して流産する人は、皆毒をとって頂く。

入信してからの事はすべて良い方へ解釈すると合ってゆく。」




明主様御垂示 「入信後の流産は罪がとれる」 (昭和25年5月23日)

信者の質問
「三十歳の初妊婦(信者)、妊娠三ケ月にて、薄い古血のような下り物がありましたので、御浄霊を続けておりましたところ、約半月位経って流産致しました。

胎盤の左上方部に人差指位の固まりがあり、それを破きましたところ、毒血の固まりが出ました。

このために流産致しましたのでしょうか。お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「そうかもしれない。しかし、信仰へ入っての流産はよい。罪が除れる。」