医学断片集 (明主様御垂示 18)
明主様御垂示 「鼻茸手術により発狂し死亡することもある」 (昭和27年5月25日発行)
信者の質問
「一、昭和十八年十月、鼻茸手術。大出血後衰弱はなはだしく、約八カ月発狂状態になりました。
一、同十九年七月、脳病院にて半年治療し、約四年間はだいたい良くなっておりました。
一、同二十三年三月、狂暴性になり「カッカッ」と奇声を発し、水を吐くような状態はなはだしく、家人他人の見境なく暴行を加えます。
このころより本人は少し気分が良いと、お大師さんや種々の神様に一人でお詣りいたしますので、本人の希望と思い、親も種々の信仰をいたしました。
一、同二十六年七月、本教のお道を知り、母が御守り様をいただき、同時に屏風観音様を御奉斎、他家に嫁ぎし姉もともに入信させました。
一、同二十六年九月、本人入信し、お蔭をいただきましてだいぶ良くなりました。
一、同二十七年二月、光明如来様を御奉斎。
約一カ月後またもや狂暴性になり、家人に暴行を加える(特に母)。
一、同二十七年三月二十七日、もったいなくも、光明如来様に手を掛けて引き破り、仏壇をも覆し、
その後も相次いで仏壇を覆し、最後に祖母の位牌をばらばらに壊しましたので、仏壇を階下に降ろしました。
四月十四日ごろまでは引き続いて母に暴行を加えておりましたが、その後はだいぶおちつき、寝るときが多くなりました。
一、家は元真言宗を信仰いたしておりましたが、いまより六十年前、曾祖父が黒住教に転向し、
二十六年三月より(本教入信前)病床の祖父承知の上、御仏壇には断りなしに元の真言宗に復帰しました。
一、昭和七年ごろまでは、家運とても良かったのですが、家の裏の榎の古木を切り、そこに炊事場を建ててより、だんだん家運が傾いてきました。
一、十八年十月、兄が輸送船沈没により水死しました。その兄が炊事場より入ってくる夢を、家人が三人とも見、このときより家人が相次いで二人死亡しました。
なお遠い親戚にも古木を切ってより後に発狂して死亡した者がございます。
一、父および兄夫婦はお道のことが判らず未入信で、兄夫婦および子供らは危険につき別居させています。現在では御守護によりおちついております。
イ、本人の発狂は、なにが主因となっておりましょうか(古木となにか関係がございましょうか)。
ロ、もったいなくも光明如来様を破り、また仏壇を覆すのはどういうわけでしょうか。
ハ、今後いかようにさせていただいたらよろしゅうございましょうか。
右謹みて御垂示のほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「直接の原因は鼻茸手術のためである。
鼻茸手術は非常に恐ろしいもので、酷いのは気が狂って死ぬ人もある。
榎(えのき)伐採のため木に住まっていた木龍の祟りもある。
しかし手術のほうはいまさらしかたがないが、木龍のほうは、庭のなるべく清い所へ小さくともよいから榎を植えて、光明如来様に木龍がそれへ移るようにお願いすればよろしい。」
(註 鼻茸・・・鼻炎などの際に、鼻腔にできるキノコ状の腫瘤(しゅりゅう)。鼻ポリープ。)
明主様御垂示 「薬毒と悪霊による胃部の盛り上がり」 (昭和27年5月25日発行)
信者の質問
「昭和二十一年以来家族全員入信させていただき喜んでおります一家でございます。
昨年十二月末、父が下痢の御浄化をいただき、九十日余り続きました。
その間三、四日下痢の止まったことが二回ございました。
そのうち、胃の下部が時折高くふくれて、なんとも言いようのない苦痛を感じます。
御浄化をいただくと、グズグズと低くなり、また高くふくれてまいります。
そのころから食欲がおとろえ、やせてきました。
三月三日、中教会にお詣りさせていただき、会長先生の御浄霊をいただきました。
五日ほどお詣りさせていただき、たいへん気分が楽になり、少々仕事もできるようになりましたが、
食欲は進まず、胃部の高くなるのが日一日と回数を増し、モゴモゴ動くようになり、気持ちがたいそう悪く、食事がいよいよ進まなくなりました。
胃部のふくれはそのままで移動いたしますし、右のほうもたいへん高くふくれてまいりました。
ごはんなどはほとんど食べられず、おかゆの汁、卵、ミルクなどを少しずつ食べております。
腹のすいたときは、ふくれた高いものが割合低くなり、モゴモゴもいたしません。
また横に寝るとモゴモゴ動くのが少なく、食後と上向きに寝るとモゴモゴが強く、苦しみも大きゅうございます。
四月十四日ごろから便秘いたし、ますます食事が進まず、胸がムカムカつかえておりましたところ、
二十日の夕方、洗面器(直径六寸、探さ四寸くらい)にほとんど一杯一度に嘔吐いたしました。
その後しばらく胸も腹もともに楽になりましたが、またすぐ元の通りに苦痛が増し、食事もいただけません。
しかし御守護によりまして用便も一人ですませ、入浴も毎晩のようにやっております。
また食べる味も、煙草の味も少しも悪くございません。従って気力もなかなか元気でございます。
いかなる御浄化か、いかがさせていただけばよろしゅうございましょうか、謹みてお伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「原因は薬毒で、それに悪霊が邪魔しているのであるから、割合長くはかかるが、治るから心配しないでよい。
よく神様にお願いし、御神書を読むようにしなさい。」
明主様御垂示 「親の薬毒が原因の脚部の固結」 (昭和27年5月25日発行)
信者の質問
「信者HM二十二歳(最近入信・男性)は五、六歳ごろより左足大腿部より足首までの後側に卵大の固結二個、小指ほどの固結四、五個でき、なんら変化なく、今日にいたっております。
労働後若干痛みを感ずる程度ですので放任しておりましたが、四、五年前より種々の治療をいたしました。
足首の小さい固結一個を手術除去いたしましたが、またもと通りになってしまいました。
浄霊を始めましてよりまだ一週間でございます。特別に変化はございません。
固結のできる以前には薬はいっさい使ったことがないそうです。
原因はなんでございましょうか。謹んでお伺い申し上げます。
なお浄霊は熱心な信者TT(35・男性)がさせていただいております。」
明主様御垂示
「親の薬毒である。根気よく浄霊すれば長くはかかるが必ず治る。できるだけ運動するほうがよい。」
明主様御垂示 「裂傷の傷跡が浄霊で消えるとした事例」 (昭和27年5月25日発行)
信者の質問
「昨年十月十六日、私儀子供H(四歳・男子)が高さ二尺くらいの座敷から庭に転落いたしまして、その際左額面に長さ三センチ幅五ミリくらいの裂傷を負いました。
ただちに私が御浄霊をさしていただき、痛みも出血も止まりましたが、なお念のためNM教師の御浄霊もお願いしました。
四、五日経ちますと膿が出まして、ちょっと御浄化がありましたが、それも間もなく治り、現在では完全に癒えておりますが、傷痕が少し低く、薄皮にて赤くなっております。
御浄霊は毎日続けております。今後も気長に続けておりますと傷痕はすっかり消えるでございましょうか。
右謹んでお伺い申し上げます。
なお私儀お蔭様で御屏風様、大光明如来様御奉斎させていただいております。」
明主様御垂示
「勿論元通りに治るから安心しなさい。」
明主様御垂示 「舌癌類似の鼻茸」 (昭和27年6月1日)
信者の質問
「昨年夏、舌に小さいものができ御浄霊で治りましたが、
本年になり鼻茸(はなたけ)のようなものができ、咽喉の下のほうにもできております。
先のほうもダラダラしており、食欲がなくなりましたが御浄霊いただき食欲も出てまいりましたが、時々痛みを感じております。
十数年前に麻酔をしております。薬毒でございましょうか。
舌癌(ぜつがん)ではないかと思いましたが・・・」
(註 鼻茸・・・鼻炎などの際に、鼻腔にできるキノコ状の腫瘤(しゅりゅう)。鼻ポリープ。)
明主様御垂示
「薬毒ですよ。何でもないですよ。
気長にやればすっかり治りますよ。その代わり長くかかりますよ。
医者に行けば舌癌だと言いますよ。」
明主様御垂示 「チフスを冷やしたせいで耳の下に穴の開いた事例」 (昭和27年6月1日)
信者の質問
「本年一月お伺いし御守護いただきました者でございます。
医師に咽喉癌と言われました。
耳の下に小豆大の穴が開き鼻、咽喉、耳と三方に抜けております」
明主様御垂示
「穴が開くというのは、膿でもあったんですか。」
信者の発言
「最近一週間に五回一合ほど出ております」
明主様御垂示
「そうすれば、それは塞がって来ますがね。」
信者の発言
「毎日その穴に膿が溜まっております」
明主様御垂示
「それは結構です。熱は・・・。」
信者の発言
「二週間ほど前にありましたが、だいぶ取れております」
明主様御垂示
「そうすれば流動物を摂(と)ればいい。」
信者の発言
「そういたしております」
明主様御垂示
「いくつですか。」
信者の質問
「六十才でございます。
家庭的に何かあるのではないかと思われます。
娘が婚家先で非常な病気となり離縁いたしましたが、ある人の世話で二号となり、その旦那が父と同じ病気になり始めました。
非常に反対しており、娘の御守様を取り上げたこともございます。何か関係がございましょうか」
明主様御垂示
「そう何にも、その人が親父とどうということはないでしょうがね。
しかしそういう人は今たくさんありますよ。
薬毒ですね。みんな薬毒ですからね。霊的じゃないですよ。薬毒ですよ。
ですから、その人はもう少し経ったら肉が上がって塞(ふさ)がりますよ。
つまり塞がらないのは、まだ毒があるからで、毒が取れれば塞がります。」
信者の発言
「チフスで頭を冷やしたそうでございます」
明主様御垂示
「無論それは頭の毒です。」
明主様御垂示 「寝起きのときだけ食事を摂れる患者」 (昭和27年6月1日)
信者の質問
「普通に食事がいただけず、起きて三十分以内ですと、お水一杯のあといただけます。
他のときはぜんぜん摂れず、無理に摂ると水一杯でも非常に発汗し興奮し苦しみます」
明主様御垂示
「つまり、寝たあとは入るというのは、胃の噴門(ふんもん)の上に毒がある。
寝ているとその毒が後ろのほうにあるから、噴門のほうに穴が開いている。
起きるとそれが下がって来て、それを塞ぐという意味でしょう。
ですから胃の後ろに固まりがありますよ。
それと前からの・・・噴門と、それで治るわけです。」
明主様御垂示 「骨折後未接着前に動かしても差し支えない」 (昭和27年6月25日発行)
信者の質問
「本年三月二十二日入信させていただきました。TE(男性)、五十八歳。
昨年五月二十九日木材伐採中、左脚首骨折いたしまして入院、手術により接骨いたしまして、二月十五日退院。
その後通院加療中お道のありがたいことを知らせていただき、入信と同時に通院停止、御浄霊をお願いしていましたが、
労災補償のため保健所より検診を求められ、レントゲン患部撮影いたしましたところ、接着面が約半分(五分くらい)ズレておりました。
通院中は二分くらいズレておりました。
医師は再度手術をすすめますが、本人は医療とは手をきり、神様におすがりいたしております。
御浄霊により元の位置に接着していただけましょうか。
固着するまではこの足を動かしてはいけないのでございましょうか、謹んでお伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「浄霊で治るとともに動かしても差し支えない。」
明主様御垂示 「目の癲癇」 (昭和27年7月1日)
信者の質問
「五十二歳の婦人。目の玉が時々白眼になり、しばらく放置しておきますと普通になります。
どういう原因でございましょうか」
明主様御垂示
「病気じゃないんですか。白内症のような・・・」
信者の発言
「しばらくの間で、目の癲癇というようなものでございます」
明主様御垂示
「霊的です。
悪い霊が憑るか、あるいは目に罪があって、その曇りが時々出るんです。
信仰はいつ入ったんですか。」
信者の発言
「まだ入っておりません」
明主様御垂示
「一番分かりやすく言えば目の癲癇です。
霊的の・・・刹那的のものです。」
明主様御垂示 「氷、冬の雨で浄化する事例」 (昭和27年8月1日)
信者の質問
「未入信(三十二歳)の者、夏、氷を食べると口と手足が痺れ、冬は雨でも水でも触れると赤く腫れ上がります。
霊的のようであり、体的のようでもございますが、御浄霊の重点はどこでございましょうか」
明主様御垂示
「今までに注射をしてますか。」
信者の発言
「若いとき肋膜をいたした際にちょっとで、他にたいしたことはいたしておりません」
明主様御垂示
「そういうのは聞いたことがない。
赤くなるだけで痛くも痒くもないのですか。」
信者の発言
「赤く腫れるだけでございます」
明主様御垂示
「何かおかしな薬毒か、薬毒でないまでも妙な・・・食べ物か何かの毒がある。血が濁っているのです。」
信者の質問
「全身御浄霊でよろしいのでしょうか」
明主様御垂示
「浄霊すれば治ります。たいしたものではない。」
明主様御垂示 「冷水で手足が腫れる事例」 (昭和27年8月1日)
信者の質問
「以前黄疸をいたし、いろんな薬をそうとうに飲んでおりますが、
冷たい水に入ったり洗濯の場合に手足が腫れますが、薬毒でございましょうか」
明主様御垂示
「薬毒です。何かの薬です。
黄疸はいろんな薬を飲むから、やっぱりいずれかの薬毒です。
まったく医学というものはしようがないものです。」
明主様御垂示 「冷たさにより集中する薬毒もある」 (昭和27年8月1日)
信者の質問
「疥癬になります前に、冬、顔を洗おうとして冷たい水に手を入れますと、その刺激で二、三時間感覚がなくなりました。
それよりしばらくして疥癬の御浄化をいただきましたが、やはり毒の・・・」
明主様御垂示
「そうです。それで薬の性質によって、冷たいとそのところに毒血が集まり、それから火傷すると集まるという毒もある。
火傷をするとよく膿をもつが、火傷をするとその刺激によって集まるのです。
やっぱりお灸と同じです。
冷たいのはその反対の性能をもった薬です。」
明主様御垂示 「同時刻に発生する浄化症状について」 (昭和27年8月1日)
信者の質問
「一月から二月にかけていつも同じ時刻に痛む場合は一応霊的と考えてよろしいのでしょうか」
明主様御垂示
「霊的とは限らない。
薬毒でもそういうことはあります。
あるけれども霊的のほうが多いです。どこが痛むのですか。」
信者の発言
「一人は五十五歳くらいの男で結核と言われ、昼の一時頃になると腹部から胸にかけて痛みます。
もう一人は三十五歳くらいの男で、腸結核で半年間血便が出、下痢もあり衰弱がひどく、
夜中の十二時より二時頃にかけて腹部の固結が激しくそこが痛みます」
明主様御垂示
「最初のは霊的です。後のは薬毒です。その違いがあります。」
明主様御垂示 「発音障害の原因」 (昭和27年8月1日)
信者の質問
「九歳の男、頭脳は普通で薬毒もなく病気もしておりませんが、サ行の発音が出ません。どういう関係でございましょうか」
明主様御垂示
「よくあります。舌の関係です。
ここ(頚部淋巴腺)のどこかに固まりがあります。
サ行に動かないのです。」
明主様御垂示 「人体内に入れた異物は快復してから出すべき」 (昭和27年9月1日)
信者の質問
「三十五才の女。二十五年左乳房にしこりができ、単純性癌と・・・」
明主様御垂示
「そうすると複雑性癌もあるのかな。」
信者の質問
「手術をいたし左腋下のリンパ腺を摘出し、レントゲンにて火傷をいたし、呼吸困難となりました。
後レントゲンにて第五脊椎骨に癌があるとて小牛の脳下乗体を移植しております。
四月に主人と共に入信いたし御浄霊をいただいております。
浄化激しく、移植の個所に激痛があります。
六月頃より再浄化をいただき、熱が高くコップ半分の鼻血にて胸のつかえは良くなりました。
親族中に汽車にて即死等の者がございますが、これは霊的に関係がございましょうか」
明主様御垂示
「霊的に関係ありません。それは医学の被害者です。」
信者の質問
「脊椎に癌ができているのでしょうか。御浄霊の箇所はどこを・・・」
明主様御垂示
「それは分からない。私が医者なら分かるが・・・自分で手術したなら分かるが、だいたい腋の下のリンパ腺を取ったのでしょう。それが非常に悪いのです。
よく乳癌の手術であれを取りますが、あれを取った者はたいてい駄目になります。
人によると腕がとても腫れます。先に私はずいぶんやったことがあるが、怖いですよ。
急所というのは、痛みとか麻痺したとか固まったとか、そこに薬毒があるので、それが急所で、それを取れば結局熱と痛み、そういったものはなくなります。
そうすれば生命には差し支えないです。
それが溶け方が遅いと・・・薬なら薬の量が多いとかすると溶け方が遅いから、熱が出たりいろいろするから衰弱するが、
この状態をみると食欲やそういうことに影響しないようだから、生命だけは良いと思いますが、しかし確実に言うことはできません。
どのくらいどういう薬を入れたものか分からないから。
ですから今よりも浄化が酷くなければ助かります。
それからもう一つ体内の障害者にしたそのために、筋が吊るとかいろんなそういったことは死ぬまであるでしょう。
新規にこしらえ直すよりしようがありません。
しかしそれも慣れるに従ってある程度は緩和するものです。
浄霊してからどのくらいになりますか。」
信者の質問
「四月よりさせていただいております」
明主様御垂示
「今衰弱のような傾向はありませんか。」
信者の質問
「たいへん痩せております」
明主様御垂示
「元から痩せてますか。」
信者の質問
「前より痩せております。意識ははっきりしており、最近は食べたいと言っております」
明主様御垂示
「それは良いです。もう少しやってみるのです。
で、だんだんはっきり分かって来ます。
二回目はどこの手術をしたのですか。」
信者の質問
「右足太股の外側に移植しております」
明主様御垂示
「入れたのなら出すのです。」
信者の質問
「手術をして出しますので・・・」
明主様御垂示
「身体がもっと快復してから出すのです。
しかし、それは薬毒の熱だけで衰弱の原因にはなりません。
ただ薬毒のための痛みと熱がどの程度まであるかです。
そうとう消毒薬を使ったでしょうから・・・。
それで入れたということはいずれ出せば良いのです。
先に出したことがあります。
骨を入れたのですが、骨を出したらちゃんと歩けるようになりました。
ですから医者が骨を入れて動かないようにしたのです。」
明主様御垂示 「睾丸に水が溜まる原因は薬毒」 (昭和27年9月1日)
信者の質問
「四十才の男子、睾丸炎にて水が溜まり、右が特に大きくなっております。
医師は結核性睾丸炎だから手術しなければいけないと言いますが、
家族は全部入信しており本人は反対しております」
明主様御垂示
「薬毒が睾丸に溜まってくるのですから、根気良く浄霊してやれば治ります。
ただ薬毒が何の薬毒かということをよく聞いてみれば分かります。
先に注射したとか手術したとか、その薬毒です。」
明主様御垂示 「兎ツ口について」 (昭和27年9月1日)
信者の質問
「兎ツ口で口蓋(こうがい)破裂しており、生まれて三日目に兎ツ口は縫いましたが、口蓋破裂は御浄霊で治るものでしょうか」
明主様御垂示
「すっかり難しいがある程度まではいきます。」
信者の質問
「ただ今七つになりますが、発音がうまく出ませんので、学校に行くのに困るからそれまでにと・・・」
明主様御垂示
「それまでにはいかないでしょう。おまけに手術をしておれば・・・。」
信者の発言
「縫いましただけで中は何もしておりません」
明主様御垂示
「中はどうなってますか。」
信者の発言
「中が三角になって何もなくなっております」
明主様御垂示
「すっかりは難しいでしょう。
しかし話や何かに差し支えのないくらいにまでは治ります。
それは霊のほうは治りますから、体が霊の通りになるかどうかということです。
ある程度はなりますが、そういう意味ですから・・・。」
明主様御垂示 「結核と肋間神経痛の違い」 (昭和27年9月1日)
信者の質問
「結核患者の衰弱に関し御浄霊は一週間に一回と・・・」
明主様御垂示
「再浄化の場合ですよ。」
信者の発言
「各所に痛みが出てまいりまして・・・」
明主様御垂示
「痛みだけを取るのはやっても良いです。
しかし結核患者が痛むというのは、どこが痛むのですか。」
信者の発言
「胸とか・・・」
明主様御垂示
「胸は肋間神経痛で、結核とは関係ないです。」
信者の質問
「肋間神経痛と考えましてよろしいのでございますか」
明主様御垂示
「肋間神経痛なのです。肋間は上っ側で結核は中です。」
信者の発言
「苦痛を訴えまして・・・」
明主様御垂示
「軽い苦痛は我慢させて、辛いと言うのだけやってやると良いです。」
信者の発言
「お言葉をいただきましてよりその通りにさせていただいておりますが、
多少の熱と苦痛が伴いましたが、三時間くらい御神書を拝読させていただきましたところ、
最近は食欲も二杯ずつくらい出ております」
明主様御垂示
「それは非常に結構です。御神書を読むということはごく良いです。」
明主様御垂示 「寄生虫の原因は薬」 (昭和27年9月1日)
信者の発言
「人口二千人くらいの村で検便をしたところが、虫がいないのはほとんどなかったそうですが、六人の信者さんには虫がいなかったそうです」
明主様御垂示
「面白いな。書いて出して下さい。
それについてこの次の新聞に出しましたが、虫が湧くということはゴミ溜めかクソ溜めなんだから、人間の腹の中がゴミ溜めやクソ溜めと同様になっている。
それで虫が湧くのだ。
一体ゴミ溜めやクソ溜めというのは何だというと、それは薬が古くなったものだ。
だから薬を飲まないようにして浄霊で掃除すれば、虫というものは湧かない。と、これは今度出します。」
信者の発言
「医者も不思議だと言っております」
明主様御垂示
「それはこう(御浄霊)やってゴミ溜めを掃除しているからです。」
明主様御垂示 「ゲップは曇りがガスで出るもの」 (昭和27年9月1日)
信者の質問
「御浄霊でゲップが激しく出ますが、胃腸が悪いということはないものでしょうか」
明主様御垂示
「そこのところの霊が曇っているからで、曇がガスになって出るのです。
ですから溶けやすくなるのです。
よくゲップが出て痰が出るという人がありますが、それは霊のほうが出て、後から体が出るのです。
あれはたいていな人は出ます。
私なんかも出ます。
酷く凝ったときなんか出ます。」
明主様御垂示 「薬毒による足が痛む患者に対して痛めば痛むほど早く治るとした事例」 (昭和27年12月25日発行)
信者の質問
「KT(三十三才・男性)昭和二十七年二月入信させていただき、三月御屏風観音様を御奉斎させていただいております。
昭和二十四年五月ごろより腰が痛み始め、医師に診断を受けましたところが坐骨神経痛とのこと、注射は局部へ二十本くらい打ちました。
漢方薬も一カ月くらい続けて服みました。鍼灸も五、六回やりました。
昭和十八年に盲腸を手術いたしました。
本年一月三日に親戚の者より本教を教えていただき、さっそく支部にまいり御浄霊をしていただき、十日目ごろに少し良くなったと思っておりましたが、
また、しだいに痛みが元のようになって、現在両足も痛むようになりました。
続けて六カ月くらい御浄霊を受けました。
その後は二日に一回くらいしていただいておりますが、別に変化がございません。
現在御浄霊は腎臓と局部を主としていただいております。
ちなみに四代前の先祖に男が神経痛で病死しています。
三代前の男、当時二十三才は海に落ちて死んでおります。
三代前には男が男女の折り合い悪くなり、子供のある仲を結婚せず別れて、その後、女は非常に恨んで死んだそうです。
私は最近分家いたしましたが、本家ではその後より山林や畠はしだいに売り払うようになり、
現在は親も私たち兄弟もみんな経済的に非常に困っているしだいでございます。
妹(長女)は三年前に結婚いたしましたが、昨年離婚して帰っております。
なにか霊的関係でございましょうか。その他御浄霊箇所の御教示のほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは霊的関係はなく、薬毒のためである。
神経痛のとき薬を用いるとともに、よく固めたので治るにも暇がかかるのである。
しかも痛みは浄化のためであるから結構で、辛いだろうが痛めば痛むほど早く治るから、我慢しなさい。」