医学断片集 (明主様御垂示 5)
明主様御垂示 「イボとソバカス」 (昭和24年8月1日)
信者の質問
「疣(いぼ)はいかなる原因で出来るので御座いましょうか。
また、ソバカスは女の方に多いようで御座いますが、いかなる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「除れる疣と除れぬ疣とある。大抵は除れる方である。
一種の毒が寄る。毒は特殊の薬である。
浄化が起った時に疣になる。
先天性の方はホクロのように、しるしのようである。前の世の事で・・・。
ソバカスは血のうちのある毒で、年頃になると余計出る。」
明主様御垂示 「ワイル氏病」 (昭和24年8月1日)
信者の質問
「ワイル氏病は風土病で御座いましょうか。特に漁業地に多く発生するように伺っております。霊的に関係が御座いましょうか。」
明主様御垂示
「霊的関係はない。ワイル氏が発見した。
バセドー氏病というようなもの。
風土病というのは誤魔化しで、風土病とはその土地に身体が適合すべき作用で、適合しない毒の浄化作用である。
地方によって起る。」
(註 ワイル病・・・病原性レプトスピラの感染により起こる人獣共通のスピロヘータ感染症。病原レプトスピラを保有しているネズミの尿から皮膚を通して感染する他、経口感染もある。一般にネズミの尿で汚染されている水溜りや水田で働く人の感染が多かったが、最近では沖縄県で発生するのみである。 潜伏期はの5~7日間後、寒気を伴った高熱が現われ、次いで頭痛、関節痛、菌痛などの他、下痢、嘔吐などの胃腸症状、眼球結膜の充血などが見られる。その後、全身に出血傾向が強く現われ、舌下の点状出血などが見られる。重症場合は、意識障害なども起きる。 )
明主様御垂示 「糖尿病について」 (昭和24年8月3日)
信者の質問
「糖尿病患者がいくらでも食べたくなりますのはなぜでしょうか。
また、その食欲のままに食物を摂ってもよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「糖尿病というのはね、ここに膵臓ってのがあってこれが糖分を処分する働きをするんですが、
そこに毒素が集まって膵臓が圧迫されると、糖分が体にまわらずに小水になって出てしまうんです。
そのために糖分が不足するのでまた糖分を要求する、要求するから食べたくなるんです。
だから甘いものを食べたらいいんですが、他のものでは糖分が少ないからどっさり食わなけりゃならないんです。
だから食べたらいいんです。・・・
なんと言っても糖尿病を治す一番いい方法は膵臓の所の毒をとることなんです。
これは浄霊すれば簡単に治りますよ。
医学でも、かまわずに糖分を摂らせて治す療法がありますが、これは気がきいてますね。」
明主様御垂示 「人体は圧するとそこへ毒が集まる」 (昭和24年8月3日)
信者の質問
「十五歳の男子、二歳くらいのとき靴下のゴムバンドを強く締め過ぎたためとかで、
そこが火傷の跡のように禿げ、足の発育も悪く、現在も右脚の膝から下が細くなっております。
歩行にはあまり差し支えませんが疲れやすいそうです。
いまからでもお救いいただけましょうか。」
明主様御垂示
「治りますよ、これは。やっぱり強く締めつけたんですね。
ただ締めただけならいいけど、そこへ毒が寄って固まってしまうんです。
人間の体ってのは厄介なもんでね、こうやって圧すとそこへ毒が集まってくるもんですよ。」
明主様御垂示 「メチルによる盲目は浄霊で治る」 (昭和24年8月3日)
信者の質問
「最近メチルアルコールの合成酒を飲む人が多くなり、その結果視力を失う者がありますが、これはいかなるわけでしょうか。また、御浄霊で治りましょうか。」
明主様御垂示
「これは飲まないほうがいいですね。
「先代萩」じゃないけど、毒と知りつつ飲むなんてねえ。(笑声)・・・
しかし、視力を失っても治りますよ、治らないのは間違った療法をするからです。
あれを飲むと目の裏にメチルアルコールの毒が寄るんですよ、あんなのを飲んで麻雀でもやれば目を使いますからね、目に寄るんです。
ですからうっちゃらかしてても治るが、浄霊すれば勿論じき治りますよ。
しかし、ふつうの人は目薬なんかをさすから、メチルアルコールの毒と目薬とその共同作用で悪くなるんです。」
明主様御垂示 「カリエスのウミの出口について」 (昭和24年8月3日)
信者の質問
「脊髄カリエスは霊的の病気と伺っておりますが、排膿箇所に違いがありますのはなぜでしょうか。」
明主様御垂示
「これは膿が出いい所から出るんですよ。
例えば柔らかい所とかね、そういった出やすい所に孔があくんです。
まあ、主に腰の周りですがね。」
明主様御垂示 「尿意頻繁詳説」 (昭和24年8月5日)
信者の質問
「本年三十歳の婦人、約五年前から小便が近く、田舎の医師に罹りつつ次第に繁くなり、婦人科専門医の診断の結果、右の腎臓結核とて手術をし除去致しました。
しかし依然として治らず、 尿意は一層繁くなり、遂には極く少量ずつ洩るようになり、御浄霊中二、三回排尿に参ります。この原因と御浄霊につき御教示下さい。」
明主様御垂示
「(医学は罪な事をするものだ。私はじっとしていられない)
尿意頻繁なのは、普通膀胱が圧迫されて小さくなっているから少し溜るとすぐ出るようになる。(少ししか出ない)
中には尿道へ腫れたりなどして刺戟すると尿意を催す。
これは早く治る。
子宮の周りなら前屈になったり後屈になる。
よく子宮掻爬するが、これは歯糞を掃除すると同じで、歯医者は粘膜の汚れを除るというが、子宮は始終湿潤している。」
明主様御垂示 「腫れ物をつくと浄化が停止してしまう」 (昭和24年8月8日)
耳下腺部の腫物を手術
信者の質問
「二十四歳の女、十歳頃より右耳下腺部及び咽喉部に瘤が出来、手術すること三回、手術毎に大きくなり、現在の症状は左の通りであります。
(一)右側耳下腺右頬が腫れ、直径四寸位、高さ七、八分位の瘤があり、真赤にして凹凸あり、このところより膿が排出しております。
(二)咽喉部は丁度乳の張った乳房様のものが出来、下に垂れ、大きな乳房と同じ位で、上部に乳首様の形のものあり、下部はザクロのようにハジケており、そのところより膿が出ております。
(三)顔面並びに全身蒼白で、黄色味を帯びており、艶はありません。
(四)脊髄の彎曲はありません。
(五)歩行並びに動作は、直ぐ動悸を打ち苦しみます。
昨年十一月より浄霊を続行しておりますが、十二月中旬頃より血色よく、以前は血の排出でしたが膿の排出となり経過良好でしたが、
正月に餅を食べたためか多量の出血あり、爾来、貧血続き、右記のような状態であります。
この病気は何で御座いましょうか。完全に治癒しますでしょうか。特に必要な治療個所を御教示下さいませ。」
明主様御垂示
「医者が作った病気である。
最初右耳下腺部に出来た時、真赤になり、孔が開き、膿が出て治る。
(構ったために毒の排泄が止まった。私も経験があるが、腫物は決して突いたりしてはいけない)
ちょっとでも孔を開けると集注する膿が止ってしまう。
これは膿の集溜が止ったのである。
集溜止り、内側へ腫れたため、呼吸が詰り死んだ。
全く医学は野蛮人より無知である。
浄霊していれば必ず治る。」
明主様御垂示 「擬似小児麻痺」 (昭和24年8月8日)
信者の質問
「私事、三歳の時急性肺炎を致し、その後医療にて治りましたが、五歳の時一夜にして小児麻痺になり、民間療法にて歩けるようになりました。
そしてただ今では、足は右足が悪く膝より下が冷たくて細いのです。
そして足の拇指と踵が地に着かず、足首のところが曲って、外側の足先で歩いております。
私は昭和二十一年十二月入信して光明如来様も戴きました。
御浄霊をして戴きましてより、足は少し温か味があります。
現在は御浄霊を受けつつ御用をさせて戴きおります。
右の原因と浄霊法を御教示願います。」
明主様御垂示
「余程固まっている。擬似小児麻痺である。
気長にやれば治る。自分でもやり・・・。
(霊力強ければ早く治る。自分でもやっていれば強くなる)」
明主様御垂示 「脱疽(だっそ)の原因」 (昭和24年8月8日)
信者の質問
「脱疽の浄霊法並びに霊的原因を御教示願います。」
明主様御垂示
「脱疽の原因は強烈な薬毒である。
必ず治る。(脱疽、ひょうそは洋薬である)」
明主様御垂示 「顔のみ白く全身赤し」 (昭和24年8月8日)
信者の質問
「近所の娘でありますが、顔は白く実に綺麗ですが、手も足も身体全体が真赤なのですが、いかなる理由でしょうか。
御浄霊により治るでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「こういう女はよくある。
毒血があるので、身体を使う人は身体の方へ毒が集まってくる。
気長にやれば治る。」
明主様御垂示 「最近の浄化状態」 (昭和24年8月9日)
信者の質問
「最近浄化熱が非常に高く(四十五度位)出る患者が多くなりましたが、これは火素の増量によるものと存じますが、
これにつきまして、今後の病気症状の変化並びに霊界の状態につきまして御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「(体温計は四十三度まで)・・・。
ボツボツこういう徴候が見えて来た。
今朝新聞に赤痢五千人出たと報道している。
以前から疥癬が一ぺんに出ると言ったが、赤痢も疥癬が一ぺんに出たもので、出切れずにあったものである。
まだまだこれからうんと出る。
教導師もボヤボヤしているのは危い。」
明主様御垂示 「脱腸の医説と原因」 (昭和24年8月9日)
信者の質問
「六歳の長男及び三歳の長女、生れつき両名共右側の脱腸で悩み、昨年九月より夫婦共入信して一生懸命御縋りしております。
御蔭様で痛みは除れたようでありますが、泣くとまた出て来て困ります。
脱腸は治り難いものでしょうか。右の原因と浄霊法を御教示下さい。」
明主様御垂示
「脱腸は医学では腸が長いとして切るが、長いというよりたるんで延びてるのである。
故に収縮すればよいのである。
腹部に塊があり、出る場合は穴があり、その穴から出る。男は睾丸へ出る。
腹部を柔かくすると腸が締って治る。
成長するにつれて治るものである。子供は治りやすい。気長に浄霊すれば治る。」
明主様御垂示 「全身胎毒腫」 (昭和24年8月9日)
信者の質問
「私の子供(九歳)事、二歳の頃より胎毒が吹き出し、追々頭より足と全身に拡がり、最近はひどく顔に出て来ました。
二年半前より入信、浄霊を続けておりますが、いかにすれば早く治して頂けますか。御教え願います。」
明主様御垂示
「早くは治らぬ。最初薬を塗ったものとみえる。
五、六年計画でする。
しかし、治ると非常に丈夫に、綺麗になる。
赤ン坊のおデキは大変よい。」
明主様御垂示 「アキレス腱切断」 (昭和24年8月9日)
信者の質問
「アキレス腱の切れました場合、そのまま御浄霊を続けていましたら治るものでしょうか。」
明主様御垂示
「浄霊で治る。」
明主様御垂示 「砲片傷の腕痛む」 (昭和24年8月9日)
信者の質問
「三十七歳の傷痍軍人、五年前に右前膊を砲弾破片にて切断し、
その後五回切開手術、未だ日夜痛みが取れません。
この六日より御浄霊を頼まれましたが、この痛みは取れましょうか。
本人は寝もやらず苦しんでおります。右、御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「痛みが取れれば治る。」
明主様御垂示 「両足鞏皮症」 (昭和24年8月12日)
信者の質問
「信者の子供でありますが、鞏皮症(きょうひしょう)と申しまして、
昨年九月より足の一部が象皮のようになり、両足とも南洋土人の足のごとく黒茶色の棒のごとく堅い足となり、
また、全身黒茶色で、所々集団的に白い斑点が出来ております。
足は歩行は大体普通でありますが、片足の膝関節がよく曲りません。
これはいかなる訳で御座いましょうか。
また、御浄霊で治りますでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「薬毒であろう。足へ下って固まったものである。」
明主様御垂示 「横臥して上方の頭発汗す」 (昭和24年8月12日)
信者の質問
「私は右を下にして臥せますと左頭に物凄く発汗し、左を下にしては発汗致しませんでしたが、
本年七月教修を頂きましてからは左を下にやすみましても右頭に発汗するようになりました。
これはいかなる訳で御座いましょうか。御教えを賜りたく御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「頭に毒があり、その浄化である。
今迄は片方だけであったのが、今度は両方へ浄化が起った訳で、結構である。」
明主様御垂示 「発熱黒尿」 (昭和24年8月12日)
信者の質問
「MHと申す十四歳の者(女子)、本年一月末頃より脊椎カリエスの状態にて下半身マヒ致しております。
最近黒い尿を出し、全身に発熱、高い時は腋下、首の周りで四十一度二分位にまでになりまして、胸の痛みを訴えます。
本人の母方の祖父は脳溢血で斃れております。
外に縁類にも霊的原因があるように思われます。
御浄霊により治るものと存じますが、余り長引きますので御教えを賜りたく御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「黒尿は血の古くなったもの。
浄化熱である。」
明主様御垂示 「子宮摘出後の浄化は治し難い」 (昭和24年8月13日)
信者の質問
「三十五歳の婦人、一年前子宮痛にて子宮を摘出、
昨年十一月入信、現在右脚全体がむくみ、下腹部には嬰児の頭大の固結があり多少嘔気があります。
御浄霊いただいておりますがいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「さあ、これは子宮をとってしまったんだからねえ。
脚がむくんでるのはそのためですよ。
癌なんてのはめったにないから、これはきっと他の毒の固まりですよ。
おまけにこの人はまだ三十五歳ですからね。
癌になるのはどうしても四十歳以上ですよ。」
信者の質問
「御浄霊を続けましてもよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「いいですよ。けど、治るかどうかちょっと請け合えませんね。」
信者の質問
「親類の人は反対しておりますが、本人はおすがりしておりますので・・・」
明主様御垂示
「本人がすがるんならやってあげねば・・・」
信者の質問
「もしその人が死亡した場合、そのためにお道の発展に悪影響がありはしないかと存じますが・・・」
明主様御垂示
「それは臨機応変にやったらいいんで、だから治るってことは請け合わなけりゃいいでしょう。」
信者の発言
「御浄霊するようになりまして排尿が多くなりました。」
明主様御垂示
「いいですね。一週間くらいやってみて、少しでもよくなればいいですね。生命は請け合えないけど苦痛はなくなりますよ。」
信者の発言
「ただいまでも苦痛はぜんぜんありません。」
明主様御垂示
「でも、むくんでるでしょ。」
信者の発言
「はい。」
明主様御垂示
「それが苦痛ですよ。」
明主様御垂示 「たちまち除れたアザ」 (昭和24年8月17日)
信者の質問
「四十二歳の女、YYさん、ちょっと浄霊致しましたところ、
本人の右のお乳の上の方に長さ及び幅とも巻煙草位の形の赤痣が横に出来ましたが、明朝取れました。
この方は驚いてお守りを戴きました。
ところが三時間位のうちに同じ場所に直径一寸位の丸い赤痣が出来ました。
二、三時間後にその痣は取れましたが、いかなる事で御座いましょうか。」
明主様御垂示
「痣ではなく毒結である。浄化によって上へ出て来たのである。何かの薬毒で、何でもない。」
明主様御垂示 「胃下垂の浄霊の急所」 (昭和24年8月18日)
信者の質問
「私は終戦後シベリヤ捕虜収容所に入り、翌二十一年連日の空腹に作業が出来なく、
これを補うため雪水の飲用または朝昼食の乱用で、同年八月胃下垂になりました。
そのまま復員し、以後働きつつ自力健康帯のみを頼りに参りましたが、悪くなる一方で、
本年四月末より一週間の断食と食養生で二ケ月過し、また指圧療法等を行いましたが回復せず、
七月末近所の方の御教えにより入信させて戴きました。
現在下腹部が常に張り、空腹感が無く、また喫食後の満腹感も無く、
しかしいかなる物も美味しく量に限度なく、遂に量が過ぎて後で苦しい思いをしたり致します。
伸縮力全然なきこの胃が生甲斐ある元の活動する胃になり得るでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「腹膜があろう。浄霊で治る。
腎臓から背中に塊がある。
胃下垂の原因は胃薬と消化の良い物を食うためで、胃の活動力を弱らすに因る。」
明主様御垂示 「骨腫 (硬腫物)」 (昭和24年8月18日)
信者の質問
「この一ケ月間に左のような症状の子供二人を見ました。(いずれも信者さんの子供で、十歳前後です)
それは左腕の後上部に突然硬い瘤様の隆起が出来、中が大変硬く、痛みもかゆみもありません。医者は骨腫と申します。
数回浄霊しますと外側から少しずつ柔かくなりますが、中々とれません。
これはいかなるもので御座いましょうか。(二人共虚弱児です)御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「痛まぬ薬毒である。治る。骨腫など嘘である。」
明主様御垂示 「結核による胸痛・喀血」 (昭和24年8月19日)
信者の質問
「二十六歳の男、肺結核で一年半ばかり苦しんでおります。
数回御浄霊致しましたら大変良くなって参りました。
しかし胸が時々痛むと訴えます。
御浄霊以前に三回位喀血をした事も御座います。
相当疲労しておりますが元気はよく、散歩も出来るようになりました。
何卒御守護の程御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「衰弱さえなければきっと治る。それと食欲である。」
明主様御垂示 「紫斑病」 (昭和24年8月19日)
信者の質問
「二歳の男子、生れながらに顔面鼻部に紫色の斑があり、七回程御浄霊いたしましたところ大分薄くなって参りました。何卒御守護御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「内出血で、毒血が自然に出てシミになる。普通紫斑病という。」
明主様御垂示 「脚浮腫、高熱、痛み、(霜焼)」 (昭和24年8月19日)
信者の質問
「二十六歳の女性、六年前より右脚全体(特に膝より下)がひどくむくみ、平常は歩行自由ですが、
ちょっとした傷口や蚊の食ったような所が動機となって浄化が起きますと、
悪寒、高熱、痛み等風土病あるいは丹毒のような症状となり、脚部は紫色になります。二、三日から数日位苦しみます。
現在まで薬、注射、氷冷物療法等あらゆる医術をつくしましたが治らず、医師は病名不明と申し、現在、踝辺を主として脚全体に毒素が固結致しております。
腎臓も固まっております。右の病原につき御垂示御願い申し上げます。
なお本人の家は真宗にて御仏壇はございますが位牌はございません。
掛軸にして巻いてあります。右の御浄化と霊的な関係がございましょうか。」
明主様御垂示
「足の黒いのは霊的関係はない。
毒血が多くあり、足へ下ってくるのである。
毒血は元々薬で治そうとして、殖やしたものである。
ウンと出る。痛むのは薬毒で、痒いのは霜焼である。
その部を浄霊すれば段々治る。
霜焼はハンセン病の極く軽いものである。だから痒い。」
明主様御垂示 「筋炎手術・聾す」 (昭和24年8月19日)
信者の質問
「四十六歳の女、四年前の筋炎にて十数ケ所の切開手術のため歩く事は出来ず、
更に一ケ年程経過して聾耳となり、言語も不明瞭となりましたが、
昨年末より御浄霊によりまして言葉は明瞭になり、静かに歩行出来るようになりました。
一ケ月程前から左足付け根より上部が腫脹し、数日前より赤味を帯びて参りました。
最近では苦痛は殆ど御座居ませんが、長期間のため多少衰弱しております。御浄霊によりお救い頂けますでしょうか。」
明主様御垂示
「大変結構である。」
明主様御垂示 「鎌 鼬」 (昭和24年8月19日)
信者の質問
「鎌鼬の浄化作用は何か霊的な意味が御座いましょうか。」
明主様御垂示
「嘘で、間違っている。
肉ぎれで、一部に脂肪が足りなくなると起る。」
明主様御垂示 「結核と愛と頭脳」 (昭和24年8月21日)
信者の質問
「結核患者に限り臨終まで意識が明瞭で御座いますのはいかなる訳で御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「結核は頭の病気でないのと、結核患者は愛の熱が足りぬ。
冷やかだから理性が勝つ。
結核患者になった人はあまり愛の人はない。
感じも冷やかである。
肺を治すには愛の行をするといい。」
明主様御垂示 「就寝時発咳の理 (火と水)」 (昭和24年8月12日)
信者の質問
「夜寝ましてから咳が多く出るのはいかなる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「咳は火の働きであり、寝るのは水の働きで、火は水によって動く理による。」
明主様御垂示 「メチールによる失明と治癒」 (昭和24年8月18日)
信者の質問
「五十四歳の男子(土木建築業)、丸三年前メチルアルコール(飲量二合位)のため両眼共失明致しました。
今迄にはあらゆる医療の効なく、約二ケ年前より放任致しておりましたが、本年七月初めより浄霊致しております。
その結果浄霊毎に涙が流れ、段々と涙の量が多くなり、痛みがとても強く、ネットリした涙が出て参ります。
二ケ月目の現在、煙草の火、暗中にするマッチの火等が、確かに細かく小さく見えるようになりました。
眼球の外面は実に美しく変りありません。
最近両眼共いつとなく丸型、角型等型を変えて、実に美しい型が目全般に無数に見えて参りました。右はいかなる徴候でしょうか。
また、今後いかにしたら早く救われるでありましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「すっかり治る。喜んでよい。
どんどん治っている。毒素が溶けて目から出る。
メチールでなくて目薬で失明する。
眼薬を点すと毒が滲み込みドシドシ固まる。
ネットリした涙の出るのも治りつつある。」
明主様御垂示 「葡萄状球菌」 (昭和24年8月19日)
信者の質問
「医学でいうところの「葡萄状球菌」について・・・」
明主様御垂示
「黴菌が繋がっているから葡萄状球菌という。」
明主様御垂示 「喘息の夏冬型」 (昭和24年8月22日)
信者の質問
「喘息に冬型と夏型とある由申しますが、いかなる関係が御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「夏起るのと冬起るのとある。喘息の性質(たち)に因る。
秋と春に起るのもある。
一ケ月間ずつ起るのもあり、定期的のもある。
治る。薬毒の多少で遅速がある。」
明主様御垂示 「喘息の夏冬型」 (昭和24年)
「冬とか夏喘息とか、喘息は季節的に起るもので、年に一ぺん九月に起る人があった。
これは軽い方で・・・。
年中不規則に起るのは重い。」
明主様御垂示 「胃腸の手術は絶対に駄目」 (昭和24年8月22日)
信者の質問
「当年六十歳になる信者(男)で御座いますが、約三年半程前に数人の医者の診断で胃癌らしいとの事で胃の手術を致しました所、
胃壁、腹部、背面腎臓部と腹壁との間に丁度鶏の脂肉のようなちょっと四方位の塊が散在致しておりました。
医者はその全部は手術出来ず、その一部の手術と胃腸吻合等をして縫ってしまいました。
その後漸次腹部が膨脹し始め昨年三月来御浄霊を続けておりますが、ここ二、三ケ月次第に膨脹し、前後左右驚異的に膨脹致して参りました。
丁度産前の産婦の倍以上と思われます。
そのために肛門脱出、脚部浮腫、しかも腹部の膨脹と共に硬い塊も拡大致しております。
食欲は御座いますが苦痛のため余り進まない現状で御座います。
その原因並びに今後の処置等について御教えを賜りたく御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「原因は手術のため以外のものはない。大手術であるからどうする事も出来ぬ。駄目である。
胃腸の手術は絶対にいけない。
先に直腸癌で縫いつけたため、肛門から便が出ぬので、人口肛門といってお腹の横へ孔をあけたので、腸と腸との間から便が始終出る。ガスも出る。
身体を仰向けても横になっても痛くて、身体をどうしていいか判らぬ。
実に悲惨なのを見た事がある。
六十位の男であった。病気は何でもないが医者が怖い。」
明主様御垂示 「白底翳種々色彩見ゆ」 (昭和24年8月22日)
信者の質問
「ある信者さんで御座いますが右眼が白底翳(註 白内障)になり、初めは眼をつむっておりますと黒い玉があちこちに移動するのが見えておりましたが、
最近は両側が黒で中が金色の帯状のものが円型、渦巻型等に変形してそれが移動し、
またその背景が赤、黄、青、紫等色々に見えるそうであります。
これはどのような訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「毒が眼の裏で変化するのである。変化するのはいい。
治らぬ事はないが暇がかかる。結局薬の量による。
涙が出ればよい。
後頭部に熱がある。(白内障浄霊個所)
治る筈。頭から来ている。
例えば右の眼の悪い時は天帝に熱がある。
これはまた延髄部に熱があり、これは腎臓から来ている。
霊力の差異によって違う。
差異は生れつきと、多く救った人と違う。
この症状は白内障であるから、涙、目脂が出れば楽になる。
目薬を用いたのは治り難い。」
明主様御垂示 「浄霊と回虫」 (昭和24年8月23日)
信者の質問
「御浄霊により回虫が出ましても、その卵はなお腹に残りましょうか。
もし残りますならばそれがやがて成長するものでしょうか。
また、蟯虫(ぎょうちゅう)は何百匹もあとからあとから出ますが、これはなぜでしょうか。」
明主様御垂示
「蟯虫はたくさんいるから何百匹も出るんです。あるだけ出ますよ。
あれは小さいもんだから、二、三百匹だってちょっと一つかみですよ。・・・
回虫は食物から卵が入りますが、浄霊すれば大丈夫ですよ。
しかし、前の卵が残っていればまた大きくなって出ますね。
つまり虫なんてものは汚いものがあるから育つんです。
けど、卵のほうはそうはいかない。
浄霊したってすぐにはきれいにならないから前の卵は少しは育ちますよ。」
明主様御垂示 「言葉による病気治し」 (昭和24年8月23日)
信者の質問
「最近私どものほうに、話で病気を治す人が現われて村や町でたいへんな評判です。
なんでもその先生は二十年間修行したとかで、そこの道場に行くと、唖や聾や盲が治るとかで押すな押すなの盛況だそうです。これはなんでしょうか。」
明主様御垂示
「こんなことは嘘で、ただの宣伝ですよ。
話で治すっていうのは日本ばかりじゃなくて、アメリカにもありましたよ。
アメリカのは病人が「もう治った治った」と自分に言うんですね、それでそうとうの効果があるんですよ。
そうとう流行したそうですがね。
私もやったことがありますよ。
話をして治すっていうけど、つまり言霊で治すんですね。
例えば腹が痛いときに「腹の痛み去れ!」って言うとフッと痛みがなくなってしまうんです。
けどしばらく経つとまた痛くなるんで、私よしましたがね。
それから、なんとかいう医者で、やはり話で病気を治すって人がありましたよ。
これは一時間も二時間も話をするんですが、いろいろ精神方面の話もするんです。
そして医学のほうは第二にして薬なんかもほんのちょっとしたものを使う程度にしとくんです。
これもある程度効果があったんです。
それから昔、いま言う肺病を治す先生は太鼓持ちみたいな役で、病人を笑わせるんですよ、滑稽なことを言ってね。こんなのでもたいへんよくなるんです。
この人はどの部に属するか知りませんが、もし治るとしても決して根本的に治りゃしないんです。
病気は浄化ですからね。
こういうのは一時的なもんで、決して長く続かないですね。
また、そんなことで唖や聾や盲が治るってことは絶対にありませんね。
人寄せのための宣伝ですよ。
第一、聾には話が聞こえやしないじゃないですか。(爆笑)」
明主様御垂示 「敗血症について」 (昭和24年8月23日)
信者の質問
「医学で言う敗血症とはいかなるものでしょうか。その原因、浄霊法を御教示ください。」
明主様御垂示
「敗血症ってのは非常に濁った血があるんです。
そしてその血が血管を破って出るんですよ。
最初はよく皮膚一面に斑点ができますがね、つまり皮膚の下で血管が破れて血が外へ出るんです。
で、どこかちょっと切ると血がいつまでも止まらないし、歯を抜くと血が出通しに出て死んでしまうんですね。
非常に血が濁ってるんですよ。
そしてこれは薬毒のためです。非常に毒素の多い薬のためですね。
浄霊すりゃじき治りますよ。浄霊すると血の濁りが減りますからね。」
明主様御垂示 「水虫の原因は薬毒」 (昭和24年8月23日)
信者の質問
「水虫は昆虫の霊の憑依と伺っておりますが、田虫、インキンもやはりそうでしょうか。また、水虫が足に多いのはなぜでしょうか。」
明主様御垂示
「水虫は昆虫霊の憑依なんかじゃありませんよ。
虫が湧くんですよ。虫が湧くのは毒があるから湧くんで、これは薬毒ですね。
重い毒は下のほうへ下がるんで、ごく重いのは足の裏近くに集まるんです。
水虫は足の裏のちょっと上ですが、そこに薬毒が溜まって水虫が湧くんです。
だから人間、薬を服んでなければ水虫にはなりませんよ。
だから水虫は人間が作る病気で、人造病ですよ。
それから、インキンや田虫もそうで、やっぱり薬毒です。」
明主様御垂示 「胃癌 腹部膨満、黄疸を伴う」 (昭和24年8月23日)
信者の質問
「十五年位の胃癌、三ケ月位前より御浄霊を致しまして、現在大変小さくなったように思われますが、腹部膨満してまいりました。
ヌラを含んだ嘔吐が一日一升五合位御座居ます。
排尿は僅少、排便は少量ですが日に三度御座居ます。
食欲旺盛、御守護戴けましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「食欲旺盛なら必ず治る。
普通、癌毒が溶けると腹が膨満する。
大抵 胆嚢が浄化し黄疸になる。
ヌラは癌の症状である。
入院してるならやめよ。」
明主様御垂示 「健忘症」 (昭和24年8月23日)
信者の質問
「私は最近、非常に健忘症になったと云いましょうか、新聞、書籍等を読んでも内容が記憶出来なくなりましたが、
これはどういう浄化で御座いましょうか。御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「頭へ毒が固まった。自分でやればよい。」
明主様御垂示 「回虫の増殖数」 (昭和24年8月23日)
信者の質問
「御浄霊により回虫が出ました場合、その卵は腹中に残るものでしょうか。
もし残りますならば孵化して回虫になり、
また一方食物からも卵が入り成長するものでしょうか。
蟯虫は何百匹もあとからあとから出ますが、これはどのような訳でしょうか。
右、御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「回虫は、あるだけ出る訳で、前の卵の残ってるのは大きくなる。幾百でも出る。
食物から卵が入っても浄霊すれば大丈夫である。
汚物を食って生きている故、きれいになれば餓死する。」
明主様御垂示 「目開けて眠る」 (昭和24年8月25日)
信者の質問
「目を開(あ)けて眠るのはいかなる理由で御座いましょうか。また、これは霊的で御座いましょうか。」
明主様御垂示
「いくらか締りのわるい人がある。
霊的体的とあるが、大抵は体的で、目の皮に毒か何か塊があって硬化しているためである。浄霊で治る。」
明主様御垂示 「小児のサルバルサン禍 (精神病とサルバルサン)」 (昭和24年8月27日)
信者の質問
「四歳の男の子でございます。昨年七月、第二回目の腸炎を致しまして、全く白痴状態になってしまいました。
医師は疫痢、脳炎を併発し、失語症になったのだと申しておりました。
それから三ケ月程して乳母車より落し、舌を噛んで腫れましたが、頭には傷はなかったのですが、
全然言葉は出なくなり、怯えたように頭をぴょこんと下げ、手足を突っ張る発作が起るようになりました。
今もなお日に数回致します。この子は赤ちゃんの時、毒が出たからと言ってサルバルサン注射を八本、
なお脊髄よりパンピング療法を三回致しましたが効果なく、癲癇が起るようになりました。
発病後丁度半年にて入信させて頂きました。
癲癇は大分楽にさせて頂きましたが、少し様子が変って参りました。
以前は倒れると共に震い、泡を吹く事もありましたが、五月初めより二声、三声泣き声を上げるだけで、後、唇の色が無くなりました。
七月頃より五声、六声泣いてから震うようになりました。
変った霊が憑依して来るので御座いましょうか。
そして全治させて頂けましょうか。御尋ね申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的とサルバルサン注射と両方であるが、サルバルサンが根本原因である。も一つは死霊が憑る。
梅毒で精神病になるよりはサルバルサンでなる方がずっと多い。
治る。長くかかる。少しづつ治って行く。」
明主様御垂示 「足首の青アザ様のもの」 (昭和24年8月28日)
信者の質問
「私の長男の左足首に薄青い痣のような、丁度小児の臀部にあるのと略同じ色の跡があり、生後一年三ケ月になりますが殆ど変化が御座居ません。
これは無くなりましょうか。なお霊的に何か原因が御座居ましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「毒結である。臀部などの血と同じであるから治る。」
明主様御垂示 「脳へ来る疫痢」 (昭和24年8月29日)
信者の質問
「八月二十二日、会長先生より御守護御願い申し上げました次男M(四歳)の疫痢は、脳炎の症状も引き起し、一時は危険な状態にありましたが、
厚き御守護の御蔭で大へんよくなりました。厚く御礼申し上げます。
なお、経過の詳細について口頭にて申し上げます。」
明主様御垂示
「疫痢が脳へ来るのは沢山ある。
医者では一番難しいが、本教では一番やさしい。」
明主様御垂示 「カリエスで水一升飲む」 (昭和24年8月29日)
信者の質問
「昭和二十三年三月受修の四十一歳の信徒(女)、二十三年十一月光明如来様御奉斎と同時に脊椎カリエス症状の浄化を戴き、浄霊の結果数日後治癒、本年一月右足非常に重苦しく、歩行困難となり、冷えを感ず。
浄霊後右足に祝詞を奏上すればその症状が左足に移動して右足が治癒し、左足に祝詞を奏上すれば右足に移行することを繰返しつつ一週間にて治癒。
二月中旬作業中に下腹部に急に苦痛を感じ多量の出血が始まり、三日間続いて後治癒。その後血色悪く極端な偏食(魚は嫌い乾燥野菜等を好む)となる。
その後右下腹部固結及び左腎臓背面苦痛を訴え、浄霊をして祝詞を奏上すれば苦痛の箇所が移動し、心臓及び首に移動せしも大体苦痛の箇所は下腹部と左足が主になっております。
苦痛が始まると死者の名前を無意識のうちに言っておりましたが、御先祖の位牌をお祀りしてから止りました。
その後六月下旬三日程多量の出血あり、現在苦痛は隔日の状態にて食欲は一日茶碗一杯位を漸く摂る状態であります。
なお、毎日一升位の水を飲んでおります。
左大腿部に拳大の腫物が出来て、両足の甲と少し上部迄むくみが生じております。右、御守護の程をお願い致します。」
明主様御垂示
「霊的体的両方である。食欲さえあれば治る。よほど浄霊しなければいけない。そして食欲をつけるべきである。」
明主様御垂示 「一度接合した骨は浄霊でも治せない」 (昭和24年9月10日発行)
信者の質問
「骨折した骨が重なってくっついてしまいました。御浄霊で治りますでしょうか。」
明主様御垂示
「骨がくっついたのは治らない。
骨は折れた場合すぐ固まるものです。」
明主様御垂示 「黴菌は無限にいる」 (昭和24年9月25日発行)
信者の質問
「流行性感冒が流行しつつあるようですが、これは黴菌による誘発でしょうか。
明主様御垂示
「黴菌は無限にいる。顕微鏡で見えるのはごく大きいものである。
至小至大どこまでも無限に小さい。
であるから濾過性黴菌はあることはある。
しかしいつも言う通り感冒は最も結構な浄化作用であるから喜ぶべきだ。」
明主様御垂示 「膿が出るのは大いに結構」 (昭和24年9月25日発行)
信者の質問
「今年八歳の男子、二歳のとき中耳炎を患い、七カ月はどの医療も効果ないので、そのままにしておりましたが、
四年前私が教修を受けまして以後浄霊をしておりますが、
まだ膿(うみ)が多く出て耳も遠く頭脳の働きが鈍いのです。なにか霊的原因がありましょうか。」
明主様御垂示
「霊的ではなく毒がたくさんあるからである。
膿(うみ)が出るのは大いに結構で、必ず治る。」
明主様御垂示 「盲目と蛇の脱け殻」 (昭和24年9月2日)
信者の質問
「ある未入信の方で御座いますが、五年前、突然盲目となりましたそうで、
御浄霊を受けましたところ、三日目に御神体を拝めるようになり、
その後次第に明るくなりつつあり、感謝しているそうで御座います。
この方の家では五年前他家より蛇の脱け殻を戴きまして、これを大切に保存しますとよい事があると言われ箪笥の中にしまってあるそうで、
その蛇はまだ生きているとの事で御座います。
その後家が乱れている由で、盲目になりましたのもそれから後の事だそうで御座います。
これは蛇の祟りで御座いましょうか。
またこの抜け殻はどう処分致したらよろしゅう御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「蛇の祟りではない。脱け殻では祟れぬ。頭の毒素が目の裏へ集(よ)ったのである。罪穢が溜っている。」
明主様御垂示 「脊椎カリエス突出部(彎曲)の治癒」 (昭和24年9月3日)
信者の質問
「当年四歳の男児、今年二月頃より脊椎カリエスに罹り医療を受け、
四月に至り浄霊をして戴きましたところ非常に良い結果を見ましたが、
五月下旬頃より梅雨期に入り再び歩行出来ぬようになりました。
しかし八月下旬頃に至って次第に具合が良い方に向って参りまして、四、五日前より少し位ずつ歩行出来るようになって来ました。
とは申せ脊椎の突出部は未だ快方に向ったようにも見えませんが、発病の原因並びに完全に治癒するものかどうか・・・」
明主様御垂示
「突出は治らぬかもしれない。カリエスで曲ったのは治らぬだろう。」
明主様御垂示 「直腸の破れたカリエス患者」 (昭和24年9月3日)
信者の質問
「お伺い申し上げます。二十歳の男子、カリエスにて二年程前から床についております。
医者には見放されておりますが、霊的のこと等種々お話し致し、浄化のいかんにかかわらず
この頃は家族中一心になり、当人、父親、講習を受け、お軸もお祭りさせて頂きました。
何しろ両脇に一寸に一寸五分位の穴があり、膿が出ております。
肉が吹き出し、穴も少し小さくなりましたが、この頃、腸から便を出し、また、ガスも出ます。
食欲はありますが、排泄を恐れて粥、また流動物を頂いておりますが、普通飯等こわいものを食したいと申します。頂いてもよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「直腸が破れている。食べても構わぬ。
レントゲンであいた孔は治らぬ。自然のなら治る。」
明主様御垂示 「臨月に転んで顔に赤アザ」 (昭和24年9月3日)
信者の質問
「臨月に転んで三日間人事不省だった婦人より出産の男子、顔面半分赤痣がありましたが、教導師の一回の浄霊にて浮腫と色は軽快しましたが、この痣は霊的原因のものでしょうか。」
明主様御垂示
「転んだため内出血したものである。」
明主様御垂示 「疥癬で全身浄化」 (昭和24年9月3日)
信者の質問
「四年前教修を受けた者、その間御浄霊を致し、一昨年秋より疥癬となり、浄化激しく、
特に天候に左右され、その度に神経興奮し、喉の左右に強く圧迫を感じ、心臓は強く打ち、鼻、目、舌に症状あり、
平素考える力無き上に、その場合は特に甚しいように思われます。
寒い時、起床一、二時間後、夕方など変化強く、最近衰弱致すように思われますが、主にどこを御浄霊致しましたならよろしゅう御座いましょうか。御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「全身浄化である。仕方ない。急には治らぬ。ひどくなると死ぬかと思う事がある。」
明主様御垂示 「毛穴より虫出ず」 (昭和24年9月3日)
信者の質問
「開放性肺結核患者(四十歳)、十数回浄霊を受け快方に向い、去る七月三十日入信し、八月十一日本部へ参り浄霊を受けました。
翌十二日自宅にて胸部皮膚面全部の毛孔より白い絹糸状の長さ五ミリ位の虫が無数に這い出し、それが誰にでも見えたそうです。
そして病状は非常に軽快しました。
この現象について御解明をお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「虫である。普通は毛虫のようなもので、爪から出る。何でもない。今に出なくなる。」
明主様御垂示 「肩詰り失明」 (昭和24年9月6日)
信者の質問
「今年七十七歳の男子で、八年前に肩がつまり段々視力が衰え、遂に両眼共失明致しました。
以前疥癬になり、一時治っておりましたが、この度息子が教修をお受けし浄霊をなしておりましたところ、三日目に手足が痺れて口がこわくなりました。
これも一回の浄霊で治りましたが、再び疥癬が足に発して痒いと言っています。
そして浄霊終ると眼がボッと明るみを感ずると喜んでおります。
息子も喜び熱心に浄霊をしておりますが、全快して物が見えるようになりますでしょうか。」
明主様御垂示
「肩の方に毒がある。」
明主様御垂示 「蓄膿症より癌となり見放さる」 (昭和24年9月6日)
信者の質問
「私の浄霊している五十六歳の男、五、六年前より蓄膿症で少しずつ鼻汁が出、苦痛は大した事もなく、
本年二月末より悪臭の洟が多く出るようになり、頭が痛んで来ました。
医師は鼻茸と診断し切り取りましたが、四、五日してまた出来ました。
四月十八日大阪医大で癌と診断され、二十四日入院手術致し、その後ラジウム療法により一ケ月位で退院しましたが、
切口から臭い膿が止らず、ガーゼの詰め替えを続けておりました。
七月末頃よりまた頭が痛み始め、左の目が少し浮き出して来ました。
医師は手の付けようがないと言われます。
七月二十八日より浄霊を受けるようになり、八月二十日妻が入信致しました。
浄霊を受ければ頭痛が止りますが、すぐ痛み出します。
最近歯茎の手術により二回出血致しました。
顔の半分がしびれております。御浄霊法を御教授願います。」
明主様御垂示
「大変いい。頭痛は浄化で、臭い膿汁が出るのはいい。
癌などというのは嘘で、手の付けようがないと言われたのは幸せである。」
明主様御垂示 「血痰、下痢、胸先の閊え、締めらる」 (昭和24年9月6日)
信者の質問
「四十七歳の女、五月十八日血痰が出てその後微熱があります。
五月二十日より浄霊を続けております。六月初め頃五、六日目に下痢を二、三回ずつ三度程くりかえしました。
その頃も胸先が閊えておりましたが、時々下るので多少楽な日がありましたが、
七月二十日頃より一層胸先が閊えて苦しく、八月三十日のごときは咽喉先まで突き上げ、締められる感じで少しも下らず、苦しみました。
四、五日間便通もありません。どこが一番悪いでしょうか。
因みに本人及び主人は六月、息子は八月に入信しております。」
明主様御垂示
「ことによると霊である。
曇りは背中の方である。
便通を気にしてると便秘する場合固まる。」
明主様御垂示 「スポーツの弊害」 (昭和24年9月6日)
信者の質問
「今後の健全なスポーツはどのようなあり方をすれば良いでしょうか。また一つの種目に専念する事は悪いでしょうか。」
明主様御垂示
「スポーツは結構で、益々盛んになる。
人間は競争意欲が強いもので、これを悪魔的になると戦争になる。
優越欲がなければ進歩せぬ。
その手段が悪いと戦争になる。
戦争がなくなるとスポーツなど盛んになる。
一種目に専念すると、身体が障害者みたいになる。
今は平均してやる。自由型ならいい。
しかし、塊は薬で出来る。薬さえ出来ねばいい。
また憑依霊によって異る。
棒高跳などは鳥、水泳などは魚。狐など、特に水を好まぬ。」
明主様御垂示 「目の星発生」 (昭和24年9月7日)
信者の質問
「私の妻S(六十七歳)事三十年前に右の目の星がぼけ、そのままで今日に到っておりました。
昨年十一月頃より浄霊を続けております。
光明如来様御奉斎後左右の目の内側より赤白の肉のような曇りが仏にかかって来てはっきりと見えませんが、霊的でしょうか。
また、いかにすべきでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「固まっていた膿が溶けて来たので、結構である。一時的のものである。
目によっては一時見えなくなる事がある。」
明主様御垂示 「首のグリグリ多発」 (昭和24年9月7日)
信者の質問
「主人戦死のため親元に帰って来ていましたYS子(三十六歳・女性)は軽い精神異常にて八月三十日死亡致しました。
その家の妹OM子(二十三歳)、姉の死亡直後より首の周りに「ぐりぐり」が幾つも出来ましたが、これは霊的に関係がありましょうか。
また、このの浄霊法をお示し下さい。」
明主様御垂示
「死んだ霊とは関係ない。
氷冷等しない限り、浄化作用であるから腫物になって出る。
浄霊すれば痰になって出る。」
明主様御垂示 「白なまず・部分的毛生あり」 (昭和24年9月7日)
信者の質問
「私が浄霊させて頂いている女、二十二歳ですがふくらはぎに直径約三寸位、白い丸い痣があり、その部分のみ毛が生えておりませんが、いかなる訳で御座いますか。御教え下さい。」
明主様御垂示
「白なまずである。やはり薬毒である。」
明主様御垂示 「うつ伏せの姿勢で寝れない患者」 (昭和24年9月8日)
信者の質問
「WT(五十一歳・女性)は三年前肋膜炎を病み、その後関節リョウマチとなり、
現在手と足が少し曲った程度で、仰向きと横向きには寝る事は出来ますが、伏せては寝る事は出来ません。
その御浄霊の方法を御教示お願いいたします。」
明主様御垂示
「背中に毒があり、圧迫するから、臥せて寝る事が出来ぬのである。」
明主様御垂示 「腰部脱臼」 (昭和24年9月8日)
信者の質問
「五十二歳の女、昨年屋根上の物干場より落ち腰骨が脱臼し、
接骨医に掛りましたが細い骨は接骨至難との事で、一年を経過致しましたが快癒致しません。
御浄霊により全治致しますでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「全治はどうか判らぬがズーッとよくなる。
脱臼はし易い。脱臼はよく間違えるが、大抵脱臼でない。脱臼でも治る。
肉出血が固まってなる場合が多い。一ケ月やってみる。
それで治る。大抵歩けるようになる。
気胸で肋膜を起したのである。
肺膜と肋膜はいつも密着しているべきものである。」
明主様御垂示 「色変化するアザ」 (昭和24年9月8日)
信者の質問
「私は十八歳の頃より左顔面と左胸部に茶色の点が無数に出来て痣状になりましたが、
現在の所殖える事もなく少なくなる事もありません。
気分の勝れる時は色が濃く、気分の悪い時は色が薄くなるのです。
これはいかなる原因で御座いましょうか。
浄霊を続けますと取れるでしょうか。御教示御願い致します。」
明主様御垂示
「(すっかりは取れぬが)薄くはなる。
痣だが、そう強いんでなく、薬毒の痣らしい。
気長にやれば取れる。」
明主様御垂示 「神経痛より胸部圧迫 (胸膜炎)」 (昭和24年9月8日)
信者の質問
「七十歳の男子、七、八年前座骨神経痛に罹り、短時日で治り、
本年二月両腰及び足にかけて激しい神経痛となり、指圧治療を受けましたところ却って悪化、胸部圧迫感のため呼吸困難となりました。
医師は胸膜炎と診断し、当日右胸部より七合位の水をとり、爾後一週間毎に七回水を取りました。
そのうち観音様の御話を聞き、早速御浄霊を頂き、次第によくなりつつありますが、
去る八月二十日頃より全身倦怠感を覚え、食欲不振で次第に痩せて参りました。
本人は救われたいと一生懸命ですが、御浄霊法を御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「(神経痛が固めてあった。本当の湿性肋膜は水を除ると癖になる。)
身体に薬毒がある。足は腰から股で、熱をさまさせば何でもなく治る。
(治るにはきっと治るが、衰弱させないようにする。そのためには解熱させる。急所を見付ける)」
明主様御垂示 「赤縮れ毛」 (昭和24年9月8日)
信者の質問
「八歳になる女の子供、生れて四十日目に髪の毛を剃りましたところ、極めて赤い縮れ毛が生え、二、三寸位に伸びたきり未だにそのままです。
頭はとても熱を持っています。御浄霊法を御教示御願い致します。
この子供の姉に二十三歳のカリエスの者がおり、また、その祖父は結核で死にましたが、存命中狐を殺した事もあり、
ある神様に拝んで貰いましたところ、祖父は狐の祟りだと言われました。
この祖父の死因と孫達の病気とは何か関係がございましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「頭に毒がある。浄霊で治る。
カリエスは祖父のみでなく、多くの罪の総積である。
祖父の場合は狐の祟りかもしれない。」
明主様御垂示 「食中毒と浄化による下痢の特異点」 (昭和24年9月9日)
信者の質問
「食中毒による下痢と腹膜その他の浄化による下痢との鑑別につき御垂示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「中毒によるものは一時的で、食物の下痢が終れば治る。
浄化による下痢の方は度々あって、長い。」
明主様御垂示 「ノーシンを多量に服用した患者の今後 浄化発生は必至」 (昭和24年9月9日)
信者の質問
「四十七歳、薬毒に苦しむ女の信者、二十歳頃から服薬、最近まで朝昼晩にノーシン十服位飲んでおりました。
八月二十八日、薬をやめさせ、教修致しました。御守護のほど御願い致します。」
明主様御垂示
「これは浄化が起るから、よく前に言っておいた方がよい。」
明主様御垂示 「小児の緑便は結構」 (昭和24年9月9日)
信者の質問
「TS子(七ケ月)、生後四ケ月位してより緑便十日位続き、
心配のため、医師の診断を受けたところ、乳児脚気と言われ十日位で良くなりましたが、
その後六月十日頃突然一日中朝から泣き通し、夕方になりましたら目を吊り上げ、
以来毎日十回以上も吊り上げるようになり一週間泣き通し、
十日程で目の方は大分良くなりましたが、それからは首がぐらぐらして坐らず、
医師は診断の結果脳性小児麻痺と言われました。
色々手当を致しましたが全然効果なく、一昨日より浄霊を始めました。
現在一日に数回目を吊り上げ、智恵も普通の幼児より相当遅れております。
右はいかなる原因でございましょうか。御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「緑便は結構である。乳児脚気どころでない。
首がグラグラするのは早産か流産で祀らない霊が迷って憑くのである。
よく査べて祀ってやるとよい。」
明主様御垂示 「顔面神経痛」 (昭和24年9月9日)
信者の質問
「ただ今迄何事も無くおりましたが、風呂に入り温まりますと左眼の周りと頭半分が非常に痛くなり、お岩様のような顔になったかと思うようで御座いましたが、
湯から上ると何ともなく、また温まるとまた痛みます。
夜分上向きに休みますと痛むと申しますが、顔には何の異常も御座いません。霊的で御座いましょうか。」
明主様御垂示
「顔面神経痛というのであろう。
霊的であったら、祝詞を奏げてやる。」
明主様御垂示 「思考阻害」 (昭和24年9月13日)
信者の質問
「本を読んでいて、外の事に気が散って中々頭に入らない時が御座いますが、このような場合、何か邪霊が瞬間的に憑依するためでしょうか。
またそうした場合どうすれば精神統一が出来ますでしょうか。」
明主様御垂示
「前頭部に熱のあるためである。」
明主様御垂示 「水泳中の心臓麻痺」 (昭和24年9月13日)
信者の質問
「水泳中に心臓麻痺を起して死亡致しますのは毒素のいかなる作用によるのでございましょうか。」
明主様御垂示
「心臓に毒素が固まっているから、水が冷たいと冷え切って駄目になる場合もある。」
明主様御垂示 「乳の固結 (癌といわる)」 (昭和24年9月13日)
信者の質問
「四十三歳の婦人、右乳にソラ豆大の固結があり、医師からは乳癌と言われました。
現在外には異状なく健康ですが、医療を受けていない場合全快可能でござまいしょうか。」
明主様御垂示
「医療を受けなければ治る。」
明主様御垂示 「ニキビ」 (昭和24年9月13日)
信者の質問
「青年期によくニキビが出来ますが、これは然毒の浄化で御座いましょうか。
また「想われニキビ」などと云いますが、実際にそのような事があるものでしょうか。」
明主様御垂示
「一種の油である。ホルモン過剰が本当であろう。
薬をつけるとよけいひどくなる。
石鹸もいけない。石鹸は皮膚が荒びてくる。
油をとるのは糠が一番良い。」
明主様御垂示 「障害は残るか」 (昭和24年9月13日)
信者の質問
「御浄霊によりましても健全な肉体には戻れない障害者(片足の歩行障害や片方の目の失明、セムシ等)は、そのままの姿を持ったまま五六七の世の人となる事が出来ますものでしょうか。
明主様御垂示
「失明でも片眼でも手術しなければ治る。
薬さえつけてなければ目はまず治る。」
明主様御垂示 「ピンポン玉動く」 (昭和24年9月15日)
信者の質問
「当年二十八歳の女子で、五、六年前より胸部を患い、最近大手術を致しまして、肺部を圧縮し、その間隙にピンポンの玉を七つ入れました。
その後、内部の玉が動き始め、その一つが表面に現われ、手術によって取り出しましたが切口が閉じないでおります。
浄霊によって玉は出て来るでしょうか。
また、この場合の浄霊の重点の置き所を御教え下さい。」
明主様御垂示
「みんな出る。
随分大変な事をしたものである。
気胸と同じ原理である。
切口があるのは中の玉が出ようとするためである。
玉を入れた所を浄霊する。」
明主様御垂示 「腰椎カリエスの水 (腰痛)」 (昭和24年9月15日)
信者の質問
「二週間前に入信致し浄霊を続けております三十五歳の婦人の腰椎カリエスについて御伺い申し上げます。
この婦人は十八歳より三年間ギブスにはめられ、後十二年間は普通に生活をしていましたが、
二年前より腰部が痛くなり、左大腿部に猫の頭程の腫れものが出来て水が溜り、一度は医師にその水を抜いてもらいましたが、またすぐ溜りました。
ただ今御浄霊しておりますが、二、三日は少しよかったようですが、その後十日程は腰がだんだん痛くなり、朝起き上るだけに四、五十分程かかります。
起きれば家事も出来ますが、このままで続いて良くなりますでしょうか。」
明主様御垂示
「結構である。水は毒素・・・除ってもすぐ溜る。
むしろ多く溜るようになる。
腰痛は溶けたのである。」
明主様御垂示 「原爆で脱毛の禿頭発毛す」 (昭和24年9月15日)
信者の質問
「本年六十歳の男、原子爆弾により頭髪も眉毛も全部抜けました所や元禿頭であったその禿頭にまで黒髪が生えましたが、声が出なくなりました。
医者は結核でも梅毒でもない、無病だと言います。
本人は入信致し一ケ月余浄霊を受けておりますが、余計に声が出なくなりました。いかなる原因でしょうか。
また、浄霊を続ければよくなるでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「浄霊を続けているうちいろいろ変化があるが、気にせずやれば治る。
こういう傷は一時的で元通りになるものである。
これを医学が研究するが、煙草に火がつく原理を研究するようなものである。」
明主様御垂示 「嗄声患者 (肺浸潤、ストマイ)」 (昭和24年9月16日)
信者の質問
「三十六歳の男子(信徒)、昭和二十二年七月下旬赤痢を患い約二十日間入院しました。
次に昭和二十三年八月より二ケ月肺浸潤にて通院しましたが嗄声になりかかり、
本年二月には咽喉部が非常に痛み十日間入院、ストレプトマイシン八本注射、痛みはなくなるも少しも嗄声は治りません。
八月二十八日入信、浄霊を受けております。
浄霊を受けて一週間目頃より咽喉部が痛み出しました。
浄霊を続けていればよくなるでしょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「よくなる。中に毒が固まっていて溶ける。」
明主様御垂示 「気胸療法後の浄化」 (昭和24年9月16日)
信者の質問
「本年十五歳の娘、昨年三月初旬、風邪引にて一ケ月の就床にて治り、通学しつつ栄養のためカルシュウム注射を三十本致しました。
十二月、学校におけるレントゲン診断の結果、両肺に少しずつ曇りがあるとの事で一ケ年休学静養を命ぜられ、
服薬の要なしとて一月初めより気胸療法を五月中旬迄に二十回程致しましたが、
経過不良にて食欲不振となり、心配している時、
本教の御話を承り直ちに両親と共に入信させて戴き、浄霊を一心にさせて頂き、
現在では健康体同様にさせて頂きましたが、
気胸療法の浄化はいかなる状態に来るのでしょうか。
またその場合の浄霊法について御教示を御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「気胸は浄化は来ぬ。やめれば元通りになる。
肺の活動を停止するため、肺中の毒が固まる。
それの浄化である。今に蕁麻疹が起るから予想せよ。」
明主様御垂示 「飲酒と胃病」 (昭和24年9月16日)
信者の質問
「私は以前胃腸薬を沢山飲んでおります故かあまり食欲が出ず困っておりますが、
しかしお酒を二、三杯頂きますと、少々食欲が出ますが、胃のためにはお酒はいけないでしょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「二、三杯ならいい。普通量ならいい。」
明主様御垂示 「カリエスの原因」 (昭和24年9月16日)
信者の質問
「私の娘は当年二十二歳になりますが、五年前カリエスになりました。
私宅に小田系統でない位牌四基がありますが、これが仏事供養も致さずおりました。
カリエス病は霊的と伺いましたが、いかがでしょうか。
また、二十五年前私宅にて自殺せし人がありますが、これらも関係があるのでしょうか。
ただ今は左首筋より膿が出ております。
本人は教導所の御手伝いをしていれば気持よく働けますが、自宅へ帰ると思うように動けないと申しております。
今後いかなる態度で御奉公、御手伝い致してよろしいでしょうか。
御教示に与(あずか)りたく謹んで御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「一生懸命誠を尽せばそれでよい。
自殺した霊もカリエスと関係はない。
カリエスは大勢の霊の罪の集積である。」
明主様御垂示 「医療被害者 (胃下垂より手足麻痺)」 (昭和24年9月16日)
信者の質問
「三十一歳になる三男が八、九年前より胃が悪く、色々現代医療を致しましたが、漸次悪化し、医師は胃下垂と申しておりますが、
この頃では頭も常に痛み、手足も麻痺し、特に手は常時こまかく震え、食事も自分では食べられません。
異様な連続的な咳と共に痰、鼻汁が出で、浄霊致すようになって体重もだんだん減少し、
昨年より二貫目程少くなり、未だ苦しんでおります。
家族も全部お光を頂き、昨年十一月には光明如来様も拝受、お祭りさせて頂き、本人も浄霊を非常に喜び、常に善言讃詞を拝誦し、
また付近の人々にも不自由な身体で浄霊し、一生懸命にすがっております。
いかにおすがり致しましたら救われますか。また、浄霊法を御教示願いたいと存じます。」
明主様御垂示
「これも被害者で、手足等も全部薬毒である。」
明主様御垂示 「酒飲みの浄化」 (昭和24年9月16日)
信者の質問
「私の主人は毎日相当量のお酒を飲んでおりますが少しも浄化を頂きません。
お酒を沢山飲む者は浄化しにくいものでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「酒飲む人は後れるが、一ぺんに来る。」
明主様御垂示 「疑似直腸癌について」 (昭和24年9月17日)
信者の質問
「私は二十二年二月関節炎を患い、一ケ月入院全快し、同年七月便と一緒に血の塊が出まして、
二人の医者に直腸癌と診断され、即刻手術して
その後肛門部に大きな「しこり」が出来ました。
今年の二月再手術をして現在は人工肛門です。
今年八月入信し毎日浄霊を頂いておりましたところ、またまた肛門内に大きな「しこり」及び外部に小さな「しこり」約十個が出来、痛みが激しく、また下腹が苦しくなります。
いかにしたら治るでしょうか。御伺いいたします。」
明主様御垂示
「この塊というのは薬である。これだけでは直腸癌ではない。
直腸癌になると便秘して出なくなる。
手術せねば訳なく治る。
まだ後出来るかもしれぬが、心配はない。」
明主様御垂示 「狭心症」 (昭和24年9月17日)
信者の質問
「私の扱っている信徒KK(六十歳・男性)は本年一月狭心症にてあらゆる手当を加えましたが、
医師より見放されて息も絶え絶えになりました時、
三男Hが入信させて戴き、大先生様(註 明主様)へ御礼参りさせて戴き、帰るや否や早速浄霊を致しましたところ、
息づきが非常に楽になり一週間位で起き上る事が出来ました。
三月にその人も入信させて戴き、かつまた光明如来様を六月奉斎戴き、今日迄つつがなく過ごさせて戴きましたところ、
十日前より再浄化を戴き、食欲も減退し、嘔吐をもよおしておりまして心臓、肝臓が主なる浄化のように見受けられますが、
今後いかに致しましたらよろしゅう御座居ましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「薬を吐くのだから結構で、今度は本当に治ろう。
(背中を浄霊する)狭心症は治りいい。
毒素が圧迫している。」
明主様御垂示 「麻疹より禿頭」 (昭和24年9月18日)
信者の質問
「本年二十三歳の男子、五歳の時麻疹が内攻して禿頭になりましたが、
爾来半期毎に生えたり禿げたりしておりましたが、一昨年九月より生えなくなりました。
昨年二月より御浄霊を受け、六月に入信、本年一月に教導師の資格を戴きましたが、禿頭は捗々しくまいりません。いかなる理由でしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「毒が固まったのである。もう一息経って、頭の毒が溶けて生える。」
明主様御垂示 「十二指腸虫」 (昭和24年9月18日)
信者の質問
「本教の信徒で同じように御浄霊をしていても、回虫の患者は割合い早く虫が下って治るのですが、十二指腸虫は中々しつこいのか捗々しくゆきませんが、この訳を御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「浄霊すれば割合い早い。
十二指腸等は痛む。
医診は決して信じてはいけない。
十中八、九まで誤診である。
頭の痛いのは関係ない。」
明主様御垂示 「心悸亢進の原因」 (昭和24年9月19日)
信者の質問
「心悸亢進症について御垂教願います。」
明主様御垂示
「心臓付近の発熱である。」
明主様御垂示 「先天性のイボは治らない」 (昭和24年9月19日)
信者の質問
「疣、魚の目はいかなる毒素により出来、手足に多くあるのはいかなる訳で御座いましょうか。」
明主様御垂示
「先天性の疣は治らぬ。」
明主様御垂示 「乱視について」 (昭和24年9月23日)
信者の質問
「一、乱視について・・・。
二、三歳の女、昨年八月頃から時々臍が出たりしましたが、
最近は出たきりで泣いた時は特に大きくなります。御浄霊により治りましょうか。」
明主様御垂示
「一、延髄部の塊で、眼への送血を妨げるためである。」
明主様御垂示 「智慧熱」 (昭和24年9月23日)
信者の質問
「幼児の智慧熱は主にどこが浄化致しますのでしょうか。」
明主様御垂示
「智慧熱などは嘘である。そんなものはあるべき筈ではない。浄化熱である。」
明主様御垂示 「背・腹痛、腰痛」 (昭和24年9月23日)
信者の質問
「私は昭和二十二年(二十二歳)の四月頃より背中及び腹部の痛みを感じ、鍼灸、その他医療は注射及び服薬等を約一ケ年程施し、
この治療以前にも身体の至るところに病状あり、医療相当量施す。
二十三年三月、本教の教修を受けて以来家庭にて御浄霊を致しておりましたが、
思わしくないので最近に至り教導所に通い御浄霊を約一週間程戴いておりますが大した変化も御座いません。
御浄霊を戴くと非常に気持が良い。
背中及び腰部の痛みは依然として続いておりますが本御浄霊によって快癒致しましょうか。
なお、医者の診断では脊椎カリエスのようなものとの事で、病名もはっきり致しません。」
明主様御垂示
「背中、腰の薬毒が固まっている。背骨の隆起で判る。」
明主様御垂示 「脳打撲による智能低下の小児」 (昭和24年9月25日)
信者の質問
「私の孫は昭和十五年八月二十七日生れで桐之と申します。
本年十歳になりましたが、未だに物がはっきり云えません。
「ジイチャン」「オバアチャン」「ウマイ」「ママ」等より外言葉が出ないのです。
それは三歳の時、机の上から落ちてミシン機の金具に頭をぶつけて一寸位切れましたので、医師に治療して戴き、ただ今では傷痕が残っているのみです。
この子供の父は終戦二十日前に戦死しております。
この子は耳は良く聞え、私達の云う事は大抵聞き分けます。
しかし乱暴で、近所の自分より年下の子供を見ると突然倒したり、または川に押し落し等するので困ります。
このような気質の子供はいかなる原因によるものでしょうか。
また、二年前より浄霊していますが変化ありません。
浄霊はどのようにしてやったら良いでしょうか。
私共夫婦は入信しておりますが、肝心の母は本教に入信していたのですが、
中途で人からの中傷により反対するようになって、光明如来様は御祭りしておりますが、御用は思うように出来ません。
いかにしたら良いでしょうか、御教示願います。」
明主様御垂示
「打った時、頭の智能的働きのものを破損したのである。
機能の欠損は年限と共に段々治るが、内出血の固まったのは浄霊で溶かせば治る。
しかし、母が信仰をやめるようではいけない。
母が一番熱心に信仰すべきである。」
明主様御垂示 「ハンセン病症状」 (昭和24年9月28日)
信者の質問
「本年五十七歳の男子、四月頃より頭部、顔部、頸部、右手の指、左足の甲部に赤色の浮腫状の、丁度火傷のようなものが出来ました。
医師は六○六号の注射も打って見ましたが効果なく、なお、頭部の患部は虫が這うようにむずむずし、右手の指は軽い火傷のごとき痛みを感ずるそうです。
一ケ月浄霊を受けていますが、効果もありません。
この人は本年八月入信致しました。
私の想像ではハンセン病だと思いますが、村人もそのような事を言うので、本人は余り外出もせずに隠れるようにしております。
この病気の原因と浄霊方法をお教え下さい。」
明主様御垂示
「ハンセン病である。霊力が足りない。本療法で治る。」
明主様御垂示 「治病の時は音がする (骨と膿)」 (昭和24年9月28日)
信者の質問
「ある入信しています婦人、子供の頃より関節リュウマチの気があり、五十歳過ぎまして特に悪化し、
今歩行困難となり、夜になると痛みを感じ、足が自然に曲って、伸ばそうとすると節がボキボキ音がします。
何か霊的でしょうか。どこを浄霊いたしたらよろしいか、お教え願います。」
明主様御垂示
「すべて病気は治ると音がする。
膿がとれて間隙が出来、ブツかって音がする。
それがくっ付いてすっかり治る。
その中途で音がする訳である。」
明主様御垂示 「扁桃腺より鼻・唇除れる」 (昭和24年9月29日)
信者の質問
「当年二十三歳の男子、三年前、扁桃腺を患った事が御座いますが、それ以来自分の顔に非常な変化が起って参りました。
鼻が無くなり、上下唇が取れてしまい、歯が二本飛び出し、舌も五分位前へ出て参りました。
姉と共に入信、光明如来様も御奉斎させて頂き、引続き浄霊を頂いております。
この症状はいかなるわけで御座いましょうか。御伺い申し上げます。
あとは本人に代りまして口頭にて申し上げます。」
明主様御垂示
「ハンセン病か薬毒か焼死の霊かだが、霊は滅多にない。」
明主様御垂示 「四十手、五十手について」 (昭和24年10月25日発行)
信者の質問
「四十手、五十手とは。」
明主様御垂示
「四十手、五十手、六十手と言うが、年をとるに従って毒素が手に集まり固まる。それが痛むのである。これは浄霊によれば簡単に治る。」
明主様御垂示 「星眼について」 (昭和24年10月1日)
信者の質問
「未入信の婦人、眼の御浄化(星眼)をいただき、また背に赤い二、三十の斑点が出来ておりました。
一回の御浄霊でその斑点はなくなりましたが、黒眼が半分以上白くなって段々見えなくなりました。
この星眼は霊的なもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「薬によって固まったのが溶けて来たのである。
ある程度拡がると目脂で出てくる。
星眼は、霊的の罪の事もある。」
(註 星眼・・・目の角膜の縁に、粟粒ほどの小さな白い濁りのできたもの。)
明主様御垂示 「脂手・脂足重症」 (昭和24年10月2日)
信者の質問
「二十歳になる未入信の娘、幼少より俗に言う脂足、脂手にて、冬になりますと特にひどく、ちょっと靴を穿いておりますと、靴下を通して床に足跡がつく位だそうで御座います。
これはいかなる原因で御座いましょうか。御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「毒が多いのである。相当治るに暇がかかる。」
明主様御垂示 「うるしかぶれ」 (昭和24年10月2日)
信者の質問
「うるしの木を見ただけでかぶれるという人や、うるしの木の話をしただけでかぶれるという方もあるようでございますが、何か意味がございましょうか。
また、触ってかぶれるのは誘発のように思われますが、この事につき御教えを御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「特殊の毒があるからである。」
明主様御垂示 「脱 腸 (孔の大小)」 (昭和24年10月3日)
信者の質問
「五十三歳の男(農業)、五年前より脱腸となり、普段は別に痛みはありませんが、
歩いたり致しますと、張って来て気持が悪くなります。これは治りましょうか。
また、主にどこを御浄霊致したら宜しいでしょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「お腹に毒が溜り、腸を圧迫する。
両股に孔があいており、大小があり、大きい人は脱出する。」
明主様御垂示 「頭・胃より神経痛 (ある種の洋薬)」 (昭和24年10月5日)
信者の質問
「私の母(四十九歳)、頭痛と胃腸が悪くて三年前に入信し、私が毎日浄霊致しております。
御蔭様にて頭痛と胃腸病とは以前より大分よくなりましたが、
最近神経痛が起り、全身走り廻るように痛み、また、寒くなると一層苦痛を感じるのです。
時折は近くの教導所の先生に来て戴いておりますが、中々楽になりません。
いかにさせて戴いたら早く楽になれましょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「西洋薬のある種のものはこういう風に痛む。気長にする。」
明主様御垂示 「先天的顔のゆがみ」 (昭和24年10月6日)
信者の質問
「二十歳の娘、生れつき顔の右側がゆがんでおります。
その子が腹にいる時その母親は子宮筋腫になり、またその前後祖父に当る人が畑の開墾しているうちに落石の下敷きになって死亡したそうであります。
右の事実はこの娘の顔のゆがみと関係ありましょうか。」
明主様御垂示
「生れつきでないのは治る。半分は治る。」
明主様御垂示 「痔核、ラジウム療法について」 (昭和24年10月6日)
信者の質問
「MH(四十三歳・女性)は以前子宮癌にて発病後一年程経てからラジウム療法も致しましたが、本年七月頃より毎日私が浄霊をしております。
現在疣痔で日に五回程用便に参りますが、痛みのため少量しか出ません。
食欲もなく、段々衰弱して参っているようですが、全治致しますでしょうか。」
明主様御垂示
「ラジウム療法は癌と共に組織を破壊する。これは恐ろしい。
レントゲン放射は実によく固める。やって見ぬと判らぬが、難しいと思う。
四十三歳とすると、古血の溜ったものであろう。
疣痔はじきに治る。
内痔核と外痔核とある。」
明主様御垂示 「生来白顔白毛」 (昭和24年10月6日)
信者の質問
「本年三歳の女児、生れつき顔が白く、髪の毛が真白でしたが、御浄霊により最近髪の毛は少し金髪に変って来たようでございます。
御浄霊で黒くなるものでございましょうか。」
明主様御垂示
「気長にやれば治る。」
明主様御垂示 「脳膜炎手術について」 (昭和24年10月8日)
信者の質問
「二歳の男児ですが、一年程以前脳膜炎のような状態となり、
医者にて後頭部手術をなし、脳膜炎の方は治りましたが、目が少しも見えません。
御浄霊にて治りましょうか。御教示下さいませ。」
明主様御垂示
「脳膜炎は前頭部である。
手術によって筋を切ったとすれば請合えぬ。
出血は薬毒の固まらぬ場合(ある。)」
明主様御垂示 「バセドー氏病手術をしたため浄霊の治癒効果が減殺された事例」 (昭和24年10月8日)
信者の質問
「一、当年四十一歳の婦人、数年前バセドー氏病にて手術をしてより今年になってまた咽喉が腫れてまいりました。
八月二十日より浄霊を受けております。
九月二十二日頃より発熱四十度前後にて、咳が激しく胸と背が痛み、我慢する事が出来ないと湿布を致しました。
幾分右の目が出たように感じます。
浄霊をどう致したら宜敷いでしょうか。
二、今後どのような浄化が起りますでしょうか。御指導お願い申します。」
明主様御垂示
「手術したために治り方が悪くなった。
浄霊をウンとするといい。」
明主様御垂示 「淋巴腺手術による悪影響」 (昭和24年10月8日)
信者の質問
「一、私の浄霊している患者で、昭和十六年頃より首の淋巴腺が度々腫れて、医者に通っておりましたところ、
たまたまその人が下宿しておりました新宿の家の前に、楓の木の上に蛇がいたのを杖で叩き殺しました。
それからはその淋巴腺が物凄く腫れてきまして、数ケ所切って固結状のものを取りましたが、増々腫れる一方です。
一週間程前より御浄霊を始めておりますが、身体中がだるくなったと云います。御浄霊で治りますでしょうか。
二、また、いかなる因縁で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「手術すると悪い。ウンと熱が出ると治る。
腫れた時手術すると腫れたのが止る。
そしてそこへ膿が寄らなくなる。
膿は中々敏感なものである。」
明主様御垂示 「肺浸潤による喀血は大変よい」 (昭和24年10月8日)
信者の質問
「私は十七歳の頃肺浸潤を患い、二十二歳の六月多量の喀血をなし、その後も数回喀血致しました。
昨年十月より御浄霊を戴き、現在は健康人と同様元気で働いておりますが、このままでよいのでしょうか。
私の身体の御浄霊はいかにさせて戴いたら、よいでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「このままでいい。浄化作用として、喀血は大変に良い。」
明主様御垂示 「皮膚癌の特色」 (昭和24年10月8日)
信者の質問
「五十八歳の男の方ですが、二年程前、左鼠蹊部に腫物が出来、医師は皮膚癌と言って手術を致しましたが、
手術後その付近が定期的に痛むようになり、再度の手術を致しました。
十日前より御浄霊を続けております。
この皮膚癌は何か霊的に関係あるのでしょうか。また、御浄霊法を御教示願います。」
明主様御垂示
「皮膚癌などは滅多にないが、よく治る。
これは皮膚が重なるようになって感覚がなくなるので、痛まぬ。
痛むのは消毒薬が滲みて痛む。痛むのはすべて薬毒である。治る。」
明主様御垂示 「肋膜手術、龍神と松」 (昭和24年10月8日)
信者の質問
「二十歳の男にて、本年三月淋巴腺炎を手術致しまして、
六月頃より湿性肋膜になり、二回水を抜きましたが今なお溜り、九月より腹膜炎を併発致しましたが、
両横腹は非常に堅く、食事は殆ど入っておりませんでしたが、
十月より御浄霊させて戴きましてからは一日二合余り食べるようになりました。
因みに当家は九月より自家山林の松、杉等を材木にして本家を改築致しておりますが、
この改築に着工致しましてより急速に病状は悪化致したとの事ですが、
この改築と関係があるので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「肋膜や腹膜は水を除っても治る。実に簡単に治る。気長に浄霊すれば治る。
沼などを埋めると龍神が怒るが、大木などは、馬鹿に太いのなら龍が憑いている事がある。
龍神は大抵松に憑り、杉へは天狗の霊が憑いている。」
明主様御垂示 「回 虫 (咽喉辺の感じ)」 (昭和24年10月8日)
信者の質問
「私の関係信徒の婦人ですが、七年前より回虫のため腹痛も度々あり、
あらゆる医療にても治らなかったのが、本年八月入信後その苦痛は除かれ、喜んでおりますが、
まだその虫が出ず、毎日咽喉の辺りまで出て来てさわぐようだと訴えます。
これは本当の虫でしょうか。精神的のような気もするのですが、何か霊的関係でもあるのでしょうか。御教示願います。」
明主様御垂示
「本当の虫の場合と精神的即ち神経の故と両方ある。
自然に任せば出るものは出るし、引っ込むのは引っ込む。」
明主様御垂示 「めまい、肩膝震う、漿液とる」 (昭和24年10月9日)
信者の質問
「五十二歳の婦人、昨年八月頃より目まいが致し膝や肩がガクガクして参りました。
本年七月三日より寝たきりとなりました。その上舌ももつれます。
九月二十日頃より御浄霊を受け始めましたところ、夜分は大分眠れるようになりましたが、本人は同じだと申しております。
しかし本人も家族もぜひ御浄霊を続けてほしいと申しております。
九月の下旬に脊髄より漿液を一度とりました。
姑も七年前より中風にて床に付いたきりとなり、聞く事は出来ますが話す事は全然出来ません。
舅は四十二年前炭鉱にて変死しております。
右はいかなる原因によるものでございましょうか。
なお同人の子供は三人赤ン坊の時に亡くなり、一人は平塚市空襲の際機銃にて死亡しております。御教示を御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「信仰を熱心にして浄めなくてはいけない。漿液をとったのは悪い。」
明主様御垂示 「関節炎身動き出来ず」 (昭和24年10月9日)
信者の質問
「本年三十九歳の男、三月より右膝関節炎になり、だんだん進行し、両足、両腕、両肩を侵され、五月頃より全然身動きが出来なくなり、現在に至っております。
九月中頃より御浄霊を始めました。夫婦で御教修を戴き、御仏壇を購入、御屏風観音様を奉斎させて戴きました。
症状は浄霊後食欲がやや出て参りました。鼠蹊部に親指大の固結があります。
脈搏は百十五前後で、心臓も弱っております。霊的関係が御座居ましょうか。
なお、薬は静脈注射二、三本と電気マッサージ二週間余り、漢方薬塗布等を行っております。」
明主様御垂示
「霊的でもない。薬毒である。急所を発見せよ。治る。」
明主様御垂示 「睡眠時の開眼」 (昭和24年10月11日)
信者の質問
「ある信者の子供(十三歳)、眠っているのに目が開(あ)いていまして、目のところで指を左右に動かしますと、目もついて動くので御座います。
本人は何も知らずに眠っております。霊的で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「薄目に開いているなどあるが、額の皮膚が強(こわ)いのである。
霊的と体的両方ある。
目の上に毒があると吊られて圧迫され、動きが悪い訳である。
それにまた、副霊が二つ憑いている。
一つは寝ると出るし、一つは体に残っている。」
明主様御垂示 「淋病と梅毒」 (昭和24年10月13日)
信者の質問
「三十五歳の婦人(本年六月入信)、多少胸部疾患でしたが、
入信後全治、最近血液検査の結果陰性梅毒と診断され、医師よりペニシリン注射をすすめられました。
(入信前、ペニシリン注射をしましたが、効果がありませんでした)
浄霊により梅毒菌は死滅するものでしょうか。」
明主様御垂示
「梅毒菌は簡単である。
酒呑みの淋病、下戸(げこ)の梅毒という。」
明主様御垂示 「肋骨カリエスより背痛・腰痛、(カリエスの苦痛と排膿経路)」 (昭和24年10月16日)
信者の質問
「三十歳の女、肋骨カリエスにて肋骨を三本手術して取りました。
三年後脊椎カリエスとなり膿が出るようになり、医師からも見放されました。
その後入信せられて浄霊を受けるようになり、一年程は楽になり本部へもお詣りに参られましたが、
二度目より浄化が来まして今では腰がとても痛み苦しみます。
どう致したらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「一旦溜ったのが溶けて治り、また後、次が溜ったのである。
皆薬毒である。脊椎カリエスは大抵無痛であるが、薬を注ぎ込んで痛みを作る。
これもやはり腎臓である。脊髄から流れた膿は腎臓へ溜り、腎臓の尿毒も混って出る。
衰弱したのは請合えぬが、気長にやれば治る。」
明主様御垂示 「結核は難治か、粟粒結核、肺壊疽」 (昭和24年10月23日)
信者の質問
「結核の再浄化は医学でいう粟粒結核でしょうか。」
明主様御垂示
「粟粒結核とは違う。
粟粒は、痰が腐ってそうなる場合もある。
身体の毒素が疥癬みたいに出る場合もある。
医学では絶対治らぬとしているがそんな事はない。
治さぬようにしているだけである。割によく治る。
壊疽は一番治りやすい。
肺の中へおデキが出来、血膿になって出る。
普通、結核は治り易いが、衰弱で駄目になる。
熱と排痰の苦痛によって衰弱する。
再発は固めたのが溶けてくる。」
明主様御垂示 「中風再浄化は三、四回」 (昭和24年10月27日)
信者の質問
「私が浄霊させて戴いている中気の病人(五十二歳、男子)歩行困難でありましたが、
御浄霊を二十四回程致しましたら一時は軽い仕事は出来るようになりました。
二ケ月程浄霊を止めましたらまた悪化し、三十四回程浄霊致しましたが効果ありません。
その妻は入信(本年八月)して毎日浄霊を致しておりますが、病人は大酒家で、遊び事や狩猟等を好み、相当遊んだ事もあります。
一度良くなって再浄化したのは何か訳がありましょうか。
今後いかに御導きしたらよいでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「再浄化は大抵ある。
中風で重いようなのは入ってじきにやった位では治らぬ。
良くなっても浄霊をやめてはいけない。
妻君では無理である。
中風など良くなったり悪くなったり繰返してゆく。
中風の再浄化は大抵三、四回である。
それ以上にはわたらぬ。」
明主様御垂示 「手術で失明」 (昭和24年10月27日)
信者の質問
「二十一歳の男子、本年一月後頭部上方の腫物を病院にて切開手術を受けましたところ、
直ちに両眼失明致し、驚いて手術、担当の医師に尋ねましたところ、
視神経を切開手術の時切断したのではないかと申されました。
丁度底翳目の通りで、余り痛みはありません。御浄霊で全治致しますでしょうか。御伺い申し上げます。因みに本人及び一家は未入信であります。」
明主様御垂示
「二週間やって様子をみよ。ちょっとでもやってみて良くなるようならよい。」
明主様御垂示 「卵巣を除去すると失明する事がある」 (昭和24年10月28日)
信者の質問
「私の母(八十五歳)が昨年十一月に肝臓が痛んで注射で止め、後で目が見えなくなってまいりました。
私が浄霊を致しますと大変喜びますが、兄が反対ですから時を待っておりますが、現在は母は床についたままです。
今目以外の浄化はありませんが、毎日紙々と言って紙遊びをします。霊的でしょうか。お伺い致します。」
明主様御垂示
「卵巣を除去すると失明する事がある。
反対者なく頼まれれば、やってやる。
反対者の霊は邪魔をする。」
明主様御垂示 「眼と肝臓」 (昭和24年10月28日)
眼は全身各所と関係ある
信者の質問
「私の父は大酒飲みで、大力の持主で、青年相撲に負けた事のない人であったが、
常に肝臓から心臓が痛むと言って灸をすえておりましたが、五十九歳にて死亡致しました。
また時々眼病にて充血し、苦しまれた事もありました。
私もその故か子供の時からマラリヤを始めとし眼病を患い、右眼を二回手術しました。
二十歳頃全快致しましたが、兵隊にて一ケ年肝臓硬変にて兵役免除となりました。
そのためか浄霊を頂いてより肝臓浄化の都度、眼に充血し、その時「あくび」をしきりに致します。
眼の浄化は肝臓に関係があるでしょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「肝臓外部の毒が排泄されようとする。
眼はどことでも関係がある。
そして浄化の場合眼から出ようとする。
白膿は赤く、赤膿は白く表われる。
肺炎後聾になる人もある。非常にいい。」
明主様御垂示 「胃潰瘍は出血する」 (昭和24年10月28日)
信者の質問
「ST子(二十七歳)、本年八月半ば頃より二ケ月激しい下痢が続き、時々熱があるのみ、他は殆ど熱がなく、その間二、三日ヌラが口より出た事もありました。
段々体は衰弱してまいり、浄霊いたしても効果がありません。
最近下痢は止りましたが、首裏に親指の頭程のデキモノが出来、口中がひどく荒れ、泡ばかりの唾が出るようになり、医者は慢性胃潰瘍と云います。
右は体的でしょうか霊的でしょうか。また、御浄霊法をお教え願います。」
明主様御垂示
「出血がなければ胃潰瘍ではない。」
明主様御垂示 「回虫と肥料」 (昭和24年11月5日)
信者の質問
「最近回虫保持者が極端に増えて参りましたが、これは浄霊によりて絶滅出来るでしょうか。
出来得るとしたら、どこを最も良く浄霊致したらよろしいでしょうか。
なお、何回位にて効果が表われますか。」
明主様御垂示
「霊が曇ってると体が汚れる。汚れると虫がよく育つ。だから汚いのである。
原因は肥料である。野菜に糞尿をやるが、その中に虫の卵が入っている。
であるから、無肥料にすれば回虫もなくなる。
信仰により浄化してゆくと、汚れの古いのは出るし、新しいのはなくなる。
であるから、回虫をなくするには入信する外はないという結論になる。
回数は言えない。
多いのは百匹や二百匹いるのがある。」
明主様御垂示 「腕・胸痛と呼吸」 (昭和24年11月7日)
信者の質問
「一、本年四十八歳の男、左腕より痛み始め、それが左胸部に及び、呼吸が困難となり、二、三分ほど休むと楽になるのですが、
この発作は朝のうちに多く、歩いたり仕事をすると直ぐ起ります。
医大病院にてみて戴いても原因不明です。
この人は土工、炭焼等をやり、この病気のため戦後は鮎や鮭漁等をやっております。
原因と浄霊法を御伺い致します。
二、なお、もう一名、右の人と同年配の石屋さんですが、
胸部全体発作的に痛んで困っている人があります。
この人も冬期は鉄砲を持って銃猟を業としております。
いかなる理由でしょうか、御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「一、浄化である。腕を使ったりなどすると毒が集る。治りいい。」
明主様御垂示 「小児嘔吐」 (昭和24年11月7日)
信者の質問
「私は本年四月より吉原市にて布教中のものですが、SA(一歳・男子)と言う小児、一月十日頃より多量に乳を吐き、
病院では「幽門痙攣」と診断され、ビタミンB、C、葡萄糖等三十本注射致しましたが病状何等変りがありませんでした。
その後七月頃より秀村医院にて軽い脳水腫と診断され、脊髄より水を取り、輸血二回、葡萄糖十本位注射致しました。
十月初め母親が入信し、浄霊をやり、私も三十回位浄霊をしてみたところ、大変元気になりましたが、未だ少し乳を吐きます。原因と浄霊法を御伺い致します。」
明主様御垂示
「胃に毒があって吐く。ついでに乳を吐くのである。
大抵生れる間際に親の悪露を呑むのが胃へ溜る。
ある時期へゆくとすっかり治る。
古血を呑むのは暫くお腹に溜ってる。
悪露は多く背中へ溜る。
それを出す作用が百日咳である。」
明主様御垂示 「皮膚病の一種 (魚鱗膚)」 (昭和24年11月7日)
信者の質問
「私は生れつき荒れ性で、医師は遺伝性の皮膚病と申します。
夏はさほどでもありませんが寒くなりますと全身がガサガサになり、
丁度魚の鱗のように表膚が荒れ、皮がむけます。
自分の母もこの病気に罹っております。この皮膚病は霊的でしょうか。
子供に伝染するでしょうか。御伺い申します。」
明主様御垂示
「伝染はしない。
内部の毒が皮膚へ出るので、そういう毒をもっているのである。
祖先の中、特殊の毒を服んだものがあるので、母からの遺伝である。
長くかかるが、浄霊しているうち段々治る。」
明主様御垂示 「移動性痛み」 (昭和24年11月7日)
信者の質問
「BT子(二十二歳)、本年十二月出産予定で御座いますが、九月脚気を病み浄霊にて全快致しました。
最近また頭、手足と点々と痛みが変り歩きます。どこを浄霊すればよいでしょうか。
また、父親との折合いが悪く、困っております。
「母は死亡して、いないから、その関係かとも思われます。私達夫婦のなす事に良い感じを持ってはくれません」と申しております。
どう致したら良いでしょうか。御教え下さい。」
明主様御垂示
「病んでいる所を追っかけてやるうちに段々薄らぐ。割合いに治りいい。」
明主様御垂示 「肺炎から聴覚障害になることはよくある」 (昭和24年11月8日)
信者の質問
「兄が十一歳妹が九歳の兄妹ですが、兄は昭和九年急性肺炎に罹り手当の結果全快致しましたが、唖同様になりました。
妹もそれから一週間の後に小児麻痺になり、これまた唖となり、あらゆる療法を尽しても効果なく、本年三月母親が入信して御浄霊をしておりますが、
去る九月より義務教育になったとかで聾唖学校に預けられました。
今後も御浄霊を続けてよくなるでしょうか。御教示願います。」
明主様御垂示
「肺炎になった時、耳の聞えなくなるのはよくある。肺炎の痰は耳下腺へ集る。」
明主様御垂示 「禿と髯 頭と顔」 (昭和24年11月8日)
信者の質問
「若くして禿げる人と、その反対に頭が禿げて顔に髭の濃くなる人とは霊的にいかなる関係にあるでしょうか。お教え下さい。」
明主様御垂示
「霊的もあるにはあるが、普通は頭に毒がある。
髭の濃いのは、顔の方に毒がない。」
明主様御垂示 「全身移動痛の薬毒」 (昭和24年11月8日)
信者の質問
「十六歳の女子、本年三月頃より全身痛み激しく、各種病院を訪問、診療を受けましたけれども治りません。
医師も病名を告げてくれません。日増しに倦怠感を覚え、八月末より浄霊しており、当初は両肩甲骨の中央部にラムネ玉のようなものがあり、浄霊致しますと全身その玉が移動致します。
十月中頃よりどこかへ姿を消し、身体も平常になりつつありますが、節々が痛むそうです。いかなる訳でしょうか。また、浄霊法を御教え下さい。
(同人及び父が同年九月入信致しております)」
明主様御垂示
「薬毒が節々に固まっている。こういうのは割合い薬毒は軽い。」
明主様御垂示 「癌の判別法」 (昭和24年11月13日)
信者の質問
「私は本年六月頃より右乳房にしこりが出来、数人の医師に見せましたところ、皆乳癌との診断でした。
八月末より毎日御浄霊を頂いておりますが、十月初旬しばらく乳から黒い血が出た外、余り変化はございません。
現在こりは直径三、四糎程あり、圧しても痛みはなく、腋下に多少痛みがある外、身体は強壮でありますが、
周囲の人に「今のうちなら手術すれば助かる」と盛んにすすめられ、迷っております。この癌は御救い頂けましょうか。」
明主様御垂示
「癌は滅多になく、大抵誤診が多い。
浄霊者に力がないと効果のない事がある。
押して痛むなら癌でない。
癌なら顔色悪く、血の気がなくなる。ガサガサする。痩せ方も非常に早い。」
明主様御垂示 「乳下の痛み」 (昭和24年11月13日)
信者の質問
「四十七歳の女の信者、今年十六歳の女子を生んでからは体が悪く、左乳下が特に痛みます。
(この子は逆子でした)これは逆子と関連がありましょうか。」
明主様御垂示
「乳下の毒結のみである。浄霊で治る。」
明主様御垂示 「血管腫」 (昭和24年11月13日)
信者の質問
「五歳の男児、生れた時に手の甲に血管が太くなっており、大きくなるにつれて広がり、医師は血管腫だから手術すれば治るとて、甲に一寸位の切った跡あり、
現在平(ひら)の方に残りが段々広がり、肘のところまで特別に太く、所々に血管の太くなった所あり(俗にスンバクと申す)
段々胸の方まで出来て、この頃寒い時等痒がります。
御浄霊させて頂いたらお蔭を頂けますでしょうか。」
明主様御垂示
「毒血が固まって段々寄ってくる。
痒がるのは然毒である。」
明主様御垂示 「大怪我手術時の飲水」 (昭和24年11月13日)
信者の質問
「大怪我をした時や手術の後で水を飲むと死ぬと申されておりますが、事実で御座居ましょうか。
もしそうだと致しますれば、いかなる理由からでしょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「こんな事はない。大いに飲んでいい。
大手術の場合、麻薬をかけるから、飲む物をみな吐く。
揺ると、縫った時の糸が切れ、外れる場合がある。その懸念であろう。
出血が多量だと脳貧血となり、何か飲むと吐く。
それで傷口が口を開き易く、動き易いのである。」
明主様御垂示 「ハンセン病と用薬」 (昭和24年11月15日)
信者の質問
「私の娘(十七歳)は一昨年十一月入信、本年四月上旬頃、健康上大した事はなかったのですが、
保健所の血液検査によって岡山国立病院にハンセン病患者として送られました。
現在の病状は、顔の部分が少し腫れている程度で御座居ます。
病院にいれば病院の規定に従って薬を飲んでおりますが、
少しの暇にも自分自身及び二、三名の病友の御浄霊を致しております。
私宅では昭和二十三年四月、光明如来様を御奉斎致しました。
このままでよろしいでしょうか。今後どう致しましたら御救い戴けましょうか。」
明主様御垂示
「ハンセン病は浄霊で治る。
ただ薬毒が恐い。薬を服まぬようにする。
浄霊してもらわなくては溶けない。
浄霊を受ける事と、薬を服まぬようにするといい。」
明主様御垂示 「喘息の経過御伺い」 (昭和24年11月17日)
信者の質問
「私は十五年前より喘息にて悩んでおります。
光明如来様に御縋りして大分楽にさせて頂きましたが、
以前注射したり色々な事をしておりますので心配しており、
今後どのような経過になりましょうか。御教示下さい。」
明主様御垂示
「薬の分量、性質にもよるから何とも言えない。」
明主様御垂示 「ひょう疽の特症」 (昭和24年11月17日)
信者の質問
「十八歳の娘(未入信)、二年前より雨戸で薬指を挟んだのが始まりでひょうそになり、手術致しましたが経過思わしくなく、結局七回手術致しました。
現在第一、第二関節が掌の方に着く迄曲って、自由になりません。
四、五日前より御浄霊致しましたが、一昨日は頭痛及び寒気がして、ただ今は掌が少し痛くなり、少しずつ変化して参ったようであります。
御浄霊を続ければよくなりましょうか。今後いかに御浄霊をしたらよいでしょうか。」
明主様御垂示
「御浄霊をすればする程良くなるに決っている。
ひょうそは段々集るとある程度へ行って止る。
段々紫色になるので、医者は腐ると言うが(そんな事はない。)薬毒が滲み込んでいるので治りが遅い。
指に溜っていた毒が浄化したので、痛む。」
明主様御垂示 「毒血に因る青アザ」 (昭和24年11月17日)
信者の質問
「今年二歳になる兄の長男、生れた時からお尻に青痣が出ており、一年二ケ月になります。
現在迄に約三ケ月連続浄霊を致しましたが、むしろ悪化したのではないかと思われる程で、段々背骨の両側の方へ増加して参ります。
触ってみると少し固く、普通のところより冷たく感じます。原因と浄霊法を御伺い致します。」
明主様御垂示
「毒血が出てくるのであるから、大きくなる程結構である。
一個所へ溜っておデキになって出る事もある。
尻の青いのへ毒血が混ったものである。」
明主様御垂示 「ハンセン病の毒」 (昭和24年11月18日)
信者の質問
「ハンセン病にて苦しんでいる人々を救うにはいかに致しましたら宜しゅう御座いましょうか。
また、ハンセン病を特に遺伝とか伝染病とか云って忌み嫌うのはいかなる訳で御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「浄霊すれば治る。
ハンセン病の毒はそんなに強いものではない。溶けいい。薬毒の方が怖い。
薬を服まなければハンセン病はなくなる訳である。」
明主様御垂示 「セメン服用」 (昭和24年11月18日)
信者の質問
「以前健康体であった人が虫下しに「セメン円」を一回飲みましたが効果がないと言うので、
翌日五、六回分を一度に飲んでから胃が非常に悪くなり、
食後二、三時間程経てから一度か二度激痛があります。
種々医薬を飲みましたが中々治らず、約半年間苦しみました。
終いには食物を吐瀉するようになり、その時苦い水を出すようになり、益々やせて来ました時、本教の御浄霊を受けるようになりました。
段々よくなり、約一ケ月にて痛みもなくなり、吐瀉も治りました。
この原因は「セメン円」の多量によるものでしょうか。
それとも他の原因から来たものでしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「勿論セメンのためで、しかも薬を入れた。セメンは建築に使うものである。」
明主様御垂示 「結核にて衰弱」 (昭和24年11月19日)
信者の質問
「夫S(五十二歳)、二年前より結核にて、本年六月一日川合先生の浄霊を受け、咳、痰は殆どなくなり、下痢も止り、食欲が出て順調に良くなりつつ見えました。
九月十一日私が教修を頂き、同時に再浄化が起り、昨今は腸結核が悪化、胃腸が痛み、下痢が始まり、足の甲がむくみ、心臓が弱り、身心共に衰弱致しました。
六月一日より医薬を止めておりましたが、一昨日医師に診察して貰いましたところ、今年一杯持たぬと申されました。
日夜浄霊を続けておりますが、治癒に向いつつある浄化でございましょうか。
また、浄化に対する御浄霊方法を御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「結核の再浄化はなかなか面倒である。」
明主様御垂示 「咽喉の脹れ」 (昭和24年11月19日)
信者の質問
「最近生れました赤ン坊で御座居ますが、咽喉から左耳下腺一帯にかけて赤く脹れて苦痛が伴い、上を向けると非常に泣きます。呼吸が苦しく御座居ます。
いかなる訳で御座居ましょう。」
明主様御垂示
「その部へ毒血が集って、腫れて出る。」
明主様御垂示 「乳下苦痛 (肋間)」 (昭和24年11月19日)
信者の質問
「八十歳になる老母でございますが、左乳下に苦痛を訴え、呼吸をする度に特にひどく感じます。
御浄霊させて戴いておりますが苦痛は取れません。
左クビ部に非常に熱があり、御浄霊するとすぐ下ります。
脈は九十位あり食欲は普通でございます。
肋間神経痛のように思われますが、いかがでございましょうか。」
明主様御垂示
「肋間神経で、肋骨の裏へ溜るのもある。」
明主様御垂示 「薬毒により指の伸びない患者」 (昭和24年11月19日)
信者の質問
「十七歳の女子、本年一月ひょう疽を、左の人差指を浄霊によって全治致しましたが、その後指が伸びません。
最近浄霊致しますと自然と円を描き、次第に腕を大きく振ります。
また、左腎臓を浄霊致しますと左足をはげしく躍動致します。
右の浄霊法を御垂示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「指の伸びないのは毒が固まって痙っている。
そこへ霊が憑った。そこで円を描く。
塊を溶かせばいい。指で浄霊する。」
明主様御垂示 「肺炎より手足不自由」 (昭和24年11月20日)
信者の質問
「私の主人(三十歳)、去年六月に急性肺炎になり、色々と注射や薬を用いまして一時良くなりましたが、
今年二月再発、また良くなりましたが、その後手足不自由、腰から下が冷たく、痛み、耳が遠いのですが、いかがでしょうか。」
明主様御垂示
「注射の薬毒のためである。気長に浄霊すれば治る。」
明主様御垂示 「二重に見ゆ」 (昭和24年11月21日)
信者の質問
「六十一歳の未入信の婦人、本年七月十六日午後九時頃より左眼が痛み始め、
翌朝より物が二重に見えだし、約一ケ月病院に通いました。
十月十八日より御浄霊を戴きに来られ、最近では、痛みは無くして戴きましたが、二重に見える事は変化が御座いません。
二十五年前、トラホーム、逆睫で四年間苦しみ、手術をしたそうで御座います。
御浄霊にて二重に見えるのがよくして戴けましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「毒が眼から出るため瞳孔が開き加減になるから二重に見える。」
明主様御垂示 「肺のピンポン玉」 (昭和24年11月21日)
信者の質問
「以前肺結核で右肺空洞を埋めるためと称し背部肩胛骨の所を切開し、ピンポン球状のものを挿入した病人で御座いますが、
経過悪しく、最近御浄霊により大変軽快致しましたが、
咳をすると、その球のある場所の苦痛甚だしく、一思いに切開して出してしまいたいと申します。
気長に御浄霊を続ければ体外に出ると存じますが、とてもそれ迄の我慢が出来そうにありませぬ。
これはいかが致したらよろしいもので御座いましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「再手術して出した方が一番よい。」
明主様御垂示 「寝相の種々相」 (昭和24年11月25日)
信者の質問
「寝相の種々相について御伺い致します。例えば口を開いて寝る、伏せて寝る、手足を猫のように縮めて寝る、
横向きより外に寝れない人、虫一匹いても寝れない人、正体なくいつもよく寝る人等あります。
何か霊的関係があるように考えられますが、いかがで御座居ましょうか。御教示願います。」
明主様御垂示
「口を開いてるのは鼻が悪い。
鼻の通りが悪く口から息するのである。
口で呼吸する人は鼻が高くならぬ。口ばかりが出る。そして鼻が低い。
浄霊で治る。鼾(いびき)も鼻の通りが悪いのである。
臥せて寝るのは動物霊の習性が残っている。
うつ向くのは動物である。
横向きは本当で、右を下にするのが本当である。
これが生きた人間の寝方であるが、大した事でない。
寝いいようにして寝ればよい。
虫一匹でも気にするのは神経質な人かまたは運動不足の人である。
身体に苦痛のある時は寝相は悪い。
正体なく寝るのは苦痛がなく、霊的に障りのない人である。
仰向きに寝るのは死人の寝方である。
寝られぬのは頭の血が不足するからで、右延髄に塊があると頭の血が稀薄になり寝れない。
故に寝れぬ人は右延髄をみるべきである。」
明主様御垂示 「喉頭癌 光線療法をした患者は治らない」 (昭和24年11月26日)
信者の質問
「喉頭癌の人で五十七歳(男)、教修も受け光明如来の御霊鎮もしていただきましたが、
楽にならないので御守護願いを致しましたが、あまり変化がありませんが、いかがいたしたらよいでしょうか。」
明主様御垂示
「喉頭癌は声出ず、食少い。固形物とれぬ。
レントゲン放射しなければ治る。
患部と後ろに塊がある。指で溶かす。
霊力が強くないと溶けない。
ラジウムまたはレントゲンで固めたのは駄目である。絶対に溶けぬ。ラジウムは組織を破壊する。
生命にかかわる病人は教修を受けたり光明如来様をお迎えしてはいけない。
急所を外れ、見当違いすると苦痛をよけい増す。」
明主様御垂示 「結核の痰」 (昭和24年11月26日)
信者の質問
「肺結核は観音教団でも非常に治りにくいといわれますが、いかがでしょうか。」
明主様御垂示
「肺の痰は黄色い痰が一番古い。次に白色、次に青、次に透明でこれが一番新しい。
痰は喉から上の分が出る。
どんなに部屋を密閉しても黴菌は発生する。
伝染しないものを伝染するとして宣伝して弱らす。」
明主様御垂示 「腰より膝下黒色」 (昭和24年11月26日)
信者の質問
「私は半年前から腰周りから膝下迄皮膚が黒くなっておりますが、痛みはありません。どう言う訳でしょうか。」
明主様御垂示
「黒くなってるのは薬毒である。
濁った毒血だけが寄ったか薬だけが集ったかである。
自然にも治るが、浄霊すれば早く治る。
総て皮膚へ出たものは、毒が浮いたのであるからよい。」
明主様御垂示 「マラリヤと頭重・狭胸感」 (昭和24年11月26日)
信者の質問
「私が浄霊している四十歳の男、戦地にてマラリヤを病み、四ケ年前帰宅して間もなく再発しましたが、半年程で治りました。
家の者は三人も御光を戴き、本人も留守中御光を戴いております。
その後普通に働けるようになりましたが、また浄化しましたので今度は御浄霊を続けておりますが、
近頃は漁業中昼頃より急に頭が重くなり、背筋が寒く、胸が締めつけられるように苦しくなりますので、遂に帰宅します。
一時は意識もなくなりますが一時間位浄霊しますと楽になります。右はいかなる理由でしょうか。
余り浄化が長引きますので心配でありますが、いかにしたら御救い戴けましょうか。
因みにこの人の先妻はある事情で女の子を残して離別され、その後精神病になり、十年位前に死亡致しております。右、霊的関係でしょうか。御伺い致します。」
明主様御垂示
「マラリヤは南洋にいる間だけのもので、非常に治りいい。
日本へ来て起るのは、出発前の注射の浄化である。
頭重は注射の薬毒の浄化で、発熱する。強いので意識がなくなる。
先妻の精神病とは関係はない。単なる注射薬の浄化である。
その都度浄霊しているうちよくなる。安心して根気よくやる。」
明主様御垂示 「メチール中毒」 (昭和24年11月26日)
信者の質問
「メチールで眼の見えなくなった人は見えるようになるでしょうか。」
明主様御垂示
「一時的のものであるから治る。
但し医者で固めたものは駄目である。
すべて中毒は消えてしまうものである。
浄霊すれば早く消える。」
明主様御垂示 「浄霊と回虫」 (昭和24年11月26日)
信者の質問
「浄霊をすれば生魚等を食しても回虫は発生致しませんでしょうか。」
明主様御垂示
「回虫は発生するが、沢山殖える事はなく、またいても早く出る。」
明主様御垂示 「手術した臓器は出来ぬ」 (昭和24年11月26日)
信者の質問
「家の姉(兄嫁、二十六歳)が去年二月に大手術をし、子宮に卵巣、盲腸を切り除ってしまったような始末、
それ以来今日迄頭が痛くなったり腸が痛んだり、面白い日が続かないと言っていますけれど、一体どういう訳でしょうか。
また、御力頂いても、片端のような人が丈夫な体になれますでしょうか。」
明主様御垂示
「手術のためである。丈夫になる人とならぬ人がある。
いくら浄霊しても切り除った臓器は出来ぬ。
臓器を切り除るのは非常な罪である。
手術は医学ではない。医術なら切り除らずに治す事である。
これは野蛮人のする事である。これは技術に過ぎぬ。切って除る事を進歩とした。こういうのは何ともいえぬ。
浄霊してみて毒だけを除る。
それで苦痛はそれだけなくなる。苦痛は少くなるが、再び出来ない。
普通の身体にはなれぬ。
そして徳を積む。」
明主様御垂示 「癌の診査 血の気がなくなり痩せる」 (昭和24年11月28日)
信者の質問
「真性癌と疑似癌の見分け方に付き御教示をお願い致します。
三十九歳の女、本年七月医師より子宮癌と診断され、以後脊柱矯正療法並びに食餌療法等を行い、一ケ月前より臥床今日に至り、
一週間前より浄霊を致しておりますが、拇指大の固結を始め大小種々の固形物が出血と共に下っております。
食欲は一回一杯半、脈搏九十四、五、皮膚の色は黄黒色、掻痒苦、痛苦を局部に訴え、腰部も痛みます、
以前「ほうずき」の根で人工流産をした事があるとの事です。
真性癌で御座居ますか、疑似で御座居ますか。右、御伺い致します。」
明主様御垂示
「脊柱は子宮癌とは関係ない。食餌も関係ない。
これは古血が溜ったもので、子宮癌ではない。
食欲や脈搏は関係がある。
癌を見分けるには、血の気がなくなり、青黄色く、赤い所がなくなる。
また非常に痩せるのが特徴である。
掻痒苦や痛苦は毒血が溜っている訳で、これは割合い早く治る。ホーズキは関係がある。」
明主様御垂示 「リチャード氏病と手淫」 (昭和24年11月28日)
信者の質問
「医学的に云うリチャード氏病とはいかなる浄化作用でございましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「新しい病気である。
近来、発見者の名のついた病気が多い。
毒が固まり、筋を引張るのである。骨の場合ある。
手淫は頭を悪くする。」
明主様御垂示 「結核性痔瘻の原因」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「結核性痔瘻の原因。」
明主様御垂示
「毒素が肛門から排出されんとして、肛門へ穿孔する。
その際激痛を伴う、これが痔瘻である。
故に痔瘻は放置しておけば、肛門が腫れるだけ腫れ、毒膿が出るだけ出れば完全に治癒する。
しかるに医療は手術穿孔するがこれが間違っている。
膿はわがままなもので一度穿孔するやその箇所へは集溜しなくなり、他部へ孔をあけて出ようとする。
このようにたびたび手術する結果肛門は蜂の巣のようになる。
かくのごとくして重症となるのである。
医学は痔瘻と肺結核と関係があるように言うが、これは手術によって痔瘻の膿の排泄を止めるので膿は出所を失い肺のほうへゆくからである。」
明主様御垂示 「疫痢の子供が浄霊中に死亡した事例」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「このたび、ある地方で疫痢の子供が御浄霊中に死んでしまいまして、ちょっと問題になりました・・・」
明主様御垂示
「弱りますね、それは。
疫痢なんかわけなく治るんですがね。
力が足りなかったりすると、だんだん悪化してしまうんですよ。
そういうのは困りますね・・・」
明主様御垂示 「集中できない原因は前頭部の熱」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「読書などの場合、ほかのことに気が散ってなかなか頭に入らないことがございますが、
これはなにか邪霊が瞬間的に憑依するためでしょうか。
またそうした場合はどういたしますれば精神統一ができましょうか。」
明主様御垂示
「これは霊じゃないんで、こめかみから前頭部に熱があるために気が散るんです。
だから前頭部が冷たければいい。
私は人を浄霊するとき必ずこの前頭部をするんです。
ここを浄めるのが根本ですよ。
ここは高天原で人間の一番大事な所ですからね。
で、ここに熱が出ると気分がいらいらしてくるんですよ。
子供でも癇(かん)の強いのは必ず前頭部に熱があります。
浄霊すれば勿論治りますよ。
だから「癇の虫」は頭にいるんですよ。(笑声)」
明主様御垂示 「医学が人間を不幸にする」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「御浄霊によりましても、もはや健全な肉体に戻れない障害者(例えば片足の歩行障害、片目、せむしなど)はその姿のままで「五六七の御世」の人となることができましょうか。」
明主様御垂示
「そりゃあ、できますよ。
けれども、片足の歩行障害や片目くらいはたいてい治りますよ。
しかしせむしは完全には治りませんね。
片足の歩行障害も手術さえしてなければ治りますよ。
手術してしまうと筋を切ってしまうんで治らないんです。
片目だって手術してなけりゃ治りますよ。」
信者の質問
「長い間の片目でも治りましょうか。」
明主様御垂示
「ええ、長くても薬さえつけてなけりゃ治りますよ。」
信者の質問
「薬をたくさん使ったのはいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「固めてしまったのは長くかかりますね。・・・
目が悪いってのは頭の毒が目に下がってくるためですからね。
ところが薬をつけてしまうとそこで固めてしまうんです。・・・
だからね、いまの医学がなくなったら人間はどんなに仕合せになるか判りませんね。
まあ、ひどいことを言うようだけどしようがないですね、これが本当のことなんだから。」
明主様御垂示 「衝撃や中毒は早く治る」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「五十五歳の女、爆弾によって小脳を圧迫され神経衰弱になって眠れず、目を開けていることもできません。
いままでいろいろ手当をいたしましたがあまり効果がありませんでした。お救いいただけましょうか。」
明主様御垂示
「これは治りますよ。
衝撃や中毒なんてのは一時的ですから早く治るもんですよ。
ま、ちょうどぶん撲られたようなもんですからね。」
明主様御垂示 「高血圧について」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「高血圧を心配いたす人がありますが、このお道の上からは問題ではないと存じますがいかがでしょうか。
また高血圧はいかなる症状より生ずるものでしょうか。」
明主様御垂示
「高血圧ってのはね、ここが(のどの両脇の筋)凝ってるんですよ。
これがね腕に繋がってるから、腕に血圧計をやると凝りのために高くなるんです。
この凝りは病気の原因にはまずならない、なればいいんですがね。
だから扁桃腺炎なんかになれば結構ですよ。
で、ここに凝りのある人はきっとこっち(耳の後下の頸筋)にも凝りがあるんです。
そしてここの凝りが脳溢血の原因なんですよ。
この二カ所が隣り合ってるもんだから間違えてしまうんですよ。
以前、血圧が三百って人がいましたが、本当はこの人はもっとあるんです。
なぜかって言えば血圧計をあてるとすぐ三百になってしまうんです、しかも血圧計の目盛りは三百しかないんですからね。
この人は講談社の筆耕を三十年もやったんで、そういう仕事のためにこののどの所が凝ったんですよ。
だから脳溢血はここ(耳の後下の頸筋)と後頭部(やや下方)が原因ですよ。
中気ってのはこの頸筋の所に固まっていた血が溶けて脳へ上がって反対側の手足へ下りるんです。
それから、これは医学ではあまり言わないようですが、逆中気ってのがあるんで、
それは頸筋の所の血が頭へ行かず、そのまますぐ手足へ下りるんです。」
信者の質問
「倒れましたときにはどこを御浄霊いたすべきでしょうか。」
明主様御垂示
「頭と頸(くび)の所ですね。
頭をするのは毒血が頭の中で固まりやすいからです。
よく倒れると頭を氷で冷しますが、あれはごくいけないんで、あれをやると脳の中で固まってしまうんです。
だから出るだけ出たほうがいいんです。
従って安静に寝かせる必要もないんです。
死んでしまうのは氷で冷やすから死ぬんで、冷やさなければ死ぬはずはないんですよ。」
明主様御垂示 「虫歯の原因」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「虫歯はいかなる理由で起りましょうか。
御浄霊によって治療および予防はできましょうか。」
明主様御垂示
「予防できますよ。
それにね、歯が悪くなるのは体が悪いからなんですよ。
やっぱり両方ともちょうど一致してるんです。
だから虫歯があるのは体のどっかにも虫くってる所があるんです。(笑声)
予防は体を浄霊して体をよくすればそれでいいんです。」
明主様御垂示 「水泳中の心臓麻痺の原因」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「水泳中によく心臓麻痺で死亡いたしますのは毒素のいかなる作用によるのでしょうか。」
明主様御垂示
「これはやはりあまり過激に運動するからでしょう。
運動にも程度がありますからね。
また、もう一つの原因は冷たいと毒が固まりますからね。
冷たいために心臓の周りの毒が固まって、それが心臓を圧迫するんですよ。そんなわけですね。」
信者の質問
「心臓麻痺を起した直後の御浄霊はどこを主にいたしますればよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「無論、心臓ですね。・・・
水が冷たいときには、冷えきってしまって駄目になることもあります。
つまり「冷たくなる」んですね。(笑声)」
明主様御垂示 「気胸療法について」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「結核患者で肋骨を数本切り、中の空洞に合成樹脂の玉(ピンポンの玉くらい)を入れている人がよく教導所へまいりますが、このような大手術を受けた人は肉体的に救われましょうか。」
明主様御垂示
「いまよくやってるんですよ、これを。肋骨を切る方法ですね。
これは人間が呼吸するたびに肺と肋骨・・・この骨は軟らかいですからね、・・・それが伸び縮みするんですよ。
そうすると、その運動によって浄化が起きてくるんです。
そこで気胸療法をやって肺を抑えつけてしまうんです。
すると肺は活動できないから痰が固まる、そういう方法なんですよ、あれは。
で、それと同じように骨を切って合成樹脂の玉を入れて固めてしまうんです。
だから固まったままならいいけど、いつか浄化が起きるとはかばかしくない、治りにくいですね。」
信者の質問
「中へ入れた玉はそのまま残るのでしょうか。」
明主様御垂示
「ええ、残りますね。」
明主様御垂示 「腰椎の水は大切」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「二十二歳の男子、昭和十八年八月中耳炎手術後カリエスになり腰椎から液をとったのですが、現在は歩行困難で横に足を引きつけて歩きます。
小便が出たくても出ないことがあり、また無意識に排尿してしまうこともしばしばあります。これは治りましょうか。」
明主様御垂示
「腰椎から水を取ったからですよ。
あの水は大切なんですからね、実に大切なんです。
第一、小便とは違うんですからね。必要だからあるんです。
もし必要のないものなら神様は溜めておきゃしないですよ。
だからね、世の中に医学ほどこわいものはない。
なんて言って形容したらいいんだか判りませんよ、まったく。・・・
だから、医学を改革しなけりゃあいけないんです。
大本のお筆先に「今の世は井戸の端に茶碗をおいたようで、危うて見ておられぬぞよ」とありますが、その通りですね。」
明主様御垂示 「紫斑病について」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「十三歳の男子、四歳のとき発熱諸関節痛み所々紫斑が現われ苦しみました。
医師は関節炎だの紫斑病だのと言い治療を続けましたところ歩行困難となりました。
本年七月から御浄霊をいただいておりますが効果なくかえってときに関節に紫斑が現われ痛むようになりました。
この子は食物は少食で野菜を嫌い肉食をいたします。
手足はいつも細く冷たくなっております。御浄霊で治りましょうか。」
明主様御垂示
「こんなのなんでもありませんよ。
紫斑が関節に固まったんです。紫斑てのは内出血で、毒血が浄化されて血管を破って出てくるんです。
だから本当はオデキになって出るんですが、体力や毒の性質によっては血管が破れて毒血が外へ出ただけで止まってしまうんです。
だからこれはほおっておけばよかったんです。
もうとっくに治ってますよ。
この人のは関節に固まっているんです。
だからそれを溶かして体外に出すか、あるいは毒を浄霊で消すかすりゃあいいんです。
「ときどき紫斑が現われる」ってのは大いに結構ですよ。
膝の中で固まってる毒血が溶けて出てくるんです。
だから痛み出したのは結構なんです。
浄霊を続けてるうちにそれがオデキになるか、だんだん薄くなって行くか、そのどっちかです。
「効果がない」どころか、大いに効果が現われているんです。
痛んだってたいてい二、三日の間ですよ。」
信者の質問
「肉食は差し支えないでしょうか。」
明主様御垂示
「差し支えますね。
この人はまだ子供だから、きっと癖をつけてしまったんでしょう。
紫斑病には特に菜食がいいんです。
脳溢血なんかも菜食にすると起りませんよ。
だから脳溢血になるのは美食の人ですよ。
以前、肉を食べると喀血し菜食にすると喀血が止まるって人がありました。
出血に関係のある浄化のときには菜食にすべきですね。
昔の人は切腹してもまだしゃべってましたが、あんなことができるのは日本人だけですよ。
外人にはこれはできないんです。
槍で突かれても槍をこう持って(笑声)しゃべる、あんなことができるのは菜食のため腹の筋肉が収縮するからですよ。」
信者の質問
「酒なんかはいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「酒もいけませんね、出血しやすい。
だから特に酔っ払ってるとき切られるのは危いんです。
こんなふうに食物と出血は非常に深い関係があるんです。」
明主様御垂示 「デベソについて」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「三歳の女児、昨年八月ごろからときどき臍(へそ)が出ましたが、最近は出たっきりで泣いたときは殊に大きくなります。治りましょうか。」
明主様御垂示
「治りますよ。
こういうのはね、大きくなるに従って自然に治るんですが、浄霊すればずっと早く治りますよ。
「出臍」って言いますね。
泣くとよけい出るのは「息む」からですよ。」
明主様御垂示 「神経作用と病気」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「六十二歳の女、医師の診断は肝臓癌で、手術しても駄目、しなくても駄目と言われ、一週間ばかり前から急に食欲不振になり・・・」
明主様御垂示
「ああ、これは神経ですよ。」
明主様御垂示 「腹がゴウゴウ鳴るのは毒が溶けているから」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「四日前から観音様におすがりするようになり、痛まなくなりましたが、御浄霊いたしますと腹がゴウゴウと鳴り濁水のようなものを三、四合吐きました。
食事は一日葛湯か重湯二杯くらいで肝臓の所に卵くらいの固結があります。御守護をお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「このゴウゴウ鳴るのは結構ですよ、毒が溶けるんですからね。
ですから気永に背中を充分に浄霊してあげるんですね。
腎臓の毒が肝臓に行ってるんだから、腎臓部と肝臓の裏側をよくやれば治りますよ。」
明主様御垂示 「子宮脱出の原因」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「七十一歳の婦人、子宮脱出にて出血があるそうですが、このような高齢者の浄化は霊的ではなく体的のものでしょうか。」
明主様御垂示
「これは治りますよ。
これは更年期以後の月経が溜まるんですよ。
人によってはもっと早く出ますよ。
しかし、この人のは馬鹿によく固まってたんですね。
子宮脱出は横腹から股にかけてよく浄霊してあげて、子宮を吊ってる筋を浄めることですね。」
明主様御垂示 「脱腸の原因」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「五十三歳の男、五年前より脱腸となりふだんは別に痛みはありませんが、歩いたりいたしますと張ってきて気持ちが悪くなります。
これは治りましょうか、また主にどこを御浄霊いたしたらよろしいでしょうか。」
明主様御垂示
「これは腹膜です、おなかですよ。
毒結が腸を圧迫するんでハミ出るんですよ。
そしてだれでも股の近くの腰骨に孔があるんですが、その孔が大きい人はそこからハミ出してしまうんです。
だから腹の毒をよく溶かすことですよ。
そしてそれは腎臓が悪いんだから腎臓をよくやることですね。
しかし五十三ってのは珍しいですね。
ふつうは子供か年寄りがなるんですよ。
年寄りはだいたい七十すぎの人に多いですね。」
明主様御垂示 「淋病について」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「二十歳の女性、昨年五月ごろより排尿時焼けるような疼痛を感じ三十分ないし一時間くらいにて排尿あり、
九月まで医療を受けましたが治癒せず夜も横に寝ることもできませんでしたが、
十月より教導所に通い教修もいただき、現在は自宅にて母より御浄霊を受けてたいへん具合はよろしく農業を手伝っておりますが、
歯ぐき、唇など血色悪く未だ多いときは尿が一時間持ちません。完全に治癒いたしましょうか。」
明主様御垂示
「完全に治癒しますよ。
自分でやればいいでしょう。
これは淋病じゃないですか、症状が淋病そっくりですね。」
信者の質問
「まだ処女ですが・・・」
明主様御垂示
「処女って言っても請け合えませんけどね・・・(笑声)」
信者の質問
「はい、保証はできませんが、(笑声)
当人は本日こちらへ参上いたしております。」
明主様御垂示
「おやおや。(爆笑)・・・
さもなけりゃ、尿道のオデキですよ。
薬毒が下へ下がってその辺に集まり粘膜に小さい孔をあけて出るんです。
そしてその孔へ尿がしみて痛むんです。
焼けるのは淋病の特色ですが、ただ痛むだけならオデキですね。
尿が頻繁に出るっていうのはその刺激のためですね。」
信者の質問
「淋病などは風呂で伝染することもあると申しますが、これはあり得ることでしょうか。」
明主様御垂示
「ないことはないでしょうね。
子供なんかにはあるでしょうね、皮膚が柔らかいから。
成人してれば、まあありませんね。」
明主様御垂示 「梅毒について」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「三十五歳の婦人(本年六月入信)胸部疾患でしたが入信後全治、
最近血液検査の結果陰性梅毒と診断され医師よりペニシリン注射をすすめられました。
この人は入信前同注射をいたしましたが効果がありませんでした。御浄霊により梅毒菌は死滅するでしょうか。」
明主様御垂示
「梅毒なんかわけないですよ。
風邪をひいたくらいのもんですよ。
ふつうは一週間くらいで治りますよ。
だから私は、梅毒の治りいいのはよくない、治りにくいほうが品行がよくなるって言うんですよ。
淋病のほうが治りにくいですね。
重いと一カ月、軽けりゃ二週間ですよ。
で、これは初期よりもそうとう重症になったほうが治りいいですね。
充分出きったほうがね。
同様にハンセン病も初期より少し出かかったほうがいいですよ。
けど、崩れてしまったんではなんだから、まあ崩れぬ程度ですね。
ハンセン病だって治りいいですよ、梅毒のひどいものくらいに思ったらいいですね。
いずれ近いうちに、私はハンセン病を治すことを実行するつもりですがね。」
(原文では「ハンセン病」の表記はされていません。)
明主様御垂示 「淋病について」 (昭和24年12月20日発行)
信者の質問
「淋病の場合、医師はよく洗滌するようですが、そのために睾丸炎を起しがちのように思いますが・・・」
明主様御垂示
「そりゃあ、そうさ、押し込むんだから。・・・
淋病なんか小便をうんと出すと治るんですよ。
小便くらいいい洗滌はないんですからね。
中から外へ出すんだから。
ところが医学は外から内へ押し込めてしまうんでね・・・」
信者の質問
「淋病に酒はいかがでしょうか。」
明主様御垂示
「酒飲むと充血するからいけませんね。
だから酒飲みは淋病、下戸は梅毒ですよ。
酒を飲んだために再発することはよくありますね。
それからね、淋病のときには松の葉を煎じて飲むといいですよ。
松のヤニが尿道を塞いで、黴菌が外へ出ないようになり、淋菌の活動を妨げますからね。」
信者の質問
「お道の信者もそれをやって差し支えないでしょうか。」
明主様御垂示
「ええ、やっていいんですよ。・・・
あまり淋病のことを言うのはいけませんね、みんな安心しちゃうから。(笑声)
けど、あまり安心しちゃってると神様の罰が当たりますよ。(笑声)」
明主様御垂示 「癌は油っ気がなくなる」 (昭和24年12月1日)
信者の質問
「重症の結核患者の身体は非常に透き通って見えますが、これはいかなる訳でございましょうか。御教えをお願い申し上げます。」
明主様御垂示
「貧血しているからである。
癌と結核の貧血は違う。
癌は油っ気がなくなり、結核は油っ気があるから透き通って綺麗に見える。」
明主様御垂示 「足首より半身痛み、家紛糾事について」 (昭和24年12月1日)
信者の質問
「私は昭和二十年頃から左足首が少々痛んでおりましたが、次第に重くなり、左半身が痛みますので、
お灸と鍼を一生懸命やりました所、痛みは止りましたが、全身次第に力がなくなり、今日では歩くことさえ出来ませず、
嬉しい話や悲しい話を致しますと全身がふるえ、だるくて長く坐っていることも出来ません。
主人の最初の妻は離縁となり、二回目の妻は二女を残して一ケ月の病気で亡くなり、長女四歳、次女二歳の時に私が嫁いで参りました。
嫁いで四ケ月目に次女は病気で亡くなりました。
その子の世話は姑が全部やってくれましたので私は致しませんでした。
その後、私の子、男子三人と女子四人が生れましたが、どちらも上から二人ずつ都合四人病死致しました。
その後、分家の叔父の跡を継がせるために、昭和十七年、先妻の長女に聟(むこ)養子を取り、三年程同居しておりましたが、
子供も出来ましたのでただ今では別居しておりますが、親子六人共未入信で御座います。
私の家は夫婦と子供三人で、昨年二月入信させて戴き、また本年九月大光明如来様をお斎りして、御浄霊も一生懸命させて戴いております。
御浄化を戴いていることとは存じておりますが、いかがで御座いましょうか。御教えの程御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「薬毒が足首へ固まり、腫れて毒が出るものである。
足首の固まったためにこういう事もある。
霊的と見る事も断定は出来ない。
複雑した事はそのままにしておく。信仰によって段々徐れてゆく。」
明主様御垂示 「傴僂の瘤破る」 (昭和24年12月3日)
信者の質問
「本年十七歳の男子傴僂(せむし)の方を三回御浄霊させて頂きましたところ、
大きさが三分の一位になり、右背の瘤が破れて、最近膿が出るようになりました。
これはどの程度まで治るものでしょうか。」
明主様御垂示
「かなり治る。どの程度という事は言えぬ。」
明主様御垂示 「奇形的小睾丸」 (昭和24年12月3日)
信者の質問
「当年六歳の男子、最近気付いたのですが、睾丸が非常に小さく、奇形児のようにも思われる節があります。御浄霊により御治し頂けるでしょうか。」
明主様御垂示
「浄霊してもよいが、大きくなるにつれて治る。」
明主様御垂示 「剣道に因る頭痛・吐気・胸苦し」 (昭和24年12月5日)
信者の質問
「私事、小学校一年より剣道をやりましたが、三年頃より頭が重くなり、特に額が痛みましたので、現在迄に種々鍼・灸等の治療をやりました。
診断はただ神経衰弱とのみ申されました。
仕事をすると、頭を締め付けられるようになり、吐気を催し、胸苦しくなります。
そして延髄高く、首の付根の骨が少し出ているようでありますが、右病気に関係がありましょうか。
私は九月入信以来近くの教導所で御浄霊を受けておりますが、未だ良くなりません。
しかし、自分が二、三人の患者の御浄霊をさせて戴くと、効果のある事がよく判ります。
いかなる理由でありましょうか。
また、今後いかにしたら自分は良くさせて頂けましょうか。御教え願います。」
明主様御垂示
「十五歳以下では剣道はやってはいけない。
頭を殴られた時、血管が少しずつ切れ、内出血している。
その浄化で熱が出ている。
額が痛いのはこの額を殴られ内出血している。
骨ではない。まるで骨のようになっている。これは柔かになる。
そこへ熱をもって、重かったり締め付けられたりする。」
明主様御垂示 「一睾丸の男」 (昭和24年12月5日)
信者の質問
「私の御浄霊している今年六歳の男の子、発育は普通人ですが、生れた時から腰の下部に水疱があり、
九大病院で手術を受けましたが、今日に至るも糞尿の出る感覚がありません。
そして最近睾丸が一つしかない事が判りました。
これは右の病気に関係があるものでしょうか。
現在迄に約二ケ月浄霊しておりますが、未だ効果がありません。
右の原因と浄霊法を御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「水疱でなく水腫である。
手術の時の局部麻酔の注射に因る。
睾丸の一つのは、たまにはある。
治る。一週間に一ぺん位でよい。」
明主様御垂示 「真症子宮癌の進行 局部から肛門」 (昭和24年12月8日)
信者の質問
「先日御教示頂きました子宮癌の女、腰部の痛みは大変楽にして戴きましたが、
局部の痛みと共に肛門が脱肛、痔のため激しく痛みます。
癌との関係が御座いますでしょうか。御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「本当の癌なら関係がある。癌は進行してゆく。
真症癌なら局部から肛門へ移行してゆく。
薬毒と癌と混合しているものである。」
明主様御垂示 「手術せる直腸癌」 (昭和24年12月8日)
信者の質問
「私は当年六十歳になる者ですが、本年一月十八日に教修を頂きました。
昨年十二月末頃より体が悪く、教修を頂いておりながら種々他人の言葉に迷わされて所々の医者に診て貰いましたが、
病名が判らず、五月三十日専門医より直腸癌の診断を下され、手術を受けねばならぬと言われ、
六月九日、東京阿佐ケ谷の外科病院へ行きましたところ、
癌の手術をするには直腸を清潔にする必要上まず左横腹部へ人工肛門を造らなければならぬと云われ、その手術を受けました。
現在でもそこから便を取っております。
その後癌の手術を受けるつもりでおりましたが、二ケ月経過してもまだ手術は出来ぬというので、ただ今では医者の無責任にあきれ、そのままにしてあります。
教修を頂いておりながら種々迷いの道に踏み込み、今更しみじみ改心させて頂きました。御詫び申し上げます。
ただ今の所肛門の中が痛み、肛門より股下の尿道腺が痛み、尿の出も夜分は特に悪いのですが、いかなる訳でしょうか。
また、昼夜肛門より何回となく薄赤い粘液や薄黒い粘液が少しずつ出ます。
これは癌の毒が溶解して下りるものでしょうか、お伺い申し上げます。
毎日御浄霊を頂いております御蔭で食事も進み、血色も良くなりました。
観音様の有難さを身にしみて、一心に御浄霊を頂いております。
去る十二月五日には家内も入信させて頂き、共に一心に信仰させて頂いております。何卒御守護御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「癌の毒とは限らぬ。ある程度治ったら人工肛門をやめてもらう。」
明主様御垂示 「狂犬病の原因・治癒」 (昭和24年12月8日)
信者の質問
「狂犬病はいかなる原因により発生し、霊的にはどのような意味がありましょうか。」
明主様御垂示
「一種の犬の毒である。
咬まれた歯から入る。犬の霊は人間に憑く場合がある。
浄霊でよく分る。(痛い時)
非常に早く治る。蛇なども早い。」
明主様御垂示 「焼痕の毛生」 (昭和24年12月18日)
信者の質問
「四歳の女児、昭和二十一年十二月十三日囲炉裏に顔を突込み、
頭部前半部を火傷致し、医師の手当後、つるつるに光っております。
医師が「十歳位になったら後頭部の毛を移植手術をすれば治る」との事ですが、
御浄霊をさせて頂けば毛が生えるようになりますでしょうか。お伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「生える。焼所の痕へ強い薬をつけたら、毛の生えるのが遅い。」
明主様御垂示 「短波と回虫」 (昭和24年12月18日)
信者の質問
「阪大附属病院にて超短波の電波を使用して回虫の駆除に成功し、回虫の卵まで死滅すると発表しておりますが、電波が体内の機能に及ぼす影響について御垂示を御願い致します。」
明主様御垂示
「回虫はゴミ溜へ蛆が湧くようなもので、ゴミが入っている限りは湧く。
また、有肥栽培の野菜を食ってればそれが溜る。
短波は身体に何か影響はある。
不自然であるから、また、虫が死ぬ位であるから、度々やるうちに何か病気が起る。
ゴミを除る事が肝腎である。」
明主様御垂示 「逆中気」 (昭和24年12月23日)
信者の質問
「三十三歳の男、十月二十日頃より中気に罹り、約一ケ月医療、その後浄霊を受けておりますが、大して変化ありません。
御浄霊にて足は少し動くようにして頂きましたが、力無く、手は全然動きません。
医者は梅毒から来たのだと申します。
どこを浄霊させて頂いたらよろしいでしょうか。
御教え御願い致します。御守護御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「逆中気、脳溢血にならずに中気になった。」
明主様御垂示 「網膜剥離」 (昭和24年12月23日)
信者の質問
「会員KY(三十七歳・男性)、小学校時代から眼が悪く、手術も何回も致しました。
昭和二十一年御浄霊を頂き、やや良くなりましたが、今年の春頃よりまた浄化を頂き、間もなく左眼は全然見えなくなりました。
ところが右眼も漸次視力がなくなり、現在はかすかに見えるだけとなりました。
医師は網膜剥離だとか底翳だとか申しております。御救い頂けましょうか。
なお、本人は昭和二十一年入信、御屏風観音様を御祀り致し、本年九月大光明如来様を御奉斎申し、一家揃って熱心な信者でございます。右、御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「手術で悪くなった。薬毒が溜っている。
これで結構である。きっと治る。
剥離は手術の時はがした。」
明主様御垂示 「小児麻痺」 (昭和24年12月25日)
信者の質問
「私の関係している信徒の子供は二歳の時から小児麻痺で左足の自由を失い、
ただ今十二歳ですが、段々悪くなり、一年位前から四肢の自由を失っております。
本年十一月入信以来非常に良くなりましたが、歩行も自由になる日が二、三日あるかと思うとまた悪くなり、完全に自由を失う事もあります。
因みにその家の先祖には脳溢血で亡くなった方もあり、その信徒は夫婦養子であります。
今後一層よくならせて戴きたいと念願しておりますが、いかにさせて頂いたらよいでしょうか。
また、御浄霊の要点も御教示御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「治る。擬似小児麻痺である。
脳溢血の霊とは関係はない。
注射のいかに恐るべきか。
医療の事を知らぬとはっきりしない。」
明主様御垂示 「糖尿病の浄霊の急所」 (昭和24年12月25日)
信者の質問
「私は長年の糖尿病のところ、本年春入信以来毎日浄霊を受けています。光明如来様の御神体も奉斎しています。
お蔭も受けて、経過も大変よろしく、食物も何でも食べていますが、喉が渇いて毎日二、三升位水を飲んでいます。
歯もゆるみ、小便も時々悪臭を放ちます。
興奮すると常軌を逸する事があります。
浄霊について特にどこを気を付けるべきでありましょうか。御伺い申します。」
明主様御垂示
「まだ本当に治っていない。
因(もと)は左の腎臓である。左の後ろ、膵臓辺をする。」
明主様御垂示 「死臭の強弱」 (昭和24年12月25日)
信者の質問
「六十一歳の男子、二年前に半身不随で肛門部に直径一寸位の瘤が出来て大変膿が出ました。
浄霊も受けてはおりましたが遂に死にました。
死後かまどを炊くと膿の臭いが一週間位続きました。
何か霊的に関係ありましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「膿のひどいのは死んでも臭う。
死臭は人により非常に強弱がある。強いのは悪性の毒が多い訳である。」
明主様御垂示 「大負傷も助かる場合」 (昭和24年12月28日)
信者の質問
「小樽での一般の出来事で御座いますが、八歳の男子が消防自動車が走って参りましたので、
電柱の陰に身をよけたので御座いますが、引き込まれまして、
尻から脚の肉を取られまして、骨だけになり、下腹部も裂けまして、
検診の際は肛門も無くなり、輸尿管も切れて、死は時間の問題と言う事でありまして、
出血多量のため心臓も殆ど動かなかったそうで御座いますが、
追々に元気付きまして、医者も本気で調べましたら、
肛門も助かり輸尿管も切れておらず、急所急所は皆助かっておりまして、
日と共に元気づき、その後二ケ月位経過致し、全然むき出しになった脚も肉が付いて参りましたそうで御座いますが、右は霊的にいかなる訳でございましょうか。御伺い申し上げます。」
明主様御垂示
「霊的でもない。
急所を外れてさえいればドシドシ元通りになる。
骨でも元通りになる。
先祖の守護もある。
明主様御垂示 「ハンセン病系との婚姻」 (昭和24年12月28日)
信者の質問
「ハンセン病は霊的でございましょうか。
また、いかなる原因により起るので御座いましょうか。
私の弟子で資格を頂いております者で御座いますが、ハンセン病系統の女(弟がハンセン病のため初婚に破れました)と結婚問題が起りましたが、
その女の家族はハンセン病系統よりお救い頂きたいと熱心な信者となられ、教修を頂き、御軸を御奉斎、御屏風もお祀りさせて頂き、
また、一生懸命布教のお手伝いにつとめ、現在出張教導所をさせて頂き、教修生も相当お導き致しております。
右のような女と結婚して差支え御座いませんでしょうか。
また、ハンセン病患はお救い頂けましょうか。御教示を御願い申し上げます。」
明主様御垂示
「結婚しても何してもよい。
ハンセン病は治る。薬毒の古くなったもので、血が非常に濁っている。
黴毒のひどいもので、治らないから天刑病という。
ハンセン病と人の怨みとが一緒になる事がある。
毛が抜けるのが特徴で、これは毒の浮いてるものである。」