医学断片集 (明主様御垂示 12)


明主様御垂示 「手術をしたら残りの寿命は平均二年半」 (昭和26年10月5日)

信者の質問
「胃癌と言われ、鳩尾から八寸くらい切っていて、いま流動物だそうです。

メシヤ教に頼りたいと言うのでございますが、いかががなものでございましょうか」

明主様御垂示
「切ったら生命は平均二年半でしょう。

だから長く延びたとしても三、四年でしょう。

ああいうのは、浄霊してもそう効果はないからね。

切っちゃったのはしようがないですね。医者の罪悪ですね。」


信者の質問
「浄霊しましても、延びるということはございませんでしょうか」

明主様御垂示
「良くみて五年でしょうね。それで上等のほうでしょうね。

それだけ切ったら三年も難しいですね。一、二年じゃないですか。

そういうのは医者のほうですね。

こっちでは手が出ない。

そういうのは、霊界のことでも良く知って、死ぬ覚悟をするよりない。

それが一番の救いでしょうね。」


信者の質問
「医者は二ヶ月くらいだろうと言って切ったそうです」

明主様御垂示
「そういう医者が間違っている。要するに善意の罪悪です。」




明主様御垂示 「リンパ腺を切った事例」 (昭和26年10月5日)

信者の質問
「今日のお伺いにありましたリンパ腺を切った者ですが、お産のとき、新しい産婆さんは腹部を冷やすというのでございますが」


明主様御垂示
「そのとき子宮を収縮させて仰向けにしているから、それが腰に垂れてくるということがありますね。

収縮が遅いほうが良いですね。早いと血が残っているまま収縮するからね。

馬鹿なものですよ。

子宮の、そのほうはじき治ります・・・溶ければね。

いつまでもあるというのは、こっち(リンパ腺)のほうですね。」




明主様御垂示 「マイシンについて」 (昭和26年10月5日)

信者の質問
「新聞にマイシンを五百五万ドルですか、輸入したそうです」

明主様御垂示
「それで良いですよ。しかしあれはそうひどいことはない。なにしろ苔だからね。


信者の質問
「ペニシリンより厄介だそうですが・・・」

明主様御垂示
「ペニシリンは純粋の苔だからね。あのほうから改造したものでしょう。鉱物性じゃないですね。」




明主様御垂示 「中風について」 (昭和26年10月8日)

信者の質問
「中風は反対側の頸部にくるとのことでございますが。足のほうは・・・」

明主様御垂示
「足ばかり悪いのではない。

その代わり、右の手と足は同じです。

右の手と、左の足ということはない。

足でなく手です。手が悪ければ足が悪いんですからね。」


信者の質問
「中風で極度に震えるのは、どうでございましょうか」

明主様御垂示
「重いのです。筋が吊っているんですね。」


信者の質問
「絶えず、首だけやるのは・・・」

明主様御垂示
「筋が吊っているんです。」


信者の質問
「中風は関係ございませんのでしょうか」

明主様御垂示
「関係ないのです。頸部が凝っているんです。」




明主様御垂示 「薬毒が原因の肺結核」 (昭和26年10月11日)

信者の質問
「妻T子(三十五歳)、昨年七月肺浸潤と診断され、弟S(三十二歳)も昨年二月肺門淋巴腺および肋膜と診断され、

いろいろと療養いたしましたが、思うように快復の見込みもなく、

本体二月七日大本教に入信、大本教の御神体も祖霊神もお祀りいたしましたが、

病状は日に日に悪化して行くばかりで、迷っているところにメシヤ教のお話をお伺いいたし入信。

妻と弟を浄霊させていただき、一週間くらいで御守護をいただき、

絶対安静を宣告された妻も弟も起き上がり、散歩するようになり、弟は好きな魚釣りに行けるような元気になり、五月に妻と弟が入信。

六月には弟の妻も入信させていただきました。

五月中旬ごろより、弟が浄化をいただき左右全体が浮腫し、激痛が伴い、浄霊をいただくと少しは楽にさせていただいておりますが、

最近腹部が腹膜状態に浮腫し、呼吸も苦しく、右側を下にして寝ると楽ですが、上向きや左側を下にして寝ると苦しみます。

七月二十日に御神体ならびに御屏風観音様もお祀りさせていただいております。

なお大本教の御神体は大光明如来様の右前に安置させていただき、大本教で祀った祖霊神は新しく位牌を作って、仏壇にお祀りさせていただいております。

なお先祖に、祖父が四十三年前、水溜まりに身体に石を括(くく)りつけ自殺いたし、姉も十八歳より癲癇にて十五年前、三十一歳にて死亡、妹(三十六歳)は十八歳より精神病に罹っております。

右弟の御浄化は霊的なものと存じますが、御浄霊の重点につき御教えお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは霊的ではありませんよ。やっぱり薬毒ですよ。

薬が溶けて下がってきたのと、先に下がって足に固まっていたのが溶けてきたのと・・・両方ですね。

これは浄霊すれば、だんだん良くなります。

腹膜状態・・・これも薬毒ですよ。

右側を下にする・・・というのは、右側の方に溜まっているからです。

それで左側を下にすると、肺を圧迫するからですね。

これは肺から胸の方にかけて溶けている。

それから、上向き・・・というのは、胸の方に毒があるため、上向きになると圧迫するから苦しい。

これは気長に、だんだん溶かしていけば治りますがね。


いろいろとだいぶ罪穢れがある家ですね。

ところが、腹膜のため・・・に病気で苦しむんじゃないんですよ。これはおもしろいのです。

病気で早死にするのは、医者にやられるんですからね。

医者にやられて命をなくする・・・というところに罪がある、というのは、御守護がないんですね。

医者の思うがままにやられる。

それに気がつくような、なにかが起らないというのは、神仏の守護がない。

守護があると、教えてもらえる。

守護があると、知らされてびっくりして医者を離れて助かる。

間接でなくて、結果において罪が禍するというわけですね。

この例として・・・良い例がある。


私が、今から三十六年前に、歯で悩んだと書いてありますが、ある東京中の有名な医者に行って・・・なにしろ四本痛むんですからね。

それは薬毒のためだったんです。

それに気がつかないで、ますます方々の歯医者に行って薬をつけた。

終いに、有名なアメリカ帰りの歯医者ですが、私の知っているだけの薬はみんなつけたが駄目だ。

私の友達が来月アメリカから帰ってくるから、なにか新薬を持ってくるかもしれないから・・・と言うんです。

それで、頭がだんだん変になってきて、発狂するか、自殺するか、どっちかの運命だ、というどん詰まりになった。

ところが時々来る人で、日蓮宗の行者ですばらしい人で、どんな病気でも治る、と言うので、一ぺん行った。

すると、一週間やってご覧なさい。その間は歯医者に行ってはいけない。

と言うので、歯医者を止して、東京から毎日横浜に通った。

そうすると、四日目かに、汽車に乗っていると、今まで幾月にもこんなことはない。

良いんです。行者の行が効いたんではない。

その時ふっと思ったのは、歯医者で薬をつけた。

そのためではないかと思った。

行者で治ったという形跡はないんですが、とにかく薬が原因ということが分かった。

それで、薬を止めて嗽(うがい)をしたりしていると治ってきた。

今日でも、まだですが、今では慣れたんです。

今でも、話がはっきりいかないというのは、痛むんで加減してやっているからです。

日蓮宗の行者にめぐり会ったということが御守護です。

無論、神様がやられたんですがね。

将来、私に重大使命があるので、助けてくださったんですがね。


その時はじめて、薬というのは恐ろしいものだ。

薬毒ということも知らなかった。

そうすると、今日人を助けることができなかったかもしれない。

神様のお仕組みといえば、お仕組みですね。


それからというものは、風邪引こうが、扁桃腺の持病がありましたが、薬をつけないで、医者にもかからないで、だんだん丈夫になってきた。

そうすると、西洋医学は間違っているというので、医学衛生のあべこべにやったんです。

そうすると、どんどん丈夫になった。自分の体で、医学の間違っていることが判った。

ですから・・・腹を冷やしてはいけないと、昔から言うが、それで、温めずに冷やした方が良いと思った。

私の子供なんかは、昔から一人も腹巻きをさせません。

そうすると、以前はよく下痢なんかしていたのが、温めないようになってからは、下痢なんかしなくなった。

だから、今でも言うんですが、丈夫になりたいと思ったら、医学の反対をすると言うんですね。」




明主様御垂示 「薬毒が原因で白ナマズになった事例」 (昭和26年10月15日)

信者の質問
「NH(二十六才)未入信者でございますが、本年一月ごろより両眼とも結膜炎となり、眼科医にかかり、目薬を毎日やっておりましたところ、

四月ごろになって両眼瞼付近がともに少しずつ白色(一見白ナマズ様な色)を帯びてくるとともに睫(まつげ)もしだいに白くなってまいり、

現在はそれがますます拡がってまいり、未婚者でございますので、

非常に心配し医療を受けてから九カ月にして、はじめて御浄霊させていただきました。

第一回目ではございますが、涙様になって少し浄化してまいります。

本人の眼の後、肩、腎臓部などにはそうとう固結があります。

薬毒だけによるものでございましょうか。

またそうとう時日を要するものでございましょうか。」


明主様御垂示
「薬毒だけですね。他になにもありません。

最初の結膜炎というのはうっちゃらかしておくと、治るにきまっている。

頭の毒が目から出ようとして目が赤くなる。血目というんですね。

それが目脂になって出て治っちゃう。

それをわざわざ治らないようにお医者さんにしてもらった。

白ナマズというのは、薬が睫に滲み込んでなったんですから、薬毒がなくなるに従って元のように黒くなります。

心配ありません。涙と目脂が出るのは結構ですから、出るたびに喜んで良いですね。

そうとう時日はかかるけれども、長くはありません。

原因は結膜炎の時に頭の毒が来た・・・薬で止めてその薬毒が来ただけだから、やっているうちに両方とも治ります。

完全に治りますから、なんでもありません。

でも良かったですね。知らないと、どんな盲になったか分からない。」




明主様御垂示 「血脚気の原因は薬毒」 (昭和26年10月18日)

信者の質問
「六十才の婦人(未入信)三十四歳の時、産後「血脚気」を病み、乳児は血脚気の母体の乳のために死亡いたし、

当時より体が弱くなり、現在まで医薬に頼っており、医者の診察では神経衰弱と言われたそうです。

(註 血脚気・・・産後の足が立たない等の症状)

三十年近く、あらゆる宗教を信仰し、多くの医者に診てもらいましたが、あなたに病気はない。神経だ。と言われました。

子供が死亡してより、腰から頭の方へ筋が吊るようになり、

医者にかかっているうちに、頭から腰の方へ、身体全体の筋がゆるむような「ずるずる」となんとも言えない悪い感じがいたし、

そのうちに夜中に寒くなったり、熱くなったりするたびに、気分が悪くなり、眼をつぶると奥の方に引きずり込まれるような気がいたし、

前頭部より、なにか魂りのようなものが心臓部に落ちるような感じがして、動悸が強く打ち、また動くと動脈をねじられるように痛むそうです。

今年九月初めにメシヤ教のお話をいたしましたところ、さっそく浄霊の御希望にて、以来御浄霊させていただいておりますが、

半月ほど前より心臓部の動悸はなくなりましたが、前頭部から肩、腰の方に筋が「ずるずる」とゆるむような感じが、とてもひどく、頭が重いと言っており、

浄霊後は気持ちが良くなるのですが、夕刻より夜にかけてひどく、胃、腹部から横腹の方にかけても同じだそうです。これはいかなるわけでしょうか。

また「ずるずる」するのが止まりますでしょうか。なお御浄霊の重点箇所を御教えのほどお願い申し上げます。」

明主様御垂示
「『あなたには病気はない。神経だ』というのは、よく医者の言うことですが、

神経だというのは、立派な神経の病気じゃないですかね。あれは、おかしいですね。

これは薬毒病ですよ。最初の血脚気というのは薬毒です。薬毒病ですからね。

薬を服まなければ、血脚気というのはないんです。

薬毒が乳から出るからで、これをうっちゃらかしておけば良いが、医者にかかったからですね。

医療に頼ったからこうなったんです。

あらゆる宗教を信仰したのは、別に害にはなりませんが、他の宗教では治す力はないですよ。

寒くなるのは、熱が出るのです。悪寒ですね。みんな薬毒のためです。

体が毒でめちゃくちゃになっている。

薬毒がなくなるにつれて良くなります。

浄霊は苦しい所、苦しい所をやると良い。

苦しいのは、薬毒が溶けるんですからね。みんな作った病気ですね。

気長にそういうふうにやっていれば、だんだん良くなってきます。」


信者の質問
「血脚気は、毒素が血に混入いたしますのでしょうか」

明主様御垂示
「そうです。毒だからね。」


信者の質問
「そういたしますと、子供に飲ませてもよろしいのでしょうか」

明主様御垂示
「かまいません。青便とかになって出ますからね。

子供が親のために浄化してやっているみたいです。

子供は、それでどうということはない。

それを止めようとするから母親に悪いのです。

うっちゃらかしておけばなんでもない。」




明主様御垂示 「蓄膿症から血ウミが出るようになった事例」 (昭和26年10月21日)

信者の質問
「信者GY(七十才・男性)以前蓄膿を患ったことがございましたところ、

本年三月ごろより血膿が出ましたけれども、たいしたこともないと思い、

かつ家にも病人がありましたゆえ、そのまま過ごしておりましたところ、

四月ごろよりだんだん悪くなり体もだるく、六月中旬、耳鼻科に診てもらいましたところ、

だいぶ悪くなっているゆえ、私の手には負えないから、一応他で診察を受けろとのことに、他の医師に診てもらいました。

やはり同じことを言ってましたが、そこへ一週間ばかり通い、洗っておりますうちに、だんだん悪くなり、

癌になる徴候があり、療法なしと言われ、七月中旬ごろよりだんだん痛みを感じてまいりました。

これは神様におすがりするより他に道はないと思い、七月上旬、御守り様をいただき、御浄霊をしていただきました。

八月中旬より九月中旬にかけ、肉の断片のようなもの十片ばかり鼻から出ました。

その後はそういうものは出ません。ただ血膿が始終出ております。

今は鼻に近き頬は痛みが薄らいでまいりましたが、耳寄りの方が二カ所腫れ上がり、痛みを強く感じております。

一方の小さく腫れ上がった所に御霊紙を貼りましたところ二、三日にて小さな穴があき、少しばかりの膿が二、三日出ましたがすぐふさがり、現在は別に腫れ上がってはおりません。

それより耳の方へも御霊紙を貼りましたが、なんのこともなく痛んでおります。

これが現在の状態でございます。現在は協力者森井秋夫が御浄霊をさせていただいております。

九月下旬ごろ口中左奥が腫れ、口を嗽(すす)ぐ時三、四回腫れた先から黒色の血が少しずつ出ましたが、今はそれも出ません。

医師は余命二カ月と言っておりますが、癌でございましょうか。」


明主様御垂示
「癌でもなんでもありませんよ。余命二カ月なんて、ぜんぜん嘘です。

お医者にかかったら、この通りかもしれませんがね。

お医者にかからなければ・・・こんなことで命をなくしてはたまらないです。

こんな所に痛ができるものではない。

第一、十片ばかり出たというのは、癌の膿の固まりなんです。

これは治ります。こんな良い浄化で、出るんだから・・・血膿が出たりするんだから良いです。

浄霊していれば必ず治ります。

医者にかかったら駄目です。かかったらこの通りになります。

浄霊ならなんでもないです。

このくらいのことで人間が死んだらたまりません。

神様はこんなようにはこしらえてないんだからね。」




明主様御垂示 「薬毒により両足が腫れた事例」 (昭和26年10月25日)

信者の質問
「未入信の夫(五十六歳)五月初旬より両足の甲が非常に腫れましたので、

医診を受けましたところ、血圧が高いと申しましたのみで、

注射と飲薬をやりましたがなんの効果もなく、無痛でありましたのでそのままにしておりました。

六月中旬になり、右足の膝下が痛み始め「ツト」に小さい「しこり」ができ、

七月初旬に至り、今度は左足が痛み出し、八月になり、右と同様の「しこり」ができましたので、

民間療法を受けましたが立てなくなり、医師より注射三本してもらいましたところ、

心臓が悪化し、その手当十日間ほどで、一応小康を得ましたが、前記の箇所は治らず、右足の方は卵大になっております。

八月下旬より御浄霊いただきましたところ、排尿も相当量になりましたが、今もって腰より下が痛んで立てません。

腹部および腎臓部は固く、足部裏筋が吊り、左足および右の膝下から甲にかけて「むくみ」があります。

九月九日からは毎日正午ごろより夜の八時ごろまで発熱いたします。

七、八年前三回ほど持病をやり、塗り薬と「川ヒル」にて治したことがあります。

霊的方面には、兄が「リウマチ」か神経痛かで五、六年間病み、三年前死亡、また脚気にて死亡した者もあります。

主人は御神書を非常によく拝読いたしております。

家は両養子を迎え戦病死しております。いかなる関係でございましょうか。」


明主様御垂示
「これは霊的じゃありませんよ。

これは、最初両足が腫れたというのは、薬毒です。上から垂れてきた薬毒ですね。

それから、血圧が高い・・・注射と飲薬、これも悪いけれど、こういう人は・・・重い薬は下に下がるし、また人によっては、下がりやすい人もあります。

こういう人は、薬が下に下がるんですね。しこり・・・それは固まりですね。

足部裏筋が吊り・・・固まっている。

固まって、筋を押しているわけですね。

発熱・・・これは結構ですね。

痔病の時の薬ですね。

塗り薬が皮膚から浸み込んで、下に垂れていく。これは霊的じゃありません。

これも浄霊すればだんだん治りますがね。

しかしそうとう固まっているから、長くかかりますね。別に心配もなにもありません。

ただ、気長にやれば、少しずつ少しずつ良くなっていきます。」