妊娠中の病気について


明主様御垂示 「悪 阻」 (昭和24年10月26日)

信者の質問
「悪阻の霊的原因について・・・」


明主様御垂示
「体的である。臍と心窩部の毒。胃の拡がる度に出す・・・。」




明主様御垂示 「悪阻の原因」

信者の質問
「私の妻(三十三歳)は妊娠五ケ月目でありますが、妊娠と同時に悪阻になり、爾来四ケ月苦しみ、

御浄霊を行いますと二時間位は楽になりますが、ちょっと仕事をするとまた苦しくなります。いかなる原因でしょう。」


明主様御垂示
「みぞおちと臍の間に毒があり、子宮の膨脹によって排除、嘔吐する。これが悪阻である。

普通は、簡単に治る。簡単にやり、腎臓もよくやる。」




明主様御垂示 「悪阻の浄霊個所」

信者の質問
「悪阻の全く無い人と極くひどい人がありますが、いかがな訳で御座居ますか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「腹部に毒素があり、子宮が拡がると毒が邪魔だから嘔吐で出す。

元は腎臓で、患部と共に浄めると割合い簡単である。」




明主様御垂示 「悪阻の原因」 (昭和24年1月6日)

信者の質問
「謹みて御伺い申し上げます。私は三回も続けて流産をいたしましたが、いかなる訳で御座いましょうか。」


明主様御垂示
「後屈は腹に毒があって、後方に押されているもので、これが多い。

前屈というのは、背中(尾てい骨の方)に毒がある。これは少ない。

因は腎臓であるから、これを浄霊すると治る。

子宮の周りに毒があると、妊娠して子宮が大きくなるとそれ以上は拡がらぬ。

そのため中の子は大きくなれず、やむなく外へ出るより外ない。

そういう人は腹が必ず固い。

宿ったものが浄化不充分で生れ代る場合、生れると不幸だからというので先祖が出す事がある。

悪阻の原因は臍から心窩の間に毒がある。

子宮に妨害になるから出す。浄霊すると治る。

医学では、梅毒が原因というが、苦痛のあるのは梅毒でない。梅毒は無痛である。」




明主様御垂示 「悪阻の原因」

信者の質問
「妊娠三ケ月後悪阻で苦しんでおります。

浄霊致しましてもなお苦しみます。殊に胃の部が苦しいと申します。

余り苦しいので医者でおろしましたらけろりと治りました。

これは毒素の関係でしょうか、霊的でしょうか。」


明主様御垂示
「毒素の関係で、じき治るのだが、急所が外れていたのでしょう。

悪阻はみぞおちと胃の間の毒で、これは子宮が拡がるにその毒素が邪魔になるのである。

人によっては尿毒が溜る事がある。

腎臓をよく浄霊する要がある。

流産の原因は子宮の周りに毒のある時、子宮が拡がる場合毒素のためつかえて拡がらず、やむなく下に向う。これが流産の原因である。

前屈・後屈があるが、子宮の前面か後面に毒がある。

多くは後屈で、腹部の毒のため後ろに押される。

前屈は後部の毒が前へ押す。

医師が手術で毒を除るのは一時的で、前より余計に溜る事になるから何にもならぬ。

また、子宮発育不全、これは子宮の周りに毒があり、それで発育しないのである。

また膣と子宮の位置の違う場合、子供が出来ない。」




明主様御垂示 「夫のつわり状態」 (昭和24年11月20日発行)

信者の質問
「妻が妊娠の場合、夫が悪阻(つわり)の状態をする例があり、その場合妻はなにごともなく平気でおりますが、これはいかなるわけでしょうか。

また一般夫婦の場合、お互いの浄化を引き受け合うようなことがあるでしょうか。」


明主様御垂示
「これはあたりまえで、夫婦の霊線が一番強く太いから、妻の悪阻は夫が引き受ける。

反対に夫に罪があって浄化をせねばならぬが、

夫が浄化のため一家の生活に困る場合、

それを妻が引き受ける場合もあり、親の浄化を子供が引き受けることもある。

ひどいのは子供の生命まで犠牲にする場合もある。」




明主様御垂示 「子癇の原因は恨みの霊」 (昭和24年4月20日発行)

信者の質問
「子癇(しかん)は霊的原因でしょうか。」

(註 子癇とは妊娠中毒症の一種。妊産婦が突然、全身の痙攣(けいれん)、失神などの発作を繰り返す状態。)


明主様御垂示
「霊的である。恨みの霊が出産の妨害をするときに起ることがある。

例えば子なくして死んだ先妻の霊が後妻の出産を恨み、ねたむときなどに起ることがある。

なお、お産で血が減少したとき、霊が憑りやすいから注意すべきである。」




明主様御垂示 「妊娠と浮腫・子癇」 (昭和24年7月29日)

信者の質問
「先日御守護御願いいたしました大畑ひな、八月二十七日出産予定で一ケ月程以前より全身的に浮腫し、御浄霊させて戴いておりますが、だんだんひどくなり、起居にも苦痛を感じております。

また、二、三日前より脱腸の御浄化を戴き、特に足部の浮腫がひどく、御浄霊させて戴くとかえって苦痛が激しくなります。

このままにて無事出産出来るか、家族の者は非常に案じております。

何卒御守護御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「子癇について

一、これは簡単である。腎臓だけよくやれば二、三度で大抵治る。

霊力が足りないのであろう。

子癇が起れば霊を浄霊する。」




明主様御垂示 「子癇より手足震う」 (昭和24年7月3日)

信者の質問
「本年四十一歳の女、十六年前、出産の時子癇を患い、同時に腎臓を病み、医療にて治りたるも、

六年前より左手が震え始め、更に一昨年夏、俗に言う「ヨウキアタリ」を患い、

その後両手足震え、日と共にその度を増し、寝ている時、読書、歌を作っている時等は全然震えませんが、手足は自由にならず、文字を書くことも出来ません。

相談をし始めると急に両手足共震え出します。

本人及び同家の人々は一生懸命に観音様に御すがりして、あるいは霊的に関係があるのではと屏風観音様を御祭りしております。いかなる原因によるものでしょうか。

また、全治するものでしょうか。御浄霊は主にどの辺をすればよいでしょうか。」


明主様御垂示
「注射でよくそういう事がある。霊的としてもそういう事はない。恐らく注射の中毒であろう。

浄霊で治る。頸部の横が元である。」




明主様御垂示 「妊娠中の無感覚排便」

信者の質問
「妊娠九ケ月の女性(二十四歳)、二度目の出産ですが、便通が意識なしに出てしまいます。

医者は胎児の頭で大腸をおさえていると申します。出産せぬと治らぬとの事、そうでしょうか。」


明主様御垂示
「これは合っている。

しかしこうなるという事は間違っている所があるからである。

括約筋が伸縮しないのである。

肛門から奥を浄霊すると治る。」




明主様御垂示 「妊娠中の発咳・肺門苦し」 (昭和24年11月8日)

信者の質問
「本年二十七歳の女子、妊娠八ケ月頃より咳、痰、寝汗等ひどく、産後も以前と同様の浄化を戴いております。

一ケ月過ぎても咳をする度に排出されます。

咳の出ない時は肺門が苦しいようです。

いかなる訳でしょうか。御浄霊法を御教示願います。」


明主様御垂示
「毒が固まっていて浄化している。

頭の毒が溶けて咳になる。

首の周り、肩も多い。

急所を発見してすると治る。よく心得ていればよい。」




明主様御垂示 「妊娠で心臓の鼓動が早くなった事例」 (昭和24年11・12月)

信者の質問
「妊婦で心臓の鼓動が非常に劇しい人がおりますが、これはなぜでしょうか。」


明主様御垂示
「心臓と胃の間に毒結があるんですよ。

そういう人は物を食べても動悸しますよ。

殊に妊娠すると子宮が大きくなって胃を圧迫するので、おされた胃が胃の上の毒素を圧迫し、その毒素が心臓を圧迫するためですね。」




明主様御垂示 「妊娠中の浄化」 (昭和27年7月1日)

信者の質問
「妊娠六カ月にて子供四人あり、結核の大浄化をいただき妊娠を気付かず、若いときから六神丸を服んでおり、アデノイドの手術をいたしております。

妊娠直後より声が出なくなり、最近痰が出ますと咽喉が痛み、食欲はあっても食べられず、御浄霊後は楽ですが痰を出しますと痛みます」

明主様御垂示
「痰に毒があるんです。」


信者の質問
「砂糖水で痛みを止め、いろいろ工夫して食べさせておりますが、砂糖水を飲ませますことはいかかでしょうか」

明主様御垂示
「構いませんよ。」


信者の質問
「過剰になるということは・・・」

明主様御垂示
「しかたがないでしょう。」


信者の説明
「あまり砂糖を摂りますと食欲が劣りますので・・・」

明主様御垂示
「劣ります。

砂糖をあんまりやると、蛔虫が非常に威勢を良くする。

御霊紙を小さく切って飲んだら良いでしょう。

妊娠してからそうなったんですね。」


信者の説明

「もともと体が悪く、本場の支那の六神丸をずいぶん服ましております」

明主様御垂示
「こういう所(頸部)・・・どこから出るか、まあやっぱり胃です。胃のほうから出るんです。」


信者の質問
「右の肩甲骨の下に・・・」

明主様御垂示
「背中と胃腸と、だいたいここ(頸部)です。固まりがあるでしょう。

それとここ(咽喉)です。

妊娠してからいろんなことが起るのは、そこに宿った霊が親よりもきれいなんです。

それを平均させるために親の汚い物が浄化されるというわけです。」




明主様御垂示 「妊娠と発熱は無関係」 (昭和25年4月23日発行)

信者の質問
「結婚後半年ばかり経って発熱するようになり、朝は三七度、午後は三八度か九度近くなり、

医師に診せましたら「どこにも異状はない、妊娠のために発熱するのだ」と申しますが、妊娠のために熱が出るものでしょうか。」


明主様御垂示
「これは妊娠のためじゃありませんよ。

この医師はなにを考えてるんでしょうね。

第一、妊娠のたびにこんなに熱が出たんじゃやりきれませんよ。

妊娠ってのは一つの生理作用で、病気じゃありませんからね。

だからこの発熱は妊娠と関係ありませんよ。

ちょうど妊娠したとき浄化が始まって体内の毒素が溶け出したんですね。

熱があればきっとどこかに毒の魂りがありますからね、そこをよく浄霊するんですね。


それから、熱もなくなんの苦痛もないときには浄霊しなくたっていいですよ。

どっか苦しいときに浄霊を受けるのは結構ですが、なんともないときに、なにも浄化を起すことはありませんよ。

かえってよけいな手数がかかるだけですからね、そんなのは嘘ですよ。」