医学断片集 (明主様御垂示 20)


明主様御垂示 「漢方薬が最も恐ろしい」 (昭和28年8月1日)

信者の質問
「ストレプトマイシン、ヒドラジットなどは激しい薬毒ではありますが、マイシンなら何本と、どの程度以上が生命に危険の及ぶものでしょうか」


明主様御垂示
「それは分かりません。そういうことは人の体にもよります。

マイシンを五十本うっても平気な体力の人もあるし、十本か二十本で非常に弱る人もあるから、その人の体力によります。

それから医者が扱うときに、何十万単位とかいうが、それもあんまり知れたものではありません。

医者が思っている体力がそれだけのときもあるし、医者の考えでこれはもっと強いというときは強くやるからで、分かるものではありません。

それは問題にする必要はありません。

それからその人が長い間医者にかかったり、またいろんな薬があります。

マイシンなどができる前のもありますし、漢方薬もあります。

この漢方薬が恐ろしいのです。

マイシンやペニシリンより漢方薬のほうが恐ろしいかもしれません。

これは量が多いのですから。」




明主様御垂示 「神経作用と病気」 (昭和28年9月1日)

信者の質問
「天候が悪いときには浄化が促進するということを聞きますが」

明主様御垂示
「それは昔の人が言うことです。

陽気が悪いから体に気をつけろとか言います。」


信者の質問
「病気が悪化するというのでなく、そういう概念で浄化が変るものございましょうか」

明主様御垂示
「それはいくらかはありますが、たいしてありません。

そのために病気が起こるわけではありません。

ただ病気が起こるのが目立つのです。

それはその神経作用というのはたいへんなものです。

何でもないのに“さっきあなたが食べたのに毒がはいっている”と言うと、それから急に腹痛があることがあります。」




明主様御垂示 「化粧の鉛毒について」 (昭和28年9月1日)

信者の質問
「化粧の鉛毒になるのは、女より男のほうが多いようですが」

明主様御垂示
「それは俳優だからです。女はつけないからです。」


信者の質問
「霊的の意味ではないのでしょうか」

明主様御垂示
「そういう意味はありません。

それは男は女よりも黒い顔ですから、ずっと濃いのを使うからです。

顔を白く見せなければならないから厚く塗るわけです。

以前のオシロイは原料はほとんど鉛ですが、今はほとんど使いませんから、今は鉛毒ではありませんが、昔はそうでした。」


信者の質問
「エノケンが鉛毒のようでございましたが」

明主様御垂示
「そうではありません。

足に脱疽ができ、浄霊ならすぐ治りますが、切ったから、それで長くかかったのです。

エノケンは女形をするわけではないから鉛毒にはなりません。」


信者の発言
「舞台で汗が出ないのは、汗が出ないようにオシロイで塗りつぶすためだそうで、非常にたくさん使うそうでございます」

明主様御垂示
「そうです。しかし今はたいぶんよいですが、昔はもっと酷かったのです。」




明主様御垂示 「盲腸の機能」 (昭和28年10月1日)

信者の質問
「文明の創造の中の手術の項に“盲腸の機能は背部”とありますが」

明主様御垂示
「背部ではちょっと違います。背部の腎臓というのなら合ってます。」


信者の質問
「アメリカを救うでは“下半身の毒素”とあります」

明主様御垂示
「そうです。下半身の毒素が背部腎臓部に溜まって盲腸のほうに出てくるという順序です。」




明主様御垂示 「先祖の曇りより薬毒のほうが多い」 (昭和29年2月1日)

信者の質問
「薬毒のことにつきまして、昨日ある医師といろいろ話をしました。

医者のほうも薬毒は分かっているのですが、結局最近は高血圧、癌というような症状で死ぬ人の年齢が低くなってきたということは、それだけ血が濁ってきたからだ。

だいたい腎臓で濾過してきれいにするべきであるにかかわらず、腎臓が悪くないのに死ぬということは、腎臓の機能を越えて血を濁らす何物かがある。

私はそれが薬毒だと言うのです。

それで血の濁りは食物にもある、最近に至って人間の食物が変ってきたに違いない。

ところが変ってない。ただ薬が変ってきたわけです。

医学でも薬毒は認めるが、これは一定時間に排泄されるということを主張しているわけであります。

それから話は体質ということになって、お酒も一升飲んでも平気な人もあれば、二、三杯飲んでもフラフラになる者もあり、同じ薬でも強く働くのもあり、大して働かない人がある。

それをどう説明するか、と言って来たのです。

それも宗教面とすれば、霊の曇りということになります。

霊の曇りということになると、人間の罪ということになりますが、これは前世の罪もあれば、祖先の罪も、自分が今生で犯してきた、その上に薬というものが働くというように考えてしかるべきだ、という気がしたのでございますが」

明主様御垂示
「根本的に違ってます。

薬というものは、薬によっては排泄されるものがあるというそれが根本的に誤りです。

全部体外に出ないのです。残っているのです。

その代わり減るには減ります。

それから曇りというのは、祖先の曇りというのは知れたもので、薬毒のほうがずっと多いです。

薬毒で霊を曇らせるというそれがほとんどです。

よくお蔭話で“自分のような罪穢れの多い者は”とありますが、

そういう罪穢れはいくらもないので、薬毒のほうが十倍も二十倍もあります。」


信者の質問
「それで医師が、薬毒の浄化ということは考えられる、しかしそれが人によってやはり働きが違ってくる・・・」

明主様御垂示
「なるほど体質には違いないが、体質がどうして一定でないか、それはどこに原因があるかということです。」


信者の質問
「過去においての薬毒が変化を与えると・・・」

明主様御垂示
「それでよいのです。

それから体質は人間はみんな同じなのです。

なぜ同じかというと、浄霊で治す方法は同じです。

そうすると浄霊で効く人と効かない人があるわけですが、そうではない。

皆同じように浄霊が効くのです。

ただ薬毒の多い少ないによって、長短はありますが、浄霊で治るという現われ方は誰でも同じです。

こっちの痛みは浄霊で治らない、こっちの人は治るということはありません。

そうしてみると体質というのは同じなのです。

人間の体は、みんな首があって手があって足があるのと同じで、みんな同じです。」


信者の質問
「体質の遺伝ですが、弱い体質とか強い体質とかいうことは」

明主様御垂示
「あります。薬の多い者は弱いし、薬が少ないと強いのです。」


信者の発言
「ただその薬が、親が服んだ薬とかいうと医者のほうでは分からないというのです」

明主様御垂示
「そうです。

だから今ではハンセン病でさえ遺伝しないということになっているのです。

つまり医学はごく幼稚で、そこまで分からないのです。」


信者の発言
「残るということが論争の頂点になってます」

明主様御垂示
「もう論争はいらないので、事実です。

そうすれば、もし薬毒の影響がないとか、薬が良いというものなら、薬を服まない以前の人間が非常に弱くて、薬を服んでから非常に強くなったというのなら、薬は良いものです。

それから薬が本当に効くものなら、もう病人がなくなっているはずです。

先祖代々飲んだのだから・・・。

さもなければ、まだ薬の服み方が足りないということなら、病院に入ってウンと服ませるとよいです。

効くものなら・・・。“あなたはどのくらいやった”“三年服み続けた”“それでは治っているはずだ”。

“あなたは”“三カ月”“それではまだ服み方が足りない”というわけになり、薬が効くものなら、とうの昔に病人はなくなっています。」


信者の質問
「ただ今新聞に死亡の広告が出ておりますのを統計とっておりますが、

医者は五十から四十前後で死んでおり、他の人は六十、七十で死んでおります」

明主様御垂示
「ですから博士が一番早死にです。

それで医者に聞いたところが、それは医者は病人を扱うので、どうしても伝染する機会が多いからだと言うのです。」


信者の質問
「昨年の十月頃は四十代というのはありませんでしたが、十一月、十二月となってくると四十代というのが多くなってまいりました。実にはっきりしております」

明主様御垂示
「やっぱり、やっぱりですね。

人間という奴は瞞すのに非常にすばらしい力があるが、また瞞されるのも非常に多いです。

瞞すのが実に多く、また瞞されるのが実に多いです。

そう思うと分かります。」




明主様御垂示 「寿命の長短」 (昭和29年2月1日)

信者の質問
「寿命の長短というのに、一つの系統というものは・・・」


明主様御垂示
「あります。

これは系統というのが、薬毒の多いのが一番の系統です。

それから特種な薬毒です。

脳溢血のは遺伝します。

親父とか祖父さんが脳溢血なのは、きっとやります。

そういうのは薬毒が多いのと、それから薬毒によって種類が違います。

同じ漢方薬でも、ゲンノショウコもあるし、他のもあるし、それによってその人の体質が違うわけです。

しかし大きく見れば同じ薬毒ですから、同じものです。種類は違うが・・・。」




明主様御垂示 「アルバジルの毒性は危険」 (昭和29年2月1日)

信者の発言
「狭心症で、アルバジルを使うと赤紫色に出るのです」

明主様御垂示
「そこに薬毒が固まっているのです。毒血が固まっているのです。」


信者の質問
「医者がくれる薬を使うと、出る場合と出ない場合がありますが、自分でなめてみて、これはアルバジルが入っているなと思うと、その晩にすぐ出ます。

その場合は集まっているのが溶けて出るのでございましょうか」

明主様御垂示
「集まっているのが出る場合と、新しいものがすぐ出る場合と、それからアルバジルの種類でも違います。

すぐに出るように作ってあるのと、そうでないのと、濃いのも薄いのもあります。

しかしアルバジルで死ぬのは非常に多いです。

この頃はほとんど作らないようになりましたが、実に怖いです。

一時効くから中毒になってしまうのです。」


信者の質問
「アルバジルを多く服んだために狭心症のような症状が出るのでございましょうか」

明主様御垂示
「無論そうです。

アルバジルは命には一番効くようです。

命がなくなってしまいます。

私は前にアルバジルで死んだ人をずいぶん聞きました。」