腹帯について


明主様御垂示 「腹帯をする日」 (昭和25年5月7日)

信者の質問
「戌(いぬ)の日に腹帯すると安産するという事を言われますが、何か意味がありましょうか。

信徒としては十八日、二十三日の方がよいと思われますがいかなるものでしょうか。お尋ね致します。」


明主様御垂示
「迷信である。

犬は沢山生むからアヤかる訳である。

十八日、二十三日がよい。」




明主様御垂示 「腹帯は本当ではない」 (昭和24年11・12月)

信者の質問
「妊娠五カ月になりますと腹帯をいたしますがこれはいかがでしょうか。」

(註 ここでいう腹帯は、明主様が文字をお書きになられたものではなく、世間一般の腹帯のこと)


明主様御垂示
「あれは外国ではしませんね、日本だけですね。

子供は小さく産んで大きく育てるって意味でやるんですが、腹帯をしめると圧迫するんで育ちが悪いために産むとき楽なんですよ。

また、腹帯を戌の日にしめるのは、犬はたくさんの仔を軽く産むからそれにあやかるんですね。

それから、腹帯をすると働きいいんですね。腹がしまるから仕事するのに便利なんです。

そういうこともあるんですね。

けど、こんな腹帯なんかは本当じゃありませんね。

だから、どっちがいいか自分で考えてやったらいい。

それにあまり帯を固くしめつけると流産することがありますからね、怖いですよ。

だから、まあ年寄りのうるさいのがいるんだったら腹帯をしたらいいし、面倒くさけりゃしなくたっていいですよ。(笑声)」




明主様御垂示 「腹帯の注意」 (昭和24年9月13日)

信者の質問
「妊娠五ケ月目になりますと腹帯をさせますが、腹帯はした方が良いのですかしない方が良いのですか。

また、受胎児の関係はいかがなものでしょうか。」

(註 ここでいう腹帯は、明主様が文字をお書きになられたものではなく、世間一般の腹帯のこと)


明主様御垂示
「西洋ではしない。子は小さく育った方が出よい。

また、働きよい関係もある。

但し、あまり固くすると流産するから注意すべきである。

各自、自由にせよ。

子供を大きくしない方がお産が軽いからというので締める。

これは必要はない。日本人だけで、外国はない。

お腹にある毒だけの圧迫で沢山だが、お腹に毒の塊のある人は寧ろ悪い。

反って早産する。軽く締める方がよい。」




明主様御垂示 「腹帯をきつくすると流産する」 (昭和26年11月8日)

信者の質問
「妊娠の場合、腹帯をするのは、日本だけということでございますが、これはいかがなものでございましょうか」

(註 ここでいう腹帯は、明主様が文字をお書きになられたものではなく、世間一般の腹帯のこと)


明主様御垂示
「どっちでも良いです。したければする。

元の起りというのは、あれをするほうが子供が大きくならなくて良い。

お産が楽だた言うのです。

あれをしなければ、育ち放題に育って、お産が苦しいと言うだけだからね。

しかし、あれを強くしてはいけないです。

強くするために流産することがある。

多いですよ。こうあると、それを押えつけるから下に出ちゃう。

年寄りは、腹帯をしないと、何だかんだ言うからね。

そう堅くなく中くらいにやっておく。

それから、働く場合にも、働き良いです・・・ここ(腹)が締っているとね。」




明主様御垂示 「岩田帯」 (昭和23年12月3日)

信者の質問
「妊婦の結ぶ腹帯を岩田帯と申しますが、この名前はどこから出たので御座いますか。」


明主様御垂示
「やはり何か意味はあろうが、命や運命に必要ないから知る要はない。

やはり岩の言霊で、やはり硬くしっかりする所から岩田帯と名付けたのであろう。

帯はしっかり締めても構わぬ。

綿では具合が悪いので布にする。

(腹が落ちるから働き難いので、田舎の人は臨月まで働くから、作業のしよいようにという点もあろう)」