医学断片集 (明主様御垂示 6)
明主様御垂示 「大怪我や手術の後に水を飲んで良いのか」 (昭和25年1月20日発行)
信者の質問
「大怪我をしたときや手術のあとで水を飲むと死ぬと言われておりますが事実でしょうか。」
明主様御垂示
「こんなことありませんよ、大いに飲んだらいいんです。
なにか間違ってるんですよ、水を飲むと死ぬなんて理屈はありませんからね。
けど、まあこういうことは考えられますね、手術をするとき麻薬を使うので水を飲むと胸がむかついて吐くことがあるんです。
で、吐いたりすると体が揺れるから縫った所が外れたりするってことはありますね。
それを懸念して水を飲ませないんでしょう。
大怪我のときもそうで出血のため脳貧血を起すから、そうするとやはり胸がむかつくんで水を飲んで吐きますよ、そうすると傷口が破れたり口が開いたりするんです。
だから水を入れたからどうってことはありませんよ。」
明主様御垂示 「中風について」 (昭和25年1月20日発行)
信者の質問
「本人は勿論その一家はみんな熱心な信者でございますが急に中風の御浄化をいただきました。
いままで熱心であっただけに多少の迷いを生じた様子ですが、
このような場合どのように指導させていただいたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「この道の信者だって中風になりますよ。
その代わり信仰してると軽くてすむんです。
そして治りもいいですね。
五六七教の渋井さんだって去年中風になったんです。
渋井さんは三度やりましたがね、もうよくなりましたよ。
最初は首のうしろ側にオデキができて毒血がうんと出たし、二回目のときは足の腿の外側にやはりオデキができて毒血が出ましたね。
あの人はだいたい祖父も父も中風ですからね、で、その筋なんですね。
あの人がそんなじゃ信用にかかわるんで、私もだいぶ骨折りましたがね。(笑声)」
信者の質問
「やはり筋をひくものでしょうか。」
明主様御垂示
「ええ、遺伝しますね。
けど、渋井さんみたいに三回目だって治るんだからね、たいしたことはありませんよ。」
明主様御垂示 「胃潰瘍の原因」 (昭和25年1月20日発行)
信者の質問
「四十七歳の婦人、昭和二十年ごろより胃病に悩み二十四年五月入院胃潰瘍と診断されました。
同年十月退院自宅にて療養中ですが、日々背中から胃にかけて痛むと申します。これは治りましょうか。」
明主様御垂示
「こんなの、なんでもないですよ。
胃潰瘍なんてのは薬が作るんだから薬さえ服まなけりゃ治りますよ。
薬毒が背中に固まってるんです。
それが溶けて胃に還元するんです。・・・
それからね、血が吐物や便にまじって出るときは胃壁に亀裂があるんだから、固形物を摂らずに流動食にすることですね。
出血が少しのときにはおかゆくらい食べてもいいでしょう。
消化薬は胃壁も柔らかくしてしまいますからね。」
信者の質問
「この人は血は出ないようでございます。
明主様御垂示
「じゃあ、まだ胃潰瘍まで行ってませんね。治りますよ。
けど、いままで服んでる薬がよけいなら多少治癒までに時間がかかるでしょう。
それから胃潰瘍は胃癌のようになることがありますが、これは胃の亀裂の所に毒が固まって臍みたいになるんです。
勿論こんなのは本当の癌とは違いますがね。」
明主様御垂示 「霊の曇りは誰にでもある」 (昭和25年1月20日発行)
信者の質問
「薬剤使用者は霊体に曇りがあるために、自然に薬剤を使用するようになるのでしょうか。」
明主様御垂示
「霊体の曇りってのはだれでもみんなあるんですよ。
薬剤使用者だけじゃないんです。
薬を使わないのは観音教の信者だけですからね。
かと言って観音教の信者にだって霊体の曇りはありますよ。」
明主様御垂示 「喘息について」 (昭和25年1月20日発行)
信者の質問
「私の兄は喘息で、毎年秋から冬は咳と痰でほとんど起きられません。これは霊的に原因がありましょうか。」
明主様御垂示
「これは霊的喘息ではない。
元来 喘息は季節的に発(おこ)るのが特徴である。
冬に限って発作するもの、夏に発るもの、あるいは年にいっぺん九月に必ず発るという人もある。
こういう規則的のものは軽いほうで、年中不規則に発るのは重症である。」
明主様御垂示 「一旦接合した骨は浄霊でも修復できない」 (昭和25年1月20日発行)
信者の質問
「骨折して骨接ぎに行き、重なってついてしまったものは、そのまま御浄霊で治るものでしょうか。」
明主様御垂示
「くっついたのは治らぬ。骨はすぐに固まりやすいものである。」
明主様御垂示 「吃りの原因」 (昭和25年1月20日発行)
信者の質問
「吃りの原因。」
明主様御垂示
「頭と舌の連絡筋に固結せる毒素が神経を邪魔しているのが原因である。
頭の横から頬へかけて、熱のある部を浄霊すれば治る。」
明主様御垂示 「脊髄脳炎」 (昭和25年1月16日)
信者の質問
「私の三男、三年前四歳の時脊髄脳膜炎を患い、耳が全然聞こえなくなり、半年前より入信致し、毎日御浄霊致しておりますが、現在のところ変化が御座居ません。
今年四月より学会により盲学校に入学させねばなりませんが、このまま御浄霊を続けて御浄化を戴く迄待った方がよろしいでしょうか。
また、入学させると寮生活のため御浄霊が困難になります。いかが致したら宜しいでしょうか。」
明主様御垂示
「脊髄脳炎は後頭部へ来て固まる。きっと治る。
耳朶の後ろの凹所へよく固まる。
よく運動さすとよい。
時々やればよい。それで治る。」
明主様御垂示 「神経痛で足不自由」 (昭和25年1月16日)
信者の質問
「私の妻、昨年四月より猛烈なる神経痛で、注射薬にて痛みを止めておりましたが次第に悪化し、
ついに死の寸前迄迫り、医師より死の宣告を与えられ、
天理教の訓えを受けておったのですが少しも御利益が戴けず苦しんでおりましたが、
たまたま昨年十月御光様の御話を聞き、宮倉先生の御浄霊を受け妻は入信致し、
私も先月二十八日御光を戴き、毎日朝夕浄霊をしておりますので御守護を戴き、今では良くなっており、
しかしまだまだ足の自由が利かず、毎日、床に臥して悩んでおりますが、
今後足が自由に動かせるように御守護を戴くにはどうしたら宜敷いでしょうか。御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「痛みの病気は、痛みが先に治り、後不自由な所が治る。
両方一緒の事もたまにはある。
浄霊者の霊が弱い。」
明主様御垂示 「脳溢血の再発」 (昭和25年1月17日)
信者の質問
「六十二歳の女、五年ごしの中風で左半身がききませんのですが、
昨年九月入信致しまして、御浄霊を頂き、鉄のような足も段々やわらかくなり、歩くのも随分楽になって参りまして、大変喜んでおります。
所が近頃、目が見えにくくなってきました事と、頭がもう一つはっきり致しませんので、以前の時と同じような気が致します。
本人はまた脳溢血になるのではないかと案じております。
一日一回は家族の者の浄霊を受けておりますが、浄霊を頂いておりましても再度脳溢血を起すような事も御座いましょうか。お伺い致します。」
明主様御垂示
「この脳溢血は未だ残っていて、毒血が溶けて頭に残っている。
ある程度溶けて鼻汁や痰などになって出る。
先に固めて、その上に溜って浄化するから、医者では二度目、三度目の再発は危険だというのである。」
明主様御垂示 「頭毒による眼病」 (昭和25年1月17日)
信者の質問
「私は約三十年前に首のはれものにて六○六号を六本注射しました。
三十数年前から両眼を患って年に二、三回程医者にかかり、時折眼薬を使っておりました。
昭和二十一年三月入信させて戴き、大光明如来様もお祭りさせて戴いています。
入信後半年程経ってから眼に浄化をいただき、現在に至っています。
最近三ケ月程特に浄化をいただき、激痛も伴い、眼脂をどんどん出して戴いています。
約二十年前私の家の巽にあった井戸を埋めて少し東寄りに掘り替えました。
(この折何の御祭りも致しません)
また、精米所を営んでおりました時(二十数年前)主人の弟が生きた蛇をベルトにはさんで沢山殺しました。
この弟は二十九歳の時結核で亡くなっています。
また、七、八十年前、私の屋敷の乾の方にて社を作り、女の人二人がお祭りしていたと言伝えがあり、
今はその跡に楠と「よのみ」の大木が二本あります。
これと私の眼の浄化とどんな関係がございましょうか。
またこの事につきいかがいたしたら宜敷う御座いましょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「首の腫物は大変結構である。
両眼・・・頭の毒が眼から出ようとするものである。」
明主様御垂示 「病気は一日おき」 (昭和25年1月21日)
盲目の一日おき明暗
信者の質問
「盲目の男子の信者、一昼夜交代でボーッと明るくなる時と(見えないのは同じで御座います)本当に真暗の時と御座いますが、いかなる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「病気は一日おきのものである。」
明主様御垂示 「腹部固結・吐瀉・食欲不振」 (昭和25年1月21日)
信者の質問
「十七歳の男子の信者で御座いますが、一昨年十一月発病、医療を受け、昨年七月二十五日より御浄霊を戴いております。
当初痩せ細り、食欲なく、腹部に固結があって筋(すじ)張り、日に何回も酸気ある淡きヌラ状のものを吐瀉しておりました。
御浄霊により一時食欲は出、気分が良くなり、九月母親が入信し、その後、毎日三回御浄霊致しておりましたが、
十月末頃より、食欲は御座いますが食べかかると胃が張って食べられなくなり、無理に食べると吐瀉し、全身だるく、衰弱甚だしくなりました。
また、いつも十余日位も便通が御座いません。
猫を殺した事があり、また、猿にせめられる夢を見た事が御座います。
当人は母の連れ子で、実父とは生別し、その後実父は戦災で死亡した由なるも消息不明で御座います。
霊的のもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「背中に薬毒が固まって、奥にあったもので、胃へ戻って来たのである。猫とは関係はない。」
明主様御垂示 「同情した患者と同一症状となる(首振り病)」 (昭和25年1月22日)
信者の質問
「未入信の五十二歳の婦人で御座いますが、二十五年程前にお灸をすえに行きまして、
十七、八歳の娘が小児麻痺のような状態で首を左右上下に振りますのを見て、
「アレ、この子は若いのに気の毒だ」と思って以来、自分が同じように首を振るようになってしまい、種々手当を致しましたが良くなりません。
なお、本人長年の喘息を御浄霊戴きまして大変楽にして戴き、首を振りますのも幾分少なくなりました。
首を振る場合意識している時とおらない時が御座いますそうで、五分十分毎位に振ります。
霊的にいかなる意味が御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊の方は簡単に治る。
頸筋に塊がある。
頸と肩の間の繋りが浄化すれば治る。」
明主様御垂示 「外陰部に腫物」 (昭和25年1月26日)
信者の質問
「私の妻(四十歳)は子宮癌のため夫婦共々入信いたしました。
去年四月御参拝して大先生様に御伺いいたしました時には本人も元気で「癌でない」との御言葉で御座いましたが、
昨年七月光明如来様をお祭り致してから浄化が強くなり、現在は用便のみに起きるような状態であります。
病状は陰部のそとに梅干のようなものが出来、大変痛みました。
御浄霊によりその痛みが止まり、昨年十二月二十一日、右の鼠蹊腺にまた梅干位のものが出来て段々大きくなり、現在は拳位に腫れて痛み歩行も困難です。
食事は僅かに一日三回で一膳位食べます。本人は気分もよろしく、また子供二人も入信致しました。
御浄霊はどこを致しましたらよろしいでしょうか。
なお今後いかにしたら良くなるでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「すっかり治る。結構である。
拳大に腫れ、真赤になって、血膿が出て治る。」
明主様御垂示 「毒素の硬軟は薬の種類による」 (昭和25年2月20日発行)
信者の質問
「固結したる毒素は、新旧によりその溶解に遅速の差違がありましょうか。」
明主様御垂示
「勿論溶解に遅速はあるが、古い毒素ほどよけいに固まっているとも言えない。
薬の性質によって硬軟がある。
固まりやすい薬と固まり難い薬があり、重い薬と軽い薬がある。
重い薬は足部へ、軽い薬は背部、胸部などへ溜結する。
またその人の体質にもよる。」
明主様御垂示 「熱の箇所について」 (昭和25年2月20日発行)
信者の質問
「発熱の場合額に出ることが非常に多いようですが、なぜでしょうか。」
明主様御垂示
「前額には、たいていの人は毒があるからである。
短気の人など診ると必ず額に熱がある。
犯罪者などは必ずここに熱がある。
いま一つは扁桃腺下の首の部に毒があり、浄化熱の出る場合、前頭部に有熱する。」
明主様御垂示 「子宮脱出の原因」 (昭和25年2月20日発行)
信者の質問
「六十歳の女、子宮が下がるので困っております。御浄霊の方法をお教え願います。」
明主様御垂示
「子宮を吊っている筋が弛(ゆる)むのである。
その原因はいろいろあるが、多くは筋の付近に毒が溜まって筋の活動を鈍らせるのである。
子供をたくさん生んだ人に多い。若い人だとじき治るが、老人は治るが長くかかる。
一名「なす」とも言う。
子宮の両側から上へかけてよく浄霊する。
以前に農婦でこの病気のものを治したことがあったが、これは生霊のためであった。
生霊は男女関係に多い。
特に美人に多くあって、子宮卵巣などの部を犯すものである。」
明主様御垂示 「喘息について」 (昭和25年2月20日発行)
信者の質問
「私は十年前卵巣膿腫を手術後、喘息となり、毎年三回くらい悩まされておりました。
五年前御守りをいただくと、間もなく疥癬の御浄化をいただき、その間二年半、喘息は一度も起りませんでしたが、
疥癬がすむと、また始まり現在は七日くらいの間を置いて悩まされ通しです。
昼間は楽ですが夜明けに一番苦しみます。霊的でしょうか、御浄霊の箇所はどこでしょう。」
明主様御垂示
「これは霊的ではない。
喘息の真因は、毒素が痰になって、咳嗽によって排泄されようとする場合、肺膜の厚い人は、強い吸引力を要する。
毒素もまた固い場合、肺は激しく吸い上げようとする、そのための苦しみが喘息である。
その毒素は疥癬に同じ毒であるから疥癬がすむと喘息によって、毒素が出ようとするためである。
喘息の原因は、第一は横隔膜下部の毒結である。
第二は脊柱両側、腎臓部、腹膜、肩、首のまわり、頭脳などである。
浄霊の場合、触ると熱い箇所を浄霊すれば、原因である毒素は痰になって排泄され、漸次減滅して治癒する。」
明主様御垂示 「シラクモは親の毒素」 (昭和25年2月20日発行)
信者の質問
「「しらくも」は霊的なものでしょうか、また浄霊により治るでしょうか。」
明主様御垂示
「霊的ではない、親の薬毒である。
すなわち昔は胎毒と言い、いまは遺伝梅毒と言うが、その分泌物が多い場合固まって白癬になる。」
明主様御垂示 「梅毒について」 (昭和25年2月20日発行)
信者の質問
「私が浄霊している患者(五十六才の男子)二十三年一月発病、医師の診断の結果「メヌエル」症状で、
原因は神経梅毒で耳鳴りし、耳下腺が曲がっていると言われ、
耳から水を取り、サルバルサンを十二本ばかりうちました。
医者では治らず、いろいろ手を尽くし、信仰もあらゆるものをして、結局いまでは神仏はないかのように申しております。
最近十回ほど浄霊さしていただきましたが、あまりはっきりいたしません。
全治いたすでしょうか。また浄霊法を御教示お願いいたします。」
明主様御垂示
「治るには必ず治るが、最初から放置しておけば、いまごろすっかり治っている。
それを極力、病気保存法と悪化法をやっていたもので、だいたい神経梅毒なんてものはない。
むしろ無神経梅毒ならあるかもしれぬ。
なんとなれば、梅毒は決して苦痛を伴わないものである。
故に耳鳴りは梅毒ではない。
また耳下腺が曲がってるなどということは、あり得べきでない。
耳下腺に毒あり浄霊すれば治るが、薬毒が多いから手間どる。
浄霊箇所は、苦痛の所、耳鳴りはたいてい耳下腺か延髄である。
問題は十二本のサルバルサン注射がどこへ表われるかである。」
明主様御垂示 「酒毒は胃潰瘍の原因になる」 (昭和25年2月28日発行)
信者の質問
「酒毒というものはあるものでしょうか。」
明主様御垂示
「酒毒はやはりありますよ。
これも昔はあんまりなかったんですが、いまはよけいありますね。
いまは酒に防腐剤を使ってますから、この防腐剤の毒がまた多いんですよ。
酒は一時興奮させるんですが、一番興奮するのは胃の辺りで胃が一番熱をもって血を寄せますから酒毒は一番胃へくるんですよ。
すると、胃壁がだんだん柔らかくなって、ブヨブヨになってくるんです。
そこへ固いものを食べると胃壁に亀裂を生じ出血するんで、これが胃潰瘍ですね。
それから酒を飲むと中風になるって言いますが、これはそれほどでもないようですがね。
胃潰瘍が一番多いですよ。
まあ、酒なんてものはある程度にしとかないといけませんね。
また、この信仰に入るとある程度で止まるんです。
酒飲むのはどうせ狸か天狗ですからね。
酒飲んで理屈を言うのは天狗であり、居眠りしたり御機嫌がよくなったりするのは、あれは狸ですよ。
以前私の所にいた○○なんて顔付きがまるで狸でしたがね。
ところが、この信仰に入るとそういった霊が萎縮しますからね、少ししか飲めなくなって酒の害も減ってくるんです。」
明主様御垂示 「硬化作用は万有の法則」 (昭和25年2月28日発行)
信者の質問
「私は今度医科大学を卒業いたした者でございますが、
体内の毒素は固まり、浄霊はそれを溶かすと伺っております。
毒素が固まるのはどういう理由によるのでしょうか。」
明主様御垂示
「万有は時が経つに従って固まって行くんです。
すべて固まるものなんですね。
そうかって、人間が固まってミイラになっちゃ困るんで、生きてる以上は固まらないんです。
ところが人間の体に合わないものが体内に入ると、それがだんだん固まるんです。
そして一応固まりきると、それから崩壊作用を起すんです。
石でも、あれは土が固まってできたものなんで、土の硬化作用によるんです。
そしてそれが硬化しきると今度はボロボロに砕けるんですよ。
これが万有の法則なんです。
星でもこの宇宙には光らない暗星というのがたくさんあって、それが万有硬化の理によって硬化してくると太陽光線の反射で光るようになるんです。
それがさらに硬化して極点に達すると、今度は分裂しだすんで、流星はそれなんですね。
隕石なんかも星が分裂したものなんです。
膿でも同じでね、薬毒は体の中でだんだん固まって行くんです。
で、ある程度固まると今度は溶解する、それがつまり病気なんですよ。
熱が出て固結毒素が溶け、液体になって出るわけなんです。
だからそのままにしておけばいいのに、やれ病気だなんて心配して湿布したり冷やしたりするもんだからせっかく溶けて外へ出るものを固めちゃうんです。
人為によって固めるんですね。この間違いを人類に目覚めさせなきゃあどうしようもないんですよ。
殊に肺病なんかは人間が造ってるんですよ。
この原理は光新聞の号外に詳しく書きましたからね、あれを読めばたいてい判るでしょう。
だから医学がなくなれば結核は必ず何分の一かに減りますよ、固めないから。・・・
ほおっておけば体内から出るものを出ないようにコチコチに固めちゃうんですからねえ、浄霊はそれを溶かして出すんですよ。」
明主様御垂示 「毒素の硬軟、溶解速度の遅速の原因は様々」 (昭和25年2月28日発行)
信者の質問
「毒素の硬軟はその固結している年数および毒素の種類によって違うのでしょうか。
溶解速度に遅速の差異を生ずるのはなぜでしょうか。
毒素が溶解する場合何倍くらいに増量するものでしょうか。
凝結した毒素が折れたりひびが入ったりして痛苦を生じることはありましょうか。」
明主様御垂示
「毒素の硬軟が違う原因はいろいろでね、一つや二つの原因じゃないんです。
服んだ薬の性質にもよるし、その人の浄化作用の強弱にもよるし、またその人の環境にもよるんです。
職業なんかでも違いますからね。
頭ばかり使う人は毒素が頭によるし、手で仕事をする人は手によるし、その使う場所によって違うんです。
それから、その人の想念によっても違いますしね。いろいろあるから一概には言えませんね。
溶解速度の遅速もいろんなことで違ってくるんです。
浄霊してもらう先生によっても違いますしね、その先生の霊力の強い弱いですね。
それから話す言葉にもよります。
話が急所を衝いてれば、なるほどと思いますからね。
心が違うとまた違ってくるんです。誠の多い少ないですね。やっぱり心と心とが相通じるんですからね。
毒素は何倍になるかって、そりゃあ直径一寸くらいの塊りでも溶ければこのくらい(約八、九寸)になりますよ。
漢方薬なんかを持薬にして一年も服めば、膿が何升出るか何斗出るか分かりませんね。
あるいは何石かもしれない。西洋の薬は割に量が少ないことが多いけど、永く服めばやっぱりたいへんな量になりますからね。
漢方薬なんかをお茶の代わりに服む人もありますが、そんなのも水分は外に出ますが薬は残りますからね。
それが溶けて出るときにはだいたい元通りに服んだときと同じくらいになると思えばいいでしょうね。
そんなのが痰とか排泄物なんかで出てくるわけですね。
それから、折れたりひびが入ったりすることはありませんよ。
そんなに固いもんじゃありませんからね。」
明主様御垂示 「ハタケ、シラクモは薬毒」 (昭和25年2月28日発行)
信者の質問
「頭や顔にできますハタケ、シラクモはどういうわけでできるのでしょうか。
明主様御垂示
「これはやはり薬毒ですよ。
薬毒が皮膚に出てくるんです。
薬の性質によって、またその人の体質によってほうぼうから出ますからね。
薬毒が分泌して出て、それが乾燥してできるんですね。
そこの個所を浄霊すれば治りますよ。」
明主様御垂示 「あくびは毒の霊の排出」 (昭和25年2月28日発行)
信者の質問
「あくびの原因およびあくびは伝播すると言われておりますがいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「あくびは悪霊ってことで、肩が凝ったり、一つ事を長くやったりすると、つい自然浄化で霊だけが出る。
それがあくびなんです。
あとの物質的な毒はそれだけ遅れて出るんですね。
それから伝播するって言うけど、これは誘われるようなもんでたいした意味はありませんよ。
みんなだれでも毒はあるんですからね。
一人があくびして、はッと思った拍子に、ほかの人も浄化しちゃうんです。
つられてするだけのもんですよ。」
明主様御垂示 「便秘は差し支えない」 (昭和25年2月28日発行)
信者の質問
「三十四歳の男、七年前胃の付近が歩行のたびに軽痛を感じ尿が少量ずつ二日十数回出ました。
しだいに肝臓も痛み出し便秘するようになり、医師は肝臓にアメーバー赤痢が入ったとてそうとう注射をいたしましたが効果がありませんでした。
昭和二十二年二月入信いたしましたが、現在左右肩甲骨、脊柱両側、肝臓などに痛みあり、
御浄霊いただきますと腹部全体に膨脹を来し嘔気を催しますので人工嘔吐をいたしておりますが、
(一)人工嘔吐の是非、(二)腹部が急速に膨脹する原因についてお伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「ま、これは毒が背中にあって歩くと胃へ還元するんですね。
これはもと服んだ薬ですね。
尿が一日十数回ってのは少し多いけど、たいしたことはないでしょう。」
信者の発言
「少しずつ出ます。」
明主様御垂示
「出たくなるんですね。」
信者の発言
「はい、出たくなりますが少ししか出ません。」
明主様御垂示
「こりゃあ、なんだな、膀胱と尿道の間に毒があるんですね。
けど、こんなのなんでもないですよ。
肝臓の痛みもそこの毒のためですし、便秘は・・・この人食事は。」
信者の発言
「少のうございます。」
明主様御垂示
「ああ、少ないから便秘するんですよ。
けど、便秘なんかは差し支えありません、かえって世話なくていいでしょう(笑声)。
医学では便秘は悪いって言うけどそんなことはありませんよ。
私も毎日便所へ行くのは面倒くさいから便秘しようとしてやってみたんですが、やっぱりできなかったですね(笑声)。
アメーバー赤痢なんてのはデタラメですね。
この人はちょっと当分の間悩むでしょう。
薬の性質や濃淡は判りませんが、浄化しますね。
劇痛は浄化ですからね。
それから、毒が溶けてもそれが濃い場合にはしばらく溜まってるんで腹がふくれるんですね。
嘔吐は背中の毒が胃に還元してそれが出てくるんです。
だから人工嘔吐は差し支えありません。
いずれだんだん毒が減るにつれて治りますよ。」
明主様御垂示 「尿道狭窄の原因」 (昭和25年2月28日発行)
信者の質問
「七十三歳の老人、十年前より尿道狭窄のところ、昨夏より腰が痛み尿が流れるようになるとともに臍の直下が瘤のように隆起しだし、
ふだんは固く排尿するとゴムマリのように柔らかく小さくなります。これは治りましょうか。」
明主様御垂示
「この尿道狭窄ってのは昔淋病をやった人がなるんです。
淋病ってのは苔みたいなもんでね、発病すると動物になり、治ってる間は植物ですからね。
この人のは淋菌が植物性になって固まってていくらかふえてるんですね。
それから小便の濃い人や薬毒の多い人は小便のカスが溜まって狭窄になるんですから、尿道をよく浄霊すればいいんです。
腰の痛みのほうは腎臓をよくすることですね。
尿をたれ流すのは尿道の神経が苔のために麻痺してるんだし、臍の下の瘤はちょっと薬毒がそこへ溜まり、やがてそれが小便になって出るんです。
だから少し気長にやってれば治りますよ。
このくらいの年になると腎臓が萎縮して働きが悪いから、腎臓をよく浄霊することですね。」
明主様御垂示 「漁師に多い赤眼の原因」 (昭和25年2月2日)
信者の質問
「蛇を殺す事によりまして特に眼病を患うとの御教えを承って御座いますが、
名古屋地方におきましては漁村に俗に云う「赤眼」他種々の眼病が多いようで御座居ますが、
魚と眼病とは何か霊的な関係があるもので御座いましょうか。」
明主様御垂示
「霊的もあるが体的が多い。
波がキラキラするのを始終漁師は見るが、これは眼に悪い。
光の刺戟で、眼へ毒素が集(よ)ってくるために眼が悪くなる。」
明主様御垂示 「乳腫とマジナイ」 (昭和25年2月3日)
信者の質問
「私は昨年一月入信させて頂いた者で御座います。以前は総て病気の時はお禁厭で治しておりました。
入信後は御浄霊ばかりで治させて頂いておりましたが、
今年妻が乳を腫らかし、いつも月に一回位腫れては痛みその都度御浄霊で治りましたが、
この度は一週間も痛み続け、とうとう御光様に御許しを念じ、昔のお禁厭をしたところ治りました。
そのお禁厭は、悪い所へ鯉と書いて、口ではアビラウンケンソワカと三回唱えるのです。
私はまだ光明如来様の御手伝いはさせて頂けず、お禁厭師をしなければならないので御座いましょうか。」
明主様御垂示
「一時固めるだけだ。これがいけない。
固まった奥の方のが一ぺんに出る。ウンと腫れて、孔があいて、膿が出て治る。
発熱、食欲減り、衰弱する。これは仕方ない。」
明主様御垂示 「大腸カタルから内痔核」 (昭和25年2月7日)
信者の質問
「IK(現在十二歳・男子)、八歳頃より大腸カタルで四年間に注射及び医療等も致しましたが、良くならず、
一昨年九月御浄霊を受けるようになって大変良くなりました。
今月北海道より御面会に上京致しましたが、車中、用便の後強烈に何回も病んでおりました。
病む所は痔の部分で、血便や軟便も下ります。浄霊法を御教授下さい。」
明主様御垂示
「大腸カタルなど非常に結構である。
保存法をやった訳である。
肛門付近におデキが出来ている。
内痔核というのである。
浄霊でじきに治る。」
明主様御垂示 「ラジウムで穴あく」 (昭和25年2月7日)
信者の質問
「IT(三十七歳・男性)は、子宮癌のため一昨年十二月子宮、卵巣、喇叭管等を剔出し、
その後七月頃迄ラジウム、レントゲン治療にて焼きましたが、治らず、遂に医者に見放され、
昨年八月頃より浄霊を受けるようになりましたが、
間もなくラジウムで焼いた所がひどく痛み、
遂にそこから直径一寸位の穴があき、
また、直腸の中途に穴があき、用便の際腫脹したところから出血致します。
直腸に穴があいてから後は肛門からは全然便が出なくなりました。
また癌が出来たのでありましょうか。
なお、早く穴が閉塞するようにならぬものでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「これはどうしようもない。
医者でやった事をこっちでやるのは不合理である。
治るとも治らぬともいえぬ。
ラジウムでやったのは治らぬ。」
明主様御垂示 「腫物と位牌の点」 (昭和25年2月11日)
信者の質問
「一月中旬御先祖の位牌をお祭り致しましたところ、最近六歳の子供のお尻に直径五寸位の腫物が出来ましたので、
御浄霊致しましたが痛みは取れず、化膿する様子も御座いません。
全身に発疹が出来、熱も相当御座います。
どうすれば宜しゅう御座いましょうか。御伺い申し上げます。
なお、先日新しい金箔の位牌(中村家先祖代々之霊位)の中央に親指状の墨をつけたような真黒な点が出来ました。拭いても拭いても取れません。
同家は母親が一昨年自動車にはねられて死亡致しておりますし、先夫は同じく尻に梅毒性の腫物が出来て死亡致しましたが、
離縁致していましたのでお祀り致しておりません。
このままで宜しゅう御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「腫物の出来る頃にそういう事が起ったので、偶然そういう風に思えたのである。
治り難いのは、霊が通らぬか霊力が足りぬかである。
点は金がハゲたのではないか。」
明主様御垂示 「顔面の黒血色の腫物」 (昭和25年2月15日)
信者の質問
「私が初めて浄霊に参りました家の子供で、今年十一歳の女の子と九歳の男の子の二人、生れつき低能で、女の子は学校へ行っておりません。
男の子は学校へ行っておりますが成績が悪く、二人の顔は紫色で、一面黒血豆のようなものやおできが出来ております。
日光の直射にあいますと益々ひどくなります。
また、火にあたりましても同様になります。
右はいかなる原因で御座いましょうか。また、御浄霊で治りますでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「日光の刺戟で、毒が集ってくるのである。」
明主様御垂示 「再び見えぬ眼」 (昭和25年2月17日)
蛇霊による眼病の相違
信者の質問
「私が浄霊中の両眼を患って七、八年になる方ですが、その間薬は勿論尻より水を取った事もあるとの事です。
八ケ月位浄霊を続けています。最初視力は殆どなかったのですが、
二ケ月位で一人歩きが出来、見えなかった所もよく見えるようになり喜んでいましたが、
四、五ケ月目よりまた視力がなくなりました。
その上子供さんも母のような状態になりました。
この方の母も片盲で死亡しています。
また四、五年前に高窓より自転車のタイヤ程の太さの蛇が部屋に落ちたのを、近所の人が二、三人で頭をつぶして殺したとのことです。
(当時は眼を患っていましたが、軽い程度でした)
二、三日は蛇の死んだ場所へは身震いして行けなかったそうです。
この方は入信し今度光明如来様を奉斎させて戴く事に御願いしました。
見えるようになるでしょうか。蛇との関係がありましょうか。御教示願います。」
明主様御垂示
「奥の方へ染みていた薬毒が出て来たのである。
二度も三度もこういう事がある。根気よくやっていればよい。
これは霊ではない。
蛇の祟りなら、殺してすぐ眼へ来る。暫くしてからであるからそうでない。
見えぬように作ったものである。」
明主様御垂示 「麻疹の内攻 (致死病)」 (昭和25年2月17日)
信者の質問
「二月八日開拓先にて肺炎症状の重体の乳児を浄霊させて頂くと、直ちに全身に発疹し楽になりました。
母親がその場で入信し、浄霊を続けていましたところ、
間もなく発疹が消え十日には熱の上下頻繁にて吐く息が多く、もがき苦しみ、危篤状態となり、
私の家へ御守護電報があり、直ちに手続をとらせて頂きましたところ、
大きな御守護にて生命を頂き、厚く御礼申し上げます。
この事に付き御教示御願い申し上げます。
一、発疹の仕方が不足のため内攻したものでしょうか。
二、危篤の時祝詞奏上によって快方に向った由ですが、快復期に憑霊する事があるのでしょうか。
父親の弟が二人変死しています。また、この家は当主は分家にて、仏壇がありません。」
明主様御垂示
「麻疹が内攻すると肺炎と同じ症状になる。
普通医療では固め(止め)るから呼吸が頻繁になり、心臓が弱って死ぬ。
肺の中に麻疹が出来、肺の容積が少くなるから呼吸が苦しくなる。
弱ると霊が憑るものである。」
明主様御垂示 「足痛と歩行」 (昭和25年2月17日)
信者の質問
「私の三男(十歳)は三歳の時から左足が立たなくなりました。
一年程医療を受け、その後、御浄霊して頂きましてから立つ事も出来、歩くことも出来るようになりましたが、
膝から下部は発育不全にて膝関節、アキレス腱もしっかり致しません。
そして一年に一回位約十日間程足の裏が痛くて歩けません。
その時踵のところが丸く腫れて、踏み締めにくいようです。
「土踏まず」に親指大の赤い印が現われますが、浄霊を続けますと色は消えます。
以上のようなことが時々ありますが、今後いかにしたら完全になりましょうか。御教示願い上げます。
(子供は四年前に、また一家揃って入信し、光明如来様もお祭りしています)」
明主様御垂示
「薬毒が脚へ溜るのである。歩くようにすれば治る。
歩かぬと半年ばかりでも立つ事が出来ぬ位になる。
踵へ薬毒が溜って腫れたもので、その都度浄霊すればすっかり治る。」
明主様御垂示 「胸 虫」 (昭和25年2月18日)
信者の質問
「私の家では先祖の代から代々胸虫(むなむし)に害されて、胸虫が原因で死んでいます。
また、現在健在の者も時々その浄化を起します。何か霊的に原因がございましょうか。
御浄霊法は虫のいるところを主に致しましたら宜しゅうございますのでしょうか。」
明主様御垂示
「これは回虫であろう。
胸からといっても元は背中である。」
明主様御垂示 「食欲と熱」 (昭和25年2月18日)
信者の質問
「四女S(七歳)、風邪の御浄化で大した事もなく過ごさせて頂いて参りましたが、
去る十二日夜吐瀉致しましてより床につき、御浄霊のお蔭で蛔虫二匹が口より出ました。
左腹膜より胃にかけて張って参りましたが、大分よくなりました。
頸部、肩の凝りがひどく、熱は特別に高熱ではありませんが頭痛が続いております。
咳は時々出るようになりましたが、痰は出ません。
十六日昼現在までみかん、リンゴ、少量の御茶、砂糖湯以外は口に入れません。食欲が無いので困っております。
光明如来様に御願いして御浄霊を続けております。何卒宜しく御守護をお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「食欲のないのは熱のためである。」
明主様御垂示 「喘息手術」 (昭和25年2月21日)
信者の質問
「本年四十三歳の男子、昨年十一月九日入信致しました喘息患者で御座います。
入信後再三御浄化を戴きましたが、今一息と思う時、中絶の状態にて、現在迄毎夜十二時頃より三時頃迄の間に発作が起きております。
実は本人より十日早く妻が入信し御浄霊を戴いております時、四日目頃より女の霊が憑依し、
当人の病気はその霊がさせているとの事で、霊の希望通りお祀り致しましたが、病気には大して変化御座いません。
当人昭和十六年海南島勤務中転勤する友人より錦蛇一匹(長さ四米、胴廻り径十糎位)を貰い受け、一ケ月余り飼っていましたが、
その内当人も転勤になり、譲り受ける人も無かったので仕方なく原地人に殺させ、肉は原地人が食べました。
皮は漂白する積りで塩漬けにしておきましたが出発の際忘れてしまいました。
当人の喘息の初発作は昭和二十一年一月復員後台湾で起りましたが 軽く済みました。
二回目は青森県下で、二十三年十一月、三回目は昨年四月上旬、西宮市にて起り現在迄引続いております。
この間二ケ月余の入院、手術を致しております。
退院後、一ケ月半位出勤致しましたが、それでも毎日一回平均軽発作があり、その都度注射をやっておりましたが重病になり今日に及びました。
入信後は随分と御守護を戴いておりますが、未だ出勤は出来ずにおります。
以上の中で当人の病気に関係した事が御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「関係した事はある。切った事と注射した事で、霊の方は問題でない。これを切った人は治りそうで治らぬ。」
明主様御垂示 「噛舌の痛み」 (昭和25年2月22日)
信者の質問
「未入信の五十三歳の男子で御座いますが五、六年前より結核にて、現在は起き上って散歩出来る状態で御座います。
昨年七月妻が入信致しましてずっと御浄霊を続けておりますが、一ケ月位前に食事中舌を噛みました所、
その傷が御浄霊をしても少しもよくありませんので、
益々傷が広がり噛み切った個所は肉が足りなくなっており痛んでおります。
御浄霊致しましても治りませんのはいかなるわけで御座いましょうか、お伺い申し上げます。なお薬毒は相当量入っております。」
明主様御垂示
「霊力が足りない。それと口中に毒がある。舌に毒があり、そこへ毒が寄って来て治らぬ。
よく舌を痛がったり口中の荒れたりするのは皆薬毒である。
服薬したのが溜っていて一ケ所へ集って出ようとする。
出るだけ出れば治る。舌に薬毒が滲みてる。
霊力の強い人がすると早く治る。」
明主様御垂示 「神経麻痺について」 (昭和25年2月27日)
信者の質問
「本年五十二歳の女、昨年三月から腰より下、両足全体無神経になり、自由がきかず、
十月入信以来今日迄ある教導師の浄霊を受けていますが、
浄霊を受けた後頭痛はしますが、便通よく、頭以外は非常に気分よく、喜んでいます。
しかし両足の方は一向よくなりません。
診ますと下腹部に握り拳大の固結がありますが、いかなる理由でしょうか。
またどこを浄霊したらよいでしょうか。
霊的にこのような状態になることがありましょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「薬毒である。神経麻痺というのは、皮膚に薬毒が押し出される訳であるから、そう奥ではないから、治りいい。
頭痛は浄化熱のためで、薬毒か尿毒か、あるいはそれ等の混合かである。浄霊で治る。」
明主様御垂示 「結核の再浄化について」 (昭和25年3月20日発行)
信者の質問
「二十七歳の男(未信者)結核症状で一カ月ほど御浄霊を続けましたところ、
激しい発汗と咳嗽の浄化の後、苦痛はほとんどなくなりましたが、
衰弱のため食欲は毎食軽く一杯程度となり、体はようやく寝返りを打ってる程度で、足の甲にもいくぶん浮腫が来ておりますが、
本人はいたって元気にて、親類の人々に対し、「病気はもう癒ったが、あと力が出れば元気になれるんだ」と話しております。
なお本人はストレプトマイシン四本およびゲルブロ数十本注射しておりますがお救いいただけましょうか。」
明主様御垂示
「結核の再浄化であるが、問題は衰弱であり、食欲である。
熱と咳嗽が少なければ見込みはある。
このままでできるだけ食欲の増すように心掛ければ治る。」
明主様御垂示 「浄霊で紫斑浮き終ると消ゆ」 (昭和25年3月2日)
信者の質問
「ある信者で御座いますが、自分で腿を御浄霊しておりますと紫色の斑点が浮いてまいり、御浄霊を止めますとその斑点は見えなくなります。
また、別院に御詣りさせて頂きますと全身に同様の斑点が一時浮いて来ると申します。
これはいかなる訳で御座いましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「毒血が沢山あるのである。
それが浄霊する事によって出てくるが、浄化力が弱いからまた引っ込む。
紫斑病が内部に出ずにいる訳である。」
明主様御垂示 「落ちて小児麻痺」 (昭和25年3月3日)
信者の質問
「本年七歳の子供、二歳の折、低い所から落ち、それが原因で小児麻痺になっておりますが、御浄霊により御守護戴けましょうか。」
明主様御垂示
「打って内出血したものが固まったのである。電機治療は・・・。」
明主様御垂示 「全身に毒ある浄化状態」 (昭和25年3月3日)
信者の質問
「中年婦人で十八年間休みなしに然毒が出ておりまして、全身小さくふくれて汁は出ませんが、強くかくと少量の出血をします。
ふくれる個所はひどく硬くなっております。
約一ケ月御浄霊させて頂きましたら、やや良好です。
なお、右腎臓の固結ひどく、少し体が右につられて曲っております。
右の原因及び浄霊個所を御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「全身に毒がある時はこうなる。」
明主様御垂示 「心臓病と息切れ」 (昭和25年3月18日)
信者の質問
「十八歳の男子(MT)、心臓病にて三年前より医師にかかりました。
現在医師は二、三年位しか命は請合えないと申しておりました。
一週間前より御浄霊させていただいておりますが、食欲進み、腹膜が相当ふくれておりましたが
下痢の御浄化をいただき大変低くなり、本人も大変元気になりました。
歩くと息切れが致しますが、今後共何卒御守護御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「医者がやっているから二、三年持てぬのである。
もっと立派に長生きする。
息切れは肋間であろう。」
明主様御垂示 「右頬手術激痛・顔腫(頸部)」 (昭和25年3月21日)
信者の質問
「ある信者の未入信の妻(四十二歳)、昨年三月五日右頬下少し前の方が膨れて来ました。
何の苦痛も御座いませんでしたが、四月中頃より痛み出しましたので医師に診察を受けました所、
結核性肉腫との事で手術、七月頃から再び激痛を感じだし、
今度は額が腫れ、目も次第に開けなくなり、デコボコで、一見牛の顔のようで御座います。
痛み出しました時は御浄霊致しますと二、三十分で止りますが、
御浄霊を致しませぬと痛みは中々止りません。
ただ今は胃のところに塊があり、時々臍の横まで上下致します。
主人が入信致しましてから一生懸命御浄霊致しておりますが、右の眼は見えなくなりまして、
ただ今は左の頬から額が腫れ出して来ましてやはりデコボコになりつつあります。
また、右の眼球から肉の塊のような物が吹き出して来まして、時々眼球が大変痛みます。
この家は印材屋で、これまで水牛の角を使っておりましたが、二十二年秋から内地の牛の角を使用しております。
主人は十五、六歳の頃、蛇を殺した事があるそうで御座いますが、
当人の症状と牛または蛇と何か霊的に関係が御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「関係はない。単なる浄化である。手術のためである。
気長に浄霊するうち腫れ切って孔が開き、血膿が出て治る。
眼球も治る。
元は左頸部の固結である。」
明主様御垂示 「サバの中毒」 (昭和25年3月22日)
信者の質問
「鯖(さば)のいきぐされなどと申しまして、鯖にあたる事が御座いますが、
漁師の話では「えさ」が悪いとあたると申しますが、
これは鯖の毒によるもので御座いましょうか。
それとも浄化を誘発されるもので御座いましょうか。御教えをお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「誘発ではない。
弱い人はあたるという事はある。
毒にあたるのである。光った魚はあたるという。
その人の身体に、特殊の毒のある人はいろんなものがあたる。
始終浄霊していると治る。」
明主様御垂示 「肋骨カリエス」 (昭和25年3月23日)
信者の質問
「受講の男子(四十二歳)、十年と五年前に肋骨カリエスにて右乳下と右脇にて二本ずつ切開手術をし、昨年三月また肺浸潤となり、
七月より浄霊を受け、経過良く行商を始めましたところ、過労から再浄化を頂き、
盗汗、咳こみ、喀痰、最近はミカン色、発熱三十八、九度あり痩せて来、少し顔が浮腫み、咳の際乳下の手術部が引攣(つ)り、痛みます。
胸部並びに頸部に五分大位の灸跡のごとき斑点が多数出て来ました。治癒しましょうか。
勝手、便所等鬼門の方位にあり、竃は使っていません。
鬼門の方位をおかせば病絶えぬと言いますが、
経済的にも一日も早く御守護頂きたく願っていますが、どうでしょうか。」
明主様御垂示
「肋骨カリエスは毒が多い。始終熱があるから痩せる。斑点は薬毒である。
便所、勝手の鬼門は極くわるい。鬼門だけはわるい。
光明如来様をお祭りして家を明るくする。いい事が沢山ある。」
明主様御垂示 「テンカンの治癒には時間がかかる」 (昭和25年3月28日)
信者の質問
「本年三十歳の女、二十歳のときに癲癇(てんかん)になり、二十五歳のときから御浄霊を受けほとんど治りましたが、
最近ふたたび発作がたびたび起るようになりました。これは全治いたしましょうか。」
明主様御垂示
「癲癇ってのはね、簡単には行きませんよ。
悪くなったり、よくなったりしてだんだんよくなるんですから。
簡単なのもあるけど、ふつう五、六年はかかりますよ。
ひどいのになるともっとかかるのもありますね。
この人も心配しないでね、気長にやってくことですよ。」
明主様御垂示 「白内障に関する御守護願い」 (昭和25年3月28日)
信者の質問
「四十七歳になります婦人でございますが、去る昭和二十三年に両眼白底翳(註 白内障)にて失明致しました。
その後色々と注射、薬等にて手当を致しましたが、よくなりませず、今日に至りました。
去る三月二十一日、初めて御浄霊を頂きましたところ、
一回にて浄霊中に針で刺されるような痛みが出、なお拭き切れぬ程涙が出て参りました。
その後二十六日迄都合七回の御浄霊を頂きました結果、
左眼の方は眼球一杯にかかっておりました雲のようなものは全部とれ、右眼の方は未だ残っております。
御浄霊によりまして開眼させて戴けますでしょうか。
御伺い申し上げますと共に、今後共御守護賜はりますよう、伏して御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「きっと治る。」
明主様御垂示 「結核と食欲 (息切れ、悪寒)」 (昭和25年3月28日)
信者の質問
「妻Y子(三十歳)、去る昭和二十年七月結核となりました。
自家が内科医のため色々と手当を致しましたが思わしくなく、
現在三期の状態でございまして、息切れ甚だしく食欲も漸く一杯位で、固形食ですと全然食欲がなくなり、柔らかい物ですと戴けます。
なお、日に一度位三十九度位発熱致し、その折悪寒が致します。
私の目から見ますと、殆ど再起不能と思われます。
去る一月二十七日より御浄霊を戴き、二月十四日私が鎌倉教導所にて竹内先生より御守様を拝受致し、
以後は私も一日に一度は御浄霊させて頂いておりますが、なかなかはかばかしく御座いません。何卒宜敷く、御守護をお願い申し上げます。
なお、私は現在医師の方は殆ど致しませず、自動車修理会社を立て経営しております。」
明主様御垂示
「問題は食欲で、舌の荒れるのは薬毒である。」
明主様御垂示 「メチールで失明」 (昭和25年3月28日)
信者の質問
「 四十四歳になります男子、去る昭和二十一年一月三日、メチールを飲酒致し、同月六日両眼共失明致しました。
その後あらゆる手当を致しましたが効果なく、加えて脊髄より漿液を五、六回取りました。
ただ今、浄霊を頂きましてより一ケ月になります。
結果は特に眼の浄霊中さされるような痛みを感じ涙、目脂等出るようになり、最近は一尺位の所で手など動くのが分るようにさせて頂きました。
なお、下痢もさせて頂いております。何卒宜しく御守護御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「中毒症状は年月が経てば必ず治る。
原子爆弾症状のごときもそうである。」
明主様御垂示 「喉頭結核と蛇の祟り」 (昭和25年3月28日)
信者の質問
「私は三年前に肺結核でおりましたところを御観音様にお救い頂き、その後M教会の助手として日々感謝にて働かせて頂いておりました。
昨年十二月より結核と腹膜炎の浄化を頂き、一月中頃より喉頭結核になり、二月始めには、一時重体になりましたが
御守護を頂き、日増しに快方に向い、最近では食事も二膳から二膳半位、三度ずつ戴けるようになりました。御守護まことに有難う存じます。
最近は主として喉頭結核の御浄化にて声が少ししか出ません。たまには喉が痛みます。
私の祖母は大正十二年の震災で腹を打って死亡、母は腸結核、長兄が喉頭結核、三人目の兄が肺結核でそれぞれ死亡致しております。
なお、長兄が山で殺した蛇が祟っていたようでしたが、西山明神として祀りさせて頂きましたが、未だ甕の水が汚れますと喉が痛みます。
言葉が前後致しましたが、家では明主様御写真、光明如来様及び屏風観音様も祀らせて戴きました。
何卒もう一度御用に立たせて頂きたく、宜しく御守護御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「喉頭結核は薬の滲みたものが出てくる。顎下部に薬の毒結がある。
蛇も祟っている。」