医学断片集 (明主様御垂示 13)
明主様御垂示 「ギブスをはめると病気は治らない」 (昭和26年10月28日)
信者の質問
「私の子供(五歳)発育が悪く、三歳くらいの体格で歩行できず、周囲の事情により、医師のレントゲン診断の結果、左足脱臼とのことでギブスをはめれば治ると申しますが、
本年八月より御浄霊をいただいております。現在は腹が膨って、体を左右にゆりながら歩行いたしますが、
左膝関節より下の方が曲がって、右足膝関節よりわずか上の方が、少し右に彎曲しております。左記謹んでお伺い申し上げます。
(一)脱臼の場合に歩かせてよろしいでしょうか。
(二)足の彎曲が治りましょうか。
(三)御浄霊箇所。なにとぞ御教えのほどお願い申し上げます。
明主様御垂示
「ギブスをはめても治りはしませんよ。
骨のこういう所がはずれるのが脱臼ですからね。
しかしよく脱臼脱臼と言うが、間違えることがありますね。
腹が膨ってと言うが、赤ん坊は腹が膨っているものだからね。たいしたものではない。
これは生まれ変わった霊ですね。
高い所から落ちたとか、擲(なぐ)られたとかして、足をやられて、治りきらないうちに生まれ変わった霊ですね。
これは治りますよ。長くかかりますがね。
脱臼でも、浄霊で治りますからね。
はずれたのが、だんだん元に戻るんです。たいしたものです。
つまり霊ですからね。霊の方が治ると、体の方がそれに倣ってきますからね。
だから、これも浄霊していると、霊の方が治ってくるから、体の方がそれに倣ってくる。
赤ん坊だから治り良いわけですね。心配ありません。
ギブスをやったらなお治りません。なお固まりますからね。
それから、歩いてかまいません。
それがために治りが悪いということはない。」
信者の質問
「骨接ぎの方では、脱臼したのを、入れるということを言いますが、入れないでも御浄霊いたして治るものでございましょうか。」
明主様御垂示
「そうです。入れる人は骨接ぎでもめったにないですよ。
難しいもので、一つの骨があるんです・・・入れるのにね。
先に青山に医学博士で、国分という人があった。
これは名人で他の人で入らないのがこの人なら入るのです。よほど違うんですね。」
信者の質問
「はずれているということは、気にしなくてもよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「そうです。治るから気にしないでも良い。」
信者の質問
「今の赤ん坊も御浄霊で。」
明主様御垂示
「霊がこう(曲がって)なっているので、霊が治るんだから治ります。それに赤ん坊だからね。」
明主様御垂示 「妊娠したら子宮脱出はしない」 (昭和26年10月28日)
信者の質問
「本年七月入信。妊娠四カ月の信者(三十三歳)でございます。
妊娠のため医診を受けましたところ、子宮脱出と言われましたが、本人は下腹部が少し張って気持ちが悪い程度の自覚症状でございます。
医師は手術を奨めたそうですが、本人は一心にお道におすがりいたしております。
本人は本年二月ごろより軽い腹膜の浄化のため御浄霊をいただき、全身的の凝りも取れ、元気になりましてより妊娠いたしました。
最近主人に二号のあることが判り、二号が本妻を非常に憎んでいるとのことでございますが、原因は霊的なものでございましょうか、体的なものでございましょうか。
また妊娠中に子宮脱出するというようなことがございますでしょうか。」
明主様御垂示
「子宮脱出というのは、下の膣の方に下りてくるんですが、これはそうではないですね。
二号が本妻を憎むというのは、あべこべだね。
妊娠したら子宮脱出はしませんよ。
だって、穴の方は同じ大きさで、子宮の方が大きくなるのだから、よけい脱出しないですね。
理屈に合わない話ですね。
これは入信してからだが、たいへん良くなったじゃないですか、良くなって、そうして医者に行ったのは・・・ああそうか、出産をみてもらうために行ったのか・・・お医者がどうかしている。
子宮脱出というのは、膣に子宮が出るんですから、そういうことはないんです。
これは、絶対そういうことはないから、そのままで結構です。
どうも困るね。そういう変なことを言うので、よけいな心配をさせる。
つまり、私などは昔お医者さんのことを信用してますが、このことが判ってからは、お医者さんの言うことと反対に考える。それが一番確かです。
私が健康になったのは、医学衛生の反対反対にやったので、健康になったのです。
こういうのは、反対に解釈したら間違いない。」
明主様御垂示 「火傷や疵で刺激を与えると黴菌が寄ってくる」 (昭和26年10月28日)
信者の質問
「私(HA・女性・四十四才)は十四歳の時に、襟に針を刺していて、なにかの機勢(はずみ)に左の乳を突き、その明くる日より非常に痛み、
医者に行きましたところ、黴菌が入って化膿したのだと言われ、すぐに手術をし四十日あまりで治り、そのためか左の乳はほとんど出ません。
その後なにごともなく、四十二歳の夏ごろより左の乳が一日二、三回くらい針で刺すように痛み、心(シン)に固まりができ、
しだいに太くなりチクチク痛む回数も多くなり、
四十三歳の春ごろ乳首を押すと、赤黒い血が少量出始め、
家族の者より医診を受けるよう再三奨められましたが、手術の恐ろしさと、痛みが連続的でないのでそのままにしておりました。
四十三歳の暮れごろには、大きさと固さがちょうど子供の茶碗を伏せたくらいの固まりができておりました。
本年二月二十八日、近所の信者様より、このお道のありがたいお話をお聞きし、さっそくその日より御浄霊をいただき、一週間後に下の方に傷口ができ、日増しに大きくなり、膿もどんどん出てまいりました。
三月二十三日より二日ほど、四十度くらいの熱の御浄化をいただき、左脇下および左乳横に梅干し大の固まりができて日増しに大きくなってまいりました。
その後毎日御浄霊をいただいております。
私は四月十日入信させていただき、一生懸命おすがりいたしております。
四月の末ごろ、第二回目の熱の御浄霊をいただき、右脇下にまた梅干し大の固まりができ、
今なおそのままでございますが、左の固まりはしだいに大きくなり、傷口になって膿がどんどん出て、乳の下部七分くらいは傷口になっております。
傷口には一番下に御霊紙をいただき、その上に脱脂綿を当て、一番上に二メートルくらいのガーゼを八つ折にし、一日四回くらい取り替えておりますが、持つ所がないくらい膿が出ます。
六月の末ごろから、傷口が非常に痛みました。
御屏風観音様は七月十五日にお迎えさせていただきました。
その晩乳首が非常に痛み、御霊紙を取り替えましたところ、親指大くらいの毒血の塊りが取れ、十六日の朝、前夜の半分くらいの毒血の塊りが取れました。
昼ごろに御霊紙を替えさせていただきましたところ、二寸五分くらいの長さに乳首が取れました。
その後たいした痛みもなく傷口は、乳の中心を深くえぐり取ったようになっております。
その後左の脇下には七、八つ指先で押したくらいの塊りができ、それがしだいに口があき、一魂りになって、今では縦が二寸五分、横一寸五分くらいの盛り上がった傷口になっております。
全体の膿の出る量は、五月ごろに較べますと、半分くらいになったのではないかと思います。
八月ごろより腕の付け根の下側が痺れて、筋が吊るような痛みを感じておりましたが、
九月十日ごろより毎日教会へお参りして御浄霊をいただいておりますうちに、末ごろより御守護をいただき、今のところは痛みもたいへん楽にさせていただきました。
二回目の御浄化をいただきました時に、右脇下にできた固まりは、今もそのままでございますが、
その固まりが繋がったように、右の乳の上側に、無数に、指で押したくらいの固まりができております。
今のところ右側にも口があき、傷口ができるように感じられます。
九月二十五日には伜(せがれ)の嫁も入信させていただき、大光明如来様を御奉斎させていただきたく思っておりますが、二階の屋根が低くてお祀りできずにおります。
年が変われば家を建てますので、その時にいただきたいと思っております。
一時はだいぶ衰弱いたしましたが、御守護により、また教会の先生や近所の信者さんに励まされて、おすがりしながら、一生懸命ごはんをいただいてまいり、少しずつ力づいてまいりました。
この御浄化は今後どのように変化してまいるものでございましょうか。
またこの膿が多量に出ます原因はなんでございましょうか。
なおこの御浄化を早くすまさせていただきますには、今後どのようにいたしましたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「これは結構ですよ、たいしたものだ。
だから、入信しなかったら、この人は命がなかったですね。
最初からのことを言うと、最初針を刺した時に、うっちゃらかしておくとなんでもなかった。
黴菌が入った・・・これが間違っているんですよ。
針で刺しますね。そうして、疵(きず)ができると・・・いつも言う通り、火傷とか疵で刺激を与えると、黴菌が寄ってくる。
ちょうど黴菌が入ったように見えるんです。
黴菌があるのはあるんです。
入ると言うが、少ないのです。
大体は寄ってくるんです。
試してご覧なさい。火傷すれば黴菌が入るまでに、たいていは油をつけます。
それでも腫れてきますからね。
火傷するような熱で、油をつければ、黴菌が入るような理由がないんです。
しかし、そこに寄ってくるんですからね。
お灸をすえるのと同じですね。
ほったらかしておけば良かった。
黴菌が寄るだけ寄って、それで治ってしまう。
それから、消毒薬ですね。消毒薬が、いつも言う通り恐ろしいんです。
大体、この人は毒の多い人です。
そこにもっていって、ガーゼを取り替えるたびに消毒薬をやって、それがだんだん浸透して、その付近にすっかり・・・血液ですね・・・それを濁しちゃった。
それが出るんです。それが血膿なんだからね。
それがまた、たいへんなものなんです。
それがいろんな形で、大きく腫れたり小さく腫れたりしているんです。
それを知らないと、医者に行って切りますね。
その時また、消毒薬の影響を受けるから、だんだん衰弱して行って死ぬという人がたくさんあります。
だから命拾いした。これは浄霊しているうちに、だんだん毒が少なくなり、腫れ方も少なくなります。
ですからもう一息ですよ。それですっかり治りますよ。
それから、浄霊で治すのは、穴があいたり、いろいろしたのも、跡形なく、ちゃんと元通りになりますから少しも心配いりません。
それから、腕の付け根・・・というのは、その固まりのためですからね。
たいへん熱心だから結構ですね。
今年いっぱいくらいで、大体良くなるでしょう。」
明主様御垂示 「温泉は浄化を停止させる」 (昭和26年11月25日発行)
信者の質問
「温泉に長時間たびたび入湯すると、俗に湯中毒が生じますが、これは浄化を促進する現象でございましょうか、お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「浄化促進ではない、かえって浄化停止である。
温泉の湯によっては硫黄分が多い場合、皮膚から浸透して新陳代謝を停止することと、
病人などはそれによって浄化作用を極度に停止するので、
中毒や人によっては生命までも危うくなることがある。
特に疥癬のとき、硫黄分の多い温泉に入ると、湿疹を一時停めるので内攻し、死ぬ人がよくあるから注意すべきで、ふつうまず一日二回くらいを限度とすれば間違いはない。」
明主様御垂示 「薬毒は刺激で集中する」 (昭和26年11月1日)
信者の質問
「昭和二十四年三月入信の信者、UT(五十九歳・女性)同年九月初め、右足を蟻の巣に踏み入れたため、そこに小さい傷ができ、
それが二、三日するうちにキリキリと痛み出したので御浄霊をいただきましたところ、
痛みはますますひどくなるばかりで、ついに歩行もできなくなりましたが、
十二月ごろから小康を得、杖にすがって歩くことができるようになりましたので、さっそく教修をいただく光栄に浴しました。
傷口は依然として残り、毎日相当量の排膿がありました。
翌二十五年二月ごろより、全身が浮腫み始め、しだいにひどくなり、五月ごろには口中、特に舌が痺れ、火傷(やけど)のような痛みを感じ、ついには顔面まで痺れ、
同時に手足の第二関節までローソクのように白くなり、感覚がなくなってしまいました。
このころふと邪神にやられ、病院にもちょっと行き、手当てを受けましたが、
排尿はますます悪く、ために全身は浮腫み、心臓の動悸も激しくなりましたので、
ふたたび御浄霊をいただくうちに、十二月ごろ足の傷はやっと治りましたが、
最近また、右足に傷口ができ、痛みも以前と同じような状態となってまいりました。
二十年前、胃潰瘍、腎臓炎、肋膜、腹膜、膀胱、盲腸、肺炎を一時に患い、生命の危険を感じたこともございました。
注射の名は解りませんが、二本以上打つと生命の保証はできないという注射を、主人と同意の上、毎日二本ずつ一カ月続けて打ちました。
やっと生命は取り止め、一年病床につき全快いたしましたが、以後右の足が常に腫れています。
私の家は、昔お寺の屋敷跡で庭の隅には先祖の墓と無縁仏の墓がありますが、本年八月、家の墓を山の墓地に移した時に、その無縁仏の墓も一所に移し、仏壇には「諸霊位」として祀ってあります。
ちなみに御屏風観音様は二十四年四月、御神体は二十六年五月御奉斎させていただいております。右御開示のほどお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「これは、この薬毒ですよ。二本ずつ一カ月続けた・・・というこの薬で、今そういうふうになって出るんです。
それで蟻の巣を踏みつけて傷がついたという、あのためじゃないんです。
針の先でも同じなんです。
そういう薬毒は、どこかちょっとした刺激で、そこに寄ってきて出ようというんです。
それで、最初のは出て、今度は残っているのが出ようとしているんです。
もう少しの辛抱です。
痛みというのは、全部薬ですからね。
だから、人間薬を止めれば、痛みはなくなる・・・苦痛はね。
人類から薬をなくすれば、痛みというのはなくなるんです。
薬が痛みをつくっているんです。たいへんな世の中ですね。
だから、薬の恐ろしいことが本当に分かれば、それで人間は大体救われたわけです。
それから、霊が憑るのも・・・やっぱり霊が曇っているから悪霊が憑るんで、曇りという原因はほとんど薬毒ですね。
あとは罪ですからね。
罪を犯すということは、薬毒で血が濁り、霊が曇るということですね。
結局人間の身体から薬を抜けば、悪人もなくなるんですね。
しかし悪人も今までは必要だったんです。
血を濁らせて、悪人をつくって・・・やっぱり必要だったからです。
だから、観音さんは薬師如来になって、薬を服ませたんですからね。やっぱり仕組みなんです。」
明主様御垂示 「肉腫を手術すると浄化箇所が移動する」 (昭和26年11月5日)
信者の質問
「今年一月風邪を引き発熱し、トリアノン注射五本ばかりで熱は下がりました。
その後ずっと食が進まず、だんだん痩せて血色がなくなってきましたが、
どこにも苦痛を感じませんので、仕事は相変わらず農事を続けておりました。
あまり長くかかるので、今年七月初めて医診を受けましたところ、
左肩胛骨の下に拳大に腫れ、奥底に大豆くらいのぐりぐりがありました。
注射器で探ってみましたら、血液が溜まっていることが分かり、これは肉腫らしいから、よ一日も早く手術して取り除いた方が良いとのことに、さっそく七月末手術いたしました。
肉を取ったその奥に袋になって、中に血液が溜まっていたそうです。
その後また、十五日目くらいにその横が少し腫れたので二回目の手術を受けましたところ、
血管が二カ所ばかり静脈瘤のように「こぶ」になっていたそうです。
その後十五日ばかりで退院しましたが、体の調子は悪く睡眠もできずにおりますうちに、また横に腫れてきましたが、
今度は医師も手術してくれず「肉腫はそういうもので、なかなかそれで治った人はないのだから」と言って、見離されました。
その後お道のことを知り御浄霊を一カ月半ばかりいただいております。
よく熟睡できるようになり、食欲も出て血色も少し出て、元気もたいへん良くなり、少し肥ってまいり、勝手仕事もぼつぼつできるようになりましたが、
最近の状態では、また少し腫れが目立つようになり「ぐりぐり」も一つできましたので心配しております。
御浄霊はどこを主にいたしたらよろしいでしょうか。
なお、御浄霊をいただくようになってから、主人が十月初め入信、現在本人も入信のお願いをすましました。御神体は御奉斎いたしておりません。」
明主様御垂示
「なかなかこれで治った人はない・・・治った人がなかったら、最初からやらなかったら良いですね。
これは医学による被害者ですね。
風邪を引いて発熱というのは、腫れるために熱が出たんですね、良い熱です。
それを注射五本ばかり・・・で冷ましてしまった。
固まりは前から固まっていた。
それが溶けようとしたのを溶かさないようにしちゃったんです。
そこで、食が進まなくなり、出ようとするのを止めたから、血色が悪くなった。
それから、肩胛骨・・・これは結構なんです。
もっと腫れて、膿が出たらそれで治ったんです。
いつも言う通り、腫れようという時、それを切ると、そこから出ないで他にいくんです。
ぐりぐりが腫れてきて、そこから溶けるんですね。
まだぐりぐりが残っていて、腫れただけ取ったんですね。
取ってまだ後に残っているから、それは他から出ることになる。
それから、これは肉腫ではないんですよ。
血液・・・毒血の固まりですよ。
肉腫というのは、血液とは関係ありません。
読んで字の通り、肉の腫れる固まりのようなものですね。
これは肉腫らしいから・・・肉腫というが、これはぜんぜん分からないからです。
血の固まりです。毒血がそこに寄ってきたんです。
十五日くらいで、その毒がまた腫れて・・・一所に腫れようというのを手術したからよそに行った。
針で突いたくらいでも、そこに寄らないですよ。
いけないですね。「こぶ」のようというのは、血の固まりですよ。
自然に毒血が出ようというのを、いろんなことをして止めたから、変てこなことになった。
実際お医者に金を使って悪くして、下手すると命までなくなってしまうんだから、実際馬鹿を通り越してかわいそうなくらいです。
肉腫はそういうもので・・・それなら最初からやらない方が良い。
治る見込みがないものをやるというのは、罪悪ですよ。
罪悪と言ったところで、お医者さんはそうしなければ「メシ」を食っていけないからしかたがないですが、要するに医学そのものが罪悪ですね。
罪悪を行なわせるような方法を作ったその医学なるものが、罪悪の根元というんですね。
心配・・・心配じゃない。あべこべです。馬鹿に喜んで、お祝いして良い。
ぐりぐりはたくさんできて、うんと腫れた方が良い。
それで体の毒血が出て、あとは健康になります。
実に、人間の体は良くできてます。
それをあべこべに考えているんです。
神様のお心持ちとしてはね。
浄霊は腫れた所ですよ。
浄霊をすれば、膿が減り毒血が減りますから少なくてすむ。
小さいものなら、少なくてすむが・・・こういうものは、腫れて膿がすっかり出ます。結構です。
だから、なるたけ運動をした方が良い。
運動をすると早く腫れて、早く出ますからね。
苦痛がなければ、ふだんの通りにした方が良い。安静にすると、治りがずっと遅くなります。」
明主様御垂示 「アドルム服用による自殺」 (昭和26年11月5日)
信者の質問
「二十八歳の女で、自殺しようとしてアドルム三十錠と他に十錠ほど飲み、五時間ほどして他の人が気づき、頼まれて行きますと、
医者が来て、注射を五、六本打ち、病院に入院するようにしてありました。
医学のほうでは、駄目だろうと思っていたのが、二日間経って気がつき、一命は取り止めました、
それで、連れて帰ると言って、連れて帰りましたが、
浄霊をいただいて、経過がよろしいのですが、そういう場合はどこを浄霊したらよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「飲んだんだから、それこそ背中には行かないから、胃腸ですよ。」
信者の質問
「頭が具合が悪いと言うのでございますが・・・」
明主様御垂示
「それは、中毒によって、頭にいくのもあるから、そうしたら頭をやったら良い。意識は・・・」
信者の発言
「ほとんど回復しております」
明主様御垂示
「なんでもないですよ。
中毒というのは一時的なものです。
だから、メチルでも、なんでもないですよ、一時的なものです。メチルも頭に来ます。」
信者の質問
「滞(とどこお)って、後で身体が悪くなるということは・・・」
明主様御垂示
「そんなことはないですね。絶対ありませんよ。
良かったか、悪かったか分からないが、本人は死ぬつもりだったんだから、助けられて申しわけないが、原因はなんですか。」
信者の発言
「失恋ですね」
明主様御垂示
「それは、思いつめれば・・・失恋すれば、そういうことになりますね。だから大いに同情して良い。」
明主様御垂示 「火傷直後には水をかけたほうが良い」 (昭和26年11月5日)
信者の質問
「火傷のときに浄霊すると、打撲傷と同じに非常に痛むことがありますが、清水をかけて浄霊すると楽になりますが、清水をかけてもよろしいでしょうか」
明主様御垂示
「良いですよ。結構です。
火傷したすぐは、水をかけたほうが良いですよ。
緩和するからね。焼けるやつがそれだけ減るからね。」