医学断片集 (明主様御垂示 16)
明主様御垂示 「淋巴腺は毒素の掃き溜め」 (昭和27年1月15日)
信者の質問
「淋巴の機能と血液および毒素との関係につき御教えをお願い申し上げます。
心臓と肝臓というような密接な関係があるように想像されますが。」
明主様御垂示
「心臓と肝臓というような関係とは違いますがね。
つまり、頭脳とか特に使うから神経が集中するでしょう。
淋巴腺というのは、毒素の集まり場所なんです。つまりハキ溜めなんです。
風邪を引くと熱が出るでしょう。
横から前の方は痰になって出る。
といって、ここからすぐ出るんじゃないですよ。
いったん肺に行って、それから痰になって出るんです。
つまり、毒素が一時的溜まる機関ですね。
それから・・・出てしまえば良いですが、ここに出ないようにいろんなことをして固めますね。
それが瘰癧(るいれき)です。瘰癧というと、固く引っ込むようになりますね。
あれは、人間が作ったんです。
だから、実に風邪というのは結構なものなんです。
風邪を引くと熱が出て、痰や洟(はな)が出るでしょう。
そうすると、人間はいつも健康でいられるんです。
それを、固めるから、しつこくて ・・・肺の中に固める・・・それで結核を作っているんですね。
あれは、実にうまく結核を作ってますよ。
あれは、よほど研究しなければね。
医学が病気を作る研究は、実に進歩してます。
ですから、その犠牲になった人間は、実にかわいそうなものですよ。」
明主様御垂示 「ラジウムは組織を破壊、レントゲンは膿を固める」 (昭和27年1月16日)
信者の質問
「私の弟(内臓外科医)の長女HS(三才)いつとはなく、片方の眼のみにて物を見るようになり、
医診の結果「脳膜神経膠腫」という奇病で、原因不明で予防法、治療法はともになく、
早くて半年、遅くも五カ年内に脳髄と肝臓を犯され、必ず一命を取られる恐ろしい病気で、
このままほおっておけば、眼球突出し、臭気はなはだしく、看護に耐えられぬとのことに、
右眼は摘出手術、軽症の左眼はラジウムを挿入いたしました。
手術後は順調でありましたので退院し、自宅より毎日通院しレントゲン療法を施しております。
至極元気で、さほど苦痛も訴えず、両眼帯のため手探りで遊んでおります。
医者には絶対に治らないと見離されましたが、本人の親は、光明如来様をお祀りすればお救い願えますでしょうか、とのことでございます。
なお、御浄霊の方法を御教えのほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「惜しいな。これは治るんですがね。別にたいした病気じゃないですよ・・・われわれから言えばね。
これは、眼の裏に膿がいっぱい溜まるんです。
目が飛び出るというのは、押すんです。
早くて半年・・・そんなことはありません。これは間違っている。
目が悪くなって肝臓をどうするということはありませんよ。
目は直接肝臓にどうという関係はありません。
もしそんなこと言うと、目の手術した人はみんな肝臓が悪くなるはずだ。
ほおっておけば臭気はなはだしく・・・これは上等ですね。
膿が出るんですからね。
右眼は手術したというのだからしようがないが、左眼にラジウムを挿入したというのは、困りますね。
ラジウムは組織を破壊するんですからね。組織を殺すんですからね。
こんなことしてなければ、わけなく治るんですが、ただ問題はラジウムですね。
それからレントゲンは膿を固めるんですからね。
このために非常に長くはかかるでしょうが、治るには治ります。
ただレントゲンが弱いとか、ラジウムが弱いとかすれば、それだけ早く治るでしょうがね。
実に困るんですよ。お医者の手をかけただけは遅いんですからね。
けれどもラジウム、レントゲンをかけながら浄霊してはなんにもならないから、それだけは止める。
それで、一週間か二週間くらい試してみて、それで膿が出てくればしめたものです。
膿が出てくれば溶けてきたんだから、請け合って治ります。」
明主様御垂示 「底翳の原因」 (昭和27年1月16日)
信者の質問
「KH(四十三才・男性)六才のころ右眼に打撲傷をし、約一カ年翳んでおりましたことがございます。
二十六年十一月二十五日夜、籾摺(もみす)りの時、にわかに目が翳み、目薬をさしても思わしくなく、
町の眼科医の診察では視神経と言われ、二、三日通い、はっきりしないので、
岡崎市立病院へ行き、左眼黒底翳(そこひ)、右眼白底翳と言われ、十日ほど通い、毎日両眼に眼球注射しましたが、なんの変化もなく、
名古屋大学病院で診断の結果、網膜炎と言われ、入院を奨められ、
岡崎市立病院へ入院し、毎日眼球注射および油薬を腕、胸、股に摺り込みました。
手術して牛の脳を股に入れよと言われましたが、手術直前にお道を知り、さっそく退院いたしました。
この時は両眼に三十四本の眼球注射をうち、両眼ともに失明状態となり、十二月に妻とともに入信させていただき、御浄霊をいただくようになってより、
寝汗が出、気分もたいへん軽くなりました、両眼にはあまり変化がありませんが、多少充血し、一間ほど近づけば、黒くぼーっと見え、言葉を聞いて、人と思うくらいの状態でございます。
御神体はまだ御奉斎いたしておりませんが、今後いかように進ませていただきましたらよろしいでしょうか。
また御浄霊の箇所を御教えのほどお願い申し上げます。」
(註 底翳・・・眼球内に障害があって物の見えなくなる病気。ひとみの色によって、白そこひ(白内障)・青そこひ(緑内障)・黒そこひ(黒内障)とよばれる。)
明主様御垂示
「視神経障害とか、視神経麻痺とか言うんですがね。
視神経というのは・・・病名じゃないですね。
網膜炎と底翳はたいへんな間違いですね。
網膜炎は眼球の外面ですからね。
底翳というのは、裏面ですからね。
医者の診断はそんなものです。解らないと言えば良いんですが、解らないと言うと値打ちが下がると思うんですね。あれが困る。
要するに不正直なんですね。人間の命を預かる者が、正直でないというのは、はなはだ困るんですね。
股に摺り込み・・・これは水銀軟膏ですね。
黴毒の疑いがある。
これも、別に難しいのじゃないんですよ。
これは、最初打撲症受けましたね。
この時内出血してあった。それが固まったんです。
そこで、いったん見えるに差し支えなかったんですね。
それが、浄化が起って内出血が溶けて、眼の裏に溜まったわけですね。
それで見えなくなった。こんなのは、ほったらかしておけば、もう治っているんですよ。
お医者に行って、一生懸命に悪くしてもらったんですね。悪くされたんですね。
ですからこれは、底翳には違いないです・・・裏に溜まっているんだからね。
しかし、ふつうの底翳とは違う。
内出血が溶けたものですからね。
だからこれは、ほおっておけばだんだん出てきて、目脂になって治ったんですが、良いあんばいにお医者さんに悪くされたんですね。
眼球注射というのは悪いんですよ。大体、常識で考えても分かるんですよ。
目の玉に直接入れるのは悪いんですからね。
ですから、目の玉に注射して、治るのは一人もありませんよ。
実に、医学という代物は困ったものです。
それから、油という・・・水銀なんかをこするが、これはたいしたことはないが、勿論、良くはないですね。
気長にやれば治りますが。
眼球注射というものは、だんだん目脂になって出ますからね。
その代わり何年か経って出るんですがね。
それから、どうしても光明如来様をお祀りしなければなりませんね。
そうして、その部屋に寝なければいけませんね。
こういうのは、わずかずつ治ってきます。
黒くぼーっと見えるというのは、いくらか効き目があったんですね。
気長に、今言ったようにやると、だんだん少しずつでも見えると、希望が出てきますからね。
まあ・・・結構でしたけれどもね。」
明主様御垂示 「肺病患者に菜食すべきとした事例」 (昭和27年1月17日)
信者の質問
「YN(昭和二十六年三月入信。二十三才・女性)昨年一月十四日、喀血し医療を受け、ストレプトマイシン(米国製)五本、日パス九グラム、テイビオン百錠、漢方薬一カ月服用、気胸五、六回にて入らず、絶対安静をいたし食欲は進まなくなりました。
以前学徒動員中脚気を毎年夏季連続発病し、ビタミン注射百本、頭痛にてノーシンを多量に服用いたしております。
大腿部、鼠蹊部、主に全身の御浄化をいただいてより咳、痰、激しく、現在は咽喉が痛み、呼吸困難、心臓が苦しく、歩行もできかね、食欲は一日二回(一回に軽く一膳)程度でございます。
なお、父は肺結核で死亡、三男は戦死、姉も肺炎と脳膜炎合併症にて死亡いたしております。
母は入信させていただいており、御屏風観音様を御奉斎させていただいておりますが、兄夫婦が解らないために御神体は御奉斎させていただけない状態でございます。
霊的に関係がございましょうか。なお御浄霊の重点を御教示のほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは霊的に関係ありませんよ。薬毒ですよ。
これだけ入れたらたまらないですね。よく生きているくらいなものです。
まあ・・・若いから、絶望ということは言えないが、まずしかし、難しい方が多いですね。
それで、こんなに薬を服んで、いろんな手当てをして、良くなかったら目が醒めそうなものだが、それでも反対するんだからね。
実に・・・この迷信というのは、たいへんなものですよ。
食欲しだいですね。
どうせ、浄化でだんだん薬毒が取れていきますからね。
ただ、咳や痰が出ると、ぜひ熱もあるし、衰弱が増しますからね。
食欲が少し足りないね。
こういうのは、できるだけ菜食をするようにするんだね。
そうして、菜食をさせて二、三週間やってみて良い方に向かえばいいし、それでグズグズしているようでは、これも駄目ですね。まあ要領良く逃げるんですね。」
明主様御垂示 「梅毒特効薬 サンバルサンの後遺症は盲目と精神病」 (昭和27年1月17日)
信者の質問
「HS(四十六才。潜水業・男性)一昨年七月より視力がだんだんなくなり、痛みますが目脂などはぜんぜん出ず、
九月に京大に入院診察の結果黴毒の疑いがあり、脊髄液を三回取り検査の結果、黴毒ではなく網膜炎とのことで
オーレオマイシン注射十八回、服用二瓶、胃が痛むため途中で止め、六〇六号三本、代用約六十本射ちましたが、
入院中日増しに視力がなくなり、十一月末に退院いたしました。
退院後灸療法をしたり「生長の家」の信仰にも入りましたが、なんらの変化もなく、昨年四月妻とともに入信させていただきました。
その後教会にて御浄霊をいただき、妻より毎日御浄霊をいただいておりますが、変化ございません。
私はH家の婿養子で、現在子供が五人あり、二人病死しております。
両親は千葉県に在住。私たちは築港作業のために兵庫県美方郡浜坂町に寄寓(きぐう)しております。
先祖の位牌を別に作り、御屏風観音様を御奉斎させていただいております。
視力の程度は新聞紙、雑誌などはぜんぜん読めません。
晴天の日は、太陽の光は強くて見にくく、曇った日、月夜は楽でございます。
入信させていただきました当時より、視力は少し落ちたように思われます。
左延髄が少し高く、左頸筋に微熱がございます。
これは霊的でございましょうか。なお、御浄霊の箇所を御教え賜わりたくお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「見えなければ網膜炎に決まっている。
ちょうど、疥癬ができて、これは皮膚病というのと同じだ。
解らなかったら、薬をやらなければ良いんですがね。
黴毒でないと言うのなら、射つのはおかしいですね・・・六〇六号は黴毒の薬じゃないですかね。
退院・・・これは結構だ。
これは霊的ですね。こういうのは蛇の霊が多いんですがね。
蛇を殺した霊ですね。それか、あるいは盲で死んだ霊ですね。どっちかですね。
ですからこれは、頭を良く浄霊して、そうして霊を救ってやるんですがね。
無論御神書は読んで聞かした方が良いです。
それから、頸筋に固まりがありますから、それをよく取る。治るんですがね。
ただ、脊髄液を取るのが悪いんですよ。あれを取ったのは、非常に長くかかりますね。
オーレオマイシン・・・これも障ってますね。六〇六号(註 サンバルサン)これもいけないね。代用というのは、六〇六号の代用ですかね。これもいけないですね。
六〇六号のために盲になるのがありますよ。
六百六号の中毒は、盲と精神病ですね。
ところが、それでうまく口実がつくんですよ。
六〇六号を射つのは黴毒のためだと言うんですが、目が悪くなったり、精神病になるのは、黴毒だということになるんですね。
うまく口実はつくんです。今言ったようにして気長にやると、少しずつ良くなります。」
明主様御垂示 「薬毒による胃下垂」 (昭和27年1月25日)
信者の質問
「NH(三十五歳・女性)の姑(六十二歳)は、昨年二月ごろより胃が悪く、内仕事は悪いながらもボツボツいたしておりましたが、
だんだん痛みを感ずるようになり、食欲もなくなりましたので、
四月に病院に行き、レントゲンの結果、少し胃癌の模様があるとのことで、手術したら一カ月で治ると言われましたが、
老年のことゆえ断り、一カ月、薬と注射を続けましたが、少しも快方に向かわず、漢方薬も併用いたしておりました。
別の医師に胃下垂と言われ、一カ月治療を受けましたが、いっこうに良くならず、
胃専門医に診てもらい胃潰瘍と診断され、胃の口が爛れているとのことで、注射と薬を服み通院いたしておりました。
胃の右側に梅の実大の固結があり、痛みは取れず苦痛はますます増すばかりでございました。
八月二十四日には多量の喀血があり、血の固まりも多量に出、それからはすっかり衰弱し、起きることもできなくなり、
近所の医師に来てもらい、またまた注射と薬の御厄介になりました。
このころ知人からお道のお話を聞きましたので、十月一日から御浄霊をいただくようになり、一カ月半過ぎましたころから、
時々下痢の御浄化をいただき、たいへん楽にさせていただきました。
十二月中旬から一週間ほど日に四回の下痢をいたし、ますます食欲はなくなり、糊のようなお粥をいただいても、胸がムカムカいたし、受けつけない時もございますので、流動食を主にしております。
胃と肝臓の右下に固結が板張りのようになっており、軽く押しても痛みを感じます。
食事は日に牛乳三合、鶏のスープ少しと、糊のようなお粥を少しいただく程度でございます。
時々吐き気を催し、口中にスッパイ液が出ます。
便通は三日に二度くらいで、固くたいへん難儀をいたします。
また脳も悪く、耳もしだいに遠くなっておりよす。
なお、姑は三人兄弟ですが、姉は十一歳の時水に落ちて変死し、姑の次男は三歳の時脳膜炎となり、現在三十歳になっておりますが、外に出たがるので、二カ月前より脳病院に入れてあります。
また私の長女は一昨年(七歳)脳膜炎で死亡いたしております。右となにか関係がございましょうか。
なお御浄霊の急所につき御教えのほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは霊的に関係ありません。薬毒ですよ。
お医者さんに作ってもらった病気ですから、薬が出るだけ出れば治るんですが、これがたいへんなんでね。
時々吐き気・・・スッパイ液・・・これは胃の中に、やっぱり薬毒が溜まっているんです。
それから、いったん滲みたのが、胃に戻ってきてますね。
それから便通は、たんとあってはおかしいです。
少ないのがあたりまえです。
流動物ですからね。
難儀をする・・・一週間や二週間は便が出なくても、なんでもないんですから、安心して・・・自然に出るのを待っていれば良いんです。いつかは出てきます。
食欲がなくて、流動物なら出ないのがあたりまえです。
これは、薬毒病ですから、気長に ・・・下痢や血が出るのは結構ですから、そうしてやっていれば、だんだん良くなってきますよ。」
明主様御垂示 「医者の誤診 膿の塊を癌を間違える」 (昭和27年1月26日)
信者の質問
「MI(昨年七月入信。六十歳・男性)家族五人入信、光明如来様を御奉斎させていただいております。
昨年六月半ばごろより、口中(上顎少し奥)が爛れたようになり、右頬下頸部に五分くらいの固まりができ、
医診では癌だから、さっそく手術をと奨められ迷っておりましたところ、
お道を知り、さっそく入信させていただき、先生方の御浄霊により、たいへん楽に、頭も以前に増して気持ち良くなりました。
時折鼻血あるいは脱血などあり、最近は口中は別に変化ありませんが、
食事の際、熱いものはちょっとしみる程度で、食欲に関係なく、仕事も楽にいたしております。
右頬下の固まりがしだいに大きくなり、時々痛み、また首も曲がらないこともございますが、
御浄霊により、その都度楽にさせていただいております。
右の固まりは、ふつうの腫れものより固いようは思われます。
入信前は二、三度風邪で休む程度にて、あまり病気はしておりません。
酒はたいへん好きでございます。
また青年時代に、家の鶏を相当数殺して食べたことがあり、過日「霊的病気」の御論文を拝聴させていただき、間違いを知り、でき得る限りの御用をさせていただくべく、日々励んでおります。
今後いかがいたしましたら、早くお救いいただけましょうか。御垂示お願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは癌じゃありませんよ。
癌もよくありますが、頬にできる癌がありますが、私は治したことがありますがね。
ところが、これをお医者は癌だと言う。
しだいに大きくなり・・・これはたいへん良いんですよ。
これは癌じゃない証拠です。
癌は、よほど暇がかかると大きくもなりますがね。
癌は痛みはありません。
これは、もう少し経つと、腫れて膿が出ます。
たいへん結構で、心配いりません。
固まり・・・顎の固まりのためです。
頸部・・・これを、医者は癌と言うんだな。
今言うように、膿ですから、そこを浄霊していれば良い。
そうすると、だんだん穴があいて膿が出て治るという順序ですからね。
霊的じゃありません。
口中・・・やっぱり、そこに薬毒が固まっているんですから、これも、浄霊で気長にやっていればすっかり治りますよ。
しかしこいつは、治ってもよく爛れますがね。
これはしようがない。私なんか、今もって舌の根の方なんか痛いですね。よくあります。
それは、昔・・・若い時分・・・五十年くらい前に、飲み薬をやりましたからね。
ヨードカリというのを二、三年やったが、粘膜からしみて出てくるんですからね。」
明主様御垂示 「浄化停止による関節の不動」 (昭和27年1月26日)
信者の質問
「ST(二十三歳・女性)二十三年五月ごろより、左手関節部に猛烈な苦痛と熱を生じ、一カ月後に右手関節部に同様の症状があり、
ついで一カ月後に右の足首にも苦痛と熱を生じ、温泉療法および薬草など多量に使用いたし、高熱および苦痛は取れましたが、
同時に手首、足首の屈伸ができなくなり、また左手首内側を手術した結果、小指の自由がきかなくなりました。
二十六年二月入信。御浄霊をいただき、手首の屈伸はたいへん楽になりましたが、足首の屈伸はたいした変化はございません。
原因および御浄霊の箇所御教示のほどお願い申し上げます。
御屏風観音様はお祀りいたしておりますが、御神体はまだでございます。また家族の者はあまり理解しておりません。」
明主様御垂示
「予防注射かなにかの薬ですね。
屈伸ができなく・・・そこから出ようというのを、そこを止めちゃったからですね。
小指・・・手術したからだ。
これは、今言った通り、注射ですよ。
その薬毒が、こういう所(手首)とか、足にあるんですね。
それをうっちゃらかしておけば、腫れて、膿が出て治るんですが。
それを温泉療法、薬草をしたから・・・出ないようにした。
それで・・・もっと溜まるべき毒があったが、固めたから出悪(にく)いから、毒の方は他に出口を見つけた。
それが、手首および足首ですね。
そいつを、薬草を多量にのんだから、そこに出る勢いがなくなって固まった。
そこにもっていって、手首内側を手術なんかしたから、よけいそのために、小指の自由がきかなくなった。
だから、最初から、なにもしなかったら、なにも病気なんか起らなかった。
いろいろして、それを固めて ・・・金を使って痛い思いをして、暇をつぶしてやるんですからね。
メシヤ教に入ったから良いが、入らなかったら、いろんなことをしてだんだん悪くする。実に恐ろしいですね。
その点は野蛮人の方がよほど偉いですよ・・・そんなことしないからね。
文明国の人間くらい頭の悪いものはないですよ。
それを解らせるのが一番の救いなんですからね。」
明主様御垂示 「医者の誤診 熱のない脳膜炎は絶対にない」 (昭和27年1月26日)
信者の質問
「MS(四十歳・男性)養父は製糸業でしたが、昭和二十一年八月胃癌にて死亡。
私の応召中に養母、妻、女児と、ともに目の御浄化にて、二十一年妻が入信し、教導師補の御資格をいただいて御用をさせていただいておりました。
ついで母、女児が入信。御屏風観音様、光明如来様を御奉斎させていただきました。
二十四年九月、シベリアより帰り、二十五年三月入信。
七月に男子出生しましたが、二十六年七月、無熱脳膜炎で死亡いたしました。
私は小刀鍛冶職で、昨年十月、鉄の小切れが飛んできて、右眼左側の縁に当たり、少量の出血があり、初めはボーッと目が翳む程度でしたが、
三日目より頭、目が痛み出し、眼球は赤く充血し、御浄霊により多量の涙が出ましたが、ぜんぜん見えなくなりました。
御浄霊は支部、中教会、別院でいただき、特に頭を主にいただいております。
約一カ月の後、頭および目の痛みはなくなりましたが、依然として見えません。
現在は妻にいただいており、毎日仕事をいたしております。
薄赤く充血し、瞳の部分が白くなり、御浄霊の時天津祝詞を奏上いたしますと、ボロボロ涙が出ますが、無言ですと出ません。
霊的になにかございましょうか。また子供の死と関係がございましょうか。
御浄霊の急所、御垂示のほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「無熱脳膜炎・・・これはなにか間違っているんですね。
熱のない脳膜炎というのは絶対にないんですからね。
これは、やっぱり霊と両方ですね。
体だけなら、疵(きず)が治ると治っちゃいますがね。
縁に当たっただけで見えなくなるということはないわけですね。
小切れが飛ぶなんてことは、霊がやることがありますからね。
目を潰そうと思ってね。まあ、そういう意味ですね。
それで、霊はやっぱり急所を知ってますからね。
これは、眼球はどうなっているんですか。」
信者の発言
「黒目の所は、瞳の部分が白くなっております」
明主様御垂示
「これも治りますね。
大体、白くなっている目は、治りますよ。
そこに毒があるんだから、溶かせば良いんだからね。
それから、充血・・・これは浄化が起るんだから、もう少し辛抱して、できるだけ浄霊してあげるんですね。それで治りますよ。
無論・・・光明如来様をお祀りしてあるんだから、大丈夫ですよ。
ただ、長くかかるだけのものだからね。」