妊娠について


明主様御垂示 「妊娠の判断について」 (昭和27年1月27日)

信者の質問
「IY(信者)昨年八月ごろより「つわり」の症状で、十一月ごろまで続き、毎月少量の下りもの(出血)があり、お腹は順調に大きくなり、

今月になり産婦人科医に診てもらいましたところ、妊娠でなく、子宮には異状なしと言われましたが、

本人としては、長男の時よりは、六カ月目としては、ややお腹が小さく、胎動らしきものを感じますが、

医師には神経と言われ、御浄霊にまいりました。

お腹の大きさは、五カ月くらいありますが、胎児らしきものはなく、左卵巣付近に異状が認められます。

しかし本人は、長男の時よりやや弱いそうですが、腸の動くのと異い、胎動のような動きだそうでございます。なにか霊的の原因がございましょうか。」

明主様御垂示
「これは、産婆さんに見せたんですか。」


信者の質問
「産婆ではございません。側にある産婦人科病院に・・・」

明主様御垂示
「産婆さんに見せた方がいいな・・・年を取ったのにね。

お医者より確かですよ。お医者では、妙なことを言いますからね。妙な考えを、なにしますからね。

やっぱり、実地経験をした人が良い。

そうして本当の妊娠でない・・・要するに疑似妊娠ならば、浄霊すればじき治りますよ。」




明主様御垂示 「骨盤狭小者の出産の可否」 (昭和25年10月15日発行)

信者の質問
「二十八歳の人妻、骨盤狭小と医師に診断され、二回まで人工流産を受けた者でございますが、

ただいま、六カ月の再妊を見ましたので、なんとかして子供を授かりたいと申し、御浄霊をいただいております。御浄霊の重点をお伺い申し上げます。」


明主様御垂示
浄霊腎臓部および腹部胎児の位置でよろしい。

妊娠するということは、生む資格があるからであるから、心配せず神様にお願いすれば、必ず生めるが、

ただ二回の人工流産の不自然的人為方法が災いしなければよいと懸念される点があるから、できるだけ浄霊をするようにしなさい。」




明主様御垂示 「骨は伸びる」 (昭和26年11月8日)

信者の質問
「小さいときに脊髄カリエスをやり、目下妊娠して、産婆が言うにはこの人は絶対に産めない。

早く出せば大丈夫だと言うのですが、本人は信仰が厚く、御守護いただけるといっております。そういう場合には・・・」


明主様御垂示
「大丈夫ですよ。産めます。

骨盤が小さいと言うが、骨というのは伸びるんだからね。

だから・・・医者のほうで、寸法を計ったなら駄目だが・・・伸びるから大丈夫です。

骨盤が小さいなら妊娠しません。いつも言う通りね。」




明主様御垂示 「骨盤が小さくても出産できる」 (昭和24年12月20日発行)

信者の質問
「私の妹、本月出産予定ですが、骨盤が小さいと心配いたしております。

御浄霊により無事出産できるでしょうか。」


明主様御垂示
「骨盤が小さくとも大丈夫出産する。出ないはずはない。

妊娠するのは産むだけの力があるからで、もし妊娠することが身体に悪いようなら妊娠はしない。

神様はそんな不合理に人体を造られていない。」




明主様御垂示 「既往手術が妊娠時に及ぼす影響」

信者の質問
「ある婦人でございますが、十年前子宮外妊娠だと大手術をおこない、

翌年に妊娠致しましたところ出産一ヶ月前頃より左眼が見えなくなり、出産と同時に治りました。

その後の妊娠の時には、出産三ヵ月前より六ヵ月前よりと見えなくなり、

二十三年の時には妊娠一ヵ月で見えなくなり、

人工流産致しましたが治らず益々悪化し脳も悪くなってまいりました。

これは妊娠と関係があるように思われますが、御教えを賜りとうございます。」


明主様御垂示
「あります。

子宮というものは、頭でも眼でも関係があります。

手術した時に何処か痛めたのです。

それが前頭部に関係するのです。

人工流産で前痛めた所を又痛めたからです。

子宮をよく浄霊してやれば治ります。」




明主様御垂示 「胎教について」 (昭和23年11月18日)

「胎教とはいいことを聞くと胎児がいい子になり、

顔のきれいな子を生みたいと思ったら美人の写真を見たりするんですが、

これはたしかに働きがありますね。

胎教に「信仰雑話」(註 当時の明主様御教え集)を読むのなんか非常にいいです。

偉い人の書画を見るのもいいです。

観音様のお姿なんかいい、見ることにより霊気をうけるから。」




明主様御垂示 「胎児に御神書を聞かせると心のいい子ができる」 (昭和25年2月)

信者の質問
「子供の性質や容貌が父母のいずれかに似たり、またいずれにも似ない場合がありますのは、いかなるわけでしょうか。」


明主様御垂示
「これはやっぱりそのときによりますね。

例えば、妊娠中に母が家の中で父とよく会っているときは父の顔に似ますが、

父が外に出てたりしていないことが多いと、始終母のそばにいる人に似てくるんです。

妊娠中、美人の絵や偉い人の画像をよく掛けますが、やはり始終見てると似てくるからですね。

だから胎教で母が美人の顔をいつも見てると生まれてくる子は美しいって言うのは意味がありますよ。

妊娠中に「信仰雑話」や「地上天国」を読むのは非常にいいですね。

それが子供の魂に影響して心のいい子ができますよ。

まあ、たまには親父が「この子は自分の子のはずだが、ちっとも自分に似てない、どうも変だ」なんてこともありますがね。(爆笑)」




明主様御垂示 「胎児の意志想念と胎教」

信者の質問
「胎児が母体にある間意志想念が働いているものでしょうか。」


明主様御垂示
「意志想念は働いているともいえるし、働いていないといった方が事実に合う。

何となれば、胎児の意志による表現が何もない。

そうかといって全然そうでもない。

胎教といって、母が良い事を聞くと胎児にいい影響を与える。

綺麗な顔など見てると影響するという。

寧ろ親の想念が胎児に影響する訳である。

もし胎児に意志想念なしとすれば、影響は受けぬ訳である。

しかしないといってもいい。」




明主様御垂示 「妊娠時の嗜好の変化」 (昭和24年9月22日)

信者の質問
「妊娠致しますと急に今まで嫌いだった食物や煙草などが好きになりそれがその後ずっと続く人があり、

また出産後もとへ返る人も御座いますが、これはいかなる訳でございましょうか。

お教えを賜りたく、御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「子宮が大きくなり胃を圧迫するので、胃が変る。

悪阻と同じ理屈で、胃の下の方と上の方に塊がある。

それが胃の方々を圧迫する。それで胃が種々になる。

多くは嫌いなものが出来るのが多い。

子供の前の世の好き嫌いが親に影響する事もある。

食べ習わすと好きになる事もある。」




明主様御垂示 「妊娠時の嗜好の変化」

信者の質問
「ある婦人の信者でございますが、妊娠すると決まって煙草やお酒が呑みたくなりますが、これは如何なる訳でございましょうか。」


明主様御垂示
「宿った赤ん坊の前世の嗜好が現れるのです。

生まれた時老人のような顔をしているのと同じです。」