医学断片集 (明主様御垂示 9)


明主様御垂示 「溶接が田虫、水虫の浄化を停止した事例」 (昭和26年8月16日)

信者の質問
「信者でございますが、電気溶接の仕事に従事いたしておりますが、溶接の光に合うと、田虫、水虫など二、三回で治ります。

このような場合、浄化停止と思いますが、健康な人で右の仕事に従事いたします場合、体には差し支えございませんでしょうか、

悪いとすれば、いかようにいたしましたらよろしゅうございましょうか、お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「やっぱり浄化停止で、固めるんです。

しかし、こういう田虫、水虫というのは、たいしたものではない。

これで固まっても別に差し支えありませんよ。

だから安心してやっていて良い。

皮膚病ですからね。皮膚病というのはなんでもないんです。」




明主様御垂示 「玉による肺縮小手術について」 (昭和26年8月16日)

信者の質問
「謹んでお伺い申し上げます。

私はTYと申す者でございますが、三年前医師より結核と称する病名をつけられ、いろいろな治療を受けてまいりましたが治らず、

最近では気胸療法数十回施しましたが、なお効果なく、

現在では、整形手術療法を行ない肋骨二本を切り離し、手術箇所よりピンポン玉のような玉を入れて肺を縮少させるという治療を施しておりますが、なお結果は悪く、

現在までに十七個の玉を入れていただいたが、ますます呼吸は困難となり苦しんでおりましたところ、

ありがたいことにはメシヤ教の御浄霊をいただき、現在では約一カ月くらいの御浄霊をいただきまして、たいへん楽になり喜んでおります。

なお八月十一日には御光様をいただいて観音様の御用をさせていただきたく懸命でございます。

右の場合、入れました十七個の玉は出してもらった方がよろしいでございましょうか。

医師の言うのには、この玉はいやな時にはいつでも簡単に出してあげますとのことであります。

私は気持ちが悪いから出した方が良いと思います。

玉を出しました後の結果と御浄霊の方法を御教えくだされたくお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「玉は出した方が良いですよ。玉があってはいけないんですから。

もしあっても良いなら、神様・・・造物主が玉を入れてくださる。

肺に玉を入れるということはたいへんな間違いです。

実際医学は・・・なんと言って良いか判らないですね。

だから早く出した方がいいです。

最初、他に苦痛があるので紛れるが、他の苦痛がなくなると、苦痛になるから早く出した方が良い。

出せば、空洞とかもだんだん治ってきますから、早く出した方がいい。

おそらくこんな馬鹿気たことはないですよ。」




明主様御垂示 「薬毒が原因の眼病」 (昭和26年8月18日)

信者の質問
「謹みてお伺い申し上げます。

HY(五十歳・男性)と申す信者、眼病にてあらゆる療法を施して失明の一歩前に御縁があって本教に入信いたしました。

とてもひどい目でございましたが、御浄霊後一週間で白目と黒目がやや区別がつくようになりました。

左の目の黒玉の上は無数の星にて瞳も解らず、白玉が上に黒玉が中へ離れたようになっておりました。

右の目はまったくラムネの玉のように飛び出して黒玉の上は筋子(食用の鮭の子)をのせたようになっておりました。

左の目だけでもお救い願えればと毎日御浄霊を二カ月ばかり続けさしていただきましたが、

本人の申し出で一カ月ばかり御浄霊を休みましたところが、

またお願いすると申しますので隔日くらいに御浄霊を続けました。

だんだんと目脂と涙が出るようになり、半年ばかり後には星もなくなり、やや見えてまいりました。


そのうち、H氏の長男も入信するように話ができておりましたが、延び延びになっているうちに、

商売上で詐欺にあい「夫婦とも入信しているのに詐欺にあうとは」と不平を申しますのでお話をいたしましたら、

自己の曇りであることを理解したらしい様子でした。

最近長女が入信いたしました(長男はまだでございます)。


その長男が去る八月七日突然に熱が出て苦しみ、九日に御浄霊をさしていただきました。

御浄霊後三十分ほどいたしますとよけいに熱が高くなりました。

冷やさないようによく注意と説明をして帰りました。

翌十日は私事都合で行けませんでしたから代わりの者に御浄霊に伺わしました。

その時の状態は右の目が腫れ上がり結膜が眼玉より離れたように見え、目をつむるとその膜がしわになってまぶたの間に出てきます。

頭は割れるように痛み延髄がはっておりました。

善言讃詞を奏げさしていただき御浄霊さしていただきましたが、頭の痛みは薄らぐ様子もなかったようです。

十一日早朝私事伺いまして、祝詞を奏上させていただき御浄霊を続け、御霊紙を少しいただかせまして、

一時間ばかり御浄霊を続けましたが(前頭部、頸筋、後頭部、肩を主に御浄霊さしていただきました)、

目が痛い、頭が痛いと申し、熱は下がる様子もありません。

そのうち、両手が固くこわばり、一貫目ほどのものが腹の上に乗っているようだと申しますので、

なにか霊の作用と思いまして、祝詞と善言讃詞を奏げさしていただき、御讃歌(三尊の弥陀)も奏げさしていただき、五分ほど御浄霊さしていただくうちに楽になりました。

そうしたことを二回繰り返しまして、その日はいったん帰り翌十二日早朝伺って御浄霊をさしていただきましたが、熱はほとんど下がりません。


その時家の人が「猫の目と同じだ」と申しましたので、その理由を聞きましたところ、迷い猫が来たので半月ばかり飼っておりました(主人は反対でした)。

そこにはケニーと呼ぶ犬がおり、その猫がケニーのために右の目を傷つけられ、ふさがっていたとのことです。

その猫を長男がかわいそうだけれどと言いながらどこかの別荘で飼ってもらえと捨てたそうです。

その他にも以前ケニーが二匹の猫を咬み殺したそうです。その死体はどうなったか分からないと申します。

猫を捨てた翌日から気の弱い長男は突然発病したのであります。

こんなことを聞きましたので、台所の隅へ無縁さんに飯と水をお供えするように、また、捨てた猫にあやまり、殺された猫を祭ってあげるようにいたしました

(右H氏は御神体はまだ御奉斎さしていただいておりません)。


二十二日早朝より御浄霊に行きましたが熱は下がらず、食事は一切受けつけません。

あまり本人が苦しみますので万一を思い医者に見せましたところ、医者は不思議そうに見て首をひねっておりました。

それでもなにか注射をして帰って行きました。

私は気が気でなく中教会へ走り、会長先生にお話をいたし、中教会の大光明如来様に特にお願いをしていただきました。

会長先生は今日は手が離せないが、明日(十四日)早朝一度行ってあげようと申されました。

そして、これから私に行くように申されましたので、急ぎ行きましたところこの世を去っておりました。

ちょうど会長先生とともに中教会の大光明如来様にお願いしていたころに死去したらしいです。

以上のような事情でございますが、

(一)私のとりました方法にどこか間違った点はございませんでしょうか。

(二)先祖あるいは猫の因縁でございましょうか。

(三)なお、主人もまだまだ長くかかるのでございましょうか。

(四)長男の死亡でだいぶ家の人が曇っておりますが、この際よく説明してあげて、得心すれば御神体の御奉斎を勧めてもよいもので、ございましょうか。なにとぞ御教示のほどお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは、眼病にてあらゆる療法を施したからいけなかった。

なんにもしなかったら治っていた。

失明の一歩手前までいろんな療法でやったんですね。

みんな薬毒ですよ。目がひどくなると瞳がはずれますからね。

後ろから押されるんです。薬毒を入れると、薬毒が滲み込んで頭に行き、それが溶けて目に来て、後ろに行き、それが押して出ようとする。

玉を押してくれば良いが、そうではない。

無論玉もそうですが、クルリとまわって瞳を押してくる。

私もそんな人をやったことがあるが、瞳がぶら下がってきて落ちますよ。

目が膿でいっぱいです。浄霊していると、そのうちに瞳がだんだんひっ込んで元通りになる。

目の玉がはずれるなんて想像がつかなかったですね。その軽いものですね。

白玉が上に黒玉が中へ離れるんです。

これは毒がたくさんそこに固まった状態ですね。

ですからこれは気長に浄霊して、だんだん目脂がたくさん出てきますがね。

そうすると治ります。必ず治るんです。

これは最初はちょっとしたのです。それが薬で作ったんですね。実に恐ろしい。

半年ばかり後には星もなくなり・・・こういう具合に治ってくるんです。


詐欺・・・これは入信が後れたためにこうなったんですね。

しかし詐欺にあったということは浄化ですからね。

物質の浄化で本当は結構なんです。

この人は、まだ曇りがあるために、ある程度取れなかったら信仰に入れない。

そこで祖霊が詐欺にあわせて物質に損害をあわせて、曇りを取ろうとした。

だから、本当言えば結構なんです。

いろいろ損したりするのは霊的に言うとそういう意味ですからね。

それが判ればむしろ感謝したいくらいのものです。


八月七日突然に熱が出て苦しみ・・・よけいに熱が高くなりました・・・これは、浄霊者の霊的関係ですね。

霊力が弱いと熱が出て、強いと出た熱は下がる。

弱いとここまで(山形の頂上までをお示しになる)で、熱を下げる力がない。

強いとここまで(山形の頂上を通り下までお示しになる)下げる。

ですから力を入れるとこうなります。

力を入れない・・・そうすると熱が非常に冷めやすい。

目が痛い、頭が痛い・・・ここ(頸部)をやらなければ。


やっぱり猫も関係ありますね。猫が関係あっても、こっちがおもしろ半分で猫を殺してないなら・・・それほどでなければ、恨みというのは一時的なものです。

やはり、これは毒がたくさんあるんです。薬毒がね。

そのうち、両手が固くこわばり・・・これは、きっと猫が来たんですね。

犬は縛っておけば良いんだ。鎖でつないだ方が良いですね。これはやっぱり猫の霊ですね。

この世を去っておりました・・・ははあ、注射にやられたんだな。


それから、やっぱりこういう家は光明如来様を早く奉斎しなければいけないんですが、そうかといって無理にしてはいけないし。

こういうのは難しいです。メグリが多いから、それだけ恵みをいただけないんですね。

これは別に死ぬ状態ではない。注射のためでしょうね。

昔と違って、今は浄化が強いから・・・逆効果が強いから・・・先にはなんともなかったのが、今日は非常に危険な状態になるんですね。

こういうのはあんまり無理に勧めないで、先方が聞きたいようなら話をしてやる。

後はできるだけ、「栄光」や「地上天国」を読ませるようにする。

「栄光」一部でも、すっかり読めば、たいていの人は良くなる。

そうして急らず気長にやった方が良いですね。

それで、こういう不幸があった後にはいくらか迷いが出てますから。

そこで、本人に霊界から、そういった・・・祖先やなんかが働いたあげく・・・そういったメグリがあって・・・邪魔があったという結果になった。

だから先方が快く話を聞くようならしてやって、そうして一日も早く光明如来様をお祭りさせる。

そういうような迷いがあったり、いろいろ具合が悪いようだったら御神書を読ませる。そうして後は神様にお任せしておく。」




明主様御垂示 「腸チフスについて」 (昭和26年8月21日)

信者の質問
「チブスの御浄化につきお伺い申し上げます。

(一)以前明主様御垂示の中に、チブス患者にサイダーを飲ませると死ぬとのお言葉がございましたが、食物はどのように選定したらよろしいのでございましょうか。

(二)たまたま腸出血することがございますが、医者は腸に穴があくためだと言いますが、これは頭の濁血が排出されるのでございましょうか。右お伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「チブスはチフスと言うのですね。こんなこと言いませんよ。

ああたいへんな間違いですね。腸出血は命がないですよ。これはお医者さんが間違えた。

ただ、血が下るんです。

食物は流動食は間違いないですがね。

それから熱でみれば一番分かる。

チフスは食物が無理だと熱が出るからすぐ分かります。

熱が出なければ確かだ。

腸に穴があき・・・固形物がつかえる、

そうすると熱が出る。流動物はつっかからないでスルスル通る。だから熱が出ない。

医学の方では・・・流動物をやって一週間熱が出なければお粥を食べ、それで出なければごはんを食べるという順序ですから、そこをみれば良く分かります。

チフスと間違えていることがあるから、熱と照らし合わせてみれば簡単に分かる。

腸出血すれば、もう命はない。

これは間違いだから心配しなくて良い。

頭の濁血というのは・・・ふつう、腸出血でなくてお腹の方から出るんですね。

ひどいのは赤痢ですね。

それから、お腹を通らないで、肛門から出る・・・痔出血ですね。

結構なんです。これはみんな頭の濁血ですから、そう考えていれば良いですね。」




明主様御垂示 「手や足の痛みは大抵 注射が原因」 (昭和26年8月21日)

信者の質問
「昭和二十三年入信の当年六十二歳の私の父、去る七月十三日飲酒就寝いたし二時間ほどで目が覚めましたが、左手首がききません。

痛みはなく肱(かいな。ひじのこと)から指先へ軽い痺れがあり、手首を上下に動かすことができず、物をにぎれば軽くにぎることができます。

御浄霊はその日より毎日させていただいておりますが変化がございません。

二十八年前自転車より落ち肩の骨を折ったことがございますが、その時は薬は用いませんでした。

肱と肩に固結があり圧すると痛みがあります。

入信前予防注射数本うったことがあります。

どこを根本に御浄霊させていただきましたらよろしゅうございましょうか。御教えのほどお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは自転車から落ちて骨を折ったためではないですね。

それが今ごろ痛むわけはない。予防注射ですね。

そのためですから、押して痛い所、そこに薬が固まっているからそこを浄霊すればいい。

これはなんでもありません。きっと治ります。

力を入れちゃいけません。力さえ入れなければドンドン治ります。

すべて、手や足の痛みなんかは注射と考えてみればいいです。

前に注射をしたとか言うのはね。他にそんなことがあるわけはないですからね。」




明主様御垂示 「火傷後の塗布薬の後遺症」 (昭和26年8月25日)

信者の質問
「信者KH子長女、K子(四歳)、生後二年六カ月目にセルロイド製玩具にて顔面を火傷し、

化膿止め注射一日一本ずつ五十日、塗布薬を九十日続けました。

現在顔面に火傷痕と左眉毛がありません。右につき御垂示お願い申し上げます。


明主様御垂示
「注射五十日続けた・・・これが悪いんだ。

治りますよ。これは、うっちゃらかしておくか、さもなければ浄霊すれば、じきに治ります。

それから、塗布薬・・・これも悪い。

この薬毒が取れるまでですね。だんだん取れますがね。

眉毛もそのためです。毛が生えるのを止めている。

だから浄霊していれば治ります。心配ない。

やっぱり薬による被害者ですね。」




明主様御垂示 「心臓弁膜症の原因」 (昭和26年8月25日)

信者の質問
「昭和二十四年三月入信の信者でございますが、心臓弁膜症にて悩んでおりましたのを御守護いただき喜んでおりましたところ、

昨年十一月始め雨に濡れてより風邪の気味にて体がだるく、家業の農業はできず、ようやく炊事ができる程度でブラブラいたしておりました

(この時より月経閉止いたし、現在までぜんぜんございません)。

そのうちしだいに病状が重くなり本年二月事情により実家(未入信のうえお道に対してぜんぜん理解ございません)へ帰り、療養いたしておりましたが、

付近に信者さんもなく、御浄霊も充分いただくことができずにおりました。

四月末ごろよりしだいに全身がむくみ始めましたが、そのころから毎日御浄霊をいただくことができるようになり、御守護により多量の排尿とともにむくみは去りました。

その後しばらくは楽でございましたが、間もなく排尿少量となりふたたびむくみ始め、腹部は七、八カ月の妊婦のごとき状態にて、

引き続き御浄霊をいただいておりますが(隔日程度)ぜんぜん変化ございません。

現在腹部の腫れはしだいに上に昇り胸部中央部まで達し、そのため食欲も少なく(お粥軽く一杯程度)

時にはぜんぜん食べられないこともあり、また息苦しくございます。

脈拍はそうとう結滞いたします。浄化の状態はほとんど絶望と思われるかと思うと御守護いただき、またしばらくすると重くなるというように波状を繰り返しております。

右御浄化中、時々薄茶色の水を吐きましたが食物は嘔吐せず、水を吐くと胸がすいて食欲が出てまいります。

また時々急に呼吸困難になり、その折腹部を押さえますと臍部一、二寸くらい上部に鶏卵大の固まりが現われ、自分で御浄霊しておりますとしだいに楽になり、それと同時に固まりもなくなります。

このようなことがたびたびございましたが最近ではあまりございません。

この間実家の人の計らいにてやむなく医診を受け、排尿のための注射を三回ほどいたしましたが、その他には入信にもあまり医薬は用いたことなく、

ただ二十数年前、肋膜が悪いと言われ、母の勧めで煎じ薬をしばらくの間(服用期間不明)服用いたしたことがございます。


また実家へ帰りました当時は御浄霊いただきますと憑霊状態となり豊川稲荷だと申しましたが、最近ではほとんど憑霊現象は、ございません。

豊川稲荷は婚家で二十数年前、両と狐の像を買ってまいりお祀りいたしておりましたもので、二十三年八月、光明如来様御奉斎と同時にお納めいたしました。

なお、夫は二十三年十一月結核にて死亡し、私の入信後は夫の父とともに御神体、御屏風観音様を御奉斎させていただいておりました。

右御浄化はいかなるわけでございましょうか。また御浄霊の箇所につき御教示賜わりたくお願い申し上げます。」


明主様御垂示
「心臓弁膜症なんてわけはないんです。

これは、心臓のまわりに薬毒が固まって、心臓を圧迫するんです。

これは少しやればじき治っちゃう。

狭心症というのは、キュッと強く来るんですね。

心臓のまわりに毒があり、圧迫するんです。

弁膜症は一部ですね。前とか後とか横とかにある。

それが固まって心臓を圧迫する。

漢方薬・・・これが悪いですね。これが原因ですね。

このためです。漢方薬が心臓のまわりに固まりますから、心臓を圧迫して、そこに膿が溜まって、それがお腹や上の方にいく。

それから、玉のようなものは豊川稲荷の霊でしょう。これはじき解決する。

腹部の腫れ・・・これは尿毒と薬毒でしょうね。それがだんだん増えてくるわけですね。

それで、お粥が一杯程度と圧迫する。

心臓の下から圧迫するので、心臓部の左の方と背中の方にいくと腫れてますから、そこを浄霊する。

浄霊するには霊力が足りないんだな。

力を入れてるんです。

ぜんぜん、力を抜かなければいけない。

肋膜にもいくらか溜まっているでしょう。

しかしこれはじきに溶けます。

漢方薬が恐いんです。飲み薬では西洋の薬より、漢方薬の方が恐いでしょうね。

薬としては漢方薬の方が恐ろしい。量が多いですからね。

今のように力を抜いて、左の心臓から胃の方にかけて浄霊して固まりを溶かせば、そう難しいものじゃない。」




明主様御垂示 「脊髄手術の後遺症による歩行障害」 (昭和26年8月28日)

信者の質問
「IT(五十一歳・男性)と申す信者でございますが、北支従軍中昭和十六年秋より足が重だるくなり、日増しに悪化しついに歩行困難となりました。

病名も不明のままあれこれと医療を受けましたが、悪化するのみでございました。

医師も手をはなしてかそのまま除隊され、自宅へ送りかえされました。

そこで松江の日赤病院で診察を受けましたところ、脊髄系統の病気だろうと言うので、脊髄の上から四、五節の所を三寸ほど切開手術をしましたところ、黒い塊りような物が出ました。

その結果便所へ行くことくらいはできるようになりましたが、切開部が治るに従い、足の方も元に帰り歩行できなくなりました。

その後自宅で、良いという民間療法はみんな受けましたが、ぜんぜん変化ございませんでした。

その後お道のお話をお聞きし、さっそく入信、以来御浄霊をお受けしますうち、足部がむくみ排膿いたし、だんだん気分が良く、便所にも杖にすがり、あんがい楽に行くようになりましたが、また元に帰りました。

いろいろ御神書を読ませていただき、霊動も少しあり霊的に思い、過ぎし北支で野営の時、ある厨(くりや)に入りそこを宿と定められた時、

等身大の土像および木像が邪魔になるので打ち毀したこともあり、その後足が悪化したのですが、この仏像との霊的関係がございましょうか。

あるといたしますればいかがすればよろしゅうございましょうか。

現在足の状態はまったく痛みなく、腰から下に力が入らず歩行ができないだけでございます。

その他家にも明治十九年の大水に家もろとも、四代前の先祖夫妻は流され死体はございません。

ちょうど足がぐにゃぐにゃで骨がないようなところから龍神ではないかというので、龍神の祭りもいたしましたが変化ございませんでした。

浄霊をいたしましたところ、脊髄がピンピンして後ろへ倒れそうでございました。

なお御屏風観音様はお祭りいたしておりますが、御神体は姉(兄の嫁)の反対がありお祭りできません。

右いかがすればよろしゅうございましょうか、謹んでお伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「これは脊髄の手術のためですね。それで、足が思うようにならないんですね。

霊的じゃありませんね。医学的ですね。

ですから、こいつはちょっと分からないですね。脊髄の後ろですね。

これをやるとよく足が痺れて動かなくなる。よく半身手術なんてありますね。すると腰から下が痺れてしまう。感覚がなくなってしまう。

ですから、恨むならお医者さんを恨むよりしかたがない。

お医者さんを恨むというのは間違っている。医学を恨むんですね。

まあーある程度は治るでしょうが、それから先は分かりませんね。

つまり、あるものを取ったんですからね。」




明主様御垂示 「薬毒が原因の尿道・睾丸・腰の浄化」 (昭和26年8月28日)

信者の質問
「私は昭和二十三年七月より小便をすると痛みを感じるようになり、医師を五人もかえ医療を受けましたがしだいに悪化いたしました。

薬剤はマイシン五本、ペニシリン十二本、六〇六号一本、その他の注射も多数いたしましたが、

ますます悪く小便が出るたびにたいへん痛み、苦痛は日に増し困っておりましたところ、

お道を知らされ御浄霊をいただき、奇蹟的にお救いをいただきありがたさに感激、二十五年七月夫婦揃って入信させていただきました。

その後教会のお詣りもさせていただき、他人様の御浄霊もさせていただいておりましたところ、

本年六月より再浄化をいただき、小便をすると血尿が出るようになり、出る時はたいへん痛み、一時間に二、三回も行きます。

毎日御浄霊をいただいておりますがしだいに浄化は激しく睾丸に少し腫れがきておりました。

八月十日御神体を御奉斎させていただきましたところ、その日より睾丸は、直径五、六寸に腫れて大きくなりました。

小便は一時間に相変わらず二、三回行きますが、血尿は止まりました。

大便は十日間ほどありません。

また、腰が痛く上向きに寝ることができません。

脚も全体に浮腫がきており、足の先は炬燵(こたつ)にあたっているようにあつく感じます。

食事はおいしく、ふつう一回にお茶腕に二杯はいただき間食もいただいております。

御浄霊は腎臓、鼠蹊部、膀胱などを重点にしていただいておりますが、それでよろしゅうございましょうか。右謹んでお伺い申し上げます。」


明主様御垂示
「医療を受けるから悪化するんです。

医療を受けなければだんだん治ってくるんです。

注射をするからますます悪くなるんです。

睾丸が大きく腫れてきた・・・これは結構だな。

これも、いろんな注射・・・ペニシリンとか・・・そういうものがだんだん下に下がってきて、下に溜まるんですがね。

こういう人はたくさんあります。

腰が痛く・・・と言うのは腰に溜まっている。足にも溜まっている。

それで、足の先まで下がってくるんですね。

最初、尿道に溜まったんですね・・・尿道のまわりに。

それだけのことですからね。心配はないんです。根気ですね。

だんだん薬毒がとれるに従って治るんですからね。

睾丸が腫れるのもそのためです。これがだんだん下にいって溜まってくる。

浄霊すると、これがとれてくる。うまくいって下痢すると良くなる。

気長にやっていれば治ります。薬の罪だ。」