医学断片集 (明主様御垂示 22)


明主様御垂示 「飯食の時半面発汗」

信者の質問
「御飯を食べると顔半面が汗をかきます。いかなる理由で御座居ましょうか。」


明主様御垂示
「御飯を食べると運動する。

すると顔の半分だけ毒があり、浄化が起る。頭がのぼせる。

逆上するのも顔面毒の浄化である。」




明主様御垂示 「老人が耳の遠くなる原因」

信者の質問
「老人になるに従って次第に耳が遠くなりますのは毒素の固結によるものと考えさせて頂いてよろしいものでしょうか。

また、御浄霊により聞えるようになるものでしょうか。右、御教示御願い申し上げます。」


明主様御垂示
「毒素の固結である。

ベートーヴェンの聾など、そういう訳である。」




明主様御垂示 「風邪より聴覚失った事例」

信者の質問
「本年八歳になる私の長男、七年前、風邪と同時に胸部に腫物が出来、手術を致しました。

その後消化不良並びに肺門を病み、レントゲンを二週間行いました所、

快方に向うも束の間、高熱が四昼夜も続き、氷冷により快方に向うと同時に耳が全く聞えなくなりました。

その頃、親戚より本教を知らされ御光を頂き、爾来五ケ年浄霊を続けておりますが、

耳から僅か膿が排泄され、身体に二度御浄化を戴きました程度でございます。

何か霊的原因がありましょうか。」


明主様御垂示
「気長に続ければ治る。霊ではない、薬毒である。これはまことに難しい。」




明主様御垂示 「歯痛の原因」

信者の質問
「春と秋、決まったように歯が痛みます。いかなる原因でしょうか。」


明主様御垂示
「歯の薬毒で痛む。歯の消毒薬が痛みの原因である。つけなければきっと痛まぬ。
 
消毒薬が腐って出ようとして骨に孔をあける。歯ぐきが痛むのである。

(二、三日前から私は歯が痛んでいる。以前服んだ薬・・・)」




明主様御垂示 「八重歯」

「八重歯は毒素があって閊えるのが原因で、浄霊によれば抜けないで位置が良くなる。しかし、歯が相当出たのは見込みがない。」




明主様御垂示 「唇の暗色」

信者の質問
「唇の暗紫色はいかなる原因で御座いましょうか。」


明主様御垂示
「血が濁っている。毒血が唇へ集ってくる。」




明主様御垂示 「肋膜から淋巴腺腫脹」

信者の質問
「私は本年三十九歳になります。十九歳の頃仕事に無理しまして肋膜を病み、半年位で治りました。

それから丈夫になりましたが、二年程前から首筋に瘰癧が出来、一年半位の間にレントゲン十回以上、

AO(註 アーオー。BCG以前の日本型結核ワクチン。医学的に見ても効果はなかったらしい。)の注射二十本位打っておりましたが、

段々悪くなる一方で、今ではリンパ腺が腫れて脇の下まで大きく腫れて来ました。

最近入信致しました。先生の浄霊を受けておりますが腫れと痛みは大分取れました。この病気は治るでしょうか。」


明主様御垂示
「治る。根気よくやる。

レントゲンは固める方法であるから、浄霊とは逆になるから、それを承知でする・・・

それだけ長くかかるのである。」




明主様御垂示 「喉頭結核、淋巴腺と腹膜(難症)」

信者の質問
「本年二十七歳の男子、一月末頃より両淋巴腺部に固結を生じ、食物が不進になり、音声には変化なく、

医師の診断により喉頭結核とされ、二月初めストレプトマイシンを五本致しましたが何等効果もなく、

段々固結が多く腫脹し苦痛を感じるようになり、二月十九日に教修を戴き、

三月八日、大先生様(註 明主様のこと)の御面会を戴き、後非常に元気になりましたが、

三月二十二日より急に発熱し四十度の高熱と下痢を伴い、三十七日間続き、漸次衰弱、親類の人達が心配し医師に見せましたところ、

今度は腸結核と診断、手当の致しようも無いとの事で御座いますが、御浄霊は毎日致しておりますが、

現在三十八度程度の熱、食事は二杯ずつ三度戴いておりますが、いかがで御座いましょうか。御教示御願い致します。」


明主様御垂示
「喉頭結核ではない。

淋巴腺を固めたのであろう。

声が嗄れるのは喉頭結核である。

食欲不振は熱のためで、淋巴腺の腫れる人は必ず腹膜がある。

固まる腹膜である。

熱が出て治りつつあり、ただその熱で衰弱する恐れがある。

浄霊をドシドシして熱を除るといいが、こうなった以上は固めても生命に係わる。

実に厄介である。どっちとも言えぬ。」




明主様御垂示 「風邪より発声異常になった事例」

信者の質問
「三十九歳の女子、十六歳の時風邪に犯されてより音声が微かにしか出なくなりました。

最近御浄霊を約半月程続けますと発病当時の状態のように発熱し、痛みが出て参りました。

そのまま浄霊を続けさせていれば快くなって参りましょうか。」


明主様御垂示
「良くならんがための浄化作用である。

声が出ぬのは弁の振動であるから、それが弁の所へ塊が出来て動きが悪くなっているのである。」




明主様御垂示 「角膜移植は一時的効果を生むにすぎない」

信者の質問
「先日、毎日新聞に死人の眼の角膜を盲人に移植することによって眼が見えるようになったと発表されておりましたが、いかなる理由によるものでございましょうか。御伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「一時的のものである。医学は一時的の事を大変な効果のあるように騒ぐ。

一時いいのでやる。一時よくするのと根本的に良くするのと違う。」




明主様御垂示 「感冒と寒暖、痰の色」

信者の質問
「結核が感染せぬ理に基けば冬季より夏季の方が感冒患者が多いわけですが、事実はその反対ですがいかなるためでしょうか。

特に空気が乾燥するかもしくは急激な寒さに接するとき感冒に罹る理由・・・」


明主様御垂示
「保温のための自然作用により体内は冬の方が温かい。夏は温度が低い。

あらゆる身体の毒素の溶けたのは全部一旦肺に行って排痰さるるのである。それを固めようとする。

肺膜は二枚あり、空気を入れると拡がる。一方だけ止まる。

すると中にある痰が固まる。暫く経つとまた溶ける。

古い痰は黄色で非常に臭い。これに結核菌が湧く。

次は青、次は白で、次は透明で、浄霊すると透明になる。」




明主様御垂示 「スペイン風邪とは」

信者の質問
「新聞にスペイン風邪が三月に日本に襲来するとか、欧州から東の方へ移りつつあるとか言われていますが、どんな原因の病気でどう言う訳で東の方へ移動するのでしょうか。」


明主様御垂示
「この前の欧州大戦の時、欧州から日本へ風邪が流行した。

今度も来るとは限らぬ。

人間の考えはアベコベで、霊的お浄めであって、人間の心が戦争で殺伐になって罪穢が溜っているのを掃除される。大いに喜んでいい。

こういう事は前に人間に判るものでない。」




明主様御垂示 「イタリヤ風邪」

信者の質問
「イタリヤ風(症状は高熱と神経痛を来す)の浄霊法を・・・」


明主様御垂示
「イタリヤ風邪でないという説もあるが、やはり浄化である。

熱は無論・・・。

神経痛は、その痛む個所の毒で、それがどっかから出ようとするその痛みである。

そこを浄霊すればよい。」




明主様御垂示 「無熱性肺炎について」

信者の質問
「医学でいう無熱性肺炎について・・・」


明主様御垂示
「熱があるから肺炎で、ないのは肺炎ではない。

肺炎と似た症状で、熱の出ないのがある。

浄化が変態的となり、毒が溶けるんでない。

浄化も微弱で、熱が出ずに浄化する訳である。」




明主様御垂示 「喘息発作と米材建築」

信者の質問
「喘息は米材で建築した家に入ると浄化が起るのはいかなる関係によるものでしょうか。」


明主様御垂示
「医学で言うが、とるに足らぬ。喘息の発作はちょっとした動機で起る。

これはそうでない。起る時にそういう事を見たりしたりして気にするのである。

喘息の起ろうとする時そういう事があった。

医学は原因を他に転嫁する。

そして他の影響によって起るという。

他に罪を転嫁する。自分に原因がある。

この思想は猶太思想で、仕事を怠けて食うに困ると、社会機構が悪いとか、壊さなければならぬとかいう。これが共産主義である。

資本家とて労働者がなったもので、資本家が余りに自欲のみで愛のないのはいけない。

事業の衰微せぬ限度において・・・。

病気も自分自身にある。」




明主様御垂示 「結核再浄化、衰弱して浄化強い理由」

信者の質問
「結核等の末期によくありますが、相当衰弱、死に瀕しているにかかわらず、強い御浄化が続き死んでゆく人がありますが、

この一見矛盾した最後的御浄化は、例えば霊界へ行く用意として神様より特に御浄化を賜わるような訳があるのでしょうか。」


明主様御垂示
「結核は強い薬を沢山入れているから再浄化するのが多い。

浄霊により体に力が出てくると、体的の薬毒の排泄作用が起る。

強い浄化するのもそのためである。

そういうのは必ず肩に大きい塊がある。

急所へ触れてやるとズンズンよくなる。

故に急所を発見する事と塊を溶かすだけの霊力の強さを要するが、大抵そこまで行くと駄目になる。

要するに浄化が強いと思えばよい。」




明主様御垂示 「良質再浄化―結核」

信者の質問
「三人家族の信者、兄は満二十二歳で一昨年の十月に空洞まである結核と診断され、

絶対安静を申し渡されて以来御浄霊を受け、七月頃より約四ケ月にわたる下痢、痔、続いて寝汗と次々と御浄化いただき、大変楽になり、深く感謝しております。

それで一時はそのまま起きられるかと思われました。

一ケ月程前より再び寝汗をかくようになり、今迄と違って昼間はかかず夜寝てから、特に夜明け頃にだけ流れる程の汗をかくようになり、

その上咽喉が赤く腫れて苦痛がりますが、いかなる経過でしょうか。」


明主様御垂示
「性(たち)のよい再浄化である。

下痢、痔などで浄化されたのである。

痔は腫れて開孔する。」




明主様御垂示 「結核再発の扱い」

信者の質問
「結核再発の患者で、病院で治らないで半月程前より私が浄霊を致しております。

最初は粥を茶碗に八分目位頂けるだけでしたが、段々食欲が増して来ますが、段々衰弱して来ました。どうしたらよろしいでしょうか。」


明主様御垂示
「これは難しい。

浄化によって毒を出さねばならぬが、それには熱、咳等が出て衰弱を増す。

病気がよくなり、衰弱するという訳である。

安静にせず浄霊すると浄化が強まる。

病気が治りつつ衰弱する結核患者はよほど長い間薬を服んでいる。

見込みなしと思っていい。恐らく駄目と思う。受合わないでやる外ない。

止めた薬毒の浄化が大変である。

しかし浄霊すると苦痛は緩和される。

霊界の事を説いて、霊になって救われる事を話す外ない。

浄霊すると健康は回復する。

すると衰弱する訳で始末が悪い。

疥癬の次に来る症状は他の症状となる。

今後強くなると一時に発するから大熱起り、吐き下し、頭痛、身体中ブチ壊れたようになる。」




明主様御垂示 「肺結核難症と入信」

信者の質問
「四十四歳の男子、四年前より肺結核、昨年十一月頃より床につき、三十八、九度の熱が持続しております。

本年四月入信以来毎日浄霊を受けていますが、全然熱が取れず、なお、四月末分会長先生の浄霊を頂いた翌日、もの凄く浄化を頂き、脂汗を流して苦しみました。

なお、食欲はありますが大分衰弱しています。右、浄霊法・・・」


明主様御垂示
「難しい。肺結核は殆どこれである。

約四年間に薬飲んでいるから、浄霊をすると薬が溶けて出る。

それで咳、痰、熱が出るので衰弱する。

病気は治るが、衰弱するのでもたない懸念がある。

塊が溶けねば熱が冷めぬ。非常な霊力が要る。

徐々としてやる外はない。一週間に一回か二回やって安静にする。

病気と浄霊を睨み合わしてやる。

生命に関係した病気は治ってから入信するようにせよ。」




明主様御垂示 「結核の空洞」

信者の質問
「結核菌が空洞をつくると医者は申しますが、これはどう云う事でしょうか。」


明主様御垂示
「肺胞におデキが出来ると膿が出る。その孔のようなものである。

やがて元通りになる。

医学はそれを保存するやり方である。」




明主様御垂示 「樹脂球の処置」

信者の質問
「一昨年六月肺結核を発病し、同九月に肋膜外合成樹脂充填の手術を受けました。

昨年七月より信徒となり浄霊を受けておりますが、肋膜外に充填した合成樹脂球の始末に困っております。

卵型の厚さ一粍の樹脂球なのですが、体内においては変化するものでしょうか。

現在迄のところでは変化はありません。

いかにしたものでしょうか。善処を御指示下さい。」


明主様御垂示
「除ってしまうといい。入れたものであるから除れる。除ってもらう。

身体にあって苦痛が出るからと言って除ってもらう。

人間は余計な物があってはいけない。」