生理について


明主様御講義 「月経について」 (昭和11年7月)

月経過多
これは毒血の多いためでありますから、悪い意味ではないので、自然に放置しておけば、いつしか全治するものでありますが、本療法によって全身的浄化を行えば、より早く治るのであります。



無月経
これは十六、七歳を越えても月経が無いという症状で、原因としては、子宮へ送流する血管がその付近に溜結せる水膿の為に圧迫され閉塞状になっているからでありますから、下腹部の溜結を解溶すれば治るので、軽症は二、三回重症は二、三週間位であります。


白帯下(こしけ。おりもののこと)

この病気は軽重の差別が非常にあるもので、一種の水膿が常に排泄せるものであります。

原因は浄化作用に因るもので、世人は病気として恐れますが、これは大変な誤りで「白帯下」がある程結構なのであります。

何となれば、それは内臓に発生すべき病気の原因が白帯下によって発生をみずに済むからであると言えるのであります。

この患者を診査するに、必ず腹部全体が膨満しているもので、それは取りも不直(なおさず)、白帯下そのものであります。

従って、これを溶解すれば一時は排泄の量は増しますが、それによって腹部は漸次縮小し完全に全癒するのであります。

治療は相当長時日を要するもので、軽症で一ケ月位、重症で三ケ月位と思えばいいのであります。」 (「岡田先生療病術講義録 下巻 五」より)




明主様御教え 「婦人病」より (昭和27年御執筆)

「一口に婦人病といっても、種類の多いのは衆知のごとくであるが、何といっても子宮病が主であろう。

子宮の役目としては、月経と妊娠の二つであるが、月経についての病気といえば、まず月経痛と月経不順であるが、前者は月経時、一日ないし数日にわたって、多少の痛みがある。

これは何が原因かというと、経血が喇叭(らっぱ)管を通ろうとする際、喇叭管の入口が狭いので、拡がろうとするその痛みである。

なぜ喇叭管口が狭いかというと、下腹部のその辺に毒結があり、圧迫しているからで、これを溶解排除させれば容易に治るのである。

もちろん医学ではどうにもならないので、長年苦しんでいる女性もよくあり、実に可愛想というの外はない。

また月経不順と一口に言うが、これには遅れ勝ちと不規則なのと、経血の多い少ないとがあるが、この原因のほとんどは貧血及び濁血のためであって、真の健康にさえなれば必ず順調になるのである。

ここで是非知っておかねばならない事は、結核患者の月経異常である。

これは月経が普通にある間は、病気は軽い証拠で、決して心配はないが、病気が進むに従い貧血し漸次量が減って遅れ勝ちとなり、末期に至ると例外なく無月経となるのであるから、

婦人患者の結核の軽重を知るには、月経によるのが最も正確である。

ついでに今一つの関連した事であるが、病気が重くなり、月経が減る頃は陰毛まで抜け、最後には無毛となる者さえある。」




明主様御講話 「生理不順」 (昭和28年5月6日)

「(前半省略) それからもう一つ知っておかなければならないことは月経不順です。

月経がないとか少ないというのは、貧血が一番多いです。

それからあとは喇叭管(註 卵管のこと)の入口に毒があるために、つまり月経の通りが悪いのです。

(註 喇叭管とは、卵管のこと。雌性生殖器の一部。卵巣から排出された卵を子宮あるいは体外に向かって運ぶ管。人間ではここで受精が行われ、卵割を終えて子宮壁に着床(ちゃくしょう)する。)

そういうのは月経が少なかったり不順だったりするのです。


それから痛むのは、下腹と恥骨の中間辺りをやれば、おそらく固まりがありますから、

着物の上からでも離してやれば必ず治ります。

月経痛というのは必ず治ります。

それから月経不順も治ります。

貧血というのは、血が少ないので、これはそうはいきません。」




明主様御垂示 「月経不順」 (昭和24年10月26日)

信者の質問
「二十三歳の婦人、二年前に結婚しましたが、結婚前より月経不順でありました。

結婚後三ケ月にて月経停止となり、後一ケ年位して三、四回ありましたが、再び停止しましたので医師にかかっておりましたが治らず、

昨年十月より浄霊を受け十二月より三回程ありましたが、今年三月よりありません。

労働致しますと腰が突っ張ったり、少し痛みます。そのためか子供も出来ませんが、御浄霊で治るでしょうか。

この人は本年二月入信しました。」


明主様御垂示
「お腹の塊である。喇叭管(註 卵管)を圧迫している。」




明主様御垂示 「無月経の原因」 (昭和24年9月29日)

信者の質問
「私の養女M、十九歳、御浄霊を頂いておりますが、未だに月経が御座いません。

特に御守護御願い申し上げます。

なお、主人Y、右眼の視力が弱う御座います。

何卒御守護御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「喇叭管(註 卵管)が塞がっているから臍の下、右か左かに塊があるから溶かす。」




明主様御垂示 「無月経の浄霊の急所」 (昭和24年2月12日)

信者の質問
「現在二十四歳の主婦、十五歳の折一回の月経ありたるのみにて現在まで皆無、その間医療としてはホルモン注射その他致しました。

最近より御浄霊を致しておりますが、回復致しますでしょうか。」


明主様御垂示
「喇叭管(註 卵管)の周りに毒があって、詰っている。

元は腎臓であるから、腎臓をすれば治る。

ホルモンは精液である。若い者の尿に精液が混るのである。」




明主様御垂示 「長期微月経」

信者の質問
「十八歳の女子、十四歳より月経始まり、月経期間は約一ケ月続き殆ど毎日と云ってもよい位あり、平常は顔色蒼白の他に別状なし。右原因・・・」


明主様御垂示
「月経の出がわるく、出方が少いので・・・喇叭管(註 卵管)が細いから手間がかかるのである。

お腹に毒があって喇叭管を圧迫しているのであるから、それを溶かせばいい訳である。

毒血が多いために濃いのである。良い血は稀薄で、循環がいい。濃い血は粘りがある。

信仰へ入って浄霊を受けるといい。」




明主様御垂示 「産後の月経不順」 (昭和26年12月8日)

信者の質問
「結婚前までは順調に月経がございましたが、結婚後は半年に一回か、一年に一回少量しかありません。いかなるわけでございましょうか。

同家は主人も弟妹ともワキガがありますのは、同家の因縁のためでございましょうか。」

明主様御垂示
「ワキガとは関係ありませんよ。しかし、これはおかしいですね。

結婚すると、かえって順調になるのがあたりまえですがね。これは少し変ですね。

しかし、月経の不順というのは、下腹に固まりがあって、喇叭(らっぱ)管の入口を圧迫するのと、あとは貧血ですね。その二つの理由です。

そこで、下腹に固まりがあるかどうか、それを見て、固まりがあればそれを浄霊する。

その固まりは腎臓から出ているんですから腎臓を良く浄霊する。

あとは貧血ですがね。この人は顔色はどうですか、悪いんですか。」


信者の発言
「至って健康で、顔色もよろしゅうございます」

明主様御垂示
「下腹は・・・」


信者の発言
「見たことがございません」

明主様御垂示
「押してみてご覧なさい。あるいは、本人に押さしても良いです。

下腹ですよ。こんなはずはないですがね。」




明主様御垂示 「産後の無月経と氷冷」 (昭和24年10月27日)

信者の質問
「私は二十一歳の時子供を産みましたが、産後出血致しましてより月経が少しもありません。

以前より冷え症で御座いましたが、医師の診断では異常はないと申します。女として月々あるのが当然です。

本教の浄霊を受けてより二年近くなり、冷え症は良くさせて戴きましたが、まだ月経はありませんが、いかなるわけでございましょうか。

今後浄霊を続ければあるようになるでしょうか。御伺い致します。」


明主様御垂示
「よく古血の下る時、子宮を氷冷する。

そのために固まり、喇叭管を塞ぐので、月経の血が喇叭管を通らなくなる。

月経の血が無理に通ろうとする。

これが月経痛である。

浄霊して塊を溶かせばよい。」




明主様御垂示 「産後無月経」 (昭和24年2月3日)

信者の質問
「私は今年四十歳になりましたが、三十一歳の時お産をしてより月経が一度あっただけで止りました。

教修を戴きまして三年になりますが、矢張り止ったままになっております。

このままなくても差支え御座居ませんでしょうか。御尋ね致します。」


明主様御垂示
「月経がなくてはいけない。

肺病など進むと月経はなくなる。

月経がなくなると内部は大分衰弱している。

(貧血のためか、喇叭管が塞がっているかである。大抵は貧血のためである)」




明主様御垂示 「産後の無月経と有月経」

信者の質問
「産後月経がすぐある者と、次の子供が出来るまで全然無月経の者とある訳。

また、どちらがよろしいのでしょうか。月経と子供との関係・・・」


明主様御垂示
「産後すぐに月経などあるべき筈はない。

古血の残っているのが出るのである。

月経がなくとも子供が出来る事がある・・・本当ではないが。

年をとってならない事はないが、若い時はない。」




明主様御垂示 「月経痛と尿意頻繁に対する浄霊の急所」 (昭和25年2月27日)

信者の質問
「本年二十五歳の女子、二十二歳の四月から月経不順と共に激痛を覚え、それ以後時々尿意に異状があり、

七月より頻繁なる尿意を催し、排泄前後の痛みに堪えかねるようになり、

医薬その他の療法にても苦痛去らず、薬を離れて一年余りにて辛抱出来るようになりましたが

、尿量少く排泄後直ちに催し、一時間以上もこらえると腹部殊に膀胱著しく張り、心落ち着かず、尿量は極めて少く、その不快感はたとえようもありません。

月経後二、三日は回数も少く全身苦痛も薄らぎますが、漸次元通りになり、婦人病が伴います。

また、昨年十月より左背部腎臓の方に痛みを感じ、十一月には左瞼裏に豆粒小の腫物が出来ました。

同十一月に入信して以来御浄霊を引続き頂いていますが、未だ明確な効果が見えません。

この病気の原因及び浄霊はどこを主にしたら良いですか。御伺いします。」


明主様御垂示
「喇叭管(註 卵管)が狭いのである。下腹部に塊があり、月経が通り難いために痛む。

頻繁なる尿意は尿道が脹れているのである。

尿道の周囲に毒が溜って狭くなる訳で、圧迫ではない。そのために痛む。

また、毒が尿道へいくらか滲み出て来る。それで尿の出る時痛む。

医薬や療法のために苦しんだので、それをやめればよい訳である。

膀胱から尿道へ接近している所から尿道まで狭くなってるから、尿が出切らぬ。

また、膀胱の周りに毒があるから、溜ると張る感じがする。

悪い所と腎臓を根よくやる。

瞼の裏は何でもない。

じきに治る。

足が痙(つ)ったりなどする。

溜る度に自分で浄霊すればよい。

背中と腎臓を気長にすれば必ず治る。」




明主様御垂示 「月経前の腹痛に対する浄霊の急所」 (昭和25年4月17日)

信者の質問
「私の扱っている患者AH子(三十五歳)、毎月生理日十五日前より約半月間午前十時半頃より約六時頃迄規則的に腹痛が起り、

臍から下、左から痙(つ)るようにしぼります。

病気の起る前に眠くなります。霊的原因で御座いましょうか。

また、浄霊方法を御教え願います。

なお、当人は入信して一年余りになり、以前二回堕胎をしたそうで御座います。」


明主様御垂示
「下腹部に塊がある。堕胎の影響もある。

半月間の腹痛は長すぎる。喇叭管(註 卵管)が狭くなっているのである。

腎臓をよくすれば治る。」




明主様御垂示 「月経前に夜尿症となる患者」

信者の質問
「十九歳の未婚の母、月経前夜必ず寝小便が出、それ以外の日は出ないそうです。非常によく肥っています。」


明主様御垂示
「月経が膀胱に近い所へ溜るのである。」




明主様御垂示 「一ヶ月続く生理」 (昭和24年4月23日)

信者の質問
「十八歳の女子、十四歳のときに月経が始まりましたが、月経の期間が一カ月ばかり続きます。

これはいかなるわけでしょうか。本人は顔色蒼白のほかに別状ありません。」


明主様御垂示
「これは月経が少ないんでしょうね。出が悪いんでしょう。

血は喇叭管を通じて子宮に入るんですが、その管が細いんで手間がかかるんですよ。

これはおなかに毒があるんで、その固まりが管を圧迫してるんですよ。

だから、おなかを溶かせばいいわけです。

その元は腎臓ですね。

またこういうこともあるんですよ。

血が濃い、つまり毒が多いんですね。血っていうものは、いい血になると希薄になって通りがいいんですが、血が濃くて濁ってると循環が悪いんですよ。

濃い血は粘るんでね、ほんとは濁りのないサラサラしたものじゃなくちゃいけないんです。

そういう血の悪い人はね、信仰に入って浄霊を受けて、また多くの人に浄霊してあげて浄まればいいんです。」




明主様御垂示 「性交時の出血」 (昭和24年7月28日)

女性の頭の毒血は生理で排出される

信者の質問
「私は三年前御産をし、半年程すると夫婦関係の度に出血するようになり、昨年五月子宮の手術をし、九月頃より胸も悪くし入院しました。

本年二月入信、先生方の御浄霊を受けるようになってから体の方は大変丈夫になり、気分も朗かにさせて頂きましたが、出血の方は関係しなくとも出ます。

なお、夫も最初反対でしたが、最近判って来て近く入信する事になりました。

いかなる訳でしょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「御産の時どこか傷をしたのであろう。必ず治る。

(妊娠するのだから後屈でない)

出るだけ出れば止まって治る。

頭に毒血がありと思われる。頭の毒は痔で出る。

女は月経時に出る。

または産時の古血が出切れないで残っている。

古血は子宮のみでなく外に溜っている時あり。」




明主様御垂示 「更年期の古血」

信者の質問
「私は若い頃より体が弱く、医薬と離れる事なくおりましたところ、

昨年八月観音様の有難い事を知り入信させて戴きましたが、

今年一月より月経出血甚だしく、耳も遠くなってまいりました。

何卒御守護の程御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「出るだけ出れば治る。更年期で、古血が溜ったものである。」




明主様御垂示 「輸血後の生理過多」 (昭和26年7月8日)

信者の質問
「一人娘が、五カ年間輸血をしてもらって生きてますが、御浄霊を受けましてから月経が半月もありますが、差し支えないでしょうか。」


明主様御垂示
「毒血が排除されるのであるから結構で、霊が物質化したのが浄血であるから、御浄霊を受けると、汚い血が出され、きれいな血が増えてゆくのである。」




明主様御垂示 「擬似子宮癌は生理の固結」 (昭和24年10月16日)

信者の質問
「HM(三十八歳・女性)は四年前入信させて戴き、その後男子を授けて戴きまして三歳になります。

本年三月突如出血致し、医師に診て頂きましたところ「子宮癌で手術を要する」との事でしたが、御浄霊を御願い致しております。

一週間目に再び大出血致しましたが二日間で止り、その後は左の腰からお尻にかけて大変痛みますが浄霊中は痛みません。

親戚の人がある人に占って貰いましたら「死亡した母(姑)が、お産の度毎に苦しむので再びお産しなくなるようにと蛙のおしりに針を二本差して流しの下に埋めてあるために痛む」と言う事ですが、事実でしょうか。

また、病気と関係がありましょうか。いかにしたら痛みが止りますでしょうか。

なお、本年十月八日に光明如来様をお祭り致しました。」


明主様御垂示
「大した事ない。子宮癌ではない。子宮癌は滅多にない。大抵誤診である。

月経の血が固まったものである。

今は出血を氷で止める。無理にするから、古血が出きらぬうちにやるから血が固まる。そしていくらか溶けたのが腰に溜る。

この人は左を下に寝る人である。

浄霊すると出血が早くなり、量も減り、治る。

蛙は全然ない事はないが極く微弱で、気にする要はない。

浄霊は痛む所をする。」




明主様御垂示 「擬似子宮癌は生理の塊」 (昭和24年8月)

信者の質問
「四十六歳の女、子宮癌にて多量に出血し昨年十月より御浄霊いたしおりますが、

腰痛はなはだしく食欲減退し日々衰弱し就寝するようになりました。この御浄霊法を御教示ください。」

明主様御垂示
「これは腰のほうに毒があるんですよ。

本当の子宮癌じゃないですね。

この多量出血ってのは月経の固まりですよ。

これは平均浄化で熱をもって、その熱のために食欲がなくて衰弱するんですよ。

腰をよく浄霊すれはいいんです。こんなのはわけなく治るはずですがね、霊力が足りないんでしょう。」


信者の質問
「はい、させていただいている人は始めてからあまりまだ日数が経っておりません。」

明主様御垂示
「そうでしょう。

大元は腎臓ですよ、腎孟の裏側のほうに固まりがありますからね、そこを充分するんです。

なんでもなく治りますよ。」




明主様御垂示 「擬似子宮癌は生理の塊」 (昭和24年11月27日)

信者の質問
「私の扱っている信者(四十二歳、女)三年前に子宮癌初期で手術、

その後浄霊を受け入信、光明如来様を奉斎致しおりますが、

本年三月頃から子宮の所へ小さなしこりが出来、現在は握り拳大になり、移動するようになりました。

体的に、また霊的原因及び御浄霊法を・・・。現在自身には苦痛はありません。」


明主様御垂示
「子宮癌は滅多にない。

毒が固まったり月経の古血が固まったのを誤診される。もっと大きくなる所を、途中で切って後また溜ったものである。

霊的関係の時は生霊である。

手術しただけ治りが遅い。下腹部などを押してみる。」




明主様御垂示 「子宮脱出による出血」 (昭和24年9・10月)

信者の質問
「七十一歳の婦人、子宮脱出にて出血があるそうですが、このような高齢者の浄化は霊的ではなく体的のものでしょうか。」


明主様御垂示
「これは治りますよ。これは更年期以後の月経が溜まるんですよ。

人によってはもっと早く出ますよ。

しかし、この人のは馬鹿によく固まってたんですね。

子宮脱出は横腹から股にかけてよく浄霊してあげて、子宮を吊ってる筋を浄めることですね。」




明主様御垂示 「子宮後屈と出血」 (昭和25年4月28日)

信者の質問
「六十九歳の信者(婦人)以前に子宮後屈をしたことがありますが、昨年十月に三度大出血し、劇(はげ)しいときには三升も出血して意識不明になり、

御浄霊により恢復はいたしましたが、以来心臓が弱り元気がありません。これは出血のためと存じますが全治いたしましょうか。」

明主様御垂示
「この出血は下からなんでしょ。」


信者の説明
「はい、さようでございます。」

明主様御垂示
「これはなんですよ、月経の古血の溜まってたのが出たんですからね、こういう人は毒血が多いんですよ。

そして古血が出ると同時に他の毒血もその付近のが表に出ますからね。・・・

毒血が出ればよさそうなもんだけど、いままで毒血で体が持ってたんだし、そこへもってきて新しい、いい血がそう急にはできないから、それで貧血するんですよ。」


信者の質問
「顔がむくんでまいりましたが。」

明主様御垂示
「ええ、下からの出血でなくてもね、胃潰瘍なんかでひどく出血しても、むくみがきて青ぶくれになるのがありますよ。

これはね、貧血すると腎臓の活動が鈍りますからね、それで小便の処分ができないためにむくむんです。

けど、むくみも血がふえるに従って腎臓が治ってくるから大丈夫ですよ。」




明主様御垂示 「高齢者の子宮出血」 (昭和25年4月28日)

信者の質問
「信者IM(六十四歳・女性)、以前子宮後屈になった事が御座います。

昨年十月頃より三度ほど相当出血が御座いました。

本月十七日朝四時頃より同十時頃迄相当多量(約三升位)な出血があり、貧血を起し意識不明となり、全身に浮腫が出ました。

御浄霊にて直ぐ快方に向いました。

ただ今心臓が弱り、脚部に浮腫が御座います。

右の出血により起る浮腫はいかなる原因によるもので御座いましょうか。

また、この年齢にてこのような多量な出血はいかがなもので御座いましょうか。御教示お願い申し上げます。」


明主様御垂示
「月経の溜ったのが出たのである。

非常に毒血が多いので、月経の血が出ると同時に外の毒血も付近へ集(よ)っているから出た。

一ぺんに出ると良い血が急に出来る訳でないから、貧血する。

そのために腎臓の活動が鈍るので小便の処理が出来ぬ。

血が殖えるに従って治る。日が経つに従って治る。毒血の方は薬さえ服まなければ治る。今に丈夫になる。」




明主様御垂示 「子宮出血の浄霊の急所」 (昭和24年2月16日)

信者の質問
「昨年二月に子宮に出血があり、一時回復、八月十六日大光明如来の御奉斎をして戴きました。

一週間後再び出血し始め、下腹部、右横腹、また腰から肛門部に引痙(つ)るような痛みがあり、十一月頃小康を得ましたが、起き上る気力はありませんでした。

十二月の末に再度出血が始まり、一月の末に肛門部にかけて痛みが増し、(引痙るような痛み)便通時には苦痛を訴えます。

一月の中頃から腹膜の状態になり、二月六日また出血、顔面蒼白、脈微弱、浄霊を施しても血色は出ず、食欲は大して減らず、食事の変化はあまりありません。

何の浄化でしょうか。」


明主様御垂示
「下腹から腰にかけて薬毒がある。

非常に血が濁っている。

出血のため一時貧血状態になるが、これは止むを得ぬ。

出るのは濁血で、出なくては治らぬ。

腎盂に血の塊がある。浄霊して溶かさなくてはならぬ。これを浄霊すれば治る。

これが急所で、治り難いものではない。」




明主様御垂示 「幼児の生理の原因は親の古血」 (昭和24年5月2日)

信者の質問
「女児が生後三日位で普通の月経と同様な事があり、近頃度々右のような事を聞きますが、これはいかなる訳でございましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「少しの間で後無くなる。

生れる時に古血を呑む・・・それが出る。

近頃、喀血をする子がよくあるが、医者は胃潰瘍だと言う。

そんな筈はないので、これは呑んだ血を出すのである。」




明主様御垂示 「幼児の生理の原因は親の古血」 (昭和24年8月23日)

信者の質問
「生後三月くらいの女子で、月経とちょうど同じようなことがあり、近ごろそのようなことをよく聞きますが、これはなぜでしょうか。」


明主様御垂示
「こんなことありませんよ。これは少しの間のことですよ。

これは生まれるときに親の古血を飲むんです。

殊に月なんかが充分多い場合などはそうで、生まれて二月か三月してからよく喀血するんですよ。

そういうのを医者は胃潰瘍だなんて言いますが、そんな小さな子が胃潰瘍なんかになるはずがないんですよ。

ただ、古い血を出すだけなんですから、なんでもないんです。

こういう子は、その古血が下から排泄されるんですよ。

だからじきにあたりまえになりますからね、なにも心配したもんじゃありませんよ。」




明主様御垂示 「口から生理を出す女性」 (昭和26年7月8日)

信者の質問
「口より月のものを出す女がありますが、霊的になにか意味がありましょうか。」


明主様御垂示
「前世において逆なことをしたからである。

ラッパ管の入口に毒素があるから、下腹部をよく浄霊することである。」




明主様御垂示 「逆月経」 (昭和24年11月22日)

信者の質問
「私は月経中には歯茎から血が出て、痛みも何も感じませんが、二日位でこれも止ります。

他の日には何ともございません。これはいかがなもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「人により逆に月経する人がある。鼻血や喀血などそれである。

下から出るのが出切れず上へ戻るのである。

そういう人は喇叭管(註 卵管)が細い。この人もこの一種である。

腹部に塊があって圧迫している。

それを除れば治る。」




明主様御垂示 「逆月経」 (昭和24年12月23日)

信者の質問
「二十五歳の女、本年二月頃痔を病み御浄霊にて全快しました。

それが月のめぐりの時で赤黒い、汚い血でした。

月経が終ると共に止り、その後ぶらぶらしておりましたが、また十一月中頃に再び喀血しました。

今度のは薄くて、ちょっと体を動かすと咳き込み、ごぼごぼと小さい椀一杯位一回に出ます。

今日では御浄霊によりずっと楽になり、時々血痰になりました。

熱は無しでほとんど平熱です。

本人は胸が何となく息苦しくて、あまり体を動かせぬと申しております。

そして、教修頂きたいと申しておりますが、いかがなものでしょうか、御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「月経の喀血である。毒血の多い人である。教修を受けさせた方がよい。」




明主様御垂示 「逆月経、月経閉止期」 (昭和23年7月25日)

信者の質問
「月経について(胃潰瘍と誤診さる)・・・」


明主様御垂示
「胃潰瘍なら胃痛があるべき筈である。

よく婦人で月経を吐く事があって、これが胃潰瘍と間違えられる事がある。

この場合月経と思われる。

もし腸出血ならば生命がないからである。

出血(胃)の場合、血の出る間は流動物をとる。血が止まってから粥にするといい。

一般に出血の場合は野菜を食うとすぐ止る。

肺病なども野菜食にすると喀血はすぐ止る。

そして肉食するとまた喀血するのである。

固まって溶けてくる時は痛む。

日本人は、芝居でみるごとく腹を切りながら喋っている。

日本人の身体は締りがあるので、身体にくっつくから、そう出血はしない。

これは野菜食のためである。

月経の止まるのは初経より三十三年目に止まる。

四十七、八歳より五十歳位で止まるものもある。」




明主様御垂示 「肋膜と月経」 (昭和24年9月19日)

信者の質問
「私の姉YY子(二十八歳)は十九歳の頃(月経初期)より肋膜炎を病み、医師により固めましたが、それより後に今日に至るまで月経が止まりました。

但し毎年お盆の十五日より一ケ月間は毎日多量に出血がございます。

出血の御浄化後は一ケ月位は相当に衰弱致します。

いかなるわけで御座いましょうか。霊的関係につき御垂示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「肋膜と月経は関係はない。」




明主様御垂示 「祟りによる無月経」 (昭和27年7月1日)

信者の質問
「四十五歳の婦人の教師。

二十三歳のとき子供を一人産み、その後無月経となりました。

その子に嫁をもらい、子供を二人産んで、その後無月経となりました。

母親は非常に薬毒がございますが、嫁はそれほどには思われません。

非常に心配して教会に参っております」

明主様御垂示
「それじゃ霊的です。」


信者の発言
「家はポンプ屋でございます」

明主様御垂示
「ポンプ屋に縁があるのかな。腹の中のポンプの効きが悪い。

それは霊的です。そういう霊的は子供を・・・それに祟りか何かあるんです。

一人が産むと、後は産ませないというようなね。

怨みとは限らないがね。」


信者の発言
「上の子供は四つか五つで、御浄霊を非常に嫌いでございます」

明主様御垂示
「霊です。苦しいんです。しかし治ります。信仰ですね・・・まだお祀りしてないんですか。」


信者の発言
「出張所になっております。父親が喜んでいないという点がございます」

明主様御垂示
「それは、熱心にしなければね。そうとう熱心にして徳をほどこせば、そのくらい治ります。」


信者の発言
「最近ようやく父親と子が頭を下げております」

明主様御垂示
「時節です。」




明主様御垂示 「生理がないのは貧血のため」 (昭和24年12月18日)

信者の質問
「昭和二十年入信のHK(三十三歳・女性)と申す信者、本年六月風邪の御浄化で床につき、段々肺病のような状態になり、衰弱もひどく、食事は辛うじて一杯ずつ位頂いております。

殊に二、三日脳貧血の状態になりますが、主としてどこを御浄霊致したらよろしいでしょうか。

今迄の主な患いは大腸カタルと扁桃腺の手術で、一年許り月経がないと申し、薬毒はかなり多く入れており、今後御浄化はいかがなようになりましょうか。

何卒御守護をお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「余程前から悪いのである。月経のないのは貧血のためである。

次には陰毛が減ってゆく。

女の健康は陰毛のいかんで判る。

弱い者程薄い。まず請合えない。衰弱次第である。」




明主様御垂示 「健康診査法 (生理・陰毛)」 (昭和25年2月7日)

信者の質問
「月経の多い人と少ない人では 霊的にいかなる原因が御座居ましょうか。御教示御願い致します。」


明主様御垂示
「体的である。

月経が多いのは血が多い。血を作る機能が強いのである。故に多い方がよいし、健康である程多い。

肺病になって月経がなくなると余程悪くなっている。

衰弱が増してるから、注意を要する。

陰毛など進む程薄くなる。」




明主様御垂示 「生理、陰毛による健康診断」 (昭和24年7月30日発行)

信者の質問
「二十歳の女、昨年六月に結核となり十一月まで入院しておりました。

月経もそのころ止まったと申します。以後御浄霊しておりますが、苦痛は楽になってきておりますが、衰弱がひどうございます。いかがでしょうか。」

明主様御垂示
「これは、特に肺病に多いんですが、肺病がすすむと月経がなくなるもんですよ。

つまり貧血になるんです。・・・この人はちょっと難しいですね。まあ見込みないでしょう。

だから手を引いたほうがいい。

ただ苦痛を緩和するのと、亡くなってから霊界でずっと楽になるのとで浄霊して上げるのはいいですがね。

月経がなくなったのはもうそうとう危いんですが、陰毛がなくなったのはぜんぜん駄目ですね。

人間の健康、不健康はね・・・ちょっとこんなことを言うのはおかしいようだけども、陰毛で判るんです。

これが濃いほど健康で、薄いほど不健康なんです。

これはまったくたしかなもんですよ。

もうひとつ、健康か不健康かは肩の弾力性で判るんです。

肩をおさえてみて柔らかいほどいいんです。

平常は丈夫な人でも肩が固いとよく急死しますよ。

世の中で成功する人は必ず肩が柔らかいですね。

つまり、肩の柔らかい人は精力があるんですよ。

固い人は精力がないから駄目なんですね。」


信者の質問
「肩の固いのは治りますでしょうか。」

明主様御垂示
「治りますよ。ただ長くかかりますね。」




明主様御垂示 「健康診査 (肩・陰毛・生理)」

信者の質問
「毛と病気、毛と因縁について御教え下さい。」


明主様御垂示
「病気になると毛が薄くなる。

頭に毒が多いと毛が薄くなる。

弱い人は陰部の毛が薄い。濃い人は健康である。

結核などやってる人は長くなると薄くなり、死期になると全部無くなる。

月経も無くなる。月経が無くなると余程芯が弱ってる。

健康診断の一番よく判るのは、肩の固い人はどんなに健康でも早死する。

非常に固まっていて身体全体が弱いのである。

肩の固い人は危い。

成功した人ほど肩が柔かい。精力があるのである。

また、肩の柔かい人は病気も治り易い。

であるから健康診断は一は肩、二は陰毛である。

弱い人でも、健康になると陰毛が太くて殖える。

弱い人は赤くなっている。」